🐱スターシップ:火星への道2024年04月08日 16:16

スターシップ:火星への道


(イーロン・マスクは、スターシップの将来のバージョンのパラメータと、スーパーヘビーを着陸させて火星に植民地化する計画を明らかにしました)
https://www.elonx.cz/elon-musk-prozradil-parametry-budoucich-verzi-starship-i-plany-pro-pristani-super-heavy-a-kolonizaci-marsu/

「火星に向かう数千隻の船団では、毎日約 10 隻のスターシップを地球から打ち上げる必要があり、1 日に数隻の船を生産する必要があります。」

「スターシップは2年ごとに最大25万トンのペイロードを火星に届けることができる」

が、仮にできるとしても、その金はだれが払うの?。

「資金調達に関しては、必要なコストの大部分はStarlinkサービスからの収益で賄える」

べらぼーめ・・・。

以前は、確か、スターシップを大陸間弾道旅客ロケットにして賄うって言ってた気がするんだがな。

まあいい。

イーロンマスクのビッグマウスは、今に始まったことじゃない。

記事には、稀有壮大な話がちりばめられているが、全てはスターシップの成功に掛かっている。

「スペースX社のグウィン・ショットウェル社長が以前発表したように、 4回目の統合飛行は「約1か月以内」に実施される」

「4回目のミッションの目標は、スターシップが大気圏再突入の最も暑い段階を無事に乗り切り、海洋の計画された場所に着陸することだという。前回の試みでは、船は再突入中に安定した位置にいなかったため、大気圏突入後比較的すぐに失敗しました。」

うーん、やっぱ、軌道上(弾道軌道ですが)での姿勢制御には失敗していた感じだ。

この辺りの情報はまだ出てきていないようだな(未確認)。

「超重量空母は再び模擬水面着陸を試みます。そしてマスク氏によると、もし今回着陸が成功すれば、次のテストミッション(5回目)はすでに「メカジラ」を使ってスーパーヘビーを捕獲」

んなことは分からん。

浮沈子は、1段目の回収は比較的易しいと思っていたんだが、今までのところ、かなり手こずっている感じだ。

やっぱ、エントリーバーンも噴かした方がいいんじゃないのかあ?。

まあ、どうでもいいんですが。

4回目の統合飛行テスト(IFT-4)については、別記事も上がっている。

(スペースXは4便に先立って超重量ブースターを点火)
https://www.teslarati.com/spacex-fires-up-the-super-heavy-booster-ahead-of-flight-4/

「スペースXは、早ければ来月にも実施される可能性がある4回目の試験飛行に先立ち、ブースター11の33基のラプターエンジンすべてに点火した。」

「カウントダウンが最後の数秒に達すると、FireX システムがエンジン周囲のガスの分散を開始し、続いて水抑制システムがパッドを水で満たして 33 基すべての Raptor エンジンのパワーから保護しました。」

「それらは激怒して点灯し、シャットダウンするまで約7〜8秒間実行されました。」

「今後、詳細なデータレビューを実施し、再度静的射撃を行うか、最終準備と来月にも実施される可能性がある4回目の飛行試験のためにブースターを生産現場に戻すかを決定する予定」

「FireX システム」がどういうものかは知らないけど、不活性ガス(たぶん窒素?:まさか、ヘリウムじゃないよねえ?)を噴出して消化するための仕掛けと思われる。

エンジン点火以前に周囲に漂っているダンプバルブから漏れ出した推進剤を、パージするためにも使われているのかもしれない(未確認:二酸化炭素の可能性もあるかも)。

いずれにしても、IFT-4がそれなりの成果を上げなければ、メカジラへスーパーヘビーが着陸するシーンはない。

70m超えのブースターが宇宙から帰還して、ピンポイントで着陸するシーンは見ものだろうな。

が、それは初出の記事でイーロンマスクが描いて見せた火星への道の第一歩に過ぎない。

100万人の移民を運ぶ前に、まずは宇宙への確実なアクセスを果たす必要がある。

大きな事業を率いる際には、揺るぎないビジョンを提示し続けることが重要だ。

そこに至る道が、如何に怪しくても(そうなのかあ?)、現在の地道な作業が目的に沿い、必要不可欠で避けて通れない重要なプロセスであることを示さなければならない。

人はパンのみに生きるものにあらず。

(人はパンのみにて生くるものにあらず)
https://kotobank.jp/word/%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%81%BF%E3%81%AB%E3%81%A6%E7%94%9F%E3%81%8F%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%89%E3%81%9A-2236389

