KTM・クロスボウ ― 2012年09月09日 00:30
KTM・クロスボウ
久々の秋葉原。
暑い!。
裏道でこんなん、見つけました。
(KTM・クロスボウ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/KTM%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%9C%E3%82%A6
エンジンはアウディ、ボディはダラーラ、細かいところはカ・テ・エムという、公道走行可能なレーシングカーである。
(KTM X-BOW(クロスボウ) について)
http://www.x-bow.jp/1.html
後ろから覗くと、4気筒のターボエンジンが見える。ド派手なディフューザーに痺れる。フロントのインボードサスペンションには、カバーもない。
さすが、オフロードバイクのメーカーである。
(X-BOW(クロスボウ)テクニカルデータ)
http://www.x-bow.jp/2.html
一千万円というプライスタグをつけているが、世界で最も廉価なカーボンモノコック車である。
買えないんだけど、安いと思う。こんなもんが、公道を走ってしまっていいんだろうか?。
実車を見ると、実に良くできていることが分かる。4輪バイクだ。モノコック部分はどんな工程で作っているんだろうか?。年間500台とか1000台の規模で、この価格で出せるのなら、将来、手頃なスポーツカーでも実現することができるだろう。
(KTMの4輪車、X-BOWに乗ってみました!)
http://www.autoby.jp/blog/2011/05/ktmx-bow-83b9.html
機会があったら、試乗してみたいものだ。
久々の秋葉原。
暑い!。
裏道でこんなん、見つけました。
(KTM・クロスボウ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/KTM%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%9C%E3%82%A6
エンジンはアウディ、ボディはダラーラ、細かいところはカ・テ・エムという、公道走行可能なレーシングカーである。
(KTM X-BOW(クロスボウ) について)
http://www.x-bow.jp/1.html
後ろから覗くと、4気筒のターボエンジンが見える。ド派手なディフューザーに痺れる。フロントのインボードサスペンションには、カバーもない。
さすが、オフロードバイクのメーカーである。
(X-BOW(クロスボウ)テクニカルデータ)
http://www.x-bow.jp/2.html
一千万円というプライスタグをつけているが、世界で最も廉価なカーボンモノコック車である。
買えないんだけど、安いと思う。こんなもんが、公道を走ってしまっていいんだろうか?。
実車を見ると、実に良くできていることが分かる。4輪バイクだ。モノコック部分はどんな工程で作っているんだろうか?。年間500台とか1000台の規模で、この価格で出せるのなら、将来、手頃なスポーツカーでも実現することができるだろう。
(KTMの4輪車、X-BOWに乗ってみました!)
http://www.autoby.jp/blog/2011/05/ktmx-bow-83b9.html
機会があったら、試乗してみたいものだ。
カイエン試乗 ― 2012年09月09日 03:00
カイエン試乗
ポルシェのお店から、招待状が来たので行ってみた。
ターゲットはカイエンSハイブリット。
カエンけど、試乗する(なんちゃって!)。
(カイエン S ハイブリッド)
http://www.porsche.com/japan/jp/models/cayenne/cayenne-s-hybrid/
11,130,000 円(消費税込)のお値段。
無縁のクルマである。
目線が高く、普段この手の車に乗りなれていないので、違和感はある。パーキングブレーキとか、みーんな電動である。オモチャっぽい。この前試乗した、ボクスターSとよく似ている。新しいポルシェは、みんなこんな感じなんだろうなあ。
で、走り出してみると、元気がいい。V8ターボ(500馬力)と比べてしまうと380馬力であるが、必要にして十分である。絶対的なパフォーマンスはともかく、乗っていてスポーティな気分になって、アクセルをパコパコ踏んでしまう(ガソリン、向こう持ちなので)。
上から目線で乗用車を見下ろす感じも、慣れてくると悪くない。睥睨する気分だ。ものども、そこのけい!。
試乗車は、屋根が透明でサンシェードが電動で動く仕様であった。サンダーバードチックである。家族でこれに乗って、ワイワイしながら高速をぶっ飛ばしたら、きっと楽しいだろうなあ。
ちなみに、最高速度は242kmとある。十分じゃね?。
コンフォート、ノーマル、スポーツとあるドライブモードを切り替えながら比較する。エンジンマネージメントやバネの固さが変わって、それらしい演出をしてくれる。
3種類のクルマを乗り換えている気分になれる。
思わず笑みのこぼれるドライブフィール、エンジンが「ビーッ」という音をたてて回っているのも、しっかりと聴こえてくる。ポルシェらしいリニアなハンドリング、踏ん張る足回りもそれらしい。
