上には上(その2)2012年03月23日 00:03

上には上(その2)
上には上(その2)


ここでは、数え方の話。

正確に言うと、命数というらしい。

つまり、十、百、千など。

この先、どこまで続くかということですが、無量大数というのが最大ということになっている。

ところが、仏教ではとんでもない大きさの数が命名されている。

(不可説不可説転:数詞というらしい)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%8F%AF%E8%AA%AC%E4%B8%8D%E5%8F%AF%E8%AA%AC%E8%BB%A2

この記事を読むと、グーゴルプレックスという数があるという。こっちの方がさらにでかい。

(グーゴルプレックス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%83%AB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9

まあ、グーゴルプレックスプレックスなんてのもあって、もう好きにしてくれという感じなのだが、このグーゴルというのは、ご存知グーグルと縁のある数である(単なる綴り間違いとは・・・)。

(名前の由来)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Google#.E5.90.8D.E5.89.8D.E3.81.AE.E7.94.B1.E6.9D.A5

ちなみに、プレックスという接尾語は、「comprising a number of parts, as in "du-plex"」と説明されているとおり、多くの部分を集めたものという意味になる(合ってます?)。

現実の存在の中に、このような大きな数になるものをみいだすことはできない。しかし、人間はさらに大きな数を求め続けてきた。

なぜなのか?。

仏教の話の中では、悟りの功徳を説明するためだとあった。しかし、もっと人間の本性に根ざしたものであるような気がする。

さらにいえば、人間の脳自身が大きな数を求めているのだ。抽象化された数という概念が止めどもなく膨れ上がり、宇宙の神羅万象を超えてワープする。

脳自体が1000億の神経細胞からなる複雑系で、自らの持つ膨大な信号処理とよく似た巨大な数を求めていると言ったらいいすぎだろうか?。

(巨大数)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E6%95%B0

アボガドロ数なんて、懐かしいなあ!。

昔から「天文学的」というのが、大きさの比喩的表現の定番だったが、「組合せ論的」という表現もあるというので調べてみたが、どうやら数学の世界での言葉のようだ(聞いたことないし・・・)

(グラハム数:意味のある最大の数だと!)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%8F%E3%83%A0%E6%95%B0

ともあれ人類は、無限というブッ飛んだ概念に至るのだが、この記事を読むと、無限にもいろいろあって、「濃度」とか出てきてついていけなくなる。

(濃度 (数学))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BF%83%E5%BA%A6_(%E6%95%B0%E5%AD%A6)

訳が分からないので、そのまま引用する。

「数学でいう濃度(のうど、potency, cardinality)とは、集合論において無限集合同士の"サイズ"を比較するために、有限集合の要素の個数という概念を拡張させたものである。有限集合の要素の個数は自然数によって表されるが、一般の集合の濃度は基数 (cardinal number) と呼ばれる "数" によって表される。有限集合では要素の個数と濃度は同じものである。」

常人の脳では、「無限と無限のサイズを比較する」なんて事自体がナンセンスのような気もするが、たとえば、無限である自然数に対してやはり無限である偶数は、なんとなく半分のような気がする。だって、同じだったら奇数はどうすりゃいいのさ!。

(無限)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E9%99%90

よく用いられる無限の記号(∞:ベンケーシーで黒板に書かれる最後の記号)の起源はウロボロスであるとの説も紹介されている。

(ウロボロス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%82%B9

うーん、残念ながらリブリーザーのウロボロスは出てこない。あっちは、循環の象徴としての意味が込められていると推測するのだが、CCRネタになったところで、本日はおしまい!。

(CCRのウロボロス)
http://www.ouroboros.technologyindepth.com/introduction.html

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