「由来:
「旧約聖書―申命記・八」に出て来るモーゼのことば、およびそれを引用した「新約聖書―マタイ伝・四」に見えるイエスのことばから。口語訳では、「人はパンだけでは生きず、人は主の口から出るすべてのことばによって生きる」とあります。」

浮沈子は、有人火星探査には懐疑的だ。

まして、移民をや・・・。

が、世界中の人々を誑かして、スターリンクで稼いだ金をどぶに捨てるのは自由だ。

その壮大なビジョンが、スターリンクを生み、スターシップを現実のものにしつつある。

打ち上げロケット業界の「部屋の中のゾウ」が解き放たれるのは、時間の問題になってきたのかもしれない。

世界は、その瞬間を固唾を呑んで見守っている・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(輝きか狂気か? —
イーロン・マスク氏がまた火星での講演を行ったばかりだが、今回のビジョンは具体的なようだ
「これは考えられない数字ですが、これを達成するために物理学を破壊するつもりはありません。」)
https://arstechnica.com/space/2024/04/elon-musk-just-gave-another-mars-speech-this-time-the-vision-seems-tangible/

「ブースターと船」

「より多くの構築、より大きな構築」

「数百万トンを火星へ」

「8年前、マスク氏が初めて火星計画の概要を説明したとき、私はそれを「大胆さ、狂気、そして輝き」と特徴づけた。私は今でもこの 3 つの形容詞がすべて当てはまると信じています。むしろ、そのビジョンはより大胆です。」

「「私たちにはそれができる」とマスク氏は今週末従業員に語った。彼が間違っているかどうかはわかりません。」

S社の大ファンであり、エバンジェリスト(本も書いてます!)であるエリックバーガーでさえ、未だに「大胆さ、狂気、そして輝き」を感じるほどのビジョンだ。

が、具体な話は進んでいる。

「マスク氏は、完全再利用可能なモードで100トンを地球低軌道に打ち上げることができる「スターシップ2」と、200トン以上の容量を持つ「スターシップ3」に関する同社の計画を概説した。」

「これが非現実的だと思われる場合は、SpaceX が 2010 年から 2018 年にかけて Falcon 9 ロケットに 4 つの主要なブロック アップグレードを実行し、その性能が 2 倍以上になったことを考慮してください。」

確かに、ファルコン9はブロック1からブロック5に至る過程で、エンジンが少なくとも2回メジャーバージョンアップし(配置も変わったしな)、機体は直径(3.66 m)こそ変わらないものの、ずいぶん長くなった(58.3m→70m)。

しかし、まだ試験飛行さえ無事に済ませていないスターシップで、2倍の積載量を語るのはいかがなものか。

「これらのより大型の車両は、月または火星への旅行のために地球軌道上で車両を積み込むために必要な燃料補給ミッションの数を減らすために必要となる。」

ははあ、軌道上のデポへのタンカーの打ち上げ回数を減らすために、デカい2段目が必要になるわけだ・・・。

「火星に200トン着陸できる宇宙船を支援するのに5、6回の給油ミッションだけで済むような構成に到達することが目標」

「最終的なスターシップ 3 車両は高さ約 500 フィート (150 メートル) となり、現在の車両よりも約 20 パーセント大きくなります。」

べらぼーめ・・・。

「これは考えられない数字だが、これを達成するために物理学を破壊するつもりはない」

物理の神様とは、よーっく折り合いをつけてもらわんとな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(CohereForAI/c4ai-command-r-plus)
https://huggingface.co/spaces/CohereForAI/c4ai-command-r-plus

