ザ・ラスト・プールダイブ2017年02月01日 00:59

ザ・ラスト・プールダイブ
ザ・ラスト・プールダイブ


泣いても笑っても、今日で最後・・・。

自主練習で、キッチリ1本吸わせていただきました。

180バール。

空にしました。

SACは毎分11.6リッターと多めだが、水深3mでは比較的安定している。

このログを見るのも、今日で終わり。

2mでの練習の後に3mで潜ると、その容易さに驚く。

集中力が持続すれば、本当に静止できるんじゃないかと思う程だ。

まあ、当然、気が緩んで、振動が始まるんだがな。

上を向いて、ウエイトベルトのゆるみを直したり、Dリングの位置をずらす度に、ジタバタと暴れる。

それでも、余りぶれなくなってきていて、収束するまでの時間も早くなってきた。

練習の成果は着実に上がっている(自己満足)。

後は、さまざまな小技を繰り出すときにバランスを崩さず、安定した呼吸を続けられるかだな。

邪念が入ると、すぐに呼吸が乱れる。

色即是空、空即是色。

「-3m」の文字も見納めだ。

もう、二度とここで潜ることはない。

ポセイドンを体験し、ダイブマスターの24スキルを練習し、立ち泳ぎを計測した因縁(=思い出)のあるプールだ。

去年の7月からは、ホバリングの練習にも励んだ。

今日は自主練習の後、IE受験生のお手伝い。

トラブルを指示されるんだが、それってなかなか難しい。

ちゃんとこなす方が簡単だ。

受験生のホバリングの練習にも付き合った。

BCは、Sプロのバックマウントタイプに着替えている。

難しいな・・・。

バーチカル(立ち姿勢)で完全に静止するのは、なかなか困難だ。

ダイマスの練習以来、やったことないしな。

楽しい時間はすぐに終わる。

水の滴る器材を背負って、自転車に乗って帰ってきた。

この器材を大井町に運ぶことはもうない。

明日は、水泳教室だが、何となく気が乗らない。

円筒形のダイビングプールが使えなくなり、浮沈子のモチベーションは下がるばかりだ。

自主練習の最後の方で、水色のプール壁面に書かれた「-3m」の白い文字に水中でそっと手を触れる。

つるっとした感触を、浮沈子は忘れることはないだろう。

ありがとう。

そして、さようなら・・・。

バタフライ再チャレンジ2017年02月01日 13:22

バタフライ再チャレンジ


水泳教室に無理して出る。

筋肉痛と体調不良(少し風邪気味)を押して、逆療法だと言い聞かせて自転車を漕いでいく。

逆療法なんてものはない。

年寄りの冷や水に過ぎない。

おまけに、水泳教室では、普段使うことのない筋肉を使う。

しかも、バタフライだ。

毎月、ローテーションで泳法が変わるが、先月の平泳ぎも満足にマスターできないのに、バタフライかよ。

浮沈子は、出来ない。

同じところでバタバタしているだけ。

もちろん、手の動きは付けていない。

足だけ。

うねりの動作と、キックを併用して、少しでも前に進もうとする。

新しいインストラクターの方は、いろいろ練習方法を紹介してくれて、少しずつ試す。

斜めになって、うねりの動作ができているかをチェックするというのがあって、これがなかなかいいと感じる。

つまり、ちゃんとできていないと、コースが曲がってしまうわけだな。

原理的には、真横が一番わかりやすいんだろうが、足が落ちてしまうので、斜めぐらいがちょうどいいかも。

キックについては、サッカーでボールを蹴る時の動きをイメージするといいと習う。

イメージは出来るんだが、身体が付いていかない。

まあ、いつものことなんですが。

腰の筋肉とか、腿の筋肉の張りを感じる。

そこが使えているということなんだろう。

新たな筋肉痛の元を、たっぷりと仕入れる。

堪らんです・・・。

まあいい。

帰ってきてネットをチェックしていたら、いつも刺激を頂く須賀次郎さんの記事が目に留まった。

(0131 読書ノート 機長の危機管理)
http://jsuga.exblog.jp/26598486/

記事を読み終えて、2分後にはアマゾンで発注する。

読書ノートの一部を開示していただいている。

「究極の危機管理は覚えないようにすることです。覚えなければ忘れることもないわけですから、そのために安全が損なわれることはないわけです。」

