我が国のテックを憂える会 ― 2017年10月02日 22:22
我が国のテックを憂える会
例によって、神田のお店に行き、紅涙を絞って嘆く会を、夕方6時過ぎまで開く。
なに、竹内さんとぼやくだけだ。
浮沈子は、いろいろ悩んだ挙句、TDIのイントロテックを受講することに決めた。
講習の内容からも、リスクは少ない。
テクニカルの考え方や器材の選択、基礎的なスキルについて学ぶコースだ。
(TDI イントロテックダイビング)
http://www.sditdierdi.jp/tdi/get-certified/Intro-to-Tech-Diving.html
「このコースはどんな人が参加するといいか:
・ダイバーの知識を深めたいオープンウォータースキューバダイバー
・テクニカルダイビングトレーニングの受講を検討しているオープンウォータースキューバダイバー
・リフレッシャー(ブランクダイバー)コースが必要なテクニカルダイバー」
浮沈子は、3番目かな。
焼き直しが必要な(名ばかりの)テクニカルダイバー(ははは・・・)。
加藤さんに勧められたということもあるし、この記事を読んだからということもある。
(テクニカルダイビングって何?)
http://www.sditdierdi.jp/tdi-blog/entry-248.html
「テクニカルダイビングに興味はあるが、様々なテクニカルダイビングに関する誤解や偏見により、正しく伝わっていないところもあるように感じました。」
「ダイビングの技術革新が反映された先進的なものと考えている人もいれば、中には、テクニカルトレーニングを恐ろしいまたは複雑なダイビングに向かう道と考えています。二つ目の考え方は、他の人を怖がらせることをします。」
浮沈子は、恐ろしいダイビングに向かう道に違いないと確信している。
ビビっている。
怖がっている。
確かに、テクニカルダイビングの教育を受ける過程で、直ちに高いリスクを受け入れなければならないということはないかもしれない。
普段のダイビングに、そのメリットを取り入れ、より安全に潜ることも可能だし、さまざまなリスクについて深く知ることで、それを回避する態度を養うことも出来る。
スキルを身に着けるということ、それを磨いていくということと、実際にそのスキルがなければ到達できない世界に行くこととは別の話だ。
器材の選択や運用についても同じ。
まあ、行けるから行っちゃうということはあるかもしれないが、行けないのに行っちゃうよりは安全には違いない。
「まずは、どんなものか知りたい方は、イントロテックダイバーコースがおすすめです。」
この釣り文句に、まんまと引っかかって、浮沈子は受講を決心した。
受講資格に問題はないから、日程が合えば受け入れてもらえると考えている。
カバーン講習は、3月のメキシコツアーに不参加を決めたので受けない。
閉鎖環境に虎と馬(トラウマ?)を飼っている浮沈子が、にわかトレーニングで参加するのはリスキーだ。
スキルの有無ではなく、心の傷の問題だからな。
にもかかわらず、竹内さんは、カバーン講習の資料とか、昔のテキストを持ち出したり、英語版の現地の案内図を出して、ここならオープンウォーターだから大丈夫だと熱心に(しつこく?)説明したりする。
だから、行かないって!。
減圧の仮想閉鎖環境は受け入れても、物理的に塞がれ、闇が支配するところへは行かないのだ。
カバーンは闇じゃないというけど、光と闇の間の世界だ(そうなのかあ?)。
ちなみに、浮沈子は、ナイトダイビングもしない。
まあ、ロタホールとか行っちゃうけどな。
そういう例外的な話はある。
今日のお買い物は、タンクベルト2本。
おまけに、ゴム製のストッパーを2個もらう。
ネジで固定しなくても、プレートと新しく仕入れたシングルタンク用のブラダー(両方ともOMS製:スリットあり)をぐらつくことなく絞めることができる。
これで、イントロテックの受講に必要な大物は整った。
何時も形から入る浮沈子。
まあ、どうでもいいんですが。
テクニカルダイビングの入り口で、足踏みしている浮沈子だが、足踏みついでに他団体のコースを受けてみようという気になったのには訳がある。
我が国で、テクニカルダイビングが流行らないのはなぜなんだろうかと考えているからだ。
別に、流行らなくてもいいんだが、誤解を恐れずに言えば、少し脅しが利き過ぎているのではないか。
もちろん、レクリエーショナルダイビングに比べて、リスクが高くなるのは事実だ。
しかし、レクリエーショナルダイビングの中だって、ビーチエントリーのシチュエーションばかりじゃないし、限られた範囲とはいえ、オーバーヘッド環境にもいく。
最近は30mまでというように、指導内容が変わりつつあるけど、最大40mまで、いきなり潜れるわけじゃない。
練度に応じて(概ね、年齢とか、経験本数で評価)、必要なスキルを学ばせながら、活動範囲を広げている。
テクニカルダイビングも、徐々にスキルアップしながら、活動範囲を広げていくという点では、変わるところはない。
無論、そこには、越えるかどうかを決心する一線が引かれている。
浮沈子にとっては壁だが、それは階段の一つに過ぎないという考え方もある。
最大水深にしても、最近は30mというのが業界の常識になりつつある。
事実、浮沈子のポセイドンセブンのPADIアドバンスドリブリーザーダイバーのCカードには、30m/100ft maxと書いてある。
基準自体も変わっていく。
時代の流れというやつだな。
