🐱変異種:最速の7回目接種:またもmRNAか ― 2023年07月29日 00:32
変異種:最速の7回目接種:またもmRNAか
(新型コロナ、秋接種用のXBB対応ワクチン購入合意 2500万回分)
https://www.asahi.com/articles/ASR7X46X3R7XUTFL004.html
「米ファイザー社から2千万回分、米モデルナ社から500万回分購入」
なんだ、それっぽっちか・・・。
「必要に応じてさらに追加購入できる」
まあ、医師会が健康な若年者の接種は推奨しない方針を示すなど、我が国の新型コロナワクチンはお先真っ暗だからな。
「9月以降の接種はすべての世代を対象とするが、予防接種法上の「努力義務」は65歳以上や基礎疾患のある人に限る方針。」
「努力義務は、法律上は接種を受けるように努める必要があるものの、強制ではなく希望者が接種する。」
ファイザー一択という話も出ていたけど、モデルナはわずかな調達量ながら踏みとどまった形だ。
今のところ、ノババックスの話は出ていない(副反応少なく、それなりの効果があるなら、浮沈子的には第一選択なんだがな)。
まあいい。
国産ワクチンの記事も出ている。
(国産のコロナワクチン審議へ 塩野義と第一三共、31日に)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/266116
「塩野義製薬(大阪市)と、第一三共(東京都)がそれぞれ開発した新型コロナウイルスワクチンの製造販売の承認可否を、31日の専門部会で審議」
「塩野義製薬が開発したのはウイルスのタンパク質の一部を人工的に作った「組み換えタンパクワクチン」。第一三共は米ファイザーや米モデルナと同じ「メッセンジャーRNAワクチン」」
これって、武漢株対応のワクチンだからな。
2世代前の、超型落ちワクチンなわけだ。
「承認が決まれば、国内企業が開発した新型コロナワクチンでは初となるが、結論が出ない可能性もある。」
今後採用される見込みのないワクチンを承認しても仕方ないだろう。
ウイルスは変異を繰り返しており、従来のワクチン開発や承認のスピードでは付いていけない(10年単位の世界だからな)。
この話、書いていてロケット開発と似ているような気がする。
海外の技術導入から国内開発へと移行してみたものの、世界の主流からは取り残され、周回遅れの開発を繰り返し、いつまで経っても本格的に市場参入できないまま、官需に頼った状況が続く・・・。
今回のワクチン開発では、その「官需」(まあ、それしかないわけですけど)からも見放されている(XBB系統でなければ、採用しない方針だからな)。
やれやれ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
高齢者で持病持ちの浮沈子に選択の余地はない。
努力義務だろうが任意だろうが、既に前回接種から2か月が経過し、重症化予防効果も怪しい状況の中で、最速の7回目接種を目指して驀進するのみだ。
「厚労省は承認され次第、購入を始める。」(初出の朝日の記事より)
そもそも、2500万回分というのは、全国の高齢者の人数にすら満たない。
(高齢者の人口)
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1321.html
「65歳以上の高齢者(以下「高齢者」といいます。)人口は、3627万人」
追加購入可能とはいえ、ふざけた話だが仕方ない。
1億2千万人(テキトーです)の対象者全員にいきわたることは決してない。
変異種のもたらす結果(重症化率が少なくなり、ワクチンの効果が及ばなくなる)だが、我々はそれを受け入れざるを得ない。
変異に対応したワクチンの迅速な開発と承認、副反応の軽減と救済措置の充実は急務だ。
が、まあ、過剰な期待はしない方がいいだろうな。
世間では、もう、新型コロナは終わった話だからな。
新型コロナで逝くヤツぁ逝って良し!。
連日36度超の猛暑の中、マスクして自転車をこぐ毎日(屋外で自転車こぐのに、確かにマスクは不要かもしれないですが)。
何の心配もなく、マスク外して過ごせる日々はまだ遠いな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(塩野義製薬と第一三共の新型コロナワクチンを審議へ 7月31日の薬食審・第二部会で 厚労省が議題追加)
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=75148
「厚生労働省は7月31日に薬食審・医薬品第二部会を開き、塩野義製薬と第一三共がそれぞれ承認申請している新型コロナワクチンの承認可否を審議」
