開発者の開発者による開発者のためのBUW ― 2017年04月18日 22:15
開発者の開発者による開発者のためのBUW
浮沈子は、バッシュオンウブンツオンウインドウズの話を耳にした時から(といっても、この4月になってからですが)、BUWは下々向けの機能ではないと思っていた。
プロジェクトの起源が、ウインドウズ上でアンドロイドのアプリを動かそうという話から始まっているので、何か、そういった、チャラい話と繋がっているのかと思ったこともあったけど、いろいろ調べたり読んだりした感じでは、あくまで開発環境の実装ということで、リナックス上で動くアプリケーションをウインドウズで動かすための仕掛けではない。
だいたい、そんなもんは、とっくにウインドウズ上に移植されている。
巨大なエンドユーザーマーケットを持つウインドウズで商売しないでどーする?。
しかし、そのパソコン市場が頭打ちになり、インターネットの端末としてのアンドロイド機器がパーソナルデバイスとして爆発的に増えて、とうとうOSとしての市場が逆転した。
もちろん、プラットフォームが異なるわけで、比較の、しようもないのかもしれないが、スマホやタブレットの普及をけん引してきたのは、間違いなくアンドロイドだ(いや、アップルだという声も大きい!)。
なりふり構わず、ウブンツを取り込んだかに見えるM社の対応が、ち密な、そして壮大なストーリーの中の、小さなブレークスルーに過ぎないということは明らかになっている。
何万台というノードを結合する巨大なクラウドサーバーの時代になって、インストールされているサーバーOSの台数を数えることは、全く意味をなさなくなっているが、大部分を占めるリナックスサーバーでの開発だけになって、アプリケーションもサーバーサイドで動き、端末にはOSすら乗らない時代が来るかもしれない。
それじゃあ、おまんまの食い上げになってしまう・・・。
サーバービジネスで食べていくには、とにかく、何としても、ウインドウズサーバーを普及させなければならないし、そのサーバー上のアプリケーションを開発してもらわなければならない。
と同時に、端末OSとしての生き残りも図らなければならない。
サービスとしてのアプリケーションと、端末OSとしてのウインドウズ10、そして、ネットの向こう側にあるウインドウズサーバーという麗しきストーリーを実現してもらうためには、開発者向けのカンファレンスに来る連中が、みんなマックノートを持っているなどという状況を何とかしなければならんわけだな。
ウインドウズ上で完結する開発環境を、何としても使ってもらわなくてはならない。
そのための、それだけのためのBUWだ。
自社のサーバーを使ってくれる開発者のためには、全てのプラットフォームでのあらゆる開発ツールを提供する。
しかし、それは、クラウド上での開発環境が整うまでの繋ぎだろう。
そのうち、アプリケーションだけでなく、開発環境までネットの向こうで動くようになり、そこにアクセス出来て、ブラウザーを開くことが出来ればOKという時代になるということだ。
そう、アンドロイド端末からだって、リモート開発が可能になるわけだな。
それが、自社のサーバー上でなく、リナックスサーバーで行われ、そこで生産され提供されるエンドユーザー向けのアプリケーションがアンドロイドで動くなんてのは、悪夢以外の何物でもない。
幸いというか、災難というか、ネットワークはそれほど高速になってはいないし、全てのアプリケーションをサーバー側で実行するような時代は、まだまだ先の話だ。
リッチクライアントとリッチサーバーの時代が続くわけだ。
しかし、その比重はどんどんサーバー側に移っている。
端末が与えるエクスペリエンスの中身は、3Dになり、VRになり、高画質動画になって、ブログのようなレトロメディアは消えていく運命にある。
ツイッターに動画が乗り、メールにも添付されるようになり、いや、その実在はクラウド上にあって、ポインターだけが示されて、ドデカイストリーミング映像が怒涛のようにネットを走る時代になった。
人工衛星で世界中が直接繋がるようになれば、いよいよパラダイムシフトが起こる。
その中で、大量のサーバーのメンテナンスや更新や日々の運用をどうするのか。
その開発やアプリケーションの製作はどうするのか。
シェア争いどころではない、サーバークライシスが訪れるかもしれない。
30億人が接続するインターネットに、これからは、IoTで10倍100倍のノードが加わることになる。
最早、人間による管理などは不可能だし、インフラを担うネットワークが崩れれば、世界は崩壊しかねない。
そんな時代を前にして、BUWは何処へ向かおうとしているんだろうか?。
M社のM社によるM社のためのOSではなく、真に開発者のためのOSに育って欲しいな。
まあ、浮沈子は、そのおこぼれに与かって、リナックス環境のお勉強をさせていただいたりして、一人にやにやしていたいだけなんだがな・・・。