間違いなく、ポルシェである。たとえ、中身にトゥアレグと同じアンコが詰まっていたとしても、これはポルシェだ。
(輸入車一気乗りドライブトーク2/ポルシェ・カイエンSハイブリッド:ビデオ出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=BKhVG1Gv3Tk&feature=player_embedded
さて、試乗を終えて500Eに乗り換えた途端、「やっぱ、こっちの方がいいわ」と思ったのは事実である。乗り心地といい、クルマの挙動といい、物理の法則に従っているのは、安心感がある。
そりゃ、SUVとセダンを比べちゃいけないだろ?。
上から目線で見下ろされていても、セダンは、やはり乗り心地や安心感の点では優れた自動車なのだと思った。
ポルシェのお店から、招待状が来たので行ってみた。
ターゲットはカイエンSハイブリット。
カエンけど、試乗する(なんちゃって!)。
(カイエン S ハイブリッド)
http://www.porsche.com/japan/jp/models/cayenne/cayenne-s-hybrid/
11,130,000 円(消費税込)のお値段。
無縁のクルマである。
目線が高く、普段この手の車に乗りなれていないので、違和感はある。パーキングブレーキとか、みーんな電動である。オモチャっぽい。この前試乗した、ボクスターSとよく似ている。新しいポルシェは、みんなこんな感じなんだろうなあ。
で、走り出してみると、元気がいい。V8ターボ(500馬力)と比べてしまうと380馬力であるが、必要にして十分である。絶対的なパフォーマンスはともかく、乗っていてスポーティな気分になって、アクセルをパコパコ踏んでしまう(ガソリン、向こう持ちなので)。
上から目線で乗用車を見下ろす感じも、慣れてくると悪くない。睥睨する気分だ。ものども、そこのけい!。
試乗車は、屋根が透明でサンシェードが電動で動く仕様であった。サンダーバードチックである。家族でこれに乗って、ワイワイしながら高速をぶっ飛ばしたら、きっと楽しいだろうなあ。
ちなみに、最高速度は242kmとある。十分じゃね?。
コンフォート、ノーマル、スポーツとあるドライブモードを切り替えながら比較する。エンジンマネージメントやバネの固さが変わって、それらしい演出をしてくれる。
3種類のクルマを乗り換えている気分になれる。
思わず笑みのこぼれるドライブフィール、エンジンが「ビーッ」という音をたてて回っているのも、しっかりと聴こえてくる。ポルシェらしいリニアなハンドリング、踏ん張る足回りもそれらしい。
間違いなく、ポルシェである。たとえ、中身にトゥアレグと同じアンコが詰まっていたとしても、これはポルシェだ。
(輸入車一気乗りドライブトーク2/ポルシェ・カイエンSハイブリッド:ビデオ出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=BKhVG1Gv3Tk&feature=player_embedded
さて、試乗を終えて500Eに乗り換えた途端、「やっぱ、こっちの方がいいわ」と思ったのは事実である。乗り心地といい、クルマの挙動といい、物理の法則に従っているのは、安心感がある。
そりゃ、SUVとセダンを比べちゃいけないだろ?。
上から目線で見下ろされていても、セダンは、やはり乗り心地や安心感の点では優れた自動車なのだと思った。
LS600hL試乗 ― 2012年09月09日 19:45
LS600hL試乗
500Eをぶっ飛ばして、箱根大観山往復。前輪の辺りから異音がするのと、水温計の針が110度あたりまで上がる。
ハンドリングがビシッと決まる感じがしない(片流れはしないが、センターが決まらない)。
シートもちゃんとしていない。少し、斜めになっている(腰にきます)。
夕方、J-AUTOに寄って、そのことを言うと、シートの調整は、電動ワイヤー交換時にするとのこと。
うーん、今やって欲しかったのに・・・。
箱根帰りに近所のレクサスに電話して、LS600hに試乗したい旨を伝えるが、そのお店には試乗車がなく、やりとり途中で連絡待ちの状態が続く。待ちきれずに店に乗り着ける。
前にお世話になった営業さんがいたので、他店の車の所在を確認してもらうが、時間がかかる。ややあって、昔の型だがロングならこの店にあり、試乗できるという。
早くいってよ!。
で、いつものコースに乗り出す。静かである。無音ではないものの、かすかな「ルルルル・・・」というささやきのような音が、どこかで鳴っているのみである。振動など、皆無である。皆無といっても、ハンドルにはオブラートに包まれたような「揺れ」が、そこはかとなく伝わっては来る。
助手席に乗っていた弟に言わせると、「これは機械ではない」ということになるそうだ。電子機器のような感じだという。
運転している方は、そこまで浮世離れした感触ではないものの、2.3トンを超える車重を軽々と加速するパワーに、いささかショックを受けている。
昨日のカイエンハイブリッドの時とは逆に、500Eに乗り換えた途端、なんてガサツなクルマなんだろう!、とがっかりした(昔、お台場で2代目セルシオに試乗した時のことを思い出す。あの時は、300Eだったが)。
