止まれない悩み再び:セントラルのプールで96分粘るも静止できず2020年04月04日 10:11

止まれない悩み再び:セントラルのプールで96分粘るも静止できず
止まれない悩み再び:セントラルのプールで96分粘るも静止できず


メタリコンタンクを背中に1本背負って、都立大学駅近くのセントラルスポーツのスイミングプール(ほぼ深場:水深4m:狭いけど)で粘る。

(セントラルフィットネスクラブ自由が丘:施設紹介:ダイビングプール参照)
https://www.central.co.jp/club/jiyugaoka/facilities/

「水深4mプール。スクーバダイビングのライセンスも取得できます。」

もちろん、限定水域だけじゃCカードは取れないし、一般に誤解を招く「ライセンス」という用語は避けるべきだなど、突っ込みどころには事欠かないが、浮沈子が自転車で行くことができる唯一のダイビングスポットだからな。

その存在は貴重だ。

以前にも利用させてもらったことはあるけど、契約しているダイビングショップのお客さんとして使用しなければならない。

現在は、スキューバプロショップが契約しているので、今回も藤上さんの指導の下(本人は、水面エアロビクスに専念?)、ずーっと水中ですごす。

アベレージ3.2mで96分、エアは190バール弱からスタートして50バール弱まで吸った。

水面換算で毎分11リッター。

後半は、少し動いていたけど、やや多い。

浮沈子の場合、完全に止まれれば毎分10リッターか、場合によっては一桁になるはずだから、止まれていないことは明らかだ。

バランスもトリムも取れない。

設えは、5mmウェット、フードベスト、ボート用ブーツ、アウトロー(BC)、フライト(レギュレーター)、マレス(フィン)。

やれやれ・・・。

フィンワークの練習と、3mと2.5mでのゆっくり泳ぎながらの深度維持を試みたが、いずれも満足できるレベルではなかった。

プラスマイナス10cmの上下動が発生する(2.5mではプラスマイナス20cmに拡大!)。

他に試したのは、少し多めに吸い込んでからレギュレーターを外してプクプクと泡を出しつつ調整し、完全な中性浮力に持って行く練習。

CCR対策だが、これも不発・・・。

何度かやったが、吐き出し過ぎてゆっくりと沈みだす(浮力変化のタイムラグが読めない)。

水中に鋳込まれたような、ビタッと静止する感覚を失いかけている。

ちゃんと止まる練習は、時々やらないとな。

今週末は、お出かけしないで英気を養う。

お客さんの都合で、伊豆大島ツアーは延期。

やれやれ・・・。

世の中、自粛ムード満載だな。

米国(感染者276,849人、死者7,371人)は、自分とこは棚に上げて、自国民に対して我が国(3129、77:クルーズ船除く)からの帰国を促している。

(在日米大使館 米国民に帰国準備呼びかけ 新型コロナウイルス)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200404/k10012368171000.html

「日本政府が広範囲に検査を行わないと判断しているため、どれだけ感染が広まっているか正確に把握することが難しい」

「今のところ、日本の医療システムは信頼できるが、感染が広がると、数週間後、機能するか予測が難しい」

お前に言われたくない気もしないではないが、検査体制の貧困さが国際的な信用を失わせていること、感染爆発時の医療システムが脆弱だと認識されていることには注意しなければならない。

当局は、検査を無制限に行うことに慎重すぎるあまり、感染爆発の予兆を見逃す恐れがある。

対応が遅れれば、医療資源の枯渇による医療崩壊は瞬時に訪れる。

ニューヨークの感染者は、昨日1日だけで1万人増えている。

日本財団は、1万床の施設提供を計画しているようだが、そんな状態になれば焼け石に水だ。

(新型コロナで1万床確保へ 日本財団、テントなど新設)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57660560T00C20A4CC1000/

「月内に船の科学館の敷地内に大型のテント9棟を建て、既存のスポーツ施設も含めて約1200床を確保する。7月末からはつくば市の所有地でも受け入れを始め、約9千床の提供を想定」

軽症の感染者や無症候性キャリアを放置している現状で、本当に感染爆発を見極めて対応できるんだろうか?。

国や東京都は、感染ルートが判明しない市中感染の推移に注目しているようだが、保健所の調査に協力しない感染者が出ているのが気になる。

(東京都 新たに66人感染確認 38人は感染経路不明 新型コロナ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200401/k10012362301000.html

「都は感染者の増加に伴い、保健所によるきめ細かな調査が難しくなっている」

「「知人や店に迷惑がかかる」などとして調査への回答を拒んでいる人がいる」

(新型コロナ 都内で新たに89人感染 永寿総合病院の患者2人死亡)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200403/k10012366631000.html