それが、20mになり、10mになり、0m(!?)になるかもしれない。
わからんぞお?。
そしたら、全員がテクニカルダイバーになればいいだけだからな。
問題ない(そういうことかあ?)。
まあいい。
要するに、テックは世につれ、世はテックにつれということだ(ワケワカ・・・)。
他にも、指導団体によって取り扱いが異なるスキルもある。
浮沈子が知っているのは、TDIでは、リブリーザーは全てテクニカルダイビングで使用する器材と位置付けられているが、PADIではタイプR(シビックとは、関係ありません)のリブリーザーに限り、レクリエーショナルダイバー(TDIでは、スポーツダイバーというらしい)が使用する器材となっていて、テクニカルダイビング専用のタイプTとは異なる扱いになっている。
この辺りの考え方というか、出自の違いというのが面白い。
テクニカルダイビングに対するアプローチの違いというか、どこで線引きするかを考えている。
その根本的なところでは、ほとんど違いはないだろうが、表に出てきて実際に講習をするにあたっての違いというのは小さくないだろう。
どこがどのように違ってくるかというのも興味深い。
それが、基本的な考え方や思想の違いによるものなのか、それとも、教え方のバリエーションの範囲に留まるのかも気になるところだ。
イントロテックで、どの程度それらが現れてくるのか、それともほとんど全くないのか。
具体的に学んでみなければ分からない。
浮沈子のテック恐怖症、閉鎖環境・暗闇恐怖症がそれで解消されるとは限らない。
もっとも、カバーンは受講しないけどな。
閉鎖環境へは、当分(たぶん、一生)行かないからな。
浅く明るく暖かい環境で、ゆるゆると潜る。
可能な限り、CCRで潜る。
それでいい。
テクニカルダイビングを志向するダイバーの考え方や、行動を理解したいだけだ。
ちみたちは、なんでそんなにヘンタイなのかなあ?。
まあ、嘆く会では、まともなヘンタイではなく、変なヘンタイ(?)が量産され続けることへの懸念がメインの話題だがな。
シンプルで、明るく楽しいスポーツダイビングでは満足できずに、複雑で、リスキーで、面倒くさいダイビングが好きという話は、まともで、かつヘンタイでない浮沈子には、なかなか理解できない。
CCRにハマっているくせに、よくいうよ・・・。
まあ、シンプルな運用に徹し、今回も、マニュアルインフレーターには指一本触れなかったしな。
BCへの給気はベイルアウトに繋ぎ変えたけどな。
それだけだ。
エントリー、エキジットは、無理せず、ガイドさんに持ってもらったけどな。
1万分の1位しかいないテクニカルダイバーの事を考えても仕方ない。
それが、スポーツダイバー(TDI)とか、レクリエーショナルダイバー(PADI)とかと、シームレスに繋がっていると言われても、俄かには信じられない。
浮沈子にテック40の手ほどきをしてくれた石井さんは、毎日のように沈船内部に潜ってたけど、そしてそれは、紛れもなくテックだけど、毎日が命がけというわけではないと言ってたがな。
間違いなく、日本人で最も多くスービックのニューヨークにペネトレーションしているダイバーだからな。
チョーまともなヘンタイダイバーだ。
浮沈子の理解を超越している。
いずれにせよ、どんな団体であれ、どんなインストラクターであれ、まともなヘンタイを認定しなければ、その結果は悲惨だ。
浮沈子は、壁だろうが階段だろうが、そのリスクは指導団体が言う程低くはないだろうと感じている。
それが誤解であって欲しいが、そうでなければ杜撰なインストラクションやサーティフィケートの発行の結果は死屍累々になる。
TDIのイントロテックでは、具体的な行動範囲の拡張が認められるわけではないから、認定行為がリスクの増大に繋がることはない(たぶん)。
講習それ自体にも、殆どリスクはない(フィンワークで、足が攣る程度か)。
繰り返しになるが、浮沈子はリフレッシャーコースが必要なテクニカルダイバーということになる。
テック40を復習しといた方がいいんだろうが、どーせ教えてもらうんだから、その中で復習しよう。
浮沈子一人が焼き直してどうなるものではないけど、これも、我が国のテックを憂える会の結論の一つだ。
少なくとも、一人のなんちゃってテックダイバーを、まともなヘンタイに近づける一助にはなるだろう。
水が温かいうちに、潜っておきたいもんだな・・・。
例によって、神田のお店に行き、紅涙を絞って嘆く会を、夕方6時過ぎまで開く。
なに、竹内さんとぼやくだけだ。
浮沈子は、いろいろ悩んだ挙句、TDIのイントロテックを受講することに決めた。
講習の内容からも、リスクは少ない。
テクニカルの考え方や器材の選択、基礎的なスキルについて学ぶコースだ。
(TDI イントロテックダイビング)
http://www.sditdierdi.jp/tdi/get-certified/Intro-to-Tech-Diving.html
「このコースはどんな人が参加するといいか:
・ダイバーの知識を深めたいオープンウォータースキューバダイバー
・テクニカルダイビングトレーニングの受講を検討しているオープンウォータースキューバダイバー
・リフレッシャー(ブランクダイバー)コースが必要なテクニカルダイバー」
浮沈子は、3番目かな。
焼き直しが必要な(名ばかりの)テクニカルダイバー(ははは・・・)。
加藤さんに勧められたということもあるし、この記事を読んだからということもある。
(テクニカルダイビングって何?)