素晴らしいクルマである。はっきり言って、(少なくとも、乗り心地という点においては)500Eなど足元にも及ばない。15年の歳月の隔たりと、トヨタの技術とワザを結集して作り上げた「工芸品」である。これは、絹に包んで桐の箱に丁寧に入れて、時々取り出して眺めては、「いい仕事してますねえ(!)」などと、同好の客人と楽しむものである。
実用に供するなんて、もったいない!。
(レクサス LS600h/LS600hL)
http://www.carview.co.jp/magazine/special/2007/lexus_ls600h/01hagiwara/
特筆すべき点としては、ブレーキの違和感がないことだろう。回生ブレーキのカックンという効きは、皆無とは言えないが、ほとんど感じられない。自然で穏やかで強力なブレーキである。
自動車というものが、音と振動に満ち溢れた工業製品であったのは20世紀のこと。この車に乗ると、それらは全て過去の歴史となり、21世紀の自動車は、静粛と円滑な移動を約束された、「ビロードの上をころがる水玉」さながら、ということになる。
自分の体が物理的に移動するというよりも、周りの風景が後方に飛び去って、ドアを開けるとそこが目的地であったという感じか。疲れも感じなければ、達成感のようなものもない。移動中の興奮や感動もない(初めは驚くが、やがて慣れてしまうだろう)。クルマを操る楽しみに明け暮れていた過去の人類(だれ?)は、この新しい乗り物には、しばらく馴染めないだろう。
自動車の概念を変えたクルマである(究極の賛辞!)。
試乗後に、認定中古車販売店に乗り付けて、普段は明かさないメールアドレスを書付け、「安い出物があったら、教えてください!」なんて頼んだことは、500Eの関係者には舌咬んでも言えんな・・・。
500Eをぶっ飛ばして、箱根大観山往復。前輪の辺りから異音がするのと、水温計の針が110度あたりまで上がる。
ハンドリングがビシッと決まる感じがしない(片流れはしないが、センターが決まらない)。
シートもちゃんとしていない。少し、斜めになっている(腰にきます)。
夕方、J-AUTOに寄って、そのことを言うと、シートの調整は、電動ワイヤー交換時にするとのこと。
うーん、今やって欲しかったのに・・・。
箱根帰りに近所のレクサスに電話して、LS600hに試乗したい旨を伝えるが、そのお店には試乗車がなく、やりとり途中で連絡待ちの状態が続く。待ちきれずに店に乗り着ける。
前にお世話になった営業さんがいたので、他店の車の所在を確認してもらうが、時間がかかる。ややあって、昔の型だがロングならこの店にあり、試乗できるという。
早くいってよ!。
で、いつものコースに乗り出す。静かである。無音ではないものの、かすかな「ルルルル・・・」というささやきのような音が、どこかで鳴っているのみである。振動など、皆無である。皆無といっても、ハンドルにはオブラートに包まれたような「揺れ」が、そこはかとなく伝わっては来る。
助手席に乗っていた弟に言わせると、「これは機械ではない」ということになるそうだ。電子機器のような感じだという。
運転している方は、そこまで浮世離れした感触ではないものの、2.3トンを超える車重を軽々と加速するパワーに、いささかショックを受けている。
昨日のカイエンハイブリッドの時とは逆に、500Eに乗り換えた途端、なんてガサツなクルマなんだろう!、とがっかりした(昔、お台場で2代目セルシオに試乗した時のことを思い出す。あの時は、300Eだったが)。
素晴らしいクルマである。はっきり言って、(少なくとも、乗り心地という点においては)500Eなど足元にも及ばない。15年の歳月の隔たりと、トヨタの技術とワザを結集して作り上げた「工芸品」である。これは、絹に包んで桐の箱に丁寧に入れて、時々取り出して眺めては、「いい仕事してますねえ(!)」などと、同好の客人と楽しむものである。
実用に供するなんて、もったいない!。
(レクサス LS600h/LS600hL)
http://www.carview.co.jp/magazine/special/2007/lexus_ls600h/01hagiwara/
特筆すべき点としては、ブレーキの違和感がないことだろう。回生ブレーキのカックンという効きは、皆無とは言えないが、ほとんど感じられない。自然で穏やかで強力なブレーキである。
自動車というものが、音と振動に満ち溢れた工業製品であったのは20世紀のこと。この車に乗ると、それらは全て過去の歴史となり、21世紀の自動車は、静粛と円滑な移動を約束された、「ビロードの上をころがる水玉」さながら、ということになる。
自分の体が物理的に移動するというよりも、周りの風景が後方に飛び去って、ドアを開けるとそこが目的地であったという感じか。疲れも感じなければ、達成感のようなものもない。移動中の興奮や感動もない(初めは驚くが、やがて慣れてしまうだろう)。クルマを操る楽しみに明け暮れていた過去の人類(だれ?)は、この新しい乗り物には、しばらく馴染めないだろう。
自動車の概念を変えたクルマである(究極の賛辞!)。
試乗後に、認定中古車販売店に乗り付けて、普段は明かさないメールアドレスを書付け、「安い出物があったら、教えてください!」なんて頼んだことは、500Eの関係者には舌咬んでも言えんな・・・。
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