机上の空論でも何も考えないよりはマシ ― 2020年04月29日 01:10
机上の空論でも何も考えないよりはマシ
(新型コロナウイルスの影響で止まった社会経済はいつ・どのように再開していけばいいのか?)
https://gigazine.net/news/20200427-covid-19-roadmap-pandemic-resilience/
「すべての政治家や人々のコンセンサスを得るための現実的なもの」
いくつかの有り得ない前提を置けば、みんなが同意するに決まっているだろうな。
「まず「検査」です。」
「1日数百万回という現行の検査実施数よりも多い検査の必要性をロードマップは訴えています。」
まず、この前提を置いた瞬間に、プランの実現性は露と消える。
さらに、有り得ない希望的観測も示される・・・。
「検査を続けることで、検査結果が出るまでの時間は短縮されていくはず。」
逆じゃね?。
待ち行列が増大し、検査の結果が出るまでに感染者は自然治癒するか、対症療法で切り抜けるか、死んじまうかのいずれかになり、その間にも感染の拡大が続く。
最悪だ・・・。
「2つ目は「追跡」です。」
「感染の可能性のある人物を追跡・通知することで、感染者を素早く隔離することが可能となり、感染拡大を防ぐことにつながります。」
米国には、有効なトレースシステムが殆どないに等しいらしい。
義経と弁慶の糊作りの話ではないが、この国には米粒を一つずつすりつぶして糊を作る発想はないのだ。
それは、いつ、どこで、誰が作り上げるというのか。
誰もがスマホを持ち歩いているわけではないし、そこにアプリを落としてくれるわけでもない。
ITに依存した感染制御は、ニュースネタにはなるかも知れないが、現実性は乏しいのだ。
「3つ目は「隔離のサポート」です。」
米国でも、医療や介護の現場においてさえ、人手や物資などが不足している。
徹底的に隔離を行うことの非現実性もさることながら、その隔離を継続する困難さもある。
結局のところ、我が国で行われているように、隔離施設がネックになって検査の件数を抑制するという、本末転倒な状況が生まれるのだ。
現在の米国には、検査態勢も、トレースの態勢も、隔離をサポートする人員も物資もない。
そして、最も重要な点は、現在の米国には、これらのことよりも遥かに必要な肝心のものが欠けている。
正しい判断を行い、それを国民に納得させることができる、信頼ある強力なリーダーシップだ。
ハッキリ言って、現政権にそれを期待するのは無理だな(そんなあ!)。
「このロードマップは奇跡のようなものであり、私は多くの人にこのロードマップの存在を知ってほしいと思いました」
その通り。
奇跡が起こらない限り、このプランが実現することはない。
有り得ない前提を置いて、これが実現すれば、みんながハッピーになれると声高に叫ぶことは、新型コロナなんて自然消滅するというどこかの国の大統領と大差ないことになる。
じゃあ、この提案は無意味なのか?。
記事中でも紹介されている、ファウチが行おうとしている複数回、引き締めと緩和を繰り返しながら、長期間に渡って流行を制御し続け、ワクチンの開発を待つ戦略しかないのか。
浮沈子は、そうは思わない。
もちろん、感染制御を行うだけでも、膨大な検査(PCRや抗体検査、抗原検査なんでもいい・・・)が必要になるし、トレースや隔離を徹底しなければ、緩和された社会経済の下で、適正規模で流行させ続けることさえできないだろう。
NY州のクオモは、そのタイミングを計っている。
検査を増大させ、現在は皆無に近いトレース体制を構築し、何らかの隔離システム(未確認)を見出そうとしている(たぶん)。
この記事の提案は、それを一発で決めようという画期的なものだ。
現実は、そう上手くは行かない。
果てしない感染の連鎖と社会的な制約が続く悪夢のような日々と、夢のような提案の間のどこかになる。
だからといって、夢のような提案は無駄だということにはならないのだ。
理想を実現するためには、今何が必要なのか、何をしなければならないのか、何が不足し、どこで頑張らなければならいのか、頑張った報酬は何か、手を抜いた結果、被ることになるのはどんなことなのか・・・。
来るべき未来を示し、希望と活力を与えてくれるのは、明確なビジョンだ。
それは、エビデンスに基づき、客観的評価に耐える、正直で誠実な提案だ。
浮沈子は、ハッキリ言って米国に対してあまりいい感情を持っていない。
しかし、やる時はやるという、根拠なき信頼は持っている。
時として、周りの迷惑顧みずに、やり過ぎるところが問題だがな。
いまこそ、その底力を見せてもらいたいものだ。
100万人の感染者を出し、5万人を超える死者を出しているが、これで終わりになるわけではない。
浮沈子的には、終息までには、これに倍する感染者と死者を出すと予想している(テキトーです)。
この提案が実現したとしても、示されたグラフでは、死者はともかく、感染者数は現在までの累計より数倍多くなるように見える。
画期的提案が実現したとしても、それは確定した未来なのだ・・・。
記事を読んで、もう一つ別のことを考えていた。