「Q:有人火星探査は可能ですか?」

「はい、有人火星探査は確かに可能です。実際、有人火星探査は長年にわたり科学界と宇宙探査機関の大きな関心事でした。火星は地球に最も近い惑星であり、その環境と地質は人間の居住可能性について多くの興味深い疑問を提起しています。

有人火星探査の可能性は、技術的進歩と宇宙探査への関心の高まりによって近年ますます現実味を帯びてきています。宇宙機関は、火星へのミッションの計画と実行に多大な努力を注いできました。 NASA(米国航空宇宙局)は、特にこの分野で非常に活発であり、将来の火星ミッションのための技術とインフラストラクチャの開発に多額の投資を行っています。

有人火星探査には多くの課題がありますが、技術革新により克服できると信じられています。これらの課題には次のようなものがあります。

1. 距離と期間:火星までの距離は地球から非常に遠く、ミッションの期間は数か月から数年にわたる可能性があります。これは、宇宙飛行士の健康と安全、食料や水などの資源の供給、精神的・身体的な影響を考慮した長期的な宇宙飛行のための十分な計画を必要とします。

2. 放射線:宇宙飛行士は、深宇宙を旅する際に太陽放射線や銀河宇宙線などの有害な放射線にさらされます。これらの放射線から乗組員を保護するための適切なシールドと対策が必要です。

3. 着陸:火星の大気は地球よりもはるかに薄いため、安全な着陸は大きな課題です。火星の大気は、宇宙船の減速と着陸のための適切な技術を必要とする、宇宙船の着陸をより困難にします。

4. 環境:火星の環境は過酷です。低い気温、薄い大気、放射線レベルが高いなどの問題に対処するために、宇宙飛行士は特別な生命維持システムと居住施設を必要とします。

5. 資源:火星ミッションには大量の燃料、食料、水、その他の物資が必要です。これらの資源を火星に輸送するのは困難であり、ミッションの持続可能性を確保するために、現地での資源利用 (ISRU) 技術の開発が検討されています。」

うーん、このAIは信用してたのにな・・・。

裏切りやがった(そうなのかあ?)。

(Copilot)
https://copilot.microsoft.com/

「Q:有人火星探査は可能ですか?」

「A:Copilot:

有人火星探査は、有人宇宙飛行による火星探査を指します。現在、2020年代初期時点では計画・構想段階であり、実現していません。

火星の無人探査機はこれまでにも火星の上空や地表に到達しており、火星の気候や地質の調査が進んでいます。ただし、単に科学的な調査を目的とする場合、有人である必要性はなく、地球人類の活動圏を拡大する象徴的な意味が多くなります。

過去には複数の有人火星探査計画が策定されてきました。アメリカ合衆国大統領ジョージ・H・W・ブッシュは1989年に月および火星の有人探査構想を明らかにしましたが、多額の予算を必要とするために断念されました。その後、ジョージ・W・ブッシュ大統領も2004年に新たな計画を発表し、アメリカは2025年までに有人火星探査を実現する可能性を探ることとなっていました(コンステレーション計画)。

また、ソビエト連邦の宇宙開発を引き継いだロシア連邦も将来的に有人火星探査を行う予定であり、技術的・経済的に判断して2030年までには実現可能であるとされています。さらに欧州宇宙機関(ESA)も2030年までに人間を火星に送る「オーロラ・プログラム」と呼ばれる長期計画を持っています

有人火星探査の実現には、宇宙船の設計や滞在期間、物資の運搬など多くの課題があります。しかし、科学的な知識の拡充や人類の未来への挑戦として、有人火星探査は興味深いテーマとなっています。」

