聴こえない音 ― 2012年09月30日 14:52
聴こえない音
犬笛というのがある。
(犬笛)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8A%AC%E7%AC%9B
人間の耳には聞こえない音を出す笛、とばかり思っていた。聴こえる音も出せるんですねえ。
最近(数年前?)の話題で、モスキート音という、高周波の音の利用がある。17kHz以上の周波数の音が、ある年齢以上になると可聴帯域からはずれて、聴こえなくなるからだという。
(大人には聞こえない音・モスキート音、年齢別テスト、どこまで聴こえるか?mp3着メロも)
http://odajorighee.com/human/4431.html
8000Hz(8kHz)・・・全年代が聴き取れるとされる周波数
10000Hz(10kHz)・・・51歳 ~ 60歳位
12000Hz(12kHz)・・・41歳 ~ 50歳位
14000Hz(14kHz)・・・41歳 ~ 50歳位
15000Hz(15kHz)・・・31歳 ~ 40歳位
16000Hz(16kHz)・・・25歳 ~ 30歳位
17000Hz(17kHz)・・・18歳 ~ 24歳位
18000Hz(18kHz)・・・18歳 ~ 24歳位
19000Hz(19kHz)・・・13歳 ~ 17歳位
20000Hz(20kHz)・・・13歳 ~ 17歳位
と書いてある。出典が不明なので、当てにはできないが、いろいろなページで試してみた。
12kHzは必ず聴こえるが、14kHzは聴こえたり聴こえなかったりする。15kHz以上は、確かに全く聴こえなかった(スピーカーは、ボーズ製です)。
まあ、歳相応というところか。
(「大人には聞こえない着信音」が本当に聞こえないかを確かめるフラッシュ その1:このページで試しました)
http://itsd210.s24.xrea.com/ja/mosquito_sound/
公園などでたむろするガキドモ(失礼!、お子様方)を、追っ払うのに使っているのだという。
逆に、オトナに聴かれないケイタイの着信音に使われたりもしているようだ。
両刃の剣というところか。
物理的に、あるいは神経生理的に聞こえない音というのは確かにある。
しかし、もっと高次の、心理的に聞こえない音というのもある。また、逆に、ないはずの音を聴いてしまうこともあるらしい。
(音響心理学:背景:後段のノイズとモールス信号の話)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%9F%BF%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6#.E8.83.8C.E6.99.AF
馬耳東風、馬の耳に念仏(ちょっと、違うか・・・)、右の耳から左の耳へ抜ける、などの「都合の悪いことは聞こえない」(聞かないふりをする)なんてのもある。これは、聞こえているんだから、たちが悪い。
年齢と聴覚については、音量そのものが小さく聞こえるというのもある。いわゆる難聴になってくる。
(難聴)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A3%E8%81%B4
(老人性難聴)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%81%E4%BA%BA%E6%80%A7%E9%9B%A3%E8%81%B4
音響機器のTOAのページにも、聞こえない音が載っている。
(聞こえない音からの影響)
http://www.toa.co.jp/otokukan/otomame/theme2/2-4.htm
この会社の拡声器が3億円事件で使われたとは、知らなかった。
昭和の怪事件だが、警察官になりすまして現金を掠め取るというスマートな犯罪でもある(もちろん、肯定しているわけではない)。
警察といえば、機動警察パトレイバーというアニメがあって、映画版が3回ほど作成された。第1回の映画のセリフを収めた奇特な方がいて、公開されているので引用する。
(機動警察パトレイバー/全台詞)
http://homepage1.nifty.com/~yu/p/p1.html
タイムコード「0:38.52」のセリフの後段に、次のくだりがある(ページの中ほどです。人物記載は、私)。
「泉野明(いずみのあ:以下、野明):見て見て。アルフォンスそっくり
アルフォンス一世。あたしがちっちゃい頃飼っていた犬
篠原遊馬(しのはらあすま:以下、遊馬):何だ。じゃ今のは二世か
野明:残念、三世。二世は猫だったんだ
遊馬:ん、何だ
野明:何か聞こえるんだよ。犬の耳には人間には聞こえない音も聞こえるんだって。どこかで風が鳴ってるんじゃないかな
遊馬:風鳴りか
野明:どうしたの。急に変な顔しちゃって
遊馬:風。音。人間には聞こえない音・・・」