短期記憶の減退に悩む浮沈子は、この文言に飛びつく。

「このようにするためには、それらの情報が詰まっている外部記憶装置とも言えるマニュアルやチャートを使いこなさなければなりません。おっくうがらずに「必要なチャートを必ず取り出すとか」」

その外部記憶を確認するのを忘れる浮沈子は、救い難いということなんだろうな(今日も、自転車のカギをつけっぱなしにしてしまうしな)。

係長級の管理能力、課長級の管理能力、部長級の管理能力は上手く纏めてある。

体験と経験のところもいい。

これらのエッセンスだけではなく、全体を読んでみたくなる。

注文した書籍が届いて、何か特筆すべき点があればまた書く。

移ろい2017年02月01日 15:29

移ろい


東京地方の気温は、相変わらず一けた台で推移している。

今朝の最低気温は2.4度、午後1時の気温は9.8度で、大台には届かなかった。

水泳教室の後、いつものレストランでランチ。

窓の外を行き交うクルマや人々を眺めながら、寛いだ時間を過ごす。

シンクパッド10を持ち込んで、ワイマックス2+での高速無線LAN接続を楽しむ。

別に、動画見るわけではないので、それ程拘りはないが、高速接続できた方がいいに決まっている。

今月からは、接続制限が厳しくなるという。

鼻血ブーの高速で接続し放題というのはない。

無線の資源は限られているのだ。

しかし、どうやら、ネックになっているのは基幹接続の方らしい。

ちゃんと投資して、快適な接続環境を維持してくれなければ困るな。

まあいい。

月々、数千円で、国内の人口密集地(少なくとも富戸を除く)で高速接続できるわけだから文句は言わない。

ファーウェイの無線ルーターは、1年も経たずにバッテリーが膨張してきたが、異常加熱することもないのでそのまま使っている。

電池の持ちも、浮沈子の使い方なら問題はない。

シンクパッド10のバッテリーの方が、早く消耗する。

それでも、5時間は持つので、十分な性能だな。

外の気温は低いが、光は徐々に冬から春へと変わりつつある。

そう、立春が近い。

まだ冷え込む日々も続くが、暖かい日差しが注ぐようになる。

風がない日の日向は、暖かくなる。

日脚が伸びて来るのは今までと同じだが、伸びるスピードが変わってくる。

春分点辺りでは、増加速度が最大となる。

そこに向かって、加速してくるわけだ。

長い長い冬の季節を終えて、早く春になって欲しい、その気持ちを表現するのに、春の気立つという言葉は相応しいな。

大陸では文字通り春になるらしいが、我が国ではずれ込んで、この時期が最も寒くなる。

東の風(東風:こち)が吹くと、暖かくなるという話もある。

(菅原道真:和歌)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E5%8E%9F%E9%81%93%E7%9C%9F#.E5.92.8C.E6.AD.8C

「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな(初出の『拾遺和歌集』による表記)」

まあ、浮沈子は、どっちかといえばこっちだがな。

(馬耳東風:ばじとうふう)
http://kotowaza-allguide.com/ha/bajitoufuu.html

「「東風」は春風のことで、暖かい春の風が馬の耳元に吹いてきても、馬は何も感じないことから。」

春の暖かい風を待ちわびる気持ちは昔から変わらない。

一足先に訪れる光の春を味わいながら、季節の移ろいに耳を澄ます。

ほら、遠くに足音が聞こえてきませんか?(まーた、幻聴かあ?)。

引きつった笑い2017年02月02日 01:20

引きつった笑い


真夜中の電話にたたき起こされて、浮世の雑事に追われる。

浮沈子も、浮かれているだけではないのだ。

とりあえず、電話で事が済みそうになって、ホッと一息。

やれやれ・・・。

ネットサーフィンで気分転換。

やはり、今一番のネタは、米国の状況だ。

ニューズウイークが、ヨタ記事を掲載している。

(トランプを追い出す4つの選択肢──弾劾や軍事クーデターもあり)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/post-6863_1.php