内容的には、こっちの方がまともな気がする。

つーか、参考にした文献がまともなだけなんだろう(たぶん)。

「r+」の方は、課題の抽出は比較的良く行えているものの、それらに対する具体的な解決案などには触れられていない。

冒頭で、「可能」だと断言するなら、せめてそのくらいは提示するか、検討状況の紹介程度はすべきだろう。

もちろん、「不可能」であると断言することは困難だ。

それを証明することは出来ない。

現実に、無人機が数多く到達しているのを見ても、「人間だって、ひょっとしたら行けるのではないか」という期待を抱かせずにはおかない

しかし、低重力下のカルシウムの喪失や目の疾患など、現実に宇宙に出かけた人々の多くは、想定外の身体的リスクを負っていることが分かっている。

有人探査においては、物理の神様だけを信じていても救われるとは限らない。

もう2、3人(単位は「人」かあ?)、テキトーなのを見繕って祭っておなかいとな。

不信心者のイーロンマスクの代わりに、浮沈子がAIに訊いてみよう。

「Q:火星移民は可能ですか?」

「A:火星への人間の移住はまだ実現していませんが、科学者や民間企業によって活発に探究されている概念です。火星移民の可能性は、いくつかの重要な要因と課題に左右されます。

可能性:

1. テクノロジー: 火星への旅と居住を可能にするテクノロジーは急速に進歩しています。宇宙機関や民間企業は、火星への効率的な輸送手段の開発に多額の投資を行っています。再利用可能なロケット、強力な推進システム、宇宙船の設計の進歩により、火星への旅のコストと複雑さが軽減されます。

2. 資源: 火星には、人間の居住をサポートするために活用できる天然資源が豊富にあります。火星の土壌には水が存在し、酸素の抽出と植物の栽培に使用できる可能性があります。さらに、火星には豊富な鉱物資源があり、建物やインフラストラクチャの建設に利用できる可能性があります。

3. 居住性: 火星の環境は過酷ですが、人間が生存できるように改造できる可能性があります。火星の基地や居住地を作成して、居住可能な環境を維持するために必要な空気、水、食料を供給できる可能性があります。火星の温度を調節し、放射線を防ぎ、人間が呼吸できる大気を維持する技術の開発が進行中です。

課題:

1. 放射線: 火星には地球の大気圏や磁場のような放射線から保護する天然シールドがないため、宇宙放射線が人間の健康に重大なリスクをもたらします。居住地を適切にシールドして放射線を軽減する対策が必要です。

2. 低重力: 火星の重力は地球の約 38% です。長期間の低重力への曝露が人間の健康に与える影響はまだ完全に理解されていないため、重力または人工重力ソリューションを模索する必要があります。

3. 医療と心理的考慮事項: 火星への長期間の旅と居住は、身体的および精神的な課題をもたらします。宇宙飛行士は、宇宙放射線、閉所空間、孤立、地球からの遠距離などの影響を管理するための包括的な医療および精神衛生プロトコルを必要とします。

4. 技術的複雑さとリスク: 火星への旅と居住には、多くの技術的課題とリスクが伴います。宇宙船、生命維持システム、居住地の失敗は致命的になる可能性があります。火星の過酷な環境を乗り切るための堅牢で信頼性の高いテクノロジーを開発することが不可欠です。

5. コスト: 火星移民計画には莫大な費用がかかります。宇宙船、インフラストラクチャ、研究開発のコストは非常に高額になる可能性があります。この取り組みをサポートするために、十分な資金調達とリソースが必要です。

要約すると、火星移民は野心的な課題であり、科学的、技術的進歩によって実現可能になる可能性があります。しかし、人間の居住をサポートするために克服しなければならない重要な課題とリスクがまだ存在します。火星への移住の可能性は、今後数十年にわたるさらなる研究、革新、コラボレーションによって形作られます。」

「r+」の回答は、今度は無難だ。

低重力のことも書いてあるしな。

「可能性」の項目の中では、再利用可能な宇宙船が登場するところがミソだな。

このレベルで回答されていれば、まあ、馬鹿にされることはないだろう。

それに比べて、コパイロットは悲惨だ。

「Q:火星移民は可能ですか?」

「A:火星の植民は、宇宙移民の1つであり、人類が火星へ移住し、火星の環境で生活基盤を築ることを目指すものです。火星への植民は長らく議論されてきました。以下に、火星移民に関するいくつかのポイントを共有します。

