吠える40度2014年03月22日 23:01

咆える40度
吠える40度


(吠える40度)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%A0%E3%81%88%E3%82%8B40%E5%BA%A6

「このように呼ばれる理由は、吠える40度の海域では西寄りの卓越風が吹いているからである。この風を弱める陸地が少ないため、この風は南半球で特に強い。その中でもインド洋南部では特に強い。」

オーストラリアのパースから南西に2500kmというと、だいたいこの辺だな(画像参照)。

「赤道付近で暖められて上昇した空気は、極地方から赤道付近へとやってきた冷たい空気に押し出されるようにして極地方へと向かう。これがハドレー循環と呼ばれる大気循環である。赤道付近から極地方へと向かう空気は緯度30度付近で下降し、そこからは地表近くを通りながら引き続き、極地方へと向かうが(フェレル循環)、緯度60度付近で極渦の影響を受けて再び上昇する。この緯度30~60度付近における大気の循環と地球の自転が組み合わさることで西から東へ向かう空気の流れ、つまり偏西風が生じている。」

「北半球とは違って南半球の緯度40度帯は、タスマニア島やニュージーランド、南米南部を除けば、大きな面積が開けた大洋となっており、南米南部では非常に速い風「吠える40度」が生まれている。より南極に近い領域ではさらに強い風が吹いており、狂う50度(南緯50度~60度帯)、絶叫する60度(南緯60度以上)と呼ばれる。吠える40度・狂う50度・絶叫する60度の緯度は一定ではなく、南半球が夏期の際には南極へ近づき冬期には赤道に近づく。」

南半球ってのは、吠えたり、狂ったり、絶叫したりと、大変なとこだな。

(中国の衛星、インド洋で浮遊物発見 マレーシア機か)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG22029_S4A320C1CC1000/

中国の衛星が、まーた、ゴミを見つけたらしいが、今度はマレーシアもシナリオどおりのところで見つけてくれたので喜んでいるようだ。

しかし、その場所というのが、上記の「吠える40度」だという。

「中国の衛星がとらえた浮遊物は長さ約22メートル、幅約13メートルで、位置は南緯44度57分、東経90度13分。」

おまけに、嵐が近づいているようだ。

(中国衛星が浮遊物捕捉、画像公開 インド洋南部の海上)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140322/asi14032220340001-n1.htm

「中国からの情報提供を受け、23日も捜索が続く見通しだ。ただ、ヒシャムディン氏は、同海域にサイクロン警報が発令されたとして、悪天候による捜索の難航に懸念を示した。」

ホントは、中国機が嵐の中で遭難してくれた方がいいなんて思ってんじゃね?。

まあ、どうでもいいんですが。

世界で最も過酷な海域で発見されるというオチまでついたMH370便だが、この話の本当の結末は、もう着いているような気がしてならない。

二次災害が起こらなければいいんだが・・・。

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