我が国は、ロックダウンなんてしてないということだ(政府もそう言っているしな)。
現状の規制は、緩和シナリオの第3段階と第4段階の間にある(多くの学校が閉鎖されているので、第4段階とは言えない)。
米国から比べれば、規制なんてしてないのと同じだ。
十分とは言えないまでも、積極的疫学調査(トレース:フォワード)もやっているし、たまに急変した患者を死なせちゃったりするチョンボはあるが、見つけた感染者を施設に隔離することも行っている(やっぱ、自宅はマズいでしょう!?)。
徹底した検査以外は、まあまあ上手くやっているのだ。
記事の提案は、「毎日」数百万件の検査とか、我が国の現状から比べたら誤植じゃないかと思われるほどの検査を要求している。
米国は、現在、週に100万件ほどしているようだから、あながち、非現実的な話ではないかもしれない。
我が国は、2万件を「目標」にしているというからな(100分の1以下の目標かよ!?)。
やれやれ・・・。
今日(もう昨日ですが)発表された東京都の新規確認感染者数は、112人と、再び100人台に戻ってしまった。
大型連休明けの緊急事態解除は、多分消えた。
唯一の救いは、連休中程は雨模様ということくらいだな。
(関東・甲信地方のGW(ゴールデンウィーク)の天気 2020)
https://tenki.jp/goldenweek/3/
「新型コロナウイルス感染拡大により、外出の自粛を呼び掛けている自治体がある場合は、各自治体の指示に従っていただきますようお願いいたします。」
無理だって!。
お天気次第で出足が変わるからな。
雨乞いでもしないと、延長は不可避だ。
(ゴールデンウィーク 真夏日に迫る暑さも 都心も夏日に)
https://tenki.jp/forecaster/t_yoshida/2020/04/28/8174.html
「今週末からは暖気が流れ込み、季節先取りの暑さに。ゴールデンウィークは夏日(最高気温が25度以上)地点が続出し、真夏日(最高気温が30度以上)に迫る暑さも。」
「今年はゴールデンウィーク中もお出かけは難しい状況が続きますが、運動不足解消のため、家の中や家の周りで運動される方もいらっしゃるかもしれません。まだ空気はカラッとしていて、真夏とは暑さの質が違いますが、暑さに体が慣れていない時期ですので、熱中症にならないようご注意下さい。」
今年の夏も暑いんだろうか?。
新型コロナの夏 にっぽんの夏 ドドーン(花火が上がる音・・・)。
<追加>
ああ、花火大会なんて、もってのほかだな・・・。
(新型コロナウイルスの影響で止まった社会経済はいつ・どのように再開していけばいいのか?)
https://gigazine.net/news/20200427-covid-19-roadmap-pandemic-resilience/
「すべての政治家や人々のコンセンサスを得るための現実的なもの」
いくつかの有り得ない前提を置けば、みんなが同意するに決まっているだろうな。
「まず「検査」です。」
「1日数百万回という現行の検査実施数よりも多い検査の必要性をロードマップは訴えています。」
まず、この前提を置いた瞬間に、プランの実現性は露と消える。
さらに、有り得ない希望的観測も示される・・・。
「検査を続けることで、検査結果が出るまでの時間は短縮されていくはず。」
逆じゃね?。
待ち行列が増大し、検査の結果が出るまでに感染者は自然治癒するか、対症療法で切り抜けるか、死んじまうかのいずれかになり、その間にも感染の拡大が続く。
最悪だ・・・。
「2つ目は「追跡」です。」
「感染の可能性のある人物を追跡・通知することで、感染者を素早く隔離することが可能となり、感染拡大を防ぐことにつながります。」
米国には、有効なトレースシステムが殆どないに等しいらしい。
義経と弁慶の糊作りの話ではないが、この国には米粒を一つずつすりつぶして糊を作る発想はないのだ。
それは、いつ、どこで、誰が作り上げるというのか。
誰もがスマホを持ち歩いているわけではないし、そこにアプリを落としてくれるわけでもない。
ITに依存した感染制御は、ニュースネタにはなるかも知れないが、現実性は乏しいのだ。
「3つ目は「隔離のサポート」です。」
米国でも、医療や介護の現場においてさえ、人手や物資などが不足している。
徹底的に隔離を行うことの非現実性もさることながら、その隔離を継続する困難さもある。
結局のところ、我が国で行われているように、隔離施設がネックになって検査の件数を抑制するという、本末転倒な状況が生まれるのだ。
現在の米国には、検査態勢も、トレースの態勢も、隔離をサポートする人員も物資もない。
そして、最も重要な点は、現在の米国には、これらのことよりも遥かに必要な肝心のものが欠けている。
正しい判断を行い、それを国民に納得させることができる、信頼ある強力なリーダーシップだ。
ハッキリ言って、現政権にそれを期待するのは無理だな(そんなあ!)。
「このロードマップは奇跡のようなものであり、私は多くの人にこのロードマップの存在を知ってほしいと思いました」
その通り。
奇跡が起こらない限り、このプランが実現することはない。