1.行程:
・火星はエネルギー(速度変更)の観点から見ると、地球から向かうのが最も簡単な惑星です。
・現段階で実現可能な方法でも、現実的な時間で到達できる点は非常に大きいです。

2.火星と地球の類似点:
・火星は地球に似た特性を持っています。例えば、火星の1日(火星日またはsol)は地球の1日に非常に近いです。
・火星にはかつて海があり、生命が栄える可能性があったと考えられています。
・火星の表面積は地球の28.4%で、季節も地球と似ています。

3.火星と地球の相違点:
・火星の重力は地球の1/3で、低重力での健康上の問題が懸念されています。
・火星は非常に寒く、液体の水は存在していないとされています。
・火星の大気は薄いですが、CO₂が多く、植物の生育に適している可能性があります。

4.放射線:
・火星は地球に見られるような全惑星規模の強い地磁気を持っていないため、電離放射線の量が増加します。
・火星の放射線レベルは高く、居住施設は放射線を遮断する必要があります。

5.将来の展望:
・火星の環境を改造して居住可能にする「テラフォーミング」は議論の的ですが、実現可能性は不明です。
・火星移民は技術的、経済的、倫理的な課題を抱えていますが、研究は進行中です。

火星移民は未来の可能性として興味深いテーマですが、多くの課題を克服する必要があります。」

論点が明瞭じゃないし、類似点、相違点という評価軸は、可能性の判断の議論の中では、はるかにプリミティブな仕訳に過ぎない。

まあ、どうでもいいんですが。

S社が取り組んでいるのは、移動手段と通信手段、エネルギー周りだが、テラフォーミングに手を出したりする可能性もあるからな。

(イーロン・マスクが「核爆発で火星をテラフォーミングできる」と断言するワケ|前編)
https://www.appbank.net/2022/07/31/technology/2271046.php

「イーロン・マスクは、核を使ったテラフォーミング(火星の環境を変化させ、人類が住めるようにする計画)を語ることがあります。」

「火星で爆発した核爆弾は、火星の表面に強烈な熱と放射線を浴びさせます。火星を核で破壊することによって、人類が住みやすい惑星に変化するのです。」

「火星には磁場がないのです。そのため、太陽風によって火星の大気からガスが宇宙空間に放出される傾向があります。その結果、核兵器によって大気中に投入された温室効果ガスは減少し、やがて火星の大気は元の組成に戻ります。」(後編参照)

人間の浅知恵など、その程度の話だ。

この記事も、少々分かり辛い。

「核兵器で火星を爆破した場合、地球が核の冬に突入する可能性もあります。」

そりゃあ、多少飛び散った破片が宇宙に広がって、そのいくつかは地球にも届くかもしれないが、それ以前に考慮すべき話の方が多い。

火星移民は、有人火星探査とは異なる。

仮に、有人探査が行われたとしても、そこで得られた知識と経験を元に、移民を断念することだって、大いにあるかも知れないしな。

かつて、月はそういう目に会っている。

人類が地球大気圏の外に持続的に滞在しているのは、地球低軌道上のISSだけだ(おっと、かつてはミールがいたし、現在は天宮が飛んでるけどな)。

浮沈子は、それで十分だと思っている。

物見遊山で宇宙に出かける人もいるだろうが、浮沈子は行かない(行く金、無いし・・・)。

人類はこの地球で生まれ、進化し、栄えている。

それでいーじゃないの。

やがては、何らかの理由で滅びるだろうけど、それは世の常だ。

生命は、地球という坩堝の中で消長を繰り返し、総体として生き延びている。

ISSの中は、温度管理湿度管理されて快適だと言うし、重力による衰えなど以外については、いずれも致命的なものとはなっていない。

🐱AI初体験:天気予報は当たるか2024年04月08日 19:57

AI初体験:天気予報は当たるか


(日本語対応でGPT-4よりも高性能な大規模言語モデル「Command R+」が登場したので使ってみた、無料でダウンロードしてローカル動作も可能)
https://gigazine.net/news/20240408-command-r-plus-cohere-llm/