http://www.sditdierdi.jp/tdi-blog/entry-248.html
「テクニカルダイビングに興味はあるが、様々なテクニカルダイビングに関する誤解や偏見により、正しく伝わっていないところもあるように感じました。」
「ダイビングの技術革新が反映された先進的なものと考えている人もいれば、中には、テクニカルトレーニングを恐ろしいまたは複雑なダイビングに向かう道と考えています。二つ目の考え方は、他の人を怖がらせることをします。」
浮沈子は、恐ろしいダイビングに向かう道に違いないと確信している。
ビビっている。
怖がっている。
確かに、テクニカルダイビングの教育を受ける過程で、直ちに高いリスクを受け入れなければならないということはないかもしれない。
普段のダイビングに、そのメリットを取り入れ、より安全に潜ることも可能だし、さまざまなリスクについて深く知ることで、それを回避する態度を養うことも出来る。
スキルを身に着けるということ、それを磨いていくということと、実際にそのスキルがなければ到達できない世界に行くこととは別の話だ。
器材の選択や運用についても同じ。
まあ、行けるから行っちゃうということはあるかもしれないが、行けないのに行っちゃうよりは安全には違いない。
「まずは、どんなものか知りたい方は、イントロテックダイバーコースがおすすめです。」
この釣り文句に、まんまと引っかかって、浮沈子は受講を決心した。
受講資格に問題はないから、日程が合えば受け入れてもらえると考えている。
カバーン講習は、3月のメキシコツアーに不参加を決めたので受けない。
閉鎖環境に虎と馬(トラウマ?)を飼っている浮沈子が、にわかトレーニングで参加するのはリスキーだ。
スキルの有無ではなく、心の傷の問題だからな。
にもかかわらず、竹内さんは、カバーン講習の資料とか、昔のテキストを持ち出したり、英語版の現地の案内図を出して、ここならオープンウォーターだから大丈夫だと熱心に(しつこく?)説明したりする。
だから、行かないって!。
減圧の仮想閉鎖環境は受け入れても、物理的に塞がれ、闇が支配するところへは行かないのだ。
カバーンは闇じゃないというけど、光と闇の間の世界だ(そうなのかあ?)。
ちなみに、浮沈子は、ナイトダイビングもしない。
まあ、ロタホールとか行っちゃうけどな。
そういう例外的な話はある。
今日のお買い物は、タンクベルト2本。
おまけに、ゴム製のストッパーを2個もらう。
ネジで固定しなくても、プレートと新しく仕入れたシングルタンク用のブラダー(両方ともOMS製:スリットあり)をぐらつくことなく絞めることができる。
これで、イントロテックの受講に必要な大物は整った。
何時も形から入る浮沈子。
まあ、どうでもいいんですが。
テクニカルダイビングの入り口で、足踏みしている浮沈子だが、足踏みついでに他団体のコースを受けてみようという気になったのには訳がある。
我が国で、テクニカルダイビングが流行らないのはなぜなんだろうかと考えているからだ。
別に、流行らなくてもいいんだが、誤解を恐れずに言えば、少し脅しが利き過ぎているのではないか。
もちろん、レクリエーショナルダイビングに比べて、リスクが高くなるのは事実だ。
しかし、レクリエーショナルダイビングの中だって、ビーチエントリーのシチュエーションばかりじゃないし、限られた範囲とはいえ、オーバーヘッド環境にもいく。
最近は30mまでというように、指導内容が変わりつつあるけど、最大40mまで、いきなり潜れるわけじゃない。
練度に応じて(概ね、年齢とか、経験本数で評価)、必要なスキルを学ばせながら、活動範囲を広げている。
テクニカルダイビングも、徐々にスキルアップしながら、活動範囲を広げていくという点では、変わるところはない。
無論、そこには、越えるかどうかを決心する一線が引かれている。
浮沈子にとっては壁だが、それは階段の一つに過ぎないという考え方もある。
最大水深にしても、最近は30mというのが業界の常識になりつつある。
事実、浮沈子のポセイドンセブンのPADIアドバンスドリブリーザーダイバーのCカードには、30m/100ft maxと書いてある。
基準自体も変わっていく。
時代の流れというやつだな。
それが、20mになり、10mになり、0m(!?)になるかもしれない。
わからんぞお?。
そしたら、全員がテクニカルダイバーになればいいだけだからな。
問題ない(そういうことかあ?)。
まあいい。
要するに、テックは世につれ、世はテックにつれということだ(ワケワカ・・・)。
他にも、指導団体によって取り扱いが異なるスキルもある。
浮沈子が知っているのは、TDIでは、リブリーザーは全てテクニカルダイビングで使用する器材と位置付けられているが、PADIではタイプR(シビックとは、関係ありません)のリブリーザーに限り、レクリエーショナルダイバー(TDIでは、スポーツダイバーというらしい)が使用する器材となっていて、テクニカルダイビング専用のタイプTとは異なる扱いになっている。
この辺りの考え方というか、出自の違いというのが面白い。
テクニカルダイビングに対するアプローチの違いというか、どこで線引きするかを考えている。
その根本的なところでは、ほとんど違いはないだろうが、表に出てきて実際に講習をするにあたっての違いというのは小さくないだろう。
どこがどのように違ってくるかというのも興味深い。
それが、基本的な考え方や思想の違いによるものなのか、それとも、教え方のバリエーションの範囲に留まるのかも気になるところだ。
イントロテックで、どの程度それらが現れてくるのか、それともほとんど全くないのか。
具体的に学んでみなければ分からない。
浮沈子のテック恐怖症、閉鎖環境・暗闇恐怖症がそれで解消されるとは限らない。
もっとも、カバーンは受講しないけどな。
閉鎖環境へは、当分(たぶん、一生)行かないからな。
浅く明るく暖かい環境で、ゆるゆると潜る。
可能な限り、CCRで潜る。
それでいい。
テクニカルダイビングを志向するダイバーの考え方や、行動を理解したいだけだ。
ちみたちは、なんでそんなにヘンタイなのかなあ?。
まあ、嘆く会では、まともなヘンタイではなく、変なヘンタイ(?)が量産され続けることへの懸念がメインの話題だがな。