有り得ない前提を置いて、これが実現すれば、みんながハッピーになれると声高に叫ぶことは、新型コロナなんて自然消滅するというどこかの国の大統領と大差ないことになる。
じゃあ、この提案は無意味なのか?。
記事中でも紹介されている、ファウチが行おうとしている複数回、引き締めと緩和を繰り返しながら、長期間に渡って流行を制御し続け、ワクチンの開発を待つ戦略しかないのか。
浮沈子は、そうは思わない。
もちろん、感染制御を行うだけでも、膨大な検査(PCRや抗体検査、抗原検査なんでもいい・・・)が必要になるし、トレースや隔離を徹底しなければ、緩和された社会経済の下で、適正規模で流行させ続けることさえできないだろう。
NY州のクオモは、そのタイミングを計っている。
検査を増大させ、現在は皆無に近いトレース体制を構築し、何らかの隔離システム(未確認)を見出そうとしている(たぶん)。
この記事の提案は、それを一発で決めようという画期的なものだ。
現実は、そう上手くは行かない。
果てしない感染の連鎖と社会的な制約が続く悪夢のような日々と、夢のような提案の間のどこかになる。
だからといって、夢のような提案は無駄だということにはならないのだ。
理想を実現するためには、今何が必要なのか、何をしなければならないのか、何が不足し、どこで頑張らなければならいのか、頑張った報酬は何か、手を抜いた結果、被ることになるのはどんなことなのか・・・。
来るべき未来を示し、希望と活力を与えてくれるのは、明確なビジョンだ。
それは、エビデンスに基づき、客観的評価に耐える、正直で誠実な提案だ。
浮沈子は、ハッキリ言って米国に対してあまりいい感情を持っていない。
しかし、やる時はやるという、根拠なき信頼は持っている。
時として、周りの迷惑顧みずに、やり過ぎるところが問題だがな。
いまこそ、その底力を見せてもらいたいものだ。
100万人の感染者を出し、5万人を超える死者を出しているが、これで終わりになるわけではない。
浮沈子的には、終息までには、これに倍する感染者と死者を出すと予想している(テキトーです)。
この提案が実現したとしても、示されたグラフでは、死者はともかく、感染者数は現在までの累計より数倍多くなるように見える。
画期的提案が実現したとしても、それは確定した未来なのだ・・・。
記事を読んで、もう一つ別のことを考えていた。
我が国は、ロックダウンなんてしてないということだ(政府もそう言っているしな)。
現状の規制は、緩和シナリオの第3段階と第4段階の間にある(多くの学校が閉鎖されているので、第4段階とは言えない)。
米国から比べれば、規制なんてしてないのと同じだ。
十分とは言えないまでも、積極的疫学調査(トレース:フォワード)もやっているし、たまに急変した患者を死なせちゃったりするチョンボはあるが、見つけた感染者を施設に隔離することも行っている(やっぱ、自宅はマズいでしょう!?)。
徹底した検査以外は、まあまあ上手くやっているのだ。
記事の提案は、「毎日」数百万件の検査とか、我が国の現状から比べたら誤植じゃないかと思われるほどの検査を要求している。
米国は、現在、週に100万件ほどしているようだから、あながち、非現実的な話ではないかもしれない。
我が国は、2万件を「目標」にしているというからな(100分の1以下の目標かよ!?)。
やれやれ・・・。
今日(もう昨日ですが)発表された東京都の新規確認感染者数は、112人と、再び100人台に戻ってしまった。
大型連休明けの緊急事態解除は、多分消えた。
唯一の救いは、連休中程は雨模様ということくらいだな。
(関東・甲信地方のGW(ゴールデンウィーク)の天気 2020)
https://tenki.jp/goldenweek/3/
「新型コロナウイルス感染拡大により、外出の自粛を呼び掛けている自治体がある場合は、各自治体の指示に従っていただきますようお願いいたします。」
無理だって!。
お天気次第で出足が変わるからな。
雨乞いでもしないと、延長は不可避だ。
(ゴールデンウィーク 真夏日に迫る暑さも 都心も夏日に)
https://tenki.jp/forecaster/t_yoshida/2020/04/28/8174.html
「今週末からは暖気が流れ込み、季節先取りの暑さに。ゴールデンウィークは夏日(最高気温が25度以上)地点が続出し、真夏日(最高気温が30度以上)に迫る暑さも。」
「今年はゴールデンウィーク中もお出かけは難しい状況が続きますが、運動不足解消のため、家の中や家の周りで運動される方もいらっしゃるかもしれません。まだ空気はカラッとしていて、真夏とは暑さの質が違いますが、暑さに体が慣れていない時期ですので、熱中症にならないようご注意下さい。」
今年の夏も暑いんだろうか?。
新型コロナの夏 にっぽんの夏 ドドーン(花火が上がる音・・・)。
<追加>
ああ、花火大会なんて、もってのほかだな・・・。
ファルコン9の回収成功とスターシップの爆発は記事にならないが、これはニュースだ! ― 2020年04月29日 16:44
ファルコン9の回収成功とスターシップの爆発は記事にならないが、これはニュースだ!