「今回は起源株を用いたワクチンだが、第一三共は承認取得後にオミクロン株対応ワクチンなどの一変申請を行い、適応追加していく方針。」(一変申請:「医療用医薬品の新規承認申請及び承認事項一部変更承認申請」のうち、承認事項一部変更承認申請を指す業界略語)
塩野義は武漢株のままということかあ?。
ノババックスは、XBB亜系統対応するつもりなんだがな(武漢株対応品は武田薬品が販売中)。
どーせ、これらの国産ワクチンが政府に採用される見込みはないし、万が一採用されたとしても、摂取する人がいるかどうかは分からない。
世界における実績もないしな。
もっとも、世界で新型コロナワクチンをうち続けている国は、我が国位のものだろう(未調査)。
世界の主流は自然感染だからな。
マスク外して人混みに紛れるだけで、最新の生ワクチン(?)が今なら無料で手に入る(そういうことかあ?)。
手間暇掛けて、わざわざ効き目の怪しい型落ちワクチンを、死に至る副反応を覚悟してまで打つ必要はない。
流行期だけの大セールだ。
ノバでも塩野義でもいいけど、副反応少ない遺伝子組み換えタンパクワクチンを、早く投入してくれ!(もちろん、最新の変異種に対応したヤツ!)。
お急ぎの方は、自然感染でどーぞなんて、言わないでもらいたいもんだな・・・。
(新型コロナ、秋接種用のXBB対応ワクチン購入合意 2500万回分)
https://www.asahi.com/articles/ASR7X46X3R7XUTFL004.html
「米ファイザー社から2千万回分、米モデルナ社から500万回分購入」
なんだ、それっぽっちか・・・。
「必要に応じてさらに追加購入できる」
まあ、医師会が健康な若年者の接種は推奨しない方針を示すなど、我が国の新型コロナワクチンはお先真っ暗だからな。
「9月以降の接種はすべての世代を対象とするが、予防接種法上の「努力義務」は65歳以上や基礎疾患のある人に限る方針。」
「努力義務は、法律上は接種を受けるように努める必要があるものの、強制ではなく希望者が接種する。」
ファイザー一択という話も出ていたけど、モデルナはわずかな調達量ながら踏みとどまった形だ。
今のところ、ノババックスの話は出ていない(副反応少なく、それなりの効果があるなら、浮沈子的には第一選択なんだがな)。
まあいい。
国産ワクチンの記事も出ている。
(国産のコロナワクチン審議へ 塩野義と第一三共、31日に)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/266116
「塩野義製薬(大阪市)と、第一三共(東京都)がそれぞれ開発した新型コロナウイルスワクチンの製造販売の承認可否を、31日の専門部会で審議」
「塩野義製薬が開発したのはウイルスのタンパク質の一部を人工的に作った「組み換えタンパクワクチン」。第一三共は米ファイザーや米モデルナと同じ「メッセンジャーRNAワクチン」」
これって、武漢株対応のワクチンだからな。
2世代前の、超型落ちワクチンなわけだ。
「承認が決まれば、国内企業が開発した新型コロナワクチンでは初となるが、結論が出ない可能性もある。」
今後採用される見込みのないワクチンを承認しても仕方ないだろう。
ウイルスは変異を繰り返しており、従来のワクチン開発や承認のスピードでは付いていけない(10年単位の世界だからな)。
この話、書いていてロケット開発と似ているような気がする。
海外の技術導入から国内開発へと移行してみたものの、世界の主流からは取り残され、周回遅れの開発を繰り返し、いつまで経っても本格的に市場参入できないまま、官需に頼った状況が続く・・・。
今回のワクチン開発では、その「官需」(まあ、それしかないわけですけど)からも見放されている(XBB系統でなければ、採用しない方針だからな)。
やれやれ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
高齢者で持病持ちの浮沈子に選択の余地はない。
努力義務だろうが任意だろうが、既に前回接種から2か月が経過し、重症化予防効果も怪しい状況の中で、最速の7回目接種を目指して驀進するのみだ。
「厚労省は承認され次第、購入を始める。」(初出の朝日の記事より)
そもそも、2500万回分というのは、全国の高齢者の人数にすら満たない。
(高齢者の人口)
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1321.html
「65歳以上の高齢者(以下「高齢者」といいます。)人口は、3627万人」
追加購入可能とはいえ、ふざけた話だが仕方ない。
1億2千万人(テキトーです)の対象者全員にいきわたることは決してない。
変異種のもたらす結果(重症化率が少なくなり、ワクチンの効果が及ばなくなる)だが、我々はそれを受け入れざるを得ない。
変異に対応したワクチンの迅速な開発と承認、副反応の軽減と救済措置の充実は急務だ。