「トランプを追放する方法は4つある。」

「1つ目は、次の大統領選がある2020年11月まで、ひたすら辛抱強く待つこと。」

「2つ目の選択肢、「弾劾」だ。合衆国憲法の下、下院の過半数が賛成した場合、大統領を「反逆罪、汚職、その他の重罪および軽罪」の疑いがあれば弾劾裁判にかけられる。上院の3分の2が賛成して有罪が確定すれば、罷免だ。」

「日々暗雲が漂うなか、世界の一部の人々は、合衆国憲法修正第25条を心の拠り所にしている。これが3つ目の選択肢だ。これまであまり注目されたことがなかったが、この条項には「副大統領と......各省長官の過半数」が、大統領には「職務上の権限と義務を遂行できない」と判断した場合、「副大統領が直ちに大統領代理として、大統領職の権限と義務を遂行する」と明記されている。」

「4つ目の選択肢は、アメリカではまさかあり得ないと思われるかもしれないが、軍事クーデター、或いは米軍の上層部が大統領命令の一部に従うのを拒否することだ。」

「私は人生で初めて、軍のトップが大統領にこう告げるのが妥当な場面を想像できる。「いいえ、大統領。その命令には従えません」」

著者は、「ローザ・ブルックス(米ジョージタウン大学法学部教授)」とある。

(Rosa Brooks)
https://en.wikipedia.org/wiki/Rosa_Brooks

「When Brooks was appointed by Barack Obama to a Pentagon advisory position in April 2009, conservatives criticized her appointment.」

リベラルな論客のようだな。

それを踏まえて読む必要がある。

浮沈子は、次のくだりで、真夜中にも関わらず、爆笑した。

「「狂っているかいないか」は、アメリカの政治家を評価する新基準だ」

そして、この諧謔に満ち満ちた記事の本質を見た。

米国の政治家を選ぶのは、他ならぬ米国民である。

もしも、本当に問題のある政治家を選んだのであれば、そこには米国民の「狂気」が潜んでいるということになる。

いや、既に潜んではいない。

表出している。

(トランプ大統領の入国規制、支持が上回る=調査)
http://jp.reuters.com/article/usimmigration-survery-idJPKBN15G33Z

「入国を制限する大統領令について「強く支持する」と「ある程度支持する」との回答は計49%で、「強く反対する」と「ある程度反対する」は計41%、「分からない」が10%だった。」

浮沈子は、一過性の問題ではなく、山が動いているのだと見ている。

4年後の大統領選挙で、ドナルド・トランプが再選されないといえるだろうか?。

「その頃には、さすがにアメリカの有権者も目を覚まし、無能な男を切り捨てる心の準備ができているはずだ。」

それは、米国の本質を見誤っているかもしれない。

今よりも、さらにさらに進行していく狂気・・・。

記事の著者は、法律家らしく、穏健な排除を想定している。

しかし、米国の歴史の中では、別の手段による大統領の排除が繰り返されてきたということを忘れるわけにはいかない。

(暗殺された大統領)
http://www.american-presidents.info/annsatu.html

物騒な話だが、こんなことを考えるのは浮沈子だけではない。

(トランプ大統領の暗殺の可能性について!歴代のアメリカ大統領の暗殺・急死には悪魔の法則があった!「魔の20周年期」とは!?)
http://papiko8-l.hatenablog.com/entry/assassinated-uspresidents