シンプルで、明るく楽しいスポーツダイビングでは満足できずに、複雑で、リスキーで、面倒くさいダイビングが好きという話は、まともで、かつヘンタイでない浮沈子には、なかなか理解できない。
CCRにハマっているくせに、よくいうよ・・・。
まあ、シンプルな運用に徹し、今回も、マニュアルインフレーターには指一本触れなかったしな。
BCへの給気はベイルアウトに繋ぎ変えたけどな。
それだけだ。
エントリー、エキジットは、無理せず、ガイドさんに持ってもらったけどな。
1万分の1位しかいないテクニカルダイバーの事を考えても仕方ない。
それが、スポーツダイバー(TDI)とか、レクリエーショナルダイバー(PADI)とかと、シームレスに繋がっていると言われても、俄かには信じられない。
浮沈子にテック40の手ほどきをしてくれた石井さんは、毎日のように沈船内部に潜ってたけど、そしてそれは、紛れもなくテックだけど、毎日が命がけというわけではないと言ってたがな。
間違いなく、日本人で最も多くスービックのニューヨークにペネトレーションしているダイバーだからな。
チョーまともなヘンタイダイバーだ。
浮沈子の理解を超越している。
いずれにせよ、どんな団体であれ、どんなインストラクターであれ、まともなヘンタイを認定しなければ、その結果は悲惨だ。
浮沈子は、壁だろうが階段だろうが、そのリスクは指導団体が言う程低くはないだろうと感じている。
それが誤解であって欲しいが、そうでなければ杜撰なインストラクションやサーティフィケートの発行の結果は死屍累々になる。
TDIのイントロテックでは、具体的な行動範囲の拡張が認められるわけではないから、認定行為がリスクの増大に繋がることはない(たぶん)。
講習それ自体にも、殆どリスクはない(フィンワークで、足が攣る程度か)。
繰り返しになるが、浮沈子はリフレッシャーコースが必要なテクニカルダイバーということになる。
テック40を復習しといた方がいいんだろうが、どーせ教えてもらうんだから、その中で復習しよう。
浮沈子一人が焼き直してどうなるものではないけど、これも、我が国のテックを憂える会の結論の一つだ。
少なくとも、一人のなんちゃってテックダイバーを、まともなヘンタイに近づける一助にはなるだろう。
水が温かいうちに、潜っておきたいもんだな・・・。
83タルガで秋葉原往復 ― 2017年10月03日 01:28
83タルガで秋葉原往復
神田へ行くのに、秋葉原の立体駐車場に停めて、てくてくと歩いて行った(駐車料金は、1日停めても1500円:今日は5時間以上停めたので、1時間辺り300円以下)。
まあ、歩く方はどうでもいいんですが。
クルマは83タルガ。
2か月ほど放置プレイして、一昨日手元に持ってきたが、昨日は乗らなかった。
昼過ぎに引っ張り出して、下道をテロテロと走る。
ダックテールが如何にも速そうだが、カメのように走る。
知り尽くした道を、車線を変えながら走る。
ちっとばっかスピード出したって、都内の信号多発地帯では、先に行くことなんて出来っこないのだ。
大人しく制限速度を守って走っても、ちっとでも先に行こうとシャカリキになって走っても、大田区から秋葉原まで5分と違わない。
軽のワンボックスに、両側からぶち抜かれる空冷ポルシェ・・・。
まあいい。
自分で選択したギアで、自分で納得できるアクセルワークで走ることの快感を、こころゆくまで味わう。
屋根は付けたまま走った。
曇り空だったからな。
シフトミスとか、ギア鳴りは、なし。
坂道でのエンストもない。
薬籠中の83タルガ。
何処までも滑らかに、無理のない加速と、制限速度内の最高速を維持する。
それでいて、置いていかれることがないのは、ポルシェの美点である動的性能と車重との兼ね合いの妙だ。
発進加速でぶち抜かれても、守備範囲の広い3速に入れた途端に追いついていく。
十分な車間距離を維持し、割り込みたいクルマはどんどん入れる。
それで、何か損するわけではない。
先の信号で停まるだけだからな。
平日昼間の都内の信号は、そのように設定されている。
スムーズに交通を流すよりも、頻繁に信号で止めて、最高速を抑制する設定だ(そうなのかあ?)。
完全自動運転の時代になれば、車間距離5cmとかで制御して、現在の数倍の交通を捌くことが出来るようになるかもしれない。
そうしたら、83タルガの運転でも、楽ちんに走ることができる・・・。
まあな、その頃は、人間の運転なんて危険な行為は、禁止されてるだろうからな。
路地裏にまわされた無人のパレットみたいな台車に載せるとこくらいしか、運転の楽しみは許されないに違いない。
もちろん、行先は袖ヶ浦サーキットだ。
アクセルを床も抜けよとばかり踏み込んで、人間の運転で思いっきり走ることが出来る・・・。
あれっ?、一緒に走っているクルマは、全部無人のロボットカーだぜ?。
そう、そのころのサーキット走行は、人間の運転するクルマ同士の走行は禁じられ、事故っても人的被害が最小となるロボットカーとの走行しか認められないことになってたりするかもしれないのだ。
世も末だな・・・。
激しい妄想に苛まれ、気が付くと駐車場に戻っている(まさかね)。
きょうは、時間をずらして帰ってきたこともあり、渋滞には捕まらなかった。
カバーを掛けている時に、ポツポツと雨が降り出した。
いいタイミングで帰ってきて正解だったな。
浮沈子が乗っている3台のクルマの中で、人間に最も近いクルマだ。
つーか、人間が運転することを前提として作られた時代のクルマ。
パワステなし、マニュアルシフト、機械式燃料噴射、ABSなし。
それでも、パワーウインドウだし、エアコンは外されているが、暖房も効く。
カーステもあるし、ワイパーだって動く(動かなければ、車検通らないしな)。
なんと、電動で左右のミラーまで動く(500Eは、片方しか動かない設計ですが)。
ユピテルのレーダー探知機に、パナソニックのカーナビまで付いている。
ハイテク車だな。
浮沈子には十分過ぎる。
アイドリング発進で、緩やかな上り坂を、サイドブレーキを使わずにクリアする快感は堪らない(ヘンタイですな)。
クルマを運転することが楽しかった時代の、最高峰のクルマの一つ。
運転を楽しめるクルマ。
人間を楽しませるクルマ。
今は、誰も求めていないクルマ。
そんなクルマに、乗り続けることが出来る幸せを感じながら、カバーを掛け終え、紐を結ぶ。