が、まあ、過剰な期待はしない方がいいだろうな。
世間では、もう、新型コロナは終わった話だからな。
新型コロナで逝くヤツぁ逝って良し!。
連日36度超の猛暑の中、マスクして自転車をこぐ毎日(屋外で自転車こぐのに、確かにマスクは不要かもしれないですが)。
何の心配もなく、マスク外して過ごせる日々はまだ遠いな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(塩野義製薬と第一三共の新型コロナワクチンを審議へ 7月31日の薬食審・第二部会で 厚労省が議題追加)
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=75148
「厚生労働省は7月31日に薬食審・医薬品第二部会を開き、塩野義製薬と第一三共がそれぞれ承認申請している新型コロナワクチンの承認可否を審議」
「今回は起源株を用いたワクチンだが、第一三共は承認取得後にオミクロン株対応ワクチンなどの一変申請を行い、適応追加していく方針。」(一変申請:「医療用医薬品の新規承認申請及び承認事項一部変更承認申請」のうち、承認事項一部変更承認申請を指す業界略語)
塩野義は武漢株のままということかあ?。
ノババックスは、XBB亜系統対応するつもりなんだがな(武漢株対応品は武田薬品が販売中)。
どーせ、これらの国産ワクチンが政府に採用される見込みはないし、万が一採用されたとしても、摂取する人がいるかどうかは分からない。
世界における実績もないしな。
もっとも、世界で新型コロナワクチンをうち続けている国は、我が国位のものだろう(未調査)。
世界の主流は自然感染だからな。
マスク外して人混みに紛れるだけで、最新の生ワクチン(?)が今なら無料で手に入る(そういうことかあ?)。
手間暇掛けて、わざわざ効き目の怪しい型落ちワクチンを、死に至る副反応を覚悟してまで打つ必要はない。
流行期だけの大セールだ。
ノバでも塩野義でもいいけど、副反応少ない遺伝子組み換えタンパクワクチンを、早く投入してくれ!(もちろん、最新の変異種に対応したヤツ!)。
お急ぎの方は、自然感染でどーぞなんて、言わないでもらいたいもんだな・・・。
🐱スターライナー:その存在すら過去のものに ― 2023年07月29日 18:05
スターライナー:その存在すら過去のものに
(ボーイングはスターライナーで11億ドルを失い、乗務員の飛行は目処が立たない
「私たちはまだ、発売の機会について話す準備ができていません。」)
https://arstechnica.com/space/2023/07/boeing-has-now-lost-1-1-billion-on-starliner-with-no-crew-flight-in-sight/
「クルー9は来秋、ボーイング社の最初の運用ミッションであるスターライナー1号よりも前に飛行する可能性」
本当は、もう、スターライナーは決して飛ばないのではないか。
「2億5700万ドルの損失」(今期)
「損失の評価損総額は11億ドル以上」(累計)
「スターライナーに2つの重大な問題がある」
「そのうちの1つは、スターライナーのカプセルとパラシュートを接続するラインの「ソフトリンク」に関係しており、2つ目は、宇宙船内の数百フィートのP-213ガラス布テープが可燃性であることが判明したことで発生した。」
調達した部品のトラブルに泣かされているのはB社だけではない。
ファルコン9の飛行中の唯一の失敗も、外部調達した2段目のヘリウムタンクを支えるステーの強度不足と言われている。
どんな組織も、ただ黙っていて完全な事業が継続できるわけではない。
不断の努力を積み重ねていくことでしか、現状維持すら困難なわけだ。
ましてや、新規開発においてはなおさらだな。
これ以上の遅れが出るようだと、NASAとの契約で義務付けられている6回のミッションでさえ実施できなくなる。
クルー9の後ということは、2025年春ということになる。
2023年秋:クルー7(S)
2024年春:クルー8(S)
2024年秋:クルー9(S)
2025年春:ミッション1(B)
2025年秋:クルー10(S)
2026年春:ミッション2(B)
2026年秋:クルー11(S)
2027年春:ミッション3(B)
2027年秋:クルー12(S)
2028年春:ミッション4(B)
2028年秋:クルー13(S)
2029年春:ミッション5(B)
2029年秋:クルー14(S)
2030年春:ミッション6(B)
2030年秋?:軌道離脱モジュール
(国際宇宙ステーション:ミッションの終了)
https://en.wikipedia.org/wiki/International_Space_Station#End_of_mission
