絶妙? ― 2017年01月28日 07:01
絶妙?
産経の記事を見て、うまい!、と思った。
(安倍晋三首相、自衛隊の敵基地攻撃能力整備「検討行うべき」 日米首脳会談は「最終調整中」)
http://www.sankei.com/politics/news/170126/plt1701260014-n1.html
「首相は、北朝鮮によるミサイル開発を念頭に、自衛隊の敵基地攻撃能力整備を図る考えを示した。」
「トランプ米大統領との首脳会談に関しては「できるだけ早く会談したい。現在、最終調整を行っている」と答弁した。」
補正予算の質疑ということだが、この2点を同じ記事に入れたというのは、意図的だと感じる。
我が国は、敵基地攻撃能力を保有していないことになっている。
ホントに出来ないかは、また別の話だ。
まあ、そういうことにしておこう。
じゃあ、敵基地を攻撃しないで、専守防衛ばっかしているのかといえば、そうではない。
米軍が攻撃するということになっている。
ホントに攻撃するかどうかは、また別の話だ。
まあ、こっちも、そういうことにしておこう。
で、冒頭の引用記事だが、日米首脳会談の中身は、この辺を含んでるんじゃないのかあ?。
専守防衛なんてお経を唱えていないで、そろそろ敵基地攻撃能力を自前で持ったらどうか。
米軍のお助けが来るまで、とても専守防衛だけでは持たないから、持つべき能力は自前でどうよ?。
さらに進めて、通常兵器における、恐怖の均衡を図り、攻撃すれば100倍損害を被る構造を構築すべきだ。
しかし、字面にしてみると、かなり過激だな。
アフリカに海外派兵して、そこと連絡するために軍事衛星上げるのもいいが、こっちの方もちゃんとしてもらいたい。
自分ち守れなければ、帰るところがなくなっちまうしな。
それほど金がかかるとは思えないしな。
ミサイル防衛はしているだろうから、その到達距離をちっと伸ばせばいいだけだろう。
別に、ダイレクトに発射基地を叩かなくても、十分実効性がある攻撃は可能だろう。
どーせ、発射前に叩くことなんて出来っこないし、撃つときは反撃を想定して撃つだろうから、ありったけ打ち上げるに決まっている。
その打ち上げた跡を、いくら攻撃しても意味ないしな。
固定の軍事基地や生産施設が当面の目標になるだろう。
固定目標だからな。
撃ち損じも少ないだろう。
どこにあるかは、偵察衛星を飛ばしてるから分かってるはずだ。
多少違ってても、仕方ない。
こういう戦力というのは、実際に使われた時の齟齬までは考えていない。
都市を丸ごと消滅させるような核爆弾なんて、無差別だしな。
病院だろうが、一般市民だろうが、お構いなしだ。
相手は、それを撃ってくるかもしれないのだ。
「米国に対する戦略的抑止力を確保したとの過信を持つ危険性があるのは事実だ」
つまり、我が国を攻撃しても、米国の敵基地破壊能力を行使させないことが可能と考えているということだ。
いいだろう。
相手になってやる。
差し違える覚悟でかかってこい。
と、今は言えない・・・。
言えた方がいいと考えるか、そうでないか。
浮沈子は、言えた方がいいと思ってるが、そうでないという考え方もある。
米国に対する戦略的抑止力というのは、本土に届く核ミサイルのことだ。
しかも、当たるかどうか分からないミサイルではなく、撃てば届き、確実に破壊可能な戦略兵器として機能することが証明されたミサイルということになる。
お坊ちゃま君が如何にアホでも、そんなもんを持ってないことくらいは分かるだろう。
つまり、今のところ、我が国も某国も口だけの話だ。
実際に機能する戦力を保持しているのは、米国だけ。
この件については、中国もロシアも、軍事的には何もできない。
朝鮮半島を火の海にすることを望んでいる者など誰もいない。
経済的に締め上げて、じわりと懐柔して、穏健な統一に至るのがベストだ。
当分先だけどな。
100年位かあ?。
ドンパチやって、死屍累々で1年でケリ着けるより、その方が余程いい。
そのためにも、変な錯覚を起こして冒険的なことをさせないのが何より重要になる。
抑止力としての敵基地攻撃能力の保持は必要だ。
もう、中国の言うことは聞かないしな。
実力を示して分からせるより他はない。
どっちかというと、心配なのは我が国の方だけどな。
オモチャ持たせて、いい気にさせると、ろくなことはないしな。
それこそ、変な錯覚起こして、冒険的なことをさせないようにしなければならない。
我が国は民主的な平和国家だ(そうなのかあ?)。
国際紛争の解決手段としての戦力の行使は認められない。