また、乗ってやっからな・・・。
神田へ行くのに、秋葉原の立体駐車場に停めて、てくてくと歩いて行った(駐車料金は、1日停めても1500円:今日は5時間以上停めたので、1時間辺り300円以下)。
まあ、歩く方はどうでもいいんですが。
クルマは83タルガ。
2か月ほど放置プレイして、一昨日手元に持ってきたが、昨日は乗らなかった。
昼過ぎに引っ張り出して、下道をテロテロと走る。
ダックテールが如何にも速そうだが、カメのように走る。
知り尽くした道を、車線を変えながら走る。
ちっとばっかスピード出したって、都内の信号多発地帯では、先に行くことなんて出来っこないのだ。
大人しく制限速度を守って走っても、ちっとでも先に行こうとシャカリキになって走っても、大田区から秋葉原まで5分と違わない。
軽のワンボックスに、両側からぶち抜かれる空冷ポルシェ・・・。
まあいい。
自分で選択したギアで、自分で納得できるアクセルワークで走ることの快感を、こころゆくまで味わう。
屋根は付けたまま走った。
曇り空だったからな。
シフトミスとか、ギア鳴りは、なし。
坂道でのエンストもない。
薬籠中の83タルガ。
何処までも滑らかに、無理のない加速と、制限速度内の最高速を維持する。
それでいて、置いていかれることがないのは、ポルシェの美点である動的性能と車重との兼ね合いの妙だ。
発進加速でぶち抜かれても、守備範囲の広い3速に入れた途端に追いついていく。
十分な車間距離を維持し、割り込みたいクルマはどんどん入れる。
それで、何か損するわけではない。
先の信号で停まるだけだからな。
平日昼間の都内の信号は、そのように設定されている。
スムーズに交通を流すよりも、頻繁に信号で止めて、最高速を抑制する設定だ(そうなのかあ?)。
完全自動運転の時代になれば、車間距離5cmとかで制御して、現在の数倍の交通を捌くことが出来るようになるかもしれない。
そうしたら、83タルガの運転でも、楽ちんに走ることができる・・・。
まあな、その頃は、人間の運転なんて危険な行為は、禁止されてるだろうからな。
路地裏にまわされた無人のパレットみたいな台車に載せるとこくらいしか、運転の楽しみは許されないに違いない。
もちろん、行先は袖ヶ浦サーキットだ。
アクセルを床も抜けよとばかり踏み込んで、人間の運転で思いっきり走ることが出来る・・・。
あれっ?、一緒に走っているクルマは、全部無人のロボットカーだぜ?。
そう、そのころのサーキット走行は、人間の運転するクルマ同士の走行は禁じられ、事故っても人的被害が最小となるロボットカーとの走行しか認められないことになってたりするかもしれないのだ。
世も末だな・・・。
激しい妄想に苛まれ、気が付くと駐車場に戻っている(まさかね)。
きょうは、時間をずらして帰ってきたこともあり、渋滞には捕まらなかった。
カバーを掛けている時に、ポツポツと雨が降り出した。
いいタイミングで帰ってきて正解だったな。
浮沈子が乗っている3台のクルマの中で、人間に最も近いクルマだ。
つーか、人間が運転することを前提として作られた時代のクルマ。
パワステなし、マニュアルシフト、機械式燃料噴射、ABSなし。
それでも、パワーウインドウだし、エアコンは外されているが、暖房も効く。
カーステもあるし、ワイパーだって動く(動かなければ、車検通らないしな)。
なんと、電動で左右のミラーまで動く(500Eは、片方しか動かない設計ですが)。
ユピテルのレーダー探知機に、パナソニックのカーナビまで付いている。
ハイテク車だな。
浮沈子には十分過ぎる。
アイドリング発進で、緩やかな上り坂を、サイドブレーキを使わずにクリアする快感は堪らない(ヘンタイですな)。
クルマを運転することが楽しかった時代の、最高峰のクルマの一つ。
運転を楽しめるクルマ。
人間を楽しませるクルマ。
今は、誰も求めていないクルマ。
そんなクルマに、乗り続けることが出来る幸せを感じながら、カバーを掛け終え、紐を結ぶ。
また、乗ってやっからな・・・。
エールのこと ― 2017年10月03日 08:37

エールのこと
小笠原ネタで、書かなかったことの一つ。
えーと、特に意味はないんだが、浮沈子が動物嫌いということもあって、後回しになっていただけ。
フィッシュアイのアイドル、犬のエール(浮沈子は、エルだとばっか思ってたんだがな)。
(小笠原を愛する私たちがお迎えします
S T A F F)
http://www.h5.dion.ne.jp/~kasai/staff.htm
古いホームページが、消えずに残っているだけのようなので、いつまで見られるか分からない。
「AIR エール
ウエスト ハイランド ホワイト テリア(通称 ウエスティー)◆太平洋横断犬」
「みなさんこんにちは、エールです。2010年7月10日九州は博多から、びーすとますたー3と一緒に太平洋を渡って来ました。」
「エールはフランス語で、翼や空気って言うことらしいですがダイバーに必要な空気って事でよろしくです。」
「特技は船酔いしません。でも知らない事ばかりです。悪さしたら 「いけない」って、ご指導ご鞭撻のほどお願いします。」
甘ったれで寂しがり屋。
オスで、近所にガールフレンドがいて、飼い主が散歩に一緒に連れて行ってくれているようだ。
もう、大はしゃぎ!(哺乳類のオスって、共通だな・・・)。
笠井さん大好きで、よくいうことを聞く。
船酔いしないとか書いてあるけど、別にボートに一緒に乗ることはなかった。
お家でお留守番。
ご主人様がお出かけしそうな雰囲気を感知して、吠えまくる。
寂しがり屋なのだ。
そんでもって、だっこダイスキ!。
甘ったれの中年男か・・・。
まあいい。
このくらい、丁寧に紹介してやったんだからな、次回行った時、浮沈子に吠えるんじゃないぞ。
自分の尻尾でも追っかけて、くるくる回ってろ・・・。
小笠原ネタで、書かなかったことの一つ。
えーと、特に意味はないんだが、浮沈子が動物嫌いということもあって、後回しになっていただけ。
フィッシュアイのアイドル、犬のエール(浮沈子は、エルだとばっか思ってたんだがな)。
(小笠原を愛する私たちがお迎えします
S T A F F)
http://www.h5.dion.ne.jp/~kasai/staff.htm