まあ、どうでもいいんですが。

目には目で、狂気には狂気で。

浮沈子は、実は別のことも考えている。

(<麻生発言>ナチスは民主憲法でなぜ独裁?/戦前の日本でも同じ問題)
https://thepage.jp/detail/20130801-00010002-wordleaf

「現代の民主主義の解釈では、いくら多様な意見を尊重するのが民主主義といっても、多様な意見を尊重するという考えそのものを否定する法律や行為はすべて法の精神に違反しており無効という考えが大勢を占めています。」

「ただ日本では国会で成立した法律は内容にかかわらず絶対であるという考え方(形式的法治主義)や、憲法は国家権力を抑制するためではなく、国民の義務を定めるために存在するという考え方も根強く残っており、その意味では英国や米国などと比較すると民主主義に対する基本的な考え方が異なっている部分もあります。」

やや古い記事だしな。

内容的には見直しが必要かもしれない。

民主的手続きによる、民主主義の変容や破壊が繰り返されようとしているようにも見える。

狂気であると言ってしまうことは、その時点で思考停止となる。

もう、どうしようもないのだと。

そうなんだろうか?。

そこで踏みとどまって、何かできることはないんだろうか?。

「「狂っているかいないか」は、アメリカの政治家を評価する新基準だ」

爆笑した浮沈子の笑いは、引きつり、凍りついた・・・。

思い違い?2017年02月02日 02:41

思い違い?
思い違い?


軍隊の最高指揮官が、兵隊が死傷してしまったら、辞めると言っている。

変な話だ。

最高指揮官の仕事は、如何に効率よく兵隊を殺すかにある。

人的損耗を最小限に抑え、敵兵力を削いで戦いに勝利するのが仕事だ。

その中で、軍人が死ぬのはやむを得ない。

それを承知で、任務に就く。

そういうもんだと思っていたが、我が国はどうやら特殊な発想らしいな。

(安倍首相 辞任を「覚悟」…南スーダン、自衛隊員死傷で)
http://mainichi.jp/articles/20170202/k00/00m/010/117000c

「橋本内閣では人質に犠牲者が出た場合、首相か官房長官が辞めると話していた」

ちょっと、性質が違うんじゃないのかあ?。

浮沈子は、答弁のやり取りの中で示したリップサービスだと思っている。

賭けてもいい。

絶対に辞めるわけはない。

答弁も、ビミョーだしな。

「もとより(自衛隊の)最高指揮官の立場でそういう覚悟を持たなければいけない」

実際に辞めるとは、一言も言っていない。

危険な南スーダンに派兵しているわけだから、何が起こってもおかしくはない。

(南スーダン | South Sudan > 危険情報・スポット情報・広域情報)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_301.html#ad-image-0

「2016年07月11日
レベル4
退避勧告
●首都ジュバ市
 :「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(引き上げ)
●南スーダン全土(首都ジュバ市を除く)
 :「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」(継続)」

全土が、最高危険レベルの真っ赤に染まっている。

自衛以外での武器の行使も行うらしいしな。

ドンパチやるわけだから、当たることもある。

当たりどころが悪ければ、命はない。

インド洋上に上げた軍事衛星から、殺人光線(古っ!)出すわけじゃない。

その中で、いちいち首相が辞めていたら話にならない。

しかし、我が国にとっては、重い話ではある。

覚悟は必要かもな。

情勢分析も重要だろう。

そして、問題は、実際に死傷者が出た時の、国家としての対応ということになる。

特別職の国家公務員だからな。

それなりの対応はあるだろう。

運が良ければ、死体は回収してもらえるかもしれない。

二度と故郷の土を踏まずに、草生す屍となるかもしれない。

そういう「覚悟」で任地に赴くわけだから、最高指揮官である首相にも、相当の「覚悟」は当然求められている。

遠い遠い国での話だが、国際情勢の安定に寄与し、世界の平和のために尽力しているんだから、我々も恩恵を受けている(はず・・・)。

枕を高くして眠れるのも、命がけで戦っている人々がいるおかげだ。

感謝・・・。