「NASAは、軌道離脱モジュールを使用してISSを軌道から離脱させ、残骸を南太平洋の遠隔地に誘導する計画日を2031年1月と発表」
ケツかっちんというやつだな。
2030年秋のミッションはない。
無人の軌道離脱モジュールを接続して、制御落下させるだけだ。
ひょっとすると、その「軌道離脱モジュール」とやらに、スターライナーを使ってもらえるかもしれない(そうなのかあ?)。
地球大気で燃え尽きる最期は、スターライナーにとってふさわしいかもしれないな(そんなあ!)。
今週、この記事が出てから暫く、浮沈子は放置していた。
もう、スターライナーは過去の話になりつつある(そうなのかあ?)。
そういえば、そんな宇宙船の話もあったっけ・・・。
新たなトラブルを起こして、打ち上げが延期になる話は散々聞かされてきた。
そして、その打ち上げの度に、更なるトラブルが噴出している。
(ボーイング スターライナー)
https://en.wikipedia.org/wiki/Boeing_Starliner
「スターライナーは、ボーイング社初の商業開発宇宙カプセルとして、2010年にCST-100として発表」
「2010年7月、ボーイング社は、十分な短期的な承認と資金があれば、早ければ2015年にもカプセルが稼働する可能性があると述べた。」
「2014年9月16日、NASAは米国政府乗組員を国際宇宙ステーションに往復する輸送システムを開発するための資金提供を受ける2社として、ボーイング社(スターライナー)とスペースX社(クルードラゴン)を選択」
「ボーイングはスターライナーを2017年までに完成させて認証するという42億ドルの契約を獲得」
「スターライナーがNASAの認証を取得すると、契約によりボーイング社は宇宙ステーションへの有人ミッションを少なくとも2回、最大で6回実施することが求められる。」
「NASAのウィリアム・H・ガーステンマイヤースターライナーの提案はクルードラゴンやシエラネバダのドリームチェイサー宇宙船よりも強力であると考えていた。」
「2015年9月4日、ボーイングは、ボーイング民間航空機が製造した787ドリームライナーの命名規則に従って、この宇宙船が正式にCST-100スターライナーと呼ばれると発表」
「2016年5月、ボーイングはスターライナーの最初の打ち上げ予定を2017年から2018年初頭に延期」
「2016年10月、ボーイングはサプライヤーの滞りや生産上の問題を受けて、計画を2018年初頭から2018年後半に6か月延期」
「2016年までに、彼らは2018年12月までにNASAの宇宙飛行士をISSに送り届けたいと考えていた」
「2018年4月、NASAは、当時2018年11月に予定されていたスターライナーの最初の2人乗り飛行は、おそらく2019年か2020年になるだろうと示唆」
「2019年11月、NASAの監察総監室はボーイング社との契約変更があったことを明らかにする報告書を発表」
「ボーイング社の3回目から6回目までの有人ミッションについて、NASAがボーイング社の予定金額を上回る2億8,720万ドルを追加で支払うことに同意したことが判明した」
「2019年末に初の無人軌道試験飛行が失敗」(OFT-1)
<OFT-1:詳細>ーーーーーーーーーー
「無人軌道飛行試験は2019年12月20日に開始されたが、展開後、スターライナーのミッションクロックに11時間のずれが生じたため、宇宙船は「軌道投入燃焼中」ではないのに「軌道投入燃焼中だった」と計算した。これにより、姿勢制御スラスターが計画よりも多くの燃料を消費し、国際宇宙ステーションとのドッキングができなくなりました。」
「試験中に2件のソフトウェアエラーが検出され、そのうちの1件は国際宇宙ステーションとの計画されたドッキングを妨げ、時間内に発見され修正されていなければ、それぞれ宇宙船の破壊につながった可能性があるとNASAは2020年2月7日に発表」
「検討チームはボーイングがNASAと協力して2020年に取り組んでいた80の推奨事項を特定」
<OFT-1:詳細終わり>ーーーーーーーーーー
「NASAはボーイングが2021年8月に再度の無人軌道試験OFT-2に資金を提供することに同意」
「その打ち上げはバルブの問題のためカウントダウン後半で中止」
「2022年5月19日に打ち上げられ、ISSへのミッションを成功裏に完了」
<OFT-2:詳細>ーーーーーーーーーー
「「2020年10月か11月中に」ケープカナベラルから打ち上げられると予想されていた。ボーイングは、計画外の有人カプセル試験飛行に「納税者の負担なく」資金を提供すると述べた。ボーイングは2020年初めに投資家に対し、2回目の無操縦試験飛行で予想される費用を賄うため、収益から4億1000万米ドルを徴収すると発表」
