東京ロックアウト解除の目安:専門家は新規感染者数が一桁だと!2020年04月22日 11:28

東京ロックアウト解除の目安:専門家は新規感染者数が一桁だと!


連日、100人を超える新規感染者を計上している、ジャパンキャピタルの東京都。

昨日、朝日系の報道の中で、専門家の人が解除基準について言及していた。

誰もが納得するそのレベルに驚く。

一桁、せめて10人程度に下がることだという。

無理じゃん!?。

しかし、考えてみれば、ちょうど1か月前、3月22日の東京都の新規患者数は2人だ・・・。

やれやれ・・・。

その翌日から、16人、17人と増え初め、3月25日に41人を計上して、急遽、緊急事態宣言への動きが始まった。

遥か昔のことのような気がするな。

浮沈子は、当初、マスクしてなかったけど、4月に入ってからは何となく気になり始めた(3月中旬に、旧型コロナに罹った時はしてたけど)。

旧型コロナと言えば、抗体検査について調べている中で、交さ免疫というのが出てきた。

(交叉反応)
https://kotobank.jp/word/%E4%BA%A4%E5%8F%89%E5%8F%8D%E5%BF%9C-1313674

「免疫抗原と類似の構造をもつ抗原(たとえばヒトのヘモグロビンを免疫抗原とすれば,サルのヘモグロビン)では対応しない抗体に対して反応することがある(交叉(こうさ)反応)。」

「構造の類似性が高いほど交叉反応は強く起こる」

つまりだ、ふつーの風邪に簡単に罹りやすい子供たちは、交叉免疫を取得していて新型コロナに対して無症状や軽症で推移するという仮説だな(未確認)。

(新型インフルエンザプレパンデミックワクチンの安全性・免疫原性および交叉免疫性に関する研究)
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/04/dl/s0420-5b.pdf

「(参考)用語の定義:
・・・
「交叉免疫性」
• 類似性の高い抗原に対し、免疫を示すことを交叉免疫という。
• 交叉免疫性とは、あるワクチンによって誘導された免疫が、異なる株に対しても免疫性を示すこと。」

インフルエンザには一般的に見られるようだが、新型コロナも似たようなものなんだろうか(未確認)。

まあいい。

人類が罹ったことのないウイルスの抗原に対して、既存の類似のウイルスの抗体が有効なのかどうかというビミョーな話だ。

旧型コロナに対する免疫は十分過ぎるほど付いているだろう浮沈子(年に数回は、必ず風邪をひく)は、自分が罹った時には他人にうつさないようにマスクをするけど、今回はそうしなかったからな。

緊急事態が宣言されたころから、マスクしないで歩き回っていると、すれ違う人が道の反対側に避けてくれるようになってきた。

これは、安全性を高めてよろしいと勝手に解釈してたんだが(そんなあ!)、さすがにキビシー視線を感じるようになったので、出かける時には欠かさず嵌めている。

これで、安心して至近距離で長時間の会話も楽しめるというものだ(そうじゃねーよ!)。

近所のババ達は、大声出して(なんせ、耳遠いんで・・・)、マスクずらしながら(しゃべり辛いし・・・)1時間も立ち話してるからな。

やれやれ・・・。

外出は、生活必需品の買い出しに1日1回だけとか、いくら都知事がうったえたって、その1回の外出が長時間にわたり、社会的距離はおろか3密満載だったりしたら何の意味もない。