古いホームページが、消えずに残っているだけのようなので、いつまで見られるか分からない。
「AIR エール
ウエスト ハイランド ホワイト テリア(通称 ウエスティー)◆太平洋横断犬」
「みなさんこんにちは、エールです。2010年7月10日九州は博多から、びーすとますたー3と一緒に太平洋を渡って来ました。」
「エールはフランス語で、翼や空気って言うことらしいですがダイバーに必要な空気って事でよろしくです。」
「特技は船酔いしません。でも知らない事ばかりです。悪さしたら 「いけない」って、ご指導ご鞭撻のほどお願いします。」
甘ったれで寂しがり屋。
オスで、近所にガールフレンドがいて、飼い主が散歩に一緒に連れて行ってくれているようだ。
もう、大はしゃぎ!(哺乳類のオスって、共通だな・・・)。
笠井さん大好きで、よくいうことを聞く。
船酔いしないとか書いてあるけど、別にボートに一緒に乗ることはなかった。
お家でお留守番。
ご主人様がお出かけしそうな雰囲気を感知して、吠えまくる。
寂しがり屋なのだ。
そんでもって、だっこダイスキ!。
甘ったれの中年男か・・・。
まあいい。
このくらい、丁寧に紹介してやったんだからな、次回行った時、浮沈子に吠えるんじゃないぞ。
自分の尻尾でも追っかけて、くるくる回ってろ・・・。
イントロテック申し込み ― 2017年10月03日 19:36
イントロテック申し込み
お忙しいスケジュールの中、加藤さんへ電話でのコンタクトが出来た。
とりあえず、受けてはくださるようで、ホッとする。
事前に、國富のプールで潜っておく算段もして、今日の段取りは終わり。
昨日、受け取り損ねた後便の器材も無事に届く。
基本的に、5mmウエットとフードベストで潜る。
ドライでの講習を勧められたが、今回はパスだな。
イントロテックは、テクニカルダイビングの紹介という位置づけなので、何かスキルが出来るようにならなければならないということはないらしい。
こんなん、ありますよ、という感じか。
それだけに、しっかり理解しないと、ボディーブローのように、後々効いてくるということもあるだろう。
どれだけ習熟できるかは、講習時間や生徒の学習能力によって変わって来る。
逆に、どこまでやるかは、生徒次第ということにもなる。
後は、継続教育の中で練度を上げていくことになるからな。
画像は、小笠原で撮っていただいたもの。
嫁島マグロ穴の辺りだ。
(ケータ遠征 September 16, 2017)
https://www.fisheye1997.com/single-post/2017/09/16/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%81%A0%E5%BE%81
「一本目は人指し。」
ちなみに、1本目が嫁島マグロ穴で、2本目が人指し岩、3本目が東の湾が正しい。
「今便より、テクニカルダイバーさんがご来店してます! 」
おいおい・・・。
浮沈子は、ポセイドンではテクニカルダイバーじゃないんだがな。
「はじめてリブリーザーを間近で見ましたが、 泡が出ないってすごいです!!」
「ブログにアップするお許しが出ましたので写真はこんな感じです!」
ん?、後ろから泡が出てるような気がするんだがな(BCのバルブから抜いて、浮力調整中)。
気のせいかな・・・。
お忙しいスケジュールの中、加藤さんへ電話でのコンタクトが出来た。
とりあえず、受けてはくださるようで、ホッとする。
事前に、國富のプールで潜っておく算段もして、今日の段取りは終わり。
昨日、受け取り損ねた後便の器材も無事に届く。
基本的に、5mmウエットとフードベストで潜る。
ドライでの講習を勧められたが、今回はパスだな。
イントロテックは、テクニカルダイビングの紹介という位置づけなので、何かスキルが出来るようにならなければならないということはないらしい。
こんなん、ありますよ、という感じか。
それだけに、しっかり理解しないと、ボディーブローのように、後々効いてくるということもあるだろう。
どれだけ習熟できるかは、講習時間や生徒の学習能力によって変わって来る。
逆に、どこまでやるかは、生徒次第ということにもなる。
後は、継続教育の中で練度を上げていくことになるからな。
画像は、小笠原で撮っていただいたもの。
嫁島マグロ穴の辺りだ。
(ケータ遠征 September 16, 2017)
https://www.fisheye1997.com/single-post/2017/09/16/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%81%A0%E5%BE%81
「一本目は人指し。」
ちなみに、1本目が嫁島マグロ穴で、2本目が人指し岩、3本目が東の湾が正しい。
「今便より、テクニカルダイバーさんがご来店してます! 」
おいおい・・・。
浮沈子は、ポセイドンではテクニカルダイバーじゃないんだがな。
「はじめてリブリーザーを間近で見ましたが、 泡が出ないってすごいです!!」
「ブログにアップするお許しが出ましたので写真はこんな感じです!」
ん?、後ろから泡が出てるような気がするんだがな(BCのバルブから抜いて、浮力調整中)。
気のせいかな・・・。
デコ出し ― 2017年10月03日 23:41
デコ出し
禁断の話題に触れる。
もう、10年位前の話だ。
まだ、ダイビングを始めて間もないころ、ロタ島で松運丸に潜った。
そう、浮沈子が、ダイバーになった(と錯覚した?)記念すべきダイビングの時。
一緒に潜っていた老夫婦が、デコ出しした。
ダイコンはIQ800だったかな。
12分の安全停止(減圧)を求められたようだった。
あすこは、深いからな(ボトム35mくらい)。
チンアナゴ(ガーデンイール)の撮影に、夢中になってしまったらしい。
デコとは、デコンプレッション、つまり減圧の略。
正確に言えば、デコンプレッションストップ(減圧停止)のことになる。
浮上している際は、圧力は減じているが、浮上を止めれば減圧は止まる。
それをしなければ、安全な浮上が出来ないようなダイビングの事を、「停止」を省略して、減圧ダイビングと言っているようだ。
PADIでいうところの、レクリエーショナルダイバー(TDIなどでは、スポーツダイバーというらしい)では、減圧ダイビングは行ってはならないことになっている。