「ボーイングは、OFT-2 に先立ってスターライナー ドッキング システムの設計を変更し、カプセルが大気圏を激しく降下する際の保護を強化するため、再突入カバーを追加」
「チームはまた、OFT-2宇宙船の推進剤ヒーター、熱保護タイル、カプセルの着陸を緩衝するために使用されるエアバッグも設置」
「2020年11月10日、NASAの商用乗組員プログラムマネージャーのスティーブ・スティッチは、ソフトウェアの問題により2回目の軌道飛行試験が2021年第1四半期まで延期されるだろうと述べた。」
「OFT-2の無人試験飛行は2021年3月に予定」
「OFT-2 の打ち上げ日は再び変更され、最も早い打ち上げ予定日は 2021 年 8 月に設定」
「2021年8月の打ち上げ期間中、打ち上げ前に宇宙船内の13個の推進システムバルブにいくつかの問題が検出」
「発射台上で問題を解決しようとする試みは失敗し、ロケットはULAのVIF(垂直統合施設)に戻された。VIFの問題を解決する試みも失敗し、ボーイング社は宇宙船を工場に返却することを決定」
「2021年10月まで、NASAとボーイングは進歩を続け、「2022年前半の打ち上げ機会に向けて取り組んでいた」」
「2021年12月、ボーイングはサービス モジュール全体を交換することを決定し、OFT-2が2022 年 5 月に発生」
「OFT-2ミッションは2022年5月19日に打ち上げ」
「2基の軌道操作・姿勢制御システム(OMACS)スラスタが軌道投入燃焼中に故障したが、宇宙船は反応制御システム(RCS)スラスタを追加して残りのOMACSスラスタを使用して補償することができた。スターライナーの操縦に使用されるいくつかの RCS スラスターも、チャンバー圧力の低下によりドッキング中に故障しました。宇宙船を冷却するために使用される一部の熱システムは異常な低温を示し、技術者がドッキング中にそれを管理する必要がありました。」
「再突入中にナビゲーションシステムの1つがGPS衛星との通信を切断」
<OFT-2:詳細終わり>ーーーーーーーーーー
「ボーイング社は2023年6月、パラシュートシステムとワイヤーハーネスの問題により無期限に延期」
振り返れば、紆余曲折どころの話ではない。
すんなりと運んだためしは一度もない!。
ウィキに挙げられている以外にも、OFT-2ではドッキングソフトウェアがデータを処理しきれずに誤動作したと記憶している。
やれやれ・・・。
現在、パラシュートの紐の問題とワイヤーハーネスの擦れ止めテープの話だけが表に出ているが、それだけの問題と信じている関係者は少ないのではないか。
手間がかかりそうな話だけ、つまり、打ち上げ延期を律速しそうな事項だけを表に出して、その陰で、表ざたに出来ない、もっと深刻なヤバい問題に取り組んでいるのではないか。
こんなんじゃ、とても人間乗せて飛ばすわけにはいかない・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
記事の中に、「・・・宇宙ステーションへの有人ミッションを少なくとも2回、最大で6回実施することが求められる。」とあったので、元ネタを当った。
(2014 年 9 月 17 日
リリース 14-256
NASA、米国宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに輸送する米国企業を選択)
https://www.nasa.gov/press/2014/september/nasa-chooses-american-companies-to-transport-us-astronauts-to-international
「各社の試験プログラムが無事に完了し、そのシステムが NASA の認定を取得したら、各請負業者は宇宙ステーションへの有人ミッションを少なくとも 2 回、最大で 6 回実施することになります。」
なんだ、2回でもいいのか・・・。
まあいい。
ウィキには「3回目から6回目までの有人ミッションについて、NASAがボーイング社の予定金額を上回る2億8,720万ドルを追加で支払うことに同意」という記述もあるからな。
2回しか飛ばせなければ、これもチャラになるわけだ(未確認)。
もう、一刻も早く手を引きたいに違いない(NASAも、B社も!?)。
2031年1月とか言っていないで、明日にでもISSを大気圏に突入させたいと思ってるんじゃないのかあ(そんなあ!)。
前NASA長官ブライデンスタインの名言、「人類には見上げるものが必要だ」という言葉が忘れられない。
なーに、心配することはない。
民間宇宙ステーションはいつになるかわからないが、ISS亡き後は、全人類は中国の宇宙ステーションを見上げて過ごせばいいわけだからな。