スーパーに買い物に行くと、店内はごったがえしていて、普段より混んでいる気がするし。

でもって、ガキンチョは外で遊びまわっているし、もちろん、マスクなんてしてないし。

浮沈子は、最近繁華街とかには行っていないからわからないけどな(行くったって、秋葉原くらいですが)。

公共交通機関の利用もしていない。

ふつーの風邪なら、暖かくなれば終息して、「夏風邪はバカがひく」と言われたりするんだが(どーせバカですけど)、新型コロナではそれも期待できないそうだ(未確認)。

季節性の風邪とは異なり、ほとんどの大人が免疫持ってないからな(欧米の抗体検査からの推定では、せいぜい3パーセントくらい)。

こんな状況で、いくら緊急事態を宣言したとしても、あと2週間で新規感染者を1桁にすることは不可能だ。

2か月でも無理だし、2年間でも怪しい・・・。

しかし、どこかで緊急事態を解除しないと、世間が持たないからな。

政府の諮問委員会がどう判断するかだが、この状態が続くようなら、さらに対策を強化するに違いない。

現在は、パチンコ店などが問題視されているようだが、浮沈子的にはスーパーの混雑を何とかしてもらいたいもんだな(パチンコは行かなければいいだけだが、スーパーはそうはいかないからな)。

米国は、ようやくピークアウトした様だが、万単位の感染は続いている。

規制解除に取り組むツールとしての抗体検査も始まっているが、カリフォルニアとかの例を見ても、集団免疫には程遠い感染者レベルだ。

仮に3パーセントとして、集団免疫の獲得に最低限必要な60パーセントまでは、甘く見積もっても20か月かかることになる(そう言う計算かあ?)。

無症候性キャリアや軽症者の方々には、大いに頑張ってもらわんとな(そういうことかあ?)。

ハイリスク集団を社会から隔離して、リスクが小さい若者(50歳未満)には、バンバン規制解除して大いに罹患してもらいたいもんだ(そんなあ!)。

新規感染者が一桁とかいうのは、こういう時流に逆らう無意味な判断基準かも知れない。

元々、緊急事態を宣言して感染の勢いを抑えようというのは、医療崩壊を避けるという目的が根底にあるわけで、感染者の抑制というのは手段のはずだからな。

疫学的には、感染速度を上手にコントロールして医療崩壊が起きないようにしながら、集団免疫の獲得まで蔓延させるのがよろしい。

もっとも、免疫の効果や持続期間についても怪しいと言われているので(旧型コロナではなかなか免疫が獲得できないしな)、ワクチンとか出来ても有効性には疑問が残る。

一定の効き目のある特効薬に期待するしかない。

人類が、このウイルスと上手に共存できるようになり、安心してマスクなしでゲボゲボ咳が出来るようになるには、まだまだ長く掛かりそうだ。

浮沈子の今朝の体温は34.9度(低体温症かあ?)。

新旧問わず、コロナのお世話にはなっていないようだ。

もっとも、発熱だけが症状ではないし、無症候性キャリアからの感染があることは、WHOも以前から公式に認めている(健康観察の対象となる濃厚接触者の定義は1か月も前に変更になっていたのに、我が国で変更されたのは一昨日からだそうだ)。

(濃厚接触者の定義更新、発症2日前からマスクなしで1メートル以内15分以上、国立感染症研究所)
https://www.bcnretail.com/market/detail/20200421_168673.html

「国立感染症研究所・感染症疫学センターは4月20日、新型コロナウイルス感染症感染者との「濃厚接触者」の定義を更新した。」

(新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(2020年4月20日暫定版):リンクからPDFファイルがダウンロードされます)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9357-2019-ncov-02.html

相変わらず、原則としては濃厚接触者の健康観察期間中のPCR検査は行わない(医療従事者等を除く)。

一方で無症候性キャリアからの感染を認めていながら、他方では放置する(適切な防御策や行動制限を「要請」するだけ)というちぐはぐな対応だな。

もっとも、検査のタイミングとかで、検査は万能ではないからということがあるけど、医療従事者等の検査は行うわけだから、一定程度の効果は期待している証拠だ。

さっさと検査態勢を充実させて、全ての国民に1日3回くらい検査できるようにさせるのがよろしい(検温かよ!?)。

(「陽性率」低い国ほど死亡者数少ない傾向 千葉大)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200422/k10012399891000.html