この物語は、「レイバー」という、まあ、ガンダムみたいな、人が搭乗する乗り物(というか、何というか)の暴走の原因を探っていき、特定周波数の音を引き金として起動する、統合制御コンピューターに仕込まれたウイルスソフトによるものであることを突き止め、接近する大型台風の中を、東京湾に浮かぶ「箱舟」を解体するための決死の作戦を決行する(当然、お約束のレイバー同士の格闘シーンもあって、ドキドキ、ワクワク!)という、メカ好き男の子限定のお話なのである。
犯人の帆場英一という男は、冒頭のシーンで「箱舟」から飛び降りて死んでしまっている。逮捕なき事件だ。今思い出しても、なかなか良くできたアニメ映画だった。
引用したシーンは、オペレーター(搭乗者)の野明との会話の中で、指揮者の遊馬が、レイバーの暴走に音が関係していることに気づくという、核心的な場面である。ちなみに、アルフォンス(もともと、ヨーロッパの男性名)とは、警視庁警備部特殊車輌二課(当然、架空:特科車両隊というのは実在します:以下参照)第二小隊が運用するレイバー(パトレイバー:AV-98イングラム1号機)の愛称である。
(警視庁第特科車輌隊:本物の方です)
http://www.atlas-web.com/keisatu/10ki.htm
(特科車両隊:公式ページ:もちろん、アルフォンスはいません!)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/mobile_unit/unit10.htm
すいません、話がどんどんそれて収集がつかなくなってきたので、本日はこの辺で。
犬笛というのがある。
(犬笛)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8A%AC%E7%AC%9B
人間の耳には聞こえない音を出す笛、とばかり思っていた。聴こえる音も出せるんですねえ。
最近(数年前?)の話題で、モスキート音という、高周波の音の利用がある。17kHz以上の周波数の音が、ある年齢以上になると可聴帯域からはずれて、聴こえなくなるからだという。
(大人には聞こえない音・モスキート音、年齢別テスト、どこまで聴こえるか?mp3着メロも)
http://odajorighee.com/human/4431.html
8000Hz(8kHz)・・・全年代が聴き取れるとされる周波数
10000Hz(10kHz)・・・51歳 ~ 60歳位
12000Hz(12kHz)・・・41歳 ~ 50歳位
14000Hz(14kHz)・・・41歳 ~ 50歳位
15000Hz(15kHz)・・・31歳 ~ 40歳位
16000Hz(16kHz)・・・25歳 ~ 30歳位
17000Hz(17kHz)・・・18歳 ~ 24歳位
18000Hz(18kHz)・・・18歳 ~ 24歳位
19000Hz(19kHz)・・・13歳 ~ 17歳位
20000Hz(20kHz)・・・13歳 ~ 17歳位
と書いてある。出典が不明なので、当てにはできないが、いろいろなページで試してみた。
12kHzは必ず聴こえるが、14kHzは聴こえたり聴こえなかったりする。15kHz以上は、確かに全く聴こえなかった(スピーカーは、ボーズ製です)。
まあ、歳相応というところか。
(「大人には聞こえない着信音」が本当に聞こえないかを確かめるフラッシュ その1:このページで試しました)
http://itsd210.s24.xrea.com/ja/mosquito_sound/
公園などでたむろするガキドモ(失礼!、お子様方)を、追っ払うのに使っているのだという。
逆に、オトナに聴かれないケイタイの着信音に使われたりもしているようだ。
両刃の剣というところか。
物理的に、あるいは神経生理的に聞こえない音というのは確かにある。
しかし、もっと高次の、心理的に聞こえない音というのもある。また、逆に、ないはずの音を聴いてしまうこともあるらしい。
(音響心理学:背景:後段のノイズとモールス信号の話)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%9F%BF%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6#.E8.83.8C.E6.99.AF
馬耳東風、馬の耳に念仏(ちょっと、違うか・・・)、右の耳から左の耳へ抜ける、などの「都合の悪いことは聞こえない」(聞かないふりをする)なんてのもある。これは、聞こえているんだから、たちが悪い。
年齢と聴覚については、音量そのものが小さく聞こえるというのもある。いわゆる難聴になってくる。
(難聴)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A3%E8%81%B4
(老人性難聴)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%81%E4%BA%BA%E6%80%A7%E9%9B%A3%E8%81%B4
音響機器のTOAのページにも、聞こえない音が載っている。
(聞こえない音からの影響)