(SpaceX Starshipが初めて「クライオプルーフ」テストに合格しました。これが次のステップです)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-cryo-proof-test-whats-next/
「「クライオプルーフ」テストに初めて合格」
今までは、常温常圧(まあ、多少は加圧しているでしょうが)の構造的リークチェックには合格しても、いざ、キンキンに冷えた低温の酸素と、燃料であるメタンの代わりとなる液体窒素を注入した途端に、タンクが吹っ飛ぶ失敗を繰り返してきた。
もう、スターシップの爆発や燃料タンクの「崩壊」について報じられても、直ぐに飛びつくようなことは無くなってしまった。
またか・・・。
ファルコン9の1段目の回収成功と同じで、毎度繰り返される事象にニュース価値はない。
ファルコン9で注目するのは、回収の失敗の方だからな(前回(スターリンク6)は成功したが、その前は2回続けて失敗している)。
まあいい。
SN4と呼ばれる新型機(といっても、燃料タンクだけ?)が作られているというのは知っていたが、どーせ、圧力試験で吹っ飛んだり、低温試験で崩壊するのがオチだと高を括っていた。
テッククランチの記事は、浮沈子が注目するのに十分な内容だった・・・。
(SpaceXが次世代型ロケットStarship試作機の最終テストに合格、初飛行に近づく)
https://jp.techcrunch.com/2020/04/28/2020-04-27-spacexs-latest-starship-prototype-passes-a-key-test-that-puts-it-on-track-for-a-first-flight/
「SN4プロトタイプは、同社が当初、新型Raptor(ラプター)エンジンの性能を披露するためだけに飛ばした小型の実験機Starhopper(スターホッパー)とは異なり、最終的なロケットの形に近い姿をしている。」
掲載されている写真を見る限り、とてもロケットには見えないんだがな。
多少、細長い給水塔といった方が近い。
「これでSpaceXは、プロトタイプに搭載した形でRaptorエンジンの地上点火テストが行えるようになり、早ければ今週末にも実施される。その後は、高度150メートルほどの飛行が予定されている。これはStarhopperが実証飛行したときと同じ高さだ。」
まんま燃料タンクだけの本体の下にラプターエンジンを組み込み、静的火災試験に成功すれば、いよいよ打ち上げとなる(たぶん)。
しかし、初出のテスララティの記事には、そうすんなりとはいきそうもない期待溢れるプロセスの存在が示唆されている・・・。
「ただし、静的火災を実行する前に、別の重要なテストを1〜2回実行する必要があります。」
「ウェットドレスリハーサル(WDR)として知られている最初のテストは、4月26日の低温耐性に似ていますが、中性の液体窒素が実際の液体酸素とメタン推進薬によって配置されます。」
「これは、タンクの故障が発生したり、誤って火災が発生したりすると、1000トンを超える高圧の推進剤が大規模な爆発と火の玉を簡単に作り出し、周囲の大部分を破壊または損傷する可能性があるという意味で、耐寒性よりはるかに危険です。」
ラプターの静的火災試験と同時に行う可能性もあるらしいが、そん時失敗すれば、ラプターもろとも木っ端微塵だ。
チタンバルブなんて使っちまったクルードラゴンの爆発シーンを思い出すな(ウキウキ・・・!)。
いやあ、期待なんてしてませんよ、絶対に(ホントかあ?)。
「Starship SN5は、SN4が数週間成功し、新しい船が完全に組み立てられてからたったの5〜10日である場合、ノーズコーンと3つのRaptorエンジンを搭載した最初の船になると伝えられています。」
既に、建造には着手しているんだろう(追加参照)。
(スターシップ開発の歴史)
https://en.wikipedia.org/wiki/Starship_development_history#List_of_vehicles
「車両のリスト:
・SN5:工事中:現在3つのRaptorエンジンを取り付ける予定です。」
リストを見ると、フロリダの拠点で開発された機体が、まともに機能したことがないのが分かる。
やれやれ・・・。
いずれにしても、SN4が次のステップに進むことができそうなのは目出度い。
いいニュースだ。
我が国では、ホリエモンロケットが地元の要請で打ち上げ自粛を求められているようだが、スペースXは新型コロナなんてものともせずにハイペースの開発(つーか、破壊試験かあ?)が進んでいるようだ。
SN4が成功するかどうかは分からない。
もし、ラプター1基で150m飛ぶことができれば、少し先が見えてくるし、SN5(ラプター3基)、SN6(詳細不明)による軌道飛行(たぶん、弾道飛行だろうけど)にも道が開かれる。
人類未踏の領域を、従来の宇宙開発の常識をぶち壊しつつ爆走するS社。
ああ、ぶっ壊しているのは、ロケットだけじゃないわけだ。
浮沈子は応援する。
爆発事故で人的被害がなければ、そっちも応援する(そんなあ!)。
それだけ、積極果敢な開発をしているのだと、前向きに受け止めている。
決して、ド派手な爆発を見たいなどという不埒な根性ではない(そうなのかあ?)。
まあ、多少はあるかも知れないが、このところ失敗続きで、いささか食傷気味だ。
やはり、見たいのは、スターシップが弾道飛行でもいいから軌道上に打ち上げられて、ファルコン9の1段目のようにパワードランディングするところだな。
自力で上がった宇宙機が、自らの力で地上に舞い降りる様は、無条件に感動的だ。
見世物としては、最高だな・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