「日本では現在陽性率が上昇傾向にあり、積極的に検査を行う必要」

路上で野垂れ死にしてから検査して陽性が判明するなどという、先進国とは思えない事例が報告されるようでは困るな。

(死後にコロナ感染発覚 各地で相次ぐ「検査態勢強化を」専門家)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200421/k10012398841000.html

「特に高齢者の場合、症状の自覚がなかったり検査を受けていない人でも、実は感染していて急激に症状が悪化するリスクもある」

「海外ではこうした事態が相次いだ後、爆発的な感染の拡大、いわゆる『オーバーシュート』が起きている」

東京ロックダウン解除どころではなさそうだな。

「無断欠勤はなく、非常に真面目で、周囲からも信頼」

こういう方が、最も危ないかもな。

熱発を隠すために解熱剤飲んで勤務に入るとか、男が風邪くらいで休んでられっかとか、新型コロナは精神力で治すとか(そんなあ!)・・・。

言葉では濃厚接触者の積極的疫学調査の重要性を唱えながら、実態はまん延を助長するような指導を行ったり、抜本的な検査態勢の拡充を先送りし続ける体たらくでどーする!?。

長崎のクルーズ船では、またまた感染者が出たそうだしな。

(長崎港に修繕で停泊のクルーズ船 33人の感染確認 新型コロナ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200422/k10012399991000.html

「濃厚接触した可能性のある乗組員など57人を検査したところ、新たに合わせて33人が新型コロナウイルスに感染」

やれやれ・・・。

(コスタ・アトランチカ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%AB

「旅客定員 2112名(最大 2680名)
乗組員 920名」

(長崎)1人陽性、57人検査始まる 長崎港のクルーズ船)
https://www.asahi.com/articles/ASN4P6S08N4PTOLB015.html

「濃厚接触者の乗員53人と調理スタッフ4人の検査を始めた。」

どうも、客船運用はしていないみたいだな(未確認)。

まあ、クルーズ船の扱いには実績もあるし、乗員なら制御下に置きやすいということもあるが、ウィキには気になる記述もある・・・。

「4月2から8日は水の補給やゴミ出しのため、三菱重工子会社の社員ら十数人が出入りし、コスタ社によると、停泊中の3カ月間には乗員の交代もあったほか、船舶代理店、コスタ社員らの出入りもあった」

長崎県の感染者は17人で、必ずしも多いとは言えない。

感染経路はビミョーだな・・・。

NY州と東京都:PCR検査の実施件数の比較2020年04月22日 16:32

NY州と東京都:PCR検査の実施件数の比較
NY州と東京都:PCR検査の実施件数の比較


(トランプ大統領とNY州知事 対立ひとまず回避か 新型コロナ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200422/k10012400081000.html