浮沈子は、バッシュオンウブンツオンウインドウズの話を耳にした時から(といっても、この4月になってからですが)、BUWは下々向けの機能ではないと思っていた。
プロジェクトの起源が、ウインドウズ上でアンドロイドのアプリを動かそうという話から始まっているので、何か、そういった、チャラい話と繋がっているのかと思ったこともあったけど、いろいろ調べたり読んだりした感じでは、あくまで開発環境の実装ということで、リナックス上で動くアプリケーションをウインドウズで動かすための仕掛けではない。
だいたい、そんなもんは、とっくにウインドウズ上に移植されている。
巨大なエンドユーザーマーケットを持つウインドウズで商売しないでどーする?。
しかし、そのパソコン市場が頭打ちになり、インターネットの端末としてのアンドロイド機器がパーソナルデバイスとして爆発的に増えて、とうとうOSとしての市場が逆転した。
もちろん、プラットフォームが異なるわけで、比較の、しようもないのかもしれないが、スマホやタブレットの普及をけん引してきたのは、間違いなくアンドロイドだ(いや、アップルだという声も大きい!)。
なりふり構わず、ウブンツを取り込んだかに見えるM社の対応が、ち密な、そして壮大なストーリーの中の、小さなブレークスルーに過ぎないということは明らかになっている。
何万台というノードを結合する巨大なクラウドサーバーの時代になって、インストールされているサーバーOSの台数を数えることは、全く意味をなさなくなっているが、大部分を占めるリナックスサーバーでの開発だけになって、アプリケーションもサーバーサイドで動き、端末にはOSすら乗らない時代が来るかもしれない。
それじゃあ、おまんまの食い上げになってしまう・・・。
サーバービジネスで食べていくには、とにかく、何としても、ウインドウズサーバーを普及させなければならないし、そのサーバー上のアプリケーションを開発してもらわなければならない。
と同時に、端末OSとしての生き残りも図らなければならない。
サービスとしてのアプリケーションと、端末OSとしてのウインドウズ10、そして、ネットの向こう側にあるウインドウズサーバーという麗しきストーリーを実現してもらうためには、開発者向けのカンファレンスに来る連中が、みんなマックノートを持っているなどという状況を何とかしなければならんわけだな。
ウインドウズ上で完結する開発環境を、何としても使ってもらわなくてはならない。
そのための、それだけのためのBUWだ。
自社のサーバーを使ってくれる開発者のためには、全てのプラットフォームでのあらゆる開発ツールを提供する。
しかし、それは、クラウド上での開発環境が整うまでの繋ぎだろう。
そのうち、アプリケーションだけでなく、開発環境までネットの向こうで動くようになり、そこにアクセス出来て、ブラウザーを開くことが出来ればOKという時代になるということだ。
そう、アンドロイド端末からだって、リモート開発が可能になるわけだな。
それが、自社のサーバー上でなく、リナックスサーバーで行われ、そこで生産され提供されるエンドユーザー向けのアプリケーションがアンドロイドで動くなんてのは、悪夢以外の何物でもない。
幸いというか、災難というか、ネットワークはそれほど高速になってはいないし、全てのアプリケーションをサーバー側で実行するような時代は、まだまだ先の話だ。
リッチクライアントとリッチサーバーの時代が続くわけだ。
しかし、その比重はどんどんサーバー側に移っている。
端末が与えるエクスペリエンスの中身は、3Dになり、VRになり、高画質動画になって、ブログのようなレトロメディアは消えていく運命にある。
ツイッターに動画が乗り、メールにも添付されるようになり、いや、その実在はクラウド上にあって、ポインターだけが示されて、ドデカイストリーミング映像が怒涛のようにネットを走る時代になった。
人工衛星で世界中が直接繋がるようになれば、いよいよパラダイムシフトが起こる。
その中で、大量のサーバーのメンテナンスや更新や日々の運用をどうするのか。
その開発やアプリケーションの製作はどうするのか。
シェア争いどころではない、サーバークライシスが訪れるかもしれない。
30億人が接続するインターネットに、これからは、IoTで10倍100倍のノードが加わることになる。
最早、人間による管理などは不可能だし、インフラを担うネットワークが崩れれば、世界は崩壊しかねない。
そんな時代を前にして、BUWは何処へ向かおうとしているんだろうか?。
M社のM社によるM社のためのOSではなく、真に開発者のためのOSに育って欲しいな。
まあ、浮沈子は、そのおこぼれに与かって、リナックス環境のお勉強をさせていただいたりして、一人にやにやしていたいだけなんだがな・・・。
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