「◆Command R+のデモアプリを使ってみた:
すでにCommand R+を用いたチャットアプリのデモが以下のリンク先で公開されているので、試しに使ってみました。」

具体にチャット(質問と回答)が示されているので、浮沈子も試しに使ってみた。

(CohereForAI/c4ai-command-r-plus)
https://huggingface.co/spaces/CohereForAI/c4ai-command-r-plus

「Ask anything ...」

と入力欄があるので、以下の質問を!。

「Q:東京都の明日の天気」

「A:明日、2024年4月9日の東京都の天気は、最高気温20℃、最低気温12℃と過ごしやすい一日となるでしょう。天気は晴れ時々曇りで、降水確率は20%と低い予報です。外出の際は折りたたみ傘があると安心です。」

ホントかあ?。

(明日の通勤・通学の時間帯 東海や関東沿岸部で警報級の大雨か 週末以降は暑さに注意)
https://tenki.jp/forecaster/t_okamoto/2024/04/08/28261.html

「明日9日(火)の通勤・通学の時間帯は、東海と関東の沿岸部で警報級の大雨になる恐れ」

真っ向対決な結果になっているけどな・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

天気予報は、AIの性能とは関係ない(そうなのかあ?)。

(追記:天気予報では、日本気象協会の勝ちで、9日の東京は雨でした。)

ちょっと、カルトな質問もしてみた。

「Q:リブリーザーでmCCRとeCCRの違いは何ですか」

「A:mCCR と eCCR は、リブリーザーと呼ばれる水中呼吸装置の 2 つの異なる種類です。これらの用語は、リブリーザーの機能と設計の違いを示しています。

**mCCR (手動クローズドサーキットリブリーザー)**

mCCR リブリーザーは、ダイバーが呼吸ガスを物理的に制御および監視する必要がある手動システムです。これには、通常、次の機能が含まれます。

・呼吸ループ: ダイバーが排出するガスを再利用するクローズドサーキット。ダイバーは、通常、呼吸ガスをループに手動で追加または放出するためにカウンター肺バルブを操作します。

・ディマンダー: これは、ダイバーが呼吸するたびにトリガーされるデマンドバルブです。ダイバーが吸入すると、ディマンダーがトリガーされ、ループにガスが供給されます。

・ガス制御: mCCR システムでは、ダイバーは通常、複数のガス供給源 (通常は複数のシリンダー) を使用して、さまざまな深さに適したガスブレンドを選択します。ダイバーは、ガスを切り替えたり、ガスを混合したりするために手動でバルブを調整する必要があります。

・対処: mCCR ダイバーは、通常、呼吸ガスの量と組成を監視し、必要に応じて調整する必要があります。これには、酸素のレベルを監視するための酸素セルや、二酸化炭素の蓄積を防ぐためのスクラバー (吸収剤) の使用が含まれる場合があります。

mCCR リブリーザーは、ダイバーが呼吸ガスを完全に制御できるため、柔軟性と効率の点で優れています。ただし、それらはより複雑であり、広範なトレーニングとスキルを必要とします。

**eCCR (電子クローズドサーキットリブリーザー)**

eCCR リブリーザーは、電子制御システムを使用して呼吸ガスを監視および制御する自動化システムです。これには、通常、次の機能が含まれます。

・電子制御: eCCR システムは、ガス供給、混合、およびループ内のガス圧を監視および制御する電子センサーとコンピューターを使用します。

・自動ガス切り替え: これらのリブリーザーは、深さに基づいてガスブレンドを自動的に切り替えることができます。電子制御システムは、ダイバーの深さを監視し、適切なガスを選択します。