今日は、おうちにいてね週間4日目。
昨夜は妄想に駆られて寝付けず、朝方ようやく眠りを得た。
昼過ぎに起き出して、いろいろ調べている。
新型コロナのこと、宇宙開発のこと、その他諸々・・・。
都知事は、さっさと諦めて、非常事態の延期を申し出ている。
もちっと、積極的なメッセージが欲しいところだ。
巷では、今日から大型連休になるわけだからな。
その間も、休むことなく動き続ける企業やお役所はある。
有難いことだ。
感染に気を付けて、何とか乗り切っていただきたい・・・。
<追加>
(宇宙船プロトタイプが極低温圧力試験をクリア)
https://spaceflightnow.com/2020/04/27/starship-prototype-clears-cryogenic-pressure-test/
「マスク氏は、サウステキサスで建造中の次のスターシップ(SN5として知られる)は、3つのラプターエンジンをテストの次の段階に進める予定だと語った。」
ちゃんと作ってるみたいだ・・・。
<追加>
(スペースXの巨大宇宙船「スターシップ」の試作機、極低温耐圧試験に成功)
https://news.mynavi.jp/article/20200504-1030426/
「巨大かつ複雑なスターシップが、この予定どおり開発できるかどうかは、まだ不透明である。」
うーん、透明になるには10年はかかるだろうな・・・。
(SpaceX Starshipが初めて「クライオプルーフ」テストに合格しました。これが次のステップです)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-cryo-proof-test-whats-next/
「「クライオプルーフ」テストに初めて合格」
今までは、常温常圧(まあ、多少は加圧しているでしょうが)の構造的リークチェックには合格しても、いざ、キンキンに冷えた低温の酸素と、燃料であるメタンの代わりとなる液体窒素を注入した途端に、タンクが吹っ飛ぶ失敗を繰り返してきた。
もう、スターシップの爆発や燃料タンクの「崩壊」について報じられても、直ぐに飛びつくようなことは無くなってしまった。
またか・・・。
ファルコン9の1段目の回収成功と同じで、毎度繰り返される事象にニュース価値はない。
ファルコン9で注目するのは、回収の失敗の方だからな(前回(スターリンク6)は成功したが、その前は2回続けて失敗している)。
まあいい。
SN4と呼ばれる新型機(といっても、燃料タンクだけ?)が作られているというのは知っていたが、どーせ、圧力試験で吹っ飛んだり、低温試験で崩壊するのがオチだと高を括っていた。
テッククランチの記事は、浮沈子が注目するのに十分な内容だった・・・。
(SpaceXが次世代型ロケットStarship試作機の最終テストに合格、初飛行に近づく)
https://jp.techcrunch.com/2020/04/28/2020-04-27-spacexs-latest-starship-prototype-passes-a-key-test-that-puts-it-on-track-for-a-first-flight/
「SN4プロトタイプは、同社が当初、新型Raptor(ラプター)エンジンの性能を披露するためだけに飛ばした小型の実験機Starhopper(スターホッパー)とは異なり、最終的なロケットの形に近い姿をしている。」
掲載されている写真を見る限り、とてもロケットには見えないんだがな。
多少、細長い給水塔といった方が近い。
「これでSpaceXは、プロトタイプに搭載した形でRaptorエンジンの地上点火テストが行えるようになり、早ければ今週末にも実施される。その後は、高度150メートルほどの飛行が予定されている。これはStarhopperが実証飛行したときと同じ高さだ。」
まんま燃料タンクだけの本体の下にラプターエンジンを組み込み、静的火災試験に成功すれば、いよいよ打ち上げとなる(たぶん)。
しかし、初出のテスララティの記事には、そうすんなりとはいきそうもない期待溢れるプロセスの存在が示唆されている・・・。
「ただし、静的火災を実行する前に、別の重要なテストを1〜2回実行する必要があります。」
「ウェットドレスリハーサル(WDR)として知られている最初のテストは、4月26日の低温耐性に似ていますが、中性の液体窒素が実際の液体酸素とメタン推進薬によって配置されます。」
「これは、タンクの故障が発生したり、誤って火災が発生したりすると、1000トンを超える高圧の推進剤が大規模な爆発と火の玉を簡単に作り出し、周囲の大部分を破壊または損傷する可能性があるという意味で、耐寒性よりはるかに危険です。」
ラプターの静的火災試験と同時に行う可能性もあるらしいが、そん時失敗すれば、ラプターもろとも木っ端微塵だ。
チタンバルブなんて使っちまったクルードラゴンの爆発シーンを思い出すな(ウキウキ・・・!)。
いやあ、期待なんてしてませんよ、絶対に(ホントかあ?)。
「Starship SN5は、SN4が数週間成功し、新しい船が完全に組み立てられてからたったの5〜10日である場合、ノーズコーンと3つのRaptorエンジンを搭載した最初の船になると伝えられています。」
既に、建造には着手しているんだろう(追加参照)。
(スターシップ開発の歴史)
https://en.wikipedia.org/wiki/Starship_development_history#List_of_vehicles
「車両のリスト:
・SN5:工事中:現在3つのRaptorエンジンを取り付ける予定です。」
リストを見ると、フロリダの拠点で開発された機体が、まともに機能したことがないのが分かる。