そっちの枠に入れてもらえるように、我が国も、今から調整しておいた方がいいんじゃないのかあ?。
米軍に、全国各地の飛行場を自由に使わせてやったって(台湾有事の際は、そうしたいって明言してるしな)、月面着陸の枠が転がり込んでくるかどうかはわからんしな。
そもそも、アルテミス計画の破綻は誰の目にも明らかだ(スターシップの空中大爆発、見ちゃったし!:計画では、2年後にあれで打ち上げられたHLSで着陸することになってるからな:ありえねー・・・)。
中国に追い抜かれるのは確実となった。
もしかすると、月面に立つ人類最初の女性は中国出身ということになるかもしれないしな(中国の月探査機は、月の女神に因んで名付けられてる経緯もあるし:もっとも、我が国の「かぐや」(セレーネ)も似てるけどな)。
天の半分は女性が支える国だからな。
まあいい。
スターライナーは、いつ抜け出せるとも知れない泥沼にはまり込んでいる。
見上げるISSに、本当に有人でたどり着くことができるかは混とんとしてきた。
「NASA、スターライナーの打ち切りを発表!」
そんな見出しが、明日出てきても、浮沈子は驚かないけどな・・・。
(ボーイングはスターライナーで11億ドルを失い、乗務員の飛行は目処が立たない
「私たちはまだ、発売の機会について話す準備ができていません。」)
https://arstechnica.com/space/2023/07/boeing-has-now-lost-1-1-billion-on-starliner-with-no-crew-flight-in-sight/
「クルー9は来秋、ボーイング社の最初の運用ミッションであるスターライナー1号よりも前に飛行する可能性」
本当は、もう、スターライナーは決して飛ばないのではないか。
「2億5700万ドルの損失」(今期)
「損失の評価損総額は11億ドル以上」(累計)
「スターライナーに2つの重大な問題がある」
「そのうちの1つは、スターライナーのカプセルとパラシュートを接続するラインの「ソフトリンク」に関係しており、2つ目は、宇宙船内の数百フィートのP-213ガラス布テープが可燃性であることが判明したことで発生した。」
調達した部品のトラブルに泣かされているのはB社だけではない。
ファルコン9の飛行中の唯一の失敗も、外部調達した2段目のヘリウムタンクを支えるステーの強度不足と言われている。
どんな組織も、ただ黙っていて完全な事業が継続できるわけではない。
不断の努力を積み重ねていくことでしか、現状維持すら困難なわけだ。
ましてや、新規開発においてはなおさらだな。
これ以上の遅れが出るようだと、NASAとの契約で義務付けられている6回のミッションでさえ実施できなくなる。
クルー9の後ということは、2025年春ということになる。
2023年秋:クルー7(S)
2024年春:クルー8(S)
2024年秋:クルー9(S)
2025年春:ミッション1(B)
2025年秋:クルー10(S)
2026年春:ミッション2(B)
2026年秋:クルー11(S)
2027年春:ミッション3(B)
2027年秋:クルー12(S)
2028年春:ミッション4(B)
2028年秋:クルー13(S)
2029年春:ミッション5(B)
2029年秋:クルー14(S)
2030年春:ミッション6(B)
2030年秋?:軌道離脱モジュール
(国際宇宙ステーション:ミッションの終了)
https://en.wikipedia.org/wiki/International_Space_Station#End_of_mission
「NASAは、軌道離脱モジュールを使用してISSを軌道から離脱させ、残骸を南太平洋の遠隔地に誘導する計画日を2031年1月と発表」
ケツかっちんというやつだな。
2030年秋のミッションはない。
無人の軌道離脱モジュールを接続して、制御落下させるだけだ。
ひょっとすると、その「軌道離脱モジュール」とやらに、スターライナーを使ってもらえるかもしれない(そうなのかあ?)。
地球大気で燃え尽きる最期は、スターライナーにとってふさわしいかもしれないな(そんなあ!)。
今週、この記事が出てから暫く、浮沈子は放置していた。
もう、スターライナーは過去の話になりつつある(そうなのかあ?)。
そういえば、そんな宇宙船の話もあったっけ・・・。
新たなトラブルを起こして、打ち上げが延期になる話は散々聞かされてきた。
そして、その打ち上げの度に、更なるトラブルが噴出している。
(ボーイング スターライナー)
https://en.wikipedia.org/wiki/Boeing_Starliner
「スターライナーは、ボーイング社初の商業開発宇宙カプセルとして、2010年にCST-100として発表」
「2010年7月、ボーイング社は、十分な短期的な承認と資金があれば、早ければ2015年にもカプセルが稼働する可能性があると述べた。」