「調査をしている保健所からは、電話の折り返しがなかったり、プライベートについて話してもらえなかったりするなど、若い世代の調査が大変難しいと聞いている」

濃厚接触者を追い切れないわけで、市中感染は予想以上に広がっている恐れが高い。

東京都が発表している地域別感染者数でも、浮沈子が棲息している大田区近辺での増加が続いている。

((第148報)新型コロナウイルスに関連した患者の発生について:別紙PDF参照)
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1007261/1007601.html

地域:3月31日→4月1日→4月2日
品川区:24→24→29
目黒区:21→23→29
大田区:15→16→18
世田谷区:44→54→67(ちょいヤバ?)

これらは、概ね2週間前の感染状況を示しているにすぎないし、未検査の感染者はこの10倍くらいだろうから、浮沈子的には、本日の真の感染者は35倍と見込んでいる(2週間後に3.5倍、検査漏れ10倍)。

品川区:1015人
目黒区:1015人
大田区:630人
世田谷区:2345人

うーん、だんだんヤバくなってる気がするな。

来週月曜辺りには、東京都全体の感染者は1000人の大台に乗る(たぶん)。

つーことは、実際の感染者は3万5千人という勘定だ(400人に1人!)。

べらぼーめ・・・。

米国が懸念しているのは、浮沈子の怪しげな推計ではなく、検査対象が少ないことにより正確な推計値の導出が出来ないことなわけだ。

1000人の感染者が発見された時に、真の感染者が1000人しかいないのか、それとも100万人なのかを知る術がないということだ。

真実は、その間のどこかにある(テキトー過ぎんじゃね?)。

ニューヨークは、来週中に医療崩壊に陥る。

助けられる患者をトリアージして、助かる見込みが少ない患者を積極的医療の対象から外すという辛い選択になる。

イタリア(119,827、14,681)が行っているように・・・。

情報は少ないけど、スペイン(119,199、11,198)も同じ状況だろうな。

(スペイン、介護施設で遺体放置も イタリアを上回る医療崩壊の苦境)
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00122/033000011/

「病院の待合室で入院する前に亡くなる感染者もいる。治療を優先する重症者の選別をしなければならない」

「兵士らが、治療を受けられずに放置されている高齢の感染者やベッドで死亡している人を発見した」

「防護服やマスク、ゴーグルなど医療器具がない中での感染者の介護は本当に恐ろしいだろう。現場に命がけの仕事までは求められず、スペインのような状況で職場放棄をしても責めることができないかもしれない」

明日くらいには、イタリアと順位が逆転するからな(世界第3位→2位)。

米国は、数週間後、我が国もそういう事態に陥ると見ている(そうなのかあ?)。

いくらなんでも、その頃までには発動されているはずの強制力のないロックダウンに、どの程度国民が従うかという問題もあるしな。

習近平の訪日に忖度し、オリンピックの開催に忖度し、経済への打撃に忖度して、決定的な決断を先延ばしにしている。

無症状や軽症の感染者を、病院から出してホテル等他の施設で管理するというのは正しい。

医療資源を有効に活用する方策だからな。

そこで重症化したり、人工呼吸器や人工心肺が必要になった時に、十分な態勢(人・物・金)があるかどうかが問題だが、それも不十分になると見られているわけだ。

相対的な感染者数が少ないとか感染速度が低いからといって、我が国が安全安心というわけではない。

現在、感染者数で世界第4位のドイツ(91,959、1,277)は、他国からの感染者を積極的に受け入れて治療しているようだ。

(ドイツ、イタリア重症者受け入れ)
https://www.nishinippon.co.jp/item/o/595940/

「イタリア北部から重症者6人のドイツへの搬送を始めた。同国の病院に入院させる。ドイツは隣国フランスの患者受け入れも開始。国内では2週間以内に重症者の急増が予測されるが、政府は「今こそ連帯を示す時だ」と述べ、今後も搬送を続ける。」

(ドイツ 際立つ低死亡率 0.7%、イタリアは10% 新型コロナ早期検査を徹底)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57375540Y0A320C2EA3000/

「ドイツは0.7%と突出して低い。早期検査で重症化しやすい高齢者の感染者増が抑えられている面がある。人工呼吸器の多さなども一定の効果を発揮している。」(現在は死亡率1.4パーセントに増加)

安全安心という観点からは、彼の国の方が上だろうな。

いや、それどころか世界最大の感染者数を計上する米国さえ、自国の方が安全安心と確信するからこそ、帰国を促しているのだ(たぶん)。

そうみなされていない我が国に、骨を埋める覚悟の永住者を除いてな・・・。