やれやれ・・・。
いずれにしても、SN4が次のステップに進むことができそうなのは目出度い。
いいニュースだ。
我が国では、ホリエモンロケットが地元の要請で打ち上げ自粛を求められているようだが、スペースXは新型コロナなんてものともせずにハイペースの開発(つーか、破壊試験かあ?)が進んでいるようだ。
SN4が成功するかどうかは分からない。
もし、ラプター1基で150m飛ぶことができれば、少し先が見えてくるし、SN5(ラプター3基)、SN6(詳細不明)による軌道飛行(たぶん、弾道飛行だろうけど)にも道が開かれる。
人類未踏の領域を、従来の宇宙開発の常識をぶち壊しつつ爆走するS社。
ああ、ぶっ壊しているのは、ロケットだけじゃないわけだ。
浮沈子は応援する。
爆発事故で人的被害がなければ、そっちも応援する(そんなあ!)。
それだけ、積極果敢な開発をしているのだと、前向きに受け止めている。
決して、ド派手な爆発を見たいなどという不埒な根性ではない(そうなのかあ?)。
まあ、多少はあるかも知れないが、このところ失敗続きで、いささか食傷気味だ。
やはり、見たいのは、スターシップが弾道飛行でもいいから軌道上に打ち上げられて、ファルコン9の1段目のようにパワードランディングするところだな。
自力で上がった宇宙機が、自らの力で地上に舞い降りる様は、無条件に感動的だ。
見世物としては、最高だな・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
今日は、おうちにいてね週間4日目。
昨夜は妄想に駆られて寝付けず、朝方ようやく眠りを得た。
昼過ぎに起き出して、いろいろ調べている。
新型コロナのこと、宇宙開発のこと、その他諸々・・・。
都知事は、さっさと諦めて、非常事態の延期を申し出ている。
もちっと、積極的なメッセージが欲しいところだ。
巷では、今日から大型連休になるわけだからな。
その間も、休むことなく動き続ける企業やお役所はある。
有難いことだ。
感染に気を付けて、何とか乗り切っていただきたい・・・。
<追加>
(宇宙船プロトタイプが極低温圧力試験をクリア)
https://spaceflightnow.com/2020/04/27/starship-prototype-clears-cryogenic-pressure-test/
「マスク氏は、サウステキサスで建造中の次のスターシップ(SN5として知られる)は、3つのラプターエンジンをテストの次の段階に進める予定だと語った。」
ちゃんと作ってるみたいだ・・・。
<追加>
(スペースXの巨大宇宙船「スターシップ」の試作機、極低温耐圧試験に成功)
https://news.mynavi.jp/article/20200504-1030426/
「巨大かつ複雑なスターシップが、この予定どおり開発できるかどうかは、まだ不透明である。」
うーん、透明になるには10年はかかるだろうな・・・。
移動が阻止できないから全国一律で非常事態宣言延長 ― 2020年04月29日 23:02
移動が阻止できないから全国一律で非常事態宣言延長
(緊急事態宣言、延長へ 全都道府県一律も―政府、5月5日までに最終判断)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042900421&g=pol
「緊急事態宣言をめぐっては、諮問委メンバーの釜萢敏日本医師会常任理事が28日に全国での延長が必要と表明した。」
「全国知事会も近く政府に全国での延長を求める。」
「延長幅は「1週間程度」「5月末まで」「1カ月程度」などの案が出ている。」
「知事会も専門家も一律延長を主張する中、それ以外の結論は難しい」
まあ、東京都とか北海道とかは、感染の拡大が一定程度続いているからやむを得ないし、延長の幅も10年とかじゃないから妥当だ(そうなのかあ?)。
行動抑制が50パーセント程度しか働いていないから、効き目が出るまでに3か月程度かかるのは想定の範囲内だ(確か、65パーセントで2か月くらいか)。
それでも、第一段階の緊急事態において、しかもゆる~い規制しか掛けない状態で、これだけの効果が出ているのは驚きだな。
商店や企業は活発に活動しているし、住宅地でも人通りは多い(夜は、閑散としてますが)。
もともと、全国一律というのは、専門家会議(諮問委員会)が言い出した話じゃない。
現在、特定警戒都道府県となっている13都道府県に対しては、感染者累計、市中感染率、倍加時間(政府は倍化時間と表記)等を勘案して、緊急事態の対応としていたが、移動規制が出来ないために全国一律という日本的調和的付和雷同的みんなで渡れば怖くない的打算的根拠なき方策を取ったわけで、しかも、目的は大型連休中の県境を跨って移動する面々を牽制するためであったはずだ。
知事は、解除されて権限を剥奪されるのが嫌だし(そうなのかあ?)、結果的に感染者が増加した責任を押し付けられるのも嫌だ。
むしろ、他県からの移動制限を強化したいに違いない。
浮沈子は、確認感染者がいない岩手県とかが行動規制に反対するかと思っていたんだが、むしろ歓迎していたというのには驚いた。
一方で、2月末から独自の緊急事態を発動して、一時は感染者の増加を1日当たり1桁に追い込んでいた北海道が、再び増加に転じているのも意外だった。
この感染症が、行動制限を緩めた途端に広がることを明確に示している。
学校は、8月一杯までお休みになりそうだし(これは、全国一律ではない)、長期戦覚悟の様相を呈してきた。
9月新学期どころか、学校に通わせて集団の中で教育するという百年の教育体制が崩壊しようとしているのかも知れない。