そのための指標としては、NDLという概念があり、その深度で、後どのくらいデコ出しせずに潜っていられるかを時間(分)で表す。
(基礎からわかる! ダイビングスタート&スキルアップ術 第30回 ひと目でわかるダイブコンピュータ)
https://www.marinediving.com/skill/basic_skill/30_divecomputer/
「ダイブコンピュータは、「無減圧潜水時間(NDL)」=「減圧停止しないでその水深にあとどれぐらい(何分間)いられるか」を示すのが最大の役割なのだ。」
最近のダイブコンピューターには、NDLを表示するようになっているものが多いが、殆どのレクリエーショナルダイバーは、その数字の意味するところを知らずに潜っている(たぶん)。
深く潜ることが多いダイバーや、長時間粘って写真や動画を撮るダイバーの中には、ちゃんと分かっている人もいる。
が、分かってないのは、そんなもんは当てにならないということだ(そうなのかあ?)。
だって、ダイバー個人の生理的な特性なんて、全く反映していないし、身長体重はもとより、脂肪量や筋肉量なども入力しているわけではない。
そもそもの減圧理論自体が、人間の身体を水袋として扱っているわけだから、NDLが気休め程度のものであることは明らかだ。
要するに、テキトーなのだ。
大切なことは、ダイコンの数字はあくまで参考にして、潜水計画を立てる際には、余裕を持たせ、実施に当たっては保守性を加味して運用するのが正しいと教わる。
NDLが一桁になるなどというのはもってのほか。
浮沈子は、20分を切ると気になって仕方ない。
中層が流れていて、水底が深く、底の方に行かなければ見るものが少ない小笠原では、かなりギリギリの運用が行われているようだ。
軽い減圧潜水は、日常的に行われているかも知れない。
浮沈子は実際そういう体験はしていないが、テクニカルダイバーである竹内さんに付き合って潜ると、みるみるNDLが減っていくのが分かる。
えーと、浮沈子の資格では、ポセイドンでは減圧出せないんですけど・・・。
今回は、ペトレルでは0分になったことがある(ポセイドンよりは厳しめに出る)。
反省だな。
もっとも、CCRの場合は、ゆっくりと浮上している間に減圧停止は終わってしまうことが多い。
15m位の深度では、PO2も最大の1.2のままだしな。
窒素の吸収(排出も)の遅い組織には堪り続けているだろうから、安心はできないんだが、濃いめのナイトロックスを吸い続けることになるから、排出が加速される。
軽い減圧を出して、酸素で加速減圧しているテクニカルダイバーに付き合っていると、CCRの方が先に減圧が終わっていることもあるようだ。
えーと、浮沈子は、ポセイドンでは減圧できないはずだからな。
良く分からないけどな・・・。
「水中では小さな字も大きく見えるので、「小さな文字が見えない!」という方も見えると思うが、見えない方は画面の大きなダイブコンピュータを買って、必ず水中で確認ができるようにしよう。」
画面が大きくても、NDLの文字や数字が大きいとは限らない。
しっかりと取説を読んで(しかしなあ、取説の文字も小さいからなあ)、NDLの管理をおろそかにしないことが大切だ。
テクニカルダイビングを安全に行えるようになれば、デコ出ししてもちゃんと減圧停止して、事故や障害を起こすことなく浮上することが出来るようになる。
そのためには、精密な浮力調整、深度の維持、確実な水中からのブイの放出、時間管理と減圧ガスの管理などのスキルが必要になる。
それでも、減圧症にならないという保証はない。
一定以上の確率で、減圧症は発生する。
NDLの管理をちゃんとやっていても、高所移動などの間に十分な時間を取ったとしても、体内に蓄積された窒素の影響を皆無には出来ない。
何かで読んだが、連日のダイビングを行った後の航空機の利用に於いて、完全に統計的な影響を排除するためには1週間以上の時間を要するそうだ。
そんなには待てない・・・。
24時間空けることについてさえ、業界の抵抗はすさまじい。
18時間以上というのは、医学的に決められたわけではなく、商売上の都合で決められた妥協の産物だ。
まあ、小笠原ならな、飛行機ないしな・・・。
高所移動の心配はない。
だからといって、連日の深潜りは、身体に対する負担が大きいことは認識すべきだ。
レクリエーショナルダイバー(PADI)やスポーツダイバー(TDIなど)は、デコ出し厳禁!。
控えめのダイビングを心掛けるようにしよう。
CCRなら、なお良い(酸素毒性の管理は必要だけどな)。
レクリエーショナルダイビングで、1日4ダイブも5ダイブもするなどというのは論外だ(浮沈子は、クルーズやタオ島では、最大4ダイブだったけどな)。
理論値としてはともかく、疲労を考えた場合の身体への負担はかなり大きい。
それが、減圧症の発生に影響しているかどうかはともかく、自分の体力を考えて潜るべきだろうな。
デコ出しが、ダイビングのネックになるような潜り方は、決して好ましくはない。
一般のダイビングに於いても、テクニカルダイビングに於いても、それは同じだ。
まあ、テックは、それが前提になるけどな。
そのための技術、コントロール、スキルを学び、磨くわけだ。
そして、減圧症のリスクを受け入れる。
個人差もあり、当日のご本人のコンディションにも大きく左右される。
万が一発症してしまったときの、医療体制や医療機関への搬送も考慮しなければならない。
父島にはチャンバーがない。
本土への搬送は時間がかかる。
それを考慮すれば、無茶なダイビングは出来ない。
まあ、そんなダイビングをしなくても、十分以上に楽しめる海だ。
ガツガツ潜らなくても、またの機会に潜ればいい。
1週間も続けて休めないという、我が国の労働環境も問題だな・・・。
禁断の話題に触れる。
もう、10年位前の話だ。
まだ、ダイビングを始めて間もないころ、ロタ島で松運丸に潜った。
そう、浮沈子が、ダイバーになった(と錯覚した?)記念すべきダイビングの時。
一緒に潜っていた老夫婦が、デコ出しした。
ダイコンはIQ800だったかな。
12分の安全停止(減圧)を求められたようだった。
あすこは、深いからな(ボトム35mくらい)。
チンアナゴ(ガーデンイール)の撮影に、夢中になってしまったらしい。