そうならないような、きっちりとした歯止めを作っておかなければならない。
それなしに、なし崩しに敵基地攻撃力を持つことは、避けなければならないだろう。
F-35の導入は、その意味ではちょっと危ないかも。
(焦点:日本の「敵基地攻撃能力」保有、米国と水面下のせめぎ合い)
http://jp.reuters.com/article/focus-sdf-idJPKBN0H501D20140910
「日本が検討している敵基地攻撃能力の保有をめぐり、米国とのせめぎ合いが水面下で続いている。自衛隊が「盾」、米軍が「矛」という同盟構造を塗り替え、中国などを刺激しかねない問題のため、米国は日本に慎重な対応を要求。」
2年以上前の記事だが、この構図がいよいよ変わるのかもしれない。
「敵基地攻撃能力は、F35のようなステルス機による爆撃や巡航ミサイルといった打撃力を使い、敵国内のミサイル発射装置などを破壊する能力。」
「米国は、日本が打撃力を保有すれば東アジアの軍事バランスを崩しかねないと懸念。さらに、米国が提供する抑止力への信頼が同盟国の間で揺らいでいるのではないか、との憶測を呼ぶ恐れもある」
日米同盟破棄を口にする大統領になったわけだから、何が起こってもおかしくない。
我が国は、この機を捉えて、一気に突破を図ろうとしているのかもな。
「日本の準備が整えば、こちらは話す用意がある」
準備は整ったのかもしれないな。
「日本がすべての対応能力を構築しなくても、(米国の能力の)10分の1でも日本が一緒に運用し、米国を補助する状態になれば、日本の発言力が高まり、米国のコミットメントも高められるのではないか」
そういう甘い考えではいかんなあ。
「米国が打撃力を行使するハードルを下げてあげる必要がある」
これは、具体的には、我が国が10分の1で先行して攻撃し、メタメタにされて、米国がそれを見捨てるという構図を取らせないためということかも。
直情径行な国だからな。
同盟国を見捨てるということになれば、全世界における同盟が揺らぐことになる。
まあ、米国第一主義になったことだし、そういうことだって十分考えられるしな。
ここは、兆円単位の支出をしても、10分の10の打撃力を備えるべきだろう。
予算がないって?。
もちろん、PFIでやるに決まってんじゃん!?。
産経の記事を見て、うまい!、と思った。
(安倍晋三首相、自衛隊の敵基地攻撃能力整備「検討行うべき」 日米首脳会談は「最終調整中」)
http://www.sankei.com/politics/news/170126/plt1701260014-n1.html
「首相は、北朝鮮によるミサイル開発を念頭に、自衛隊の敵基地攻撃能力整備を図る考えを示した。」
「トランプ米大統領との首脳会談に関しては「できるだけ早く会談したい。現在、最終調整を行っている」と答弁した。」
補正予算の質疑ということだが、この2点を同じ記事に入れたというのは、意図的だと感じる。
我が国は、敵基地攻撃能力を保有していないことになっている。
ホントに出来ないかは、また別の話だ。
まあ、そういうことにしておこう。
じゃあ、敵基地を攻撃しないで、専守防衛ばっかしているのかといえば、そうではない。
米軍が攻撃するということになっている。
ホントに攻撃するかどうかは、また別の話だ。
まあ、こっちも、そういうことにしておこう。
で、冒頭の引用記事だが、日米首脳会談の中身は、この辺を含んでるんじゃないのかあ?。
専守防衛なんてお経を唱えていないで、そろそろ敵基地攻撃能力を自前で持ったらどうか。
米軍のお助けが来るまで、とても専守防衛だけでは持たないから、持つべき能力は自前でどうよ?。
さらに進めて、通常兵器における、恐怖の均衡を図り、攻撃すれば100倍損害を被る構造を構築すべきだ。
しかし、字面にしてみると、かなり過激だな。
アフリカに海外派兵して、そこと連絡するために軍事衛星上げるのもいいが、こっちの方もちゃんとしてもらいたい。
自分ち守れなければ、帰るところがなくなっちまうしな。
それほど金がかかるとは思えないしな。
ミサイル防衛はしているだろうから、その到達距離をちっと伸ばせばいいだけだろう。
別に、ダイレクトに発射基地を叩かなくても、十分実効性がある攻撃は可能だろう。
どーせ、発射前に叩くことなんて出来っこないし、撃つときは反撃を想定して撃つだろうから、ありったけ打ち上げるに決まっている。
その打ち上げた跡を、いくら攻撃しても意味ないしな。
固定の軍事基地や生産施設が当面の目標になるだろう。
固定目標だからな。
撃ち損じも少ないだろう。
どこにあるかは、偵察衛星を飛ばしてるから分かってるはずだ。