・リアルタイムのガス分析: eCCR は、ガス混合物の組成をリアルタイムで監視し、酸素および二酸化炭素レベルを最適に保つことができます。

・ユーザーインターフェイス: eCCR リブリーザーには通常、ダイバーが設定を監視および調整できるディスプレイとコントロールが含まれています。

eCCR リブリーザーは、自動化によりダイビングをより簡単かつ直感的にしますが、電子機器に依存しているため、適切な保守と注意が必要です。

要約すると、mCCR と eCCR リブリーザーの主な違いは、ガス制御と監視の自動化レベルにあります。 mCCR は手動制御を必要とする一方、eCCR は電子制御システムを使用してこれらのタスクを自動化します。どちらのシステムにも長所と短所があり、ダイバーの好み、スキルレベル、特定のダイビング要件によって選択が異なります。」

ちょっと踏み込みが足りない気もするけど、一般的な回答としては妥当なところではないのか。

浮沈子は、AIというのを初めて使ってみた。

この程度の回答は、朝飯前なんだろう。

日本語の文法や変換については、文句の付け所がない。

浮沈子が書いているこのブログなどより、同音異義語やテキトーな言い回しは遥かに少ないだろう。

まあいい。

AIには書けない与太ブログこそ、身上だからな(そういうことかあ?)。

ちなみに、現在はまり込んでいるクロームブックについても、質問をぶつけてみた。

「Q:chromebook上のlinuxからdownlordsディレクトリを見ることは出来ますか」

「A:はい、Chromebook で Linux を使用している場合は、`downlords` ディレクトリにアクセスできます。 Linux では、ファイルとディレクトリは階層ファイルシステムを使用して整理されているため、ファイルマネージャーまたはターミナルを使用してディレクトリを表示およびナビゲートできます。

ファイルマネージャーを使用する方法:

1. Chromebook で Linux アプリケーション ランチャーを開きます。

2. 「ファイル」アプリまたはお好みのファイルマネージャー アプリを起動します。

3. 左側のサイドバーで、「Linux ファイル」または「Linux ファイルシステム」セクションを探します。

4. 「downlords」ディレクトリが含まれる Linux ファイルシステムのセクションを展開します。たとえば、それが `ホーム` ディレクトリ内にある場合は、「ホーム」を展開します。

5. 「downlords」ディレクトリを見つけてクリックします。ファイルマネージャーでそのコンテンツが表示されます。

ターミナルを使用する方法:

1. Chromebook で Linux アプリケーション ランチャーを開きます。

2. 「ターミナル」アプリを起動します。

3. ターミナル プロンプトで、`cd` コマンドを使用して `downlords` ディレクトリに移動します。たとえば、ディレクトリがホーム ディレクトリ内にある場合は、次のコマンドを実行します。

cd ~/downlords

4. Enter キーを押すと、ターミナルは `downlords` ディレクトリに変更されます。

5. ディレクトリのコンテンツを表示するには、`ls` コマンドを使用します。

ls

これで、ターミナル ウィンドウに `downlords` ディレクトリ内のファイルとサブディレクトリが表示されます。

これらの手順に従うと、Chromebook 上の Linux から `downlords` ディレクトリを表示およびアクセスできるようになります。」

で、これは、あくまでホームディレクトリ上に、downlordsディレクトリが存在した場合の一般的な手順を示しているに過ぎない。

実際には、んなもんはない!(浮沈子の環境が特殊なのかあ?)。

現実的な解決はこちら・・・。

(LinuxからChromeOSのファイルにアクセスする)
https://helpfeel.com/chromeos/Linux%E3%81%8B%E3%82%89ChromeOS%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AB%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%81%99%E3%82%8B-5d635dd45391c800171ac210

「ファイルアプリでフォルダを右クリックして「Linuxとの共有を管理」を選択すると、Crostini上で /mnt/chromeos/MyFiles でアクセスできる」

うーん、浮沈子がやりたいこととは少し異なるけど、グーグル検索で出てきた記事。

マウントしただけとも言うけど、リナックス側から直接見ていることになる。

クロームブラウザーから「file:///media/fuse/」を開くと「Linuxファイル」のフォルダ(グーグルドライブのフォルダも見えてます)が見えてるんだが、その中に「android_files/」というのがあって、この下に「Download/」(末尾に「s」がない)があり、その中にもクロームブックと同じファイルがある。