文科省は、そういう話にならないように、慎重に議論を進めるだろうな。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子的には、5月一杯の規制延長は想定の範囲内だし、再延長は最低でも6月末まで、遅ければ7月中旬まで覚悟している。
ドライスーツでダイビングできる頃に解除されるのがよろしい(そんなあ!)。
エビデンスに基づく政策執行ではなく、政治的思惑が先行する行動制限に首をかしげないわけではないが、一方で学校の閉鎖が自治体によって異なり、大人の世界は全国一律というのも妙な話だ(特定警戒都道府県以外は、なんか精神論だけみたいな感じだがな)。
まあ、罰則もないし、公表されたパチンコ屋は繁盛しているみたいだし、気楽に乗り切ればいいだけの話だ。
付和雷同的で周囲に流されやすい浮沈子は、最近外出の際にはマスクをつけるようにしているが、マスクなしで飛び回っているガキンチョや、俺様は新型コロナなんかには罹りっこないと確信しているマスクなしの大人もいる。
盛大にクシャミとかされると、ドン引きだけどな。
まあいい。
米国の刑務所では、収監者の9割が陽性だったというし、その96パーセントが無症状だったようだから、調べれば調べる程、この感染症は広く人類に浸透しているに違いない。
NYシティが、25パーセント弱というのは、ガキンチョを含めない大人の世界だけの話だしな(しかも、調査の度に割合は増えている:時間の経過に伴う感染の拡大を反映しているのかどうかは不明)。
彼らも調査対象にしたら、とんでもない数字になる可能性がある(未確認)。
ガキンチョの感染が広がっているとしても、彼らは殆ど無症候性キャリアあるいは軽症者として過ごし、感染力もそれほど強くはないと思われる(もし大人並みに強ければ、もっと大人が感染している)。
ジジババは、感染すると一気に広めてしまって、オマケに重症化率が高い。
子供たちからの感染を、いかに防ぐかが問題だな。
かれらが、集団免疫における防壁となってくれればこれに越したことはない。
ガキンチョの感染は、ジジババの脅威だが、救いでもある。
検査態勢が充実し、軽い風邪症状でも、片っ端から検査してハイリスク感染者を特定し、開発された特効薬で重症化を防ぐことができれば、効き目の怪しいワクチンに頼る前に、この感染症を克服することができるかもしれない。
ああ、早いとこ、ガキンチョの感染動態を暴いて欲しいもんだ。
抗体検査だって、まだ十分に行えるほどの態勢が整っているわけではないからな。
今暫く時間が掛かるのは仕方ない。
東京都の新規確認感染者数の推移をグラフ化し、トレンド曲線をスプシに描かせてみると、既にロングテールの兆しが見えてきている。
もちろん、このままシンプルに終息することはないだろう。
早ければ6月、遅ければ7月の規制緩和を受けて、北海道のように再び増加するわけだ。
そして、秋になれば再び「おうちにいてね週間」が始まる。
たぶん、春になるまで(冬籠りかよ!?)。
いつになったら終息するのか、そして、今までのような生活に戻れるようになるかは、誰にも分からない。
3年は覚悟しておいた方がいいかも知れない。
その間にワクチンが登場せず、特効薬も見いだせなければ、更に長く続くことになる。
感染者の鎖は途切れず、やがて、集団免疫が獲得されて終息に至るまで、ゆる~いロックダウンは続く。
仮に、我が国で年間100万人の感染者を出し続けても、集団免疫を獲得することは永遠にできない。
なにしろ、新しい人類は次々と生まれてくるからな。
ジジババやハイリスク集団は、独房のような部屋で隔離され、その一方で学校を再開し、ガキンチョの自然感染を促して防壁を作り、積極的な集団免疫の獲得と防壁づくりを進めるのがいいのかも知れない。
いずれにしろ、ガキンチョの感染状況と、その時間的推移を追わなければ、何も分からないし、何も変わらない。
ひょっとして、我々は、間違った方向へ爆走しているのではないか。
感染者が少ない地域が、そのうち「ぜひうちに来てくれ!」と言い出すかもしれない(そうなのかあ?)。
感染者が少ない地域が隔離され、全国で最も早く集団免疫を獲得するだろう東京都が、緊急事態を脱することだってあり得る(ねーよ!)。
東京都にしたって、昨日現在、島しょや奥多摩地域での確認感染者はいない。
このこんがらかった状況を打開し、息が詰まりそうな気分を解消してくれるのは、ガキンチョ(失礼!、お子様方)かもしれないな。
元来、子供は国の宝といわれる。
違いない・・・。
(緊急事態宣言、延長へ 全都道府県一律も―政府、5月5日までに最終判断)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042900421&g=pol
「緊急事態宣言をめぐっては、諮問委メンバーの釜萢敏日本医師会常任理事が28日に全国での延長が必要と表明した。」
「全国知事会も近く政府に全国での延長を求める。」
「延長幅は「1週間程度」「5月末まで」「1カ月程度」などの案が出ている。」
「知事会も専門家も一律延長を主張する中、それ以外の結論は難しい」
まあ、東京都とか北海道とかは、感染の拡大が一定程度続いているからやむを得ないし、延長の幅も10年とかじゃないから妥当だ(そうなのかあ?)。
行動抑制が50パーセント程度しか働いていないから、効き目が出るまでに3か月程度かかるのは想定の範囲内だ(確か、65パーセントで2か月くらいか)。
それでも、第一段階の緊急事態において、しかもゆる~い規制しか掛けない状態で、これだけの効果が出ているのは驚きだな。
商店や企業は活発に活動しているし、住宅地でも人通りは多い(夜は、閑散としてますが)。
もともと、全国一律というのは、専門家会議(諮問委員会)が言い出した話じゃない。
