令和の戒厳令前夜:東京ロックダウン決定!2020年04月06日 16:44

令和の戒厳令前夜:東京ロックダウン決定!


偏見と誤解と煽りに満ち満ちた標題を掲げて満足する(そんなあ!)。

(安倍首相「緊急事態宣言」あすにも出す方向で最終調整)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200406/k10012370241000.html

「法律に基づく「緊急事態宣言」を7日にも出す方向で最終調整」

「安倍総理大臣は、6日午後2時半ごろから、およそ20分間、新型コロナウイルス対策の特別措置法を担当する西村経済再生担当大臣、政府の「諮問委員会」の尾身茂・会長と会談」

「現状の報告をしただけだ」

嘘つけ!。

今後のシナリオのすり合わせをしたに決まってる。

サル芝居の一環だからな。

政府は、緊急事態宣言が出されても、影響は少ないという印象を与えようと躍起だ。

(緊急事態宣言 「発出も 慌てて地方に移る必要なし」経済再生相)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200406/k10012370491000.html

「レストランやカフェは、換気をしたり、人と人との距離をとるなどの工夫をしながら営業すればいい」

「ロックダウン=都市封鎖とは違う」

「時差出勤によって仕事もできる」

日本的な、極めてゆる~い「緊急」事態なわけだ。

フィリピンとは雲泥の差だな・・・。

(フィリピン大統領「違反者がトラブル起こすなら射殺」で物議)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200402/k10012365031000.html

「違反者がトラブルを起こすようなら、射殺するよう警察と軍に命じた」

やれやれ・・・。

駄々洩れの東京ロックダウンでは、効果は限定的で、5月6日までといわれている期間が終わっても、感染者の増加傾向は続いているだろう。

政府が懸念しているように、非対象地域に拡散する効果の方が大きいかも知れない。

浮沈子の近所では、悪ガキどもがたむろしてうろつきまわってるしな(概ね、マスクなんてしてないし・・・)。

おお、怖っ!。

それでも、外出制限の強化は行うべきだろうし、集会の制限、大規模小売店舗の営業規制は必要だ。

狙っているのは、危機感を演出して社会を誘導しようという心理的効果の助長だ。

不要不急で出歩いている人に、警察官が職務質問くらいはするかもしれない(マスク、着けてね!)。

そういう雰囲気が蔓延すれば、相互に牽制が働いて、強制力を伴わなくても効果が増大すると見ているようだな。

浮沈子は、言われなくても自粛してるからいいけどな。

食料の買い出しは対象外だそうだから、ますます肥え太ってしまうだろうけどな(散歩程度なら認められるんだろか?)。

規制範囲が、どこまで及ぶのかは分からない。

多摩川を渡ることさえできれば、後はどうにでもなるかもしれない。

規制線とか張られて、検問受けるようならヤバいけどな。

フランスみたいに、外出票のようなものを持ち歩かないと罰金喰らうことはない。

(フランスにおける外出制限について)
https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00022.html

「フランスにおいては,3月17日から4月15日までの間(延長の可能性あり),厳格な外出制限が行われています。フランス全土で検問が実施され,違反した場合には反則金等が科せられますのでご注意下さい。なお反則金等は,初回の違反について135ユーロ又は375ユーロの反則金(反則金不納付で訴追された場合の罰金は最大750ユーロ),15日以内の再度の違反について200ユーロ又は450ユーロの反則金(反則金不納付で訴追された場合の罰金は最大1500ユーロ),30日以内に4回違反した場合には最大6か月の拘禁刑及び3750ユーロの罰金(並びに必要に応じて公益奉仕活動・運転免許停止)となっています。」

「例外的に外出が認められるためには,特例外出証明書 ( ATTESTATION DE DEPLACEMENT DEROGATOIRE)を所持している必要があります。」

「ひな型に掲載されている,外出理由として認められる場合は,以下の7つです。」

「テレワークができない必要不可欠な仕事又は延期できない仕事のための,自宅と職場間の移動。この項目を理由として選択する場合,特例外出証明書と併せて,出勤証明書(JUSTIFICATIF DE DEPLACEMENT PROFESSIONNEL)を所持している必要があります。」

「仕事のために必要な買い物又は必要不可欠な買い物を許可された施設において行うための移動。」

「遠隔からは行えず延期できない診療・治療。長期的疾患患者の診察・治療。」

「親族のためにやむを得ないもの,脆弱な人々への支援,子どもの監護のための移動」

「集団的スポーツ以外で他人との接近を伴わない個人的な運動や,散歩(複数人で行う場合には,同居人同士のみに限定),ペットのために必要なもので,1日1時間以内,自宅から1キロ以内で行う短時間の移動。
(注)近所でのジョギング,散歩,飼い犬の散歩等が該当すると考えられます。」

「司法・行政による召集
(注)裁判所,警察署,その他行政組織に召集された場合が考えられます。」

「行政当局の要請を受けて行う公益活動への参加」

「※末尾に署名する際,日付・出発時間の記載が義務付けられています。」

実際の運用がどうかは知らないが、制度的には厳格だ。

東京ロックダウンでは、今のところ、そういう話は出ていない。

つーことは、実効性に乏しいということになる。

弊害だけ際立って、結果的に効果が出なければ、再度の執行は困難になる可能性もある。

どの道、困難な選択であることに変わりはない。

やるなら、早い方が効果的だが、中途半端に行って藪蛇になる可能性は高い。

フィリピンを見習えとは言わないが、もう少し実効性を上げた方がいいような気はする。

(都の対応は? 夕方以降に知事会見へ 「緊急事態宣言」調整受け)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200406/k10012370321000.html

「早ければ、夕方以降、小池知事が臨時で記者会見」

弊害の後始末は国に押し付けて、是非とも実効性のある対応をしていただきたいもんだ。

封鎖が解除された時、一斉に拡散が始まるからな。

自粛疲れも溜まっているだろうし、そん時には、もう歯止めは効かない。

本物の感染爆発(オーバーシュート)が始まっちまう・・・。

ピークカットに成功するかどうかは、文字通り制度的な死活問題になる。

進むもコロナ、退くもコロナ。

人類の誰もが経験したことのない、ゆる~いロックダウンは、いま、秒読みに入った・・・。

(「緊急事態宣言を出す」安倍総理が明言 指定地域は7都府県、期間は1カ月:追加)
https://times.abema.tv/posts/7049135

「安倍総理大臣は自民党の役員会に出席し、「緊急事態宣言を出す」と明言した。指定する地域は東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡の7つの都府県で、期間は1カ月だという。」

うーん、規制線突破するには多摩川渡ってもダメで、箱根越えしなけりゃな・・・。