多少違ってても、仕方ない。
こういう戦力というのは、実際に使われた時の齟齬までは考えていない。
都市を丸ごと消滅させるような核爆弾なんて、無差別だしな。
病院だろうが、一般市民だろうが、お構いなしだ。
相手は、それを撃ってくるかもしれないのだ。
「米国に対する戦略的抑止力を確保したとの過信を持つ危険性があるのは事実だ」
つまり、我が国を攻撃しても、米国の敵基地破壊能力を行使させないことが可能と考えているということだ。
いいだろう。
相手になってやる。
差し違える覚悟でかかってこい。
と、今は言えない・・・。
言えた方がいいと考えるか、そうでないか。
浮沈子は、言えた方がいいと思ってるが、そうでないという考え方もある。
米国に対する戦略的抑止力というのは、本土に届く核ミサイルのことだ。
しかも、当たるかどうか分からないミサイルではなく、撃てば届き、確実に破壊可能な戦略兵器として機能することが証明されたミサイルということになる。
お坊ちゃま君が如何にアホでも、そんなもんを持ってないことくらいは分かるだろう。
つまり、今のところ、我が国も某国も口だけの話だ。
実際に機能する戦力を保持しているのは、米国だけ。
この件については、中国もロシアも、軍事的には何もできない。
朝鮮半島を火の海にすることを望んでいる者など誰もいない。
経済的に締め上げて、じわりと懐柔して、穏健な統一に至るのがベストだ。
当分先だけどな。
100年位かあ?。
ドンパチやって、死屍累々で1年でケリ着けるより、その方が余程いい。
そのためにも、変な錯覚を起こして冒険的なことをさせないのが何より重要になる。
抑止力としての敵基地攻撃能力の保持は必要だ。
もう、中国の言うことは聞かないしな。
実力を示して分からせるより他はない。
どっちかというと、心配なのは我が国の方だけどな。
オモチャ持たせて、いい気にさせると、ろくなことはないしな。
それこそ、変な錯覚起こして、冒険的なことをさせないようにしなければならない。
我が国は民主的な平和国家だ(そうなのかあ?)。
国際紛争の解決手段としての戦力の行使は認められない。
そうならないような、きっちりとした歯止めを作っておかなければならない。
それなしに、なし崩しに敵基地攻撃力を持つことは、避けなければならないだろう。
F-35の導入は、その意味ではちょっと危ないかも。
(焦点:日本の「敵基地攻撃能力」保有、米国と水面下のせめぎ合い)
http://jp.reuters.com/article/focus-sdf-idJPKBN0H501D20140910
「日本が検討している敵基地攻撃能力の保有をめぐり、米国とのせめぎ合いが水面下で続いている。自衛隊が「盾」、米軍が「矛」という同盟構造を塗り替え、中国などを刺激しかねない問題のため、米国は日本に慎重な対応を要求。」
2年以上前の記事だが、この構図がいよいよ変わるのかもしれない。
「敵基地攻撃能力は、F35のようなステルス機による爆撃や巡航ミサイルといった打撃力を使い、敵国内のミサイル発射装置などを破壊する能力。」
「米国は、日本が打撃力を保有すれば東アジアの軍事バランスを崩しかねないと懸念。さらに、米国が提供する抑止力への信頼が同盟国の間で揺らいでいるのではないか、との憶測を呼ぶ恐れもある」
日米同盟破棄を口にする大統領になったわけだから、何が起こってもおかしくない。
我が国は、この機を捉えて、一気に突破を図ろうとしているのかもな。
「日本の準備が整えば、こちらは話す用意がある」
準備は整ったのかもしれないな。
「日本がすべての対応能力を構築しなくても、(米国の能力の)10分の1でも日本が一緒に運用し、米国を補助する状態になれば、日本の発言力が高まり、米国のコミットメントも高められるのではないか」
そういう甘い考えではいかんなあ。
「米国が打撃力を行使するハードルを下げてあげる必要がある」
これは、具体的には、我が国が10分の1で先行して攻撃し、メタメタにされて、米国がそれを見捨てるという構図を取らせないためということかも。
直情径行な国だからな。
同盟国を見捨てるということになれば、全世界における同盟が揺らぐことになる。
まあ、米国第一主義になったことだし、そういうことだって十分考えられるしな。
ここは、兆円単位の支出をしても、10分の10の打撃力を備えるべきだろう。
予算がないって?。
もちろん、PFIでやるに決まってんじゃん!?。
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