「州内で1日当たりおよそ2万件実施しているウイルス検査を2倍の4万件に増やしたい」

我が国だって、国会答弁で1日7000件くらいの検査能力があると言ってたんだから、当然、目一杯の能力で検査してるんだろう・・・。

(都内の最新感染動向:検査実施件数)
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

「日付:※1都内発生(日別):※1都内発生(累計):※2その他(都内発生):※2その他(累計):
・4月20日:379 19,477 0 777
・19日:373 19,098 0 777
・18日:489 18,725 0 777
・17日:447 18,236 0 777
・16日:604 17,789 0 777
・15日:1,049 17,185 0 777
・14日:877 16,136 0 777
・13日:1,389 15,259 0 777
・12日:112 13,870 0 777
・11日:800 13,758 0 777
・10日:1,090 12,958 0 777
・9日:935 11,868 0 777
・8日:986 10,933 0 777
・7日:921 9,947 0 777
・6日:1,057 9,026 0 777
・5日:108 7,969 0 777
・4日:234 7,861 0 777
・3日:901 7,627 0 777
・2日:827 6,726 0 777
・1日:489 5,899 0 777
・3月31日:363 5,410 0 777
・30日:298 5,047 1 777
・29日:335 4,749 0 776
・28日:301 4,414 0 776
・27日:303 4,113 1 776
・26日:195 3,810 1 775
・25日:191 3,615 0 774
・24日:162 3,424 3 774
・23日:176 3,262 1 771
・22日:5 3,086 0 770
・21日:79 3,081 5 770
・20日:26 3,002 1 765
・19日:131 2,976 4 764
・18日:180 2,845 6 760
・17日:137 2,665 1 754
・16日:113 2,528 2 753
・15日:0 2,415 0 751
・14日:84 2,415 7 751
・13日:104 2,331 5 744
・12日:128 2,227 5 739
・11日:158 2,099 11 734
・10日:103 1,941 12 723
・9日:76 1,838 13 711
・8日:0 1,762 0 698
・7日:111 1,762 12 698
・6日:147 1,651 14 686
・5日:111 1,504 25 672
・4日:113 1,393 6 647
・3日:79 1,280 38 641
・2日:48 1,201 39 603
・1日:18 1,153 1 564
・2月29日:69 1,135 10 563
・28日:90 1,066 24 553
・27日:110 976 81 529
・26日:58 866 1 448
・25日:44 808 0 447
・24日:24 764 0 447
・23日:18 740 11 447
・22日:62 722 81 436
・21日:62 660 37 355
・20日:119 598 17 318
・19日:96 479 0 301
・18日:40 383 4 301
・17日:27 343 3 297
・16日:78 316 0 294
・15日:152 238 4 294
・14日:9 86 2 290
・13日:19 77 1 288
・12日:13 58 0 287
・11日:0 45 0 287
・10日:3 45 0 287
・9日:4 42 0 287
・8日:0 38 0 287
・7日:10 38 0 287
・6日:6 28 48 287
・5日:4 22 29 239
・4日:5 18 0 210
・3日:0 13 0 210
・2日:0 13 0 210
・1日:1 13 0 210
・1月31日:2 12 210 210
・30日:1 10 0 0
・29日:5 9 0 0
・28日:0 4 0 0
・27日:1 4 0 0
・26日:0 3 0 0
・25日:3 3 0 0
・24日:0 0 0 0
2020/04/21 11:30 更新」

「(注)日々の速報値(医療機関が保険適用で行った検査は含まない)は、毎日更新
(注)医療機関が保険適用で行った検査件数を含む検査実施件数は、毎週金曜日に前週木曜日から当該週水曜日までの日々の保険適用分の件数を反映して更新
(注)医療機関が保険適用で行った検査については、4月15日分までを計上 」

「(注)同一の対象者について複数の検体を検査する場合あり
(注)速報値として公開するものであり、後日確定データとして修正される場合あり
※1: 都内発生:疑い例・接触者調査
※2: その他:チャーター便・クルーズ船」

チャーター便で武漢から帰国したケースや、クルーズ船についても東京都で検査していたことになるな(全部かどうかは不明)。

保険診療として行われた検査が反映されるのは、金曜日にまとめて遡り処理される様だ。

まあいい。

どのくらいあるのかは知らないが、全てを合わせてせいぜい2万件程度だからな。

ニューヨーク州の1日分程度だ。

彼の地では、それを2倍に増やしたいと言うが、それでも十分ではないんだろう。

なにしろ、カリフォルニアの抗体検査では、実際の感染者は検査で判明した数の50倍から80倍と推計されている。

たった2倍じゃねえ・・・。

話にならん。

東京都の場合は、どれくらい増やせば十分と言えるんだろうか?。

10倍?、それとも100倍?。

ニューヨーク州は、累計では50万件くらいの検査をやっているだろうから、仮に2倍必要だったとして累計100万件が適当ということになる。

人口2000万人のニューヨーク州と1400万人の東京都を直接比較するわけにはいかないけれど、単純計算で累計50倍の検査を行う必要があるわけで、話にも何もならない。