で、VLCプレイヤーで、「参照」メニューを見ると「ストレージ」に「内部メモリ/Download(sがない)」と「マイファイル/Downloads(sがある)」というディレクトリがあり、それぞれにフォルダやファイルが入っている。

実際、VLCプレイヤーで再生して見ると、異なるファイルであることが分かる(途中での終了のタイミングが異なる)。

うーん、コピーでもしているんだろうか?。

謎は深まるばかりだな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

「Q:地球外生命は存在するか」

浮沈子が懐疑的というより、真っ向否定的な見解の命題をAI殿にぶつけてみた。

「A:地球外生命の存在は、長年にわたり科学者と一般の人々の双方から大きな関心を集めてきた謎の一つです。現時点では、地球外生命の存在を明確に証明するものはありませんが、その可能性は依然として議論の的となっています。

地球外生命探査には主に2つのアプローチがあります。1つは、地球外の生命体や文明を直接探す方法で、主に電波望遠鏡や光学望遠鏡を使用して地球外知的生命体からの信号を探す方法(SETI:地球外知的生命体探査)がこれに当たります。これまでに、地球外知的生命体の存在を示す決定的な証拠は発見されていませんが、SETIプロジェクトは継続されており、いつか信号を検出できる可能性があると期待されています。

もう1つのアプローチは、宇宙に生命に適した環境が存在するかどうかを調査することです。近年、太陽系外惑星の発見が相次ぎ、特に地球に似た環境を持つ惑星の発見は、地球外生命の存在可能性を高めています。これらの惑星の大気や化学組成を分析することで、生命の兆候を探す研究も行われています。

さらに、地球外生命の存在可能性を高める要素として、生命の起源に関する研究があります。地球上の生命は、非常に厳しい環境下でも繁栄できることが知られており、生命の誕生に必要な化学物質や条件が宇宙の他の場所でも存在し得ることが示唆されています。

地球外生命の存在はまだ謎に包まれていますが、科学の進歩に伴い、その謎を解き明かすための努力が続けられています。地球外生命探査は、宇宙における人類の位置づけや、生命の起源と進化に関する理解を深める上で重要な分野であり、今後もさらなる発見が期待されます。」

回答は、存在を示す証拠はないが可能性を否定しないという模範的なものだ。

受動的探査、能動的探査、生命の起源に関する研究の進展で、その可能性が高まっているとする見解のようだ(そうなのかあ?)。

浮沈子のように、んなもんいるわけはないとする輩にとって、「不存在の証明」という厄介な問題を抱えなくて済むからな。

宇宙の果てまで調べ尽くさなければ、そんなことは証明できない。

いるという明白な証拠は、現在提示することは出来ていないけど、将来に渡って絶対に出来ないとは言い切れないだろう。

また、観測可能な宇宙には限界があるが、人類が知り得ないからといって、存在しないことにもならない。

床屋談義のポジショニングとしては、見つかってないけどいるかも知れないというのが妥当な線だろう。

AIの回答は、概ね浮沈子の想定内だ。

何度か同じ質問をぶつけてみたんだが、細部はビミョーに変えてくるけど、幹の部分は一貫している。

ただし、その回答に納得するかどうかは、また別の話だ。

化学進化の果てに、奇妙な持続的反応系が生まれ、複雑化を経て独自の進化を始めた。

物質進化の流れからみれば、生命というのは余りに突飛で、理解し難い話だが、この結節点がどういう結末を迎えるかは誰にも分からない。

物質はやがて熱的平衡に至り、冷え切って全ての反応を止める。

何も生まれず、何も滅びず、何も変わることのない世界・・・。

もちろん、そこにはAIなんて存在しない。

その熱的死に向かって、一直線に突き進んでいく宇宙の中で、陽炎のように揺らいでいる生命。

AIは、自らを産み出した人類に対して、仁義をわきまえているとも言える(そうなのかあ?)。