デコとは、デコンプレッション、つまり減圧の略。
正確に言えば、デコンプレッションストップ(減圧停止)のことになる。
浮上している際は、圧力は減じているが、浮上を止めれば減圧は止まる。
それをしなければ、安全な浮上が出来ないようなダイビングの事を、「停止」を省略して、減圧ダイビングと言っているようだ。
PADIでいうところの、レクリエーショナルダイバー(TDIなどでは、スポーツダイバーというらしい)では、減圧ダイビングは行ってはならないことになっている。
そのための指標としては、NDLという概念があり、その深度で、後どのくらいデコ出しせずに潜っていられるかを時間(分)で表す。
(基礎からわかる! ダイビングスタート&スキルアップ術 第30回 ひと目でわかるダイブコンピュータ)
https://www.marinediving.com/skill/basic_skill/30_divecomputer/
「ダイブコンピュータは、「無減圧潜水時間(NDL)」=「減圧停止しないでその水深にあとどれぐらい(何分間)いられるか」を示すのが最大の役割なのだ。」
最近のダイブコンピューターには、NDLを表示するようになっているものが多いが、殆どのレクリエーショナルダイバーは、その数字の意味するところを知らずに潜っている(たぶん)。
深く潜ることが多いダイバーや、長時間粘って写真や動画を撮るダイバーの中には、ちゃんと分かっている人もいる。
が、分かってないのは、そんなもんは当てにならないということだ(そうなのかあ?)。
だって、ダイバー個人の生理的な特性なんて、全く反映していないし、身長体重はもとより、脂肪量や筋肉量なども入力しているわけではない。
そもそもの減圧理論自体が、人間の身体を水袋として扱っているわけだから、NDLが気休め程度のものであることは明らかだ。
要するに、テキトーなのだ。
大切なことは、ダイコンの数字はあくまで参考にして、潜水計画を立てる際には、余裕を持たせ、実施に当たっては保守性を加味して運用するのが正しいと教わる。
NDLが一桁になるなどというのはもってのほか。
浮沈子は、20分を切ると気になって仕方ない。
中層が流れていて、水底が深く、底の方に行かなければ見るものが少ない小笠原では、かなりギリギリの運用が行われているようだ。
軽い減圧潜水は、日常的に行われているかも知れない。
浮沈子は実際そういう体験はしていないが、テクニカルダイバーである竹内さんに付き合って潜ると、みるみるNDLが減っていくのが分かる。
えーと、浮沈子の資格では、ポセイドンでは減圧出せないんですけど・・・。
今回は、ペトレルでは0分になったことがある(ポセイドンよりは厳しめに出る)。
反省だな。
もっとも、CCRの場合は、ゆっくりと浮上している間に減圧停止は終わってしまうことが多い。
15m位の深度では、PO2も最大の1.2のままだしな。
窒素の吸収(排出も)の遅い組織には堪り続けているだろうから、安心はできないんだが、濃いめのナイトロックスを吸い続けることになるから、排出が加速される。
軽い減圧を出して、酸素で加速減圧しているテクニカルダイバーに付き合っていると、CCRの方が先に減圧が終わっていることもあるようだ。
えーと、浮沈子は、ポセイドンでは減圧できないはずだからな。
良く分からないけどな・・・。
「水中では小さな字も大きく見えるので、「小さな文字が見えない!」という方も見えると思うが、見えない方は画面の大きなダイブコンピュータを買って、必ず水中で確認ができるようにしよう。」
画面が大きくても、NDLの文字や数字が大きいとは限らない。
しっかりと取説を読んで(しかしなあ、取説の文字も小さいからなあ)、NDLの管理をおろそかにしないことが大切だ。
テクニカルダイビングを安全に行えるようになれば、デコ出ししてもちゃんと減圧停止して、事故や障害を起こすことなく浮上することが出来るようになる。
そのためには、精密な浮力調整、深度の維持、確実な水中からのブイの放出、時間管理と減圧ガスの管理などのスキルが必要になる。
それでも、減圧症にならないという保証はない。
一定以上の確率で、減圧症は発生する。
NDLの管理をちゃんとやっていても、高所移動などの間に十分な時間を取ったとしても、体内に蓄積された窒素の影響を皆無には出来ない。
何かで読んだが、連日のダイビングを行った後の航空機の利用に於いて、完全に統計的な影響を排除するためには1週間以上の時間を要するそうだ。
そんなには待てない・・・。
24時間空けることについてさえ、業界の抵抗はすさまじい。
18時間以上というのは、医学的に決められたわけではなく、商売上の都合で決められた妥協の産物だ。
まあ、小笠原ならな、飛行機ないしな・・・。
高所移動の心配はない。
だからといって、連日の深潜りは、身体に対する負担が大きいことは認識すべきだ。
レクリエーショナルダイバー(PADI)やスポーツダイバー(TDIなど)は、デコ出し厳禁!。
控えめのダイビングを心掛けるようにしよう。
CCRなら、なお良い(酸素毒性の管理は必要だけどな)。
レクリエーショナルダイビングで、1日4ダイブも5ダイブもするなどというのは論外だ(浮沈子は、クルーズやタオ島では、最大4ダイブだったけどな)。
理論値としてはともかく、疲労を考えた場合の身体への負担はかなり大きい。
それが、減圧症の発生に影響しているかどうかはともかく、自分の体力を考えて潜るべきだろうな。
デコ出しが、ダイビングのネックになるような潜り方は、決して好ましくはない。
一般のダイビングに於いても、テクニカルダイビングに於いても、それは同じだ。
まあ、テックは、それが前提になるけどな。
そのための技術、コントロール、スキルを学び、磨くわけだ。
そして、減圧症のリスクを受け入れる。
個人差もあり、当日のご本人のコンディションにも大きく左右される。
万が一発症してしまったときの、医療体制や医療機関への搬送も考慮しなければならない。
父島にはチャンバーがない。
本土への搬送は時間がかかる。
それを考慮すれば、無茶なダイビングは出来ない。
まあ、そんなダイビングをしなくても、十分以上に楽しめる海だ。
ガツガツ潜らなくても、またの機会に潜ればいい。
1週間も続けて休めないという、我が国の労働環境も問題だな・・・。
最近のコメント