「2014年9月16日、NASAは米国政府乗組員を国際宇宙ステーションに往復する輸送システムを開発するための資金提供を受ける2社として、ボーイング社(スターライナー)とスペースX社(クルードラゴン)を選択」
「ボーイングはスターライナーを2017年までに完成させて認証するという42億ドルの契約を獲得」
「スターライナーがNASAの認証を取得すると、契約によりボーイング社は宇宙ステーションへの有人ミッションを少なくとも2回、最大で6回実施することが求められる。」
「NASAのウィリアム・H・ガーステンマイヤースターライナーの提案はクルードラゴンやシエラネバダのドリームチェイサー宇宙船よりも強力であると考えていた。」
「2015年9月4日、ボーイングは、ボーイング民間航空機が製造した787ドリームライナーの命名規則に従って、この宇宙船が正式にCST-100スターライナーと呼ばれると発表」
「2016年5月、ボーイングはスターライナーの最初の打ち上げ予定を2017年から2018年初頭に延期」
「2016年10月、ボーイングはサプライヤーの滞りや生産上の問題を受けて、計画を2018年初頭から2018年後半に6か月延期」
「2016年までに、彼らは2018年12月までにNASAの宇宙飛行士をISSに送り届けたいと考えていた」
「2018年4月、NASAは、当時2018年11月に予定されていたスターライナーの最初の2人乗り飛行は、おそらく2019年か2020年になるだろうと示唆」
「2019年11月、NASAの監察総監室はボーイング社との契約変更があったことを明らかにする報告書を発表」
「ボーイング社の3回目から6回目までの有人ミッションについて、NASAがボーイング社の予定金額を上回る2億8,720万ドルを追加で支払うことに同意したことが判明した」
「2019年末に初の無人軌道試験飛行が失敗」(OFT-1)
<OFT-1:詳細>ーーーーーーーーーー
「無人軌道飛行試験は2019年12月20日に開始されたが、展開後、スターライナーのミッションクロックに11時間のずれが生じたため、宇宙船は「軌道投入燃焼中」ではないのに「軌道投入燃焼中だった」と計算した。これにより、姿勢制御スラスターが計画よりも多くの燃料を消費し、国際宇宙ステーションとのドッキングができなくなりました。」
「試験中に2件のソフトウェアエラーが検出され、そのうちの1件は国際宇宙ステーションとの計画されたドッキングを妨げ、時間内に発見され修正されていなければ、それぞれ宇宙船の破壊につながった可能性があるとNASAは2020年2月7日に発表」
「検討チームはボーイングがNASAと協力して2020年に取り組んでいた80の推奨事項を特定」
<OFT-1:詳細終わり>ーーーーーーーーーー
「NASAはボーイングが2021年8月に再度の無人軌道試験OFT-2に資金を提供することに同意」
「その打ち上げはバルブの問題のためカウントダウン後半で中止」
「2022年5月19日に打ち上げられ、ISSへのミッションを成功裏に完了」
<OFT-2:詳細>ーーーーーーーーーー
「「2020年10月か11月中に」ケープカナベラルから打ち上げられると予想されていた。ボーイングは、計画外の有人カプセル試験飛行に「納税者の負担なく」資金を提供すると述べた。ボーイングは2020年初めに投資家に対し、2回目の無操縦試験飛行で予想される費用を賄うため、収益から4億1000万米ドルを徴収すると発表」
「ボーイングは、OFT-2 に先立ってスターライナー ドッキング システムの設計を変更し、カプセルが大気圏を激しく降下する際の保護を強化するため、再突入カバーを追加」
「チームはまた、OFT-2宇宙船の推進剤ヒーター、熱保護タイル、カプセルの着陸を緩衝するために使用されるエアバッグも設置」
「2020年11月10日、NASAの商用乗組員プログラムマネージャーのスティーブ・スティッチは、ソフトウェアの問題により2回目の軌道飛行試験が2021年第1四半期まで延期されるだろうと述べた。」
「OFT-2の無人試験飛行は2021年3月に予定」
「OFT-2 の打ち上げ日は再び変更され、最も早い打ち上げ予定日は 2021 年 8 月に設定」
「2021年8月の打ち上げ期間中、打ち上げ前に宇宙船内の13個の推進システムバルブにいくつかの問題が検出」
「発射台上で問題を解決しようとする試みは失敗し、ロケットはULAのVIF(垂直統合施設)に戻された。VIFの問題を解決する試みも失敗し、ボーイング社は宇宙船を工場に返却することを決定」
「2021年10月まで、NASAとボーイングは進歩を続け、「2022年前半の打ち上げ機会に向けて取り組んでいた」」
