軽薄「長」小2012年09月13日 23:28

軽薄「長」小
軽薄「長」小


重厚長大の対語として使われることが多い「軽薄短小」という言葉があるが、工業製品などでは、ネガティブな表現というよりは、好ましいものとしてポジティブに使われることがあるようだ。

高い技術がなければ、優れた性能をコンパクトに実装することはできないからである。

(軽薄短小)
http://kotobank.jp/word/%E8%BB%BD%E8%96%84%E7%9F%AD%E5%B0%8F

軽いノリ、薄い髪、短い足、小心者と、軽薄短小そのものなのは、誰?。

で、お約束どおり、ⅰフォーン5が発表された。

(アップル「iPhone 5」発表--国内でもLTE対応で9月21日より発売)
http://japan.cnet.com/news/service/35021688/

軽薄、まではそのとおりだが、少し長くなって幅は同じだ。

(重量とサイズの項を参照)
http://www.apple.com/jp/iphone/compare-iphones/

体積を計算してみると、1割以上小さいので「軽薄長小」というところか。

バッテリー駆動時間も長くなっていて、「最新のⅰフォーンは最良のⅰフォーン」などと言いたくなるのも分かるような気がする(だれが、言ったの?)。

スリムアンドライトの筐体と共に、彩度の向上したディスプレイ、LTEへの対応、機能が向上したカメラ、小型化されたコネクタ(これは、物議を醸しそうだ)など、最良のⅰフォーンに相応しい。

とりわけ、高速化されたA6チップに期待が集まる。

(iPhone 5のA6チップ:Cortex-A15世代のデュアルコアCPUを搭載。現行世界最速スマホか)
http://rbmen.blogspot.jp/2012/09/iphone-5a6cortex-a15cpu.html

「ちなみにAppleはA6について、A5に比べてCPU性能が2倍高速で、アプリの起動が2倍に高速化していると述べています。」とある。

自信満々、余裕綽々である。

これでまた、ライバルを突き放したわけだ。

しかし、私にとってのビッグニュースは、ⅰフォーンではない。ⅰポッドタッチ(5G:第5世代)である。どうやら、Siriが利用できるようだ。

やったー!。

(米アップル、「ⅰPod touch」と「ⅰPod nano」の新ラインアップを発表)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK13027_T10C12A9000000/

こちらは、なんと88gという驚異の軽量化。6.1mmの薄さは、早く現物を触ってみたいと期待させる。文字通り「軽薄長小」である(幅も気持ち狭い)。

(あなたにぴったりのⅰPodは?:サイズの項を参照)
http://www.apple.com/jp/ipod/compare-ipod-models/

さてさて、中古人生まっしぐらの私としては、年末ごろになると店頭に並びだす新型ⅰポッドタッチの中古を狙うことにしますかね。