やれやれ・・・。

もちろん、現行の態勢の中で、そんな桁違いな検査をこなすわけにはいかない。

なんか、上手い手はないのか?。

浮沈子は、最初、何かの間違いかと思っていたんだが、「抗原」検査というのがあるそうだ。

(新型コロナ「抗原検査」導入検討)
https://www.47news.jp/4741331.html

「インフルエンザのように病院で鼻の奥の粘液を取ってその場で検査できるキットが近く登場する見通し」

「5月の薬事承認を見込んでいる。」

「インフルエンザではこの方法が使われていて、10分前後で結果が分かる。」

おお、簡単迅速!。

だが、問題もある。

「PCR検査より精度が低い」

まあ、切れない刀も使いようだからな。

起死回生の一手となるかどうか。

もちろん、検査体制が充実しているからといって、医療崩壊を防ぐことができるかどうかは保証の限りではない。

25万人以上の確認感染者と1万5千人に迫る死者を出しているニューヨーク州のマネをしろ、などとは言えないしな。

抗原検査、PCR検査、抗体検査を上手く使い分けて、医療崩壊を避け、社会経済負荷を最小にしつつ隘路を切り抜けていく方法を見出したいものだ。

「ニューヨーク州は、厳しい外出制限を始めてから22日で1か月になりますが、深刻な感染拡大が続く中、今回の会談でウイルス対応をめぐる大統領と州知事の対立はひとまず回避されたと受け止められています。」

NHKはそう報じているが、これまでのいきさつを考えれば、双方がこれで矛を収めるとは思えない。

中央政府と地方政府の関係は、統治制度の違いで一概に比較は出来ないけど、シャチョーだと思ったら中間管理職だったという小池都知事の発現は印象的だったな。

(都知事の権限は「社長かと思ったら中間管理職」 小池百合子氏、緊急事態宣言の心境吐露)
https://www.j-cast.com/2020/04/10384081.html?p=all

「国と自治体の主導権争いが露呈した形」

統治対象に近い地方政府と、国家の最終的な落とし前を付けなければならない中央政府の調整過程は、時として泥仕合の様相を呈する。

タラ・レバのない現実の中で、絶対の正解はない。

時間を含めた限られた資源をどう配分し、最善の結果を得るかだけが問題だ。

富裕自治体である東京都でさえ、国の支援がなければズタズタになる経済の復興は果たせない。

そこはニューヨーク州も同じだしな。

喧嘩しても、決裂するわけにはいかない。

双方、ぎりぎりの妥協点を探り、ステークホルダーに対する説明責任を果たしていくしかないのだ。

既に、緊急事態宣言の期間延長の話が具体化しているようだしな。

(宣言延長の場合 事前に首相報告を 野党4党 新型コロナ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200422/k10012400171000.html

「宣言を延長する場合は、事前に国会に報告することが望ましいが、対象地域を拡大した際には西村担当大臣が報告しており、西村大臣がいいのではないか」

誰が報告するかよりも、その内容の方が重要だと感じるんだがな。

「緊急事態宣言の延長は対象地域の追加とは異なるもので、宣言期間中の政府対応の総括も必要だ。安倍総理大臣が発令したのだから、みずから国会に報告するのが筋だ」

共産党は、都知事の強力な休業要請を骨抜きにした中央政府の、ひいては安倍内閣の責任を明確にしたいらしいが、その手には乗らないだろう。

不味い結果になれば、西村大臣に詰め腹を切らせればいいのだ(そんなあ!)。

米国は、ペンス副大統領を同じ立場に置いているしな(もちろん、上手くいけば手柄はトップが独り占めだ)。

やれやれ・・・。

どっちにしても、緊急事態から脱したことを宣言するのは首相になる。

それは間違いない。

それがいつになるかを決めるのは、首相でも、諮問委員会でも、都知事でも、野党でも、もちろん担当大臣でもない。

徹底した検査のもと、この間の感染実態を暴かれる、我々一人一人の行動だ。

そのこともまた、間違いのないところだな・・・。