「2021年12月、ボーイングはサービス モジュール全体を交換することを決定し、OFT-2が2022 年 5 月に発生」
「OFT-2ミッションは2022年5月19日に打ち上げ」
「2基の軌道操作・姿勢制御システム(OMACS)スラスタが軌道投入燃焼中に故障したが、宇宙船は反応制御システム(RCS)スラスタを追加して残りのOMACSスラスタを使用して補償することができた。スターライナーの操縦に使用されるいくつかの RCS スラスターも、チャンバー圧力の低下によりドッキング中に故障しました。宇宙船を冷却するために使用される一部の熱システムは異常な低温を示し、技術者がドッキング中にそれを管理する必要がありました。」
「再突入中にナビゲーションシステムの1つがGPS衛星との通信を切断」
<OFT-2:詳細終わり>ーーーーーーーーーー
「ボーイング社は2023年6月、パラシュートシステムとワイヤーハーネスの問題により無期限に延期」
振り返れば、紆余曲折どころの話ではない。
すんなりと運んだためしは一度もない!。
ウィキに挙げられている以外にも、OFT-2ではドッキングソフトウェアがデータを処理しきれずに誤動作したと記憶している。
やれやれ・・・。
現在、パラシュートの紐の問題とワイヤーハーネスの擦れ止めテープの話だけが表に出ているが、それだけの問題と信じている関係者は少ないのではないか。
手間がかかりそうな話だけ、つまり、打ち上げ延期を律速しそうな事項だけを表に出して、その陰で、表ざたに出来ない、もっと深刻なヤバい問題に取り組んでいるのではないか。
こんなんじゃ、とても人間乗せて飛ばすわけにはいかない・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
記事の中に、「・・・宇宙ステーションへの有人ミッションを少なくとも2回、最大で6回実施することが求められる。」とあったので、元ネタを当った。
(2014 年 9 月 17 日
リリース 14-256
NASA、米国宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに輸送する米国企業を選択)
https://www.nasa.gov/press/2014/september/nasa-chooses-american-companies-to-transport-us-astronauts-to-international
「各社の試験プログラムが無事に完了し、そのシステムが NASA の認定を取得したら、各請負業者は宇宙ステーションへの有人ミッションを少なくとも 2 回、最大で 6 回実施することになります。」
なんだ、2回でもいいのか・・・。
まあいい。
ウィキには「3回目から6回目までの有人ミッションについて、NASAがボーイング社の予定金額を上回る2億8,720万ドルを追加で支払うことに同意」という記述もあるからな。
2回しか飛ばせなければ、これもチャラになるわけだ(未確認)。
もう、一刻も早く手を引きたいに違いない(NASAも、B社も!?)。
2031年1月とか言っていないで、明日にでもISSを大気圏に突入させたいと思ってるんじゃないのかあ(そんなあ!)。
前NASA長官ブライデンスタインの名言、「人類には見上げるものが必要だ」という言葉が忘れられない。
なーに、心配することはない。
民間宇宙ステーションはいつになるかわからないが、ISS亡き後は、全人類は中国の宇宙ステーションを見上げて過ごせばいいわけだからな。
そっちの枠に入れてもらえるように、我が国も、今から調整しておいた方がいいんじゃないのかあ?。
米軍に、全国各地の飛行場を自由に使わせてやったって(台湾有事の際は、そうしたいって明言してるしな)、月面着陸の枠が転がり込んでくるかどうかはわからんしな。
そもそも、アルテミス計画の破綻は誰の目にも明らかだ(スターシップの空中大爆発、見ちゃったし!:計画では、2年後にあれで打ち上げられたHLSで着陸することになってるからな:ありえねー・・・)。
中国に追い抜かれるのは確実となった。
もしかすると、月面に立つ人類最初の女性は中国出身ということになるかもしれないしな(中国の月探査機は、月の女神に因んで名付けられてる経緯もあるし:もっとも、我が国の「かぐや」(セレーネ)も似てるけどな)。
天の半分は女性が支える国だからな。
まあいい。
スターライナーは、いつ抜け出せるとも知れない泥沼にはまり込んでいる。
見上げるISSに、本当に有人でたどり着くことができるかは混とんとしてきた。
「NASA、スターライナーの打ち切りを発表!」
そんな見出しが、明日出てきても、浮沈子は驚かないけどな・・・。
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