http://www.toa.co.jp/otokukan/otomame/theme2/2-4.htm
この会社の拡声器が3億円事件で使われたとは、知らなかった。
昭和の怪事件だが、警察官になりすまして現金を掠め取るというスマートな犯罪でもある(もちろん、肯定しているわけではない)。
警察といえば、機動警察パトレイバーというアニメがあって、映画版が3回ほど作成された。第1回の映画のセリフを収めた奇特な方がいて、公開されているので引用する。
(機動警察パトレイバー/全台詞)
http://homepage1.nifty.com/~yu/p/p1.html
タイムコード「0:38.52」のセリフの後段に、次のくだりがある(ページの中ほどです。人物記載は、私)。
「泉野明(いずみのあ:以下、野明):見て見て。アルフォンスそっくり
アルフォンス一世。あたしがちっちゃい頃飼っていた犬
篠原遊馬(しのはらあすま:以下、遊馬):何だ。じゃ今のは二世か
野明:残念、三世。二世は猫だったんだ
遊馬:ん、何だ
野明:何か聞こえるんだよ。犬の耳には人間には聞こえない音も聞こえるんだって。どこかで風が鳴ってるんじゃないかな
遊馬:風鳴りか
野明:どうしたの。急に変な顔しちゃって
遊馬:風。音。人間には聞こえない音・・・」
この物語は、「レイバー」という、まあ、ガンダムみたいな、人が搭乗する乗り物(というか、何というか)の暴走の原因を探っていき、特定周波数の音を引き金として起動する、統合制御コンピューターに仕込まれたウイルスソフトによるものであることを突き止め、接近する大型台風の中を、東京湾に浮かぶ「箱舟」を解体するための決死の作戦を決行する(当然、お約束のレイバー同士の格闘シーンもあって、ドキドキ、ワクワク!)という、メカ好き男の子限定のお話なのである。
犯人の帆場英一という男は、冒頭のシーンで「箱舟」から飛び降りて死んでしまっている。逮捕なき事件だ。今思い出しても、なかなか良くできたアニメ映画だった。
引用したシーンは、オペレーター(搭乗者)の野明との会話の中で、指揮者の遊馬が、レイバーの暴走に音が関係していることに気づくという、核心的な場面である。ちなみに、アルフォンス(もともと、ヨーロッパの男性名)とは、警視庁警備部特殊車輌二課(当然、架空:特科車両隊というのは実在します:以下参照)第二小隊が運用するレイバー(パトレイバー:AV-98イングラム1号機)の愛称である。
(警視庁第特科車輌隊:本物の方です)
http://www.atlas-web.com/keisatu/10ki.htm
(特科車両隊:公式ページ:もちろん、アルフォンスはいません!)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/mobile_unit/unit10.htm
すいません、話がどんどんそれて収集がつかなくなってきたので、本日はこの辺で。
聴こえない音(おまけ) ― 2012年09月30日 16:40
聴こえない音(おまけ)
メルセデスベンツ・AMGから、電気自動車が発表された。
(【2012パリショー:動画】メルセデス・ベンツ、SLS AMG エレクトリックドライブのプロモーション映像を配信)
http://blog.livedoor.jp/motersound/archives/51742298.html
走行しているビデオがみられるが、タイヤの音と風切音くらいしか聞こえてこない。奇妙なビデオである。
(New 2013 Mercedes-Benz SLS AMG Electric Drive - Driving Scenes:静かな動画、出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=DxEKKYGCsr8&feature=player_embedded#!
ちなみに、このページのタイトルは、「Moter Sounds」だってさ・・・!。
メルセデスベンツ・AMGから、電気自動車が発表された。
(【2012パリショー:動画】メルセデス・ベンツ、SLS AMG エレクトリックドライブのプロモーション映像を配信)
http://blog.livedoor.jp/motersound/archives/51742298.html
走行しているビデオがみられるが、タイヤの音と風切音くらいしか聞こえてこない。奇妙なビデオである。
(New 2013 Mercedes-Benz SLS AMG Electric Drive - Driving Scenes:静かな動画、出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=DxEKKYGCsr8&feature=player_embedded#!
ちなみに、このページのタイトルは、「Moter Sounds」だってさ・・・!。
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