現在、特定警戒都道府県となっている13都道府県に対しては、感染者累計、市中感染率、倍加時間(政府は倍化時間と表記)等を勘案して、緊急事態の対応としていたが、移動規制が出来ないために全国一律という日本的調和的付和雷同的みんなで渡れば怖くない的打算的根拠なき方策を取ったわけで、しかも、目的は大型連休中の県境を跨って移動する面々を牽制するためであったはずだ。
知事は、解除されて権限を剥奪されるのが嫌だし(そうなのかあ?)、結果的に感染者が増加した責任を押し付けられるのも嫌だ。
むしろ、他県からの移動制限を強化したいに違いない。
浮沈子は、確認感染者がいない岩手県とかが行動規制に反対するかと思っていたんだが、むしろ歓迎していたというのには驚いた。
一方で、2月末から独自の緊急事態を発動して、一時は感染者の増加を1日当たり1桁に追い込んでいた北海道が、再び増加に転じているのも意外だった。
この感染症が、行動制限を緩めた途端に広がることを明確に示している。
学校は、8月一杯までお休みになりそうだし(これは、全国一律ではない)、長期戦覚悟の様相を呈してきた。
9月新学期どころか、学校に通わせて集団の中で教育するという百年の教育体制が崩壊しようとしているのかも知れない。
文科省は、そういう話にならないように、慎重に議論を進めるだろうな。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子的には、5月一杯の規制延長は想定の範囲内だし、再延長は最低でも6月末まで、遅ければ7月中旬まで覚悟している。
ドライスーツでダイビングできる頃に解除されるのがよろしい(そんなあ!)。
エビデンスに基づく政策執行ではなく、政治的思惑が先行する行動制限に首をかしげないわけではないが、一方で学校の閉鎖が自治体によって異なり、大人の世界は全国一律というのも妙な話だ(特定警戒都道府県以外は、なんか精神論だけみたいな感じだがな)。
まあ、罰則もないし、公表されたパチンコ屋は繁盛しているみたいだし、気楽に乗り切ればいいだけの話だ。
付和雷同的で周囲に流されやすい浮沈子は、最近外出の際にはマスクをつけるようにしているが、マスクなしで飛び回っているガキンチョや、俺様は新型コロナなんかには罹りっこないと確信しているマスクなしの大人もいる。
盛大にクシャミとかされると、ドン引きだけどな。
まあいい。
米国の刑務所では、収監者の9割が陽性だったというし、その96パーセントが無症状だったようだから、調べれば調べる程、この感染症は広く人類に浸透しているに違いない。
NYシティが、25パーセント弱というのは、ガキンチョを含めない大人の世界だけの話だしな(しかも、調査の度に割合は増えている:時間の経過に伴う感染の拡大を反映しているのかどうかは不明)。
彼らも調査対象にしたら、とんでもない数字になる可能性がある(未確認)。
ガキンチョの感染が広がっているとしても、彼らは殆ど無症候性キャリアあるいは軽症者として過ごし、感染力もそれほど強くはないと思われる(もし大人並みに強ければ、もっと大人が感染している)。
ジジババは、感染すると一気に広めてしまって、オマケに重症化率が高い。
子供たちからの感染を、いかに防ぐかが問題だな。
かれらが、集団免疫における防壁となってくれればこれに越したことはない。
ガキンチョの感染は、ジジババの脅威だが、救いでもある。
検査態勢が充実し、軽い風邪症状でも、片っ端から検査してハイリスク感染者を特定し、開発された特効薬で重症化を防ぐことができれば、効き目の怪しいワクチンに頼る前に、この感染症を克服することができるかもしれない。
ああ、早いとこ、ガキンチョの感染動態を暴いて欲しいもんだ。
抗体検査だって、まだ十分に行えるほどの態勢が整っているわけではないからな。
今暫く時間が掛かるのは仕方ない。
東京都の新規確認感染者数の推移をグラフ化し、トレンド曲線をスプシに描かせてみると、既にロングテールの兆しが見えてきている。
もちろん、このままシンプルに終息することはないだろう。
早ければ6月、遅ければ7月の規制緩和を受けて、北海道のように再び増加するわけだ。
そして、秋になれば再び「おうちにいてね週間」が始まる。
たぶん、春になるまで(冬籠りかよ!?)。
いつになったら終息するのか、そして、今までのような生活に戻れるようになるかは、誰にも分からない。
3年は覚悟しておいた方がいいかも知れない。
その間にワクチンが登場せず、特効薬も見いだせなければ、更に長く続くことになる。
感染者の鎖は途切れず、やがて、集団免疫が獲得されて終息に至るまで、ゆる~いロックダウンは続く。
仮に、我が国で年間100万人の感染者を出し続けても、集団免疫を獲得することは永遠にできない。
なにしろ、新しい人類は次々と生まれてくるからな。
ジジババやハイリスク集団は、独房のような部屋で隔離され、その一方で学校を再開し、ガキンチョの自然感染を促して防壁を作り、積極的な集団免疫の獲得と防壁づくりを進めるのがいいのかも知れない。
いずれにしろ、ガキンチョの感染状況と、その時間的推移を追わなければ、何も分からないし、何も変わらない。
ひょっとして、我々は、間違った方向へ爆走しているのではないか。
感染者が少ない地域が、そのうち「ぜひうちに来てくれ!」と言い出すかもしれない(そうなのかあ?)。
感染者が少ない地域が隔離され、全国で最も早く集団免疫を獲得するだろう東京都が、緊急事態を脱することだってあり得る(ねーよ!)。
東京都にしたって、昨日現在、島しょや奥多摩地域での確認感染者はいない。
このこんがらかった状況を打開し、息が詰まりそうな気分を解消してくれるのは、ガキンチョ(失礼!、お子様方)かもしれないな。
元来、子供は国の宝といわれる。
違いない・・・。
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