結果2014年09月17日 11:42

結果
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米国は、リベリアへの3000人の米軍の派遣を発表し、NASAは、モックアップしか出来ていないボーイングを、宇宙タクシーの主契約社の一つに選定した(42億ドル)。

スペースX社は、おこぼれを預かるに留まる(26億ドル)。

(NASA SELECTS SPACEX TO BE PART OF AMERICA’S HUMAN SPACEFLIGHT PROGRAM:追加)
http://www.spacex.com/news/2014/09/16/nasa-selects-spacex-be-part-americas-human-spaceflight-program

シエラネバダは落選。

(エボラ対策で米軍3000人派遣)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140917/k10014651371000.html

(NASA、民間有人宇宙船の開発にボーイング社とスペースX社を選定)
http://www.sorae.jp/030615/5299.html

米軍のエボラ対策については、新しいことは何もない。

さっさと行って、やること始めないと、後になるほど困難が増す。

今は、一刻も早く部隊を展開させることが重要だ。

3000人かあ。

微妙な数字だな。

しかも、医療チームの直接対応がどの程度の規模で始まるのかも不明だ。

まあ、続報を期待しよう。

宇宙タクシーの方は、ボーイングがごり押しで取った感じだな。

オリオンの実績があるので、そっちでアピールしたんだろう。

ドラゴンV2は、逆噴射して着陸するという方式が目新しく、実績がないというのが引っ掛かっているのかもしれない。

確かに、パラシュートで降りてくるなら何の問題もなく主契約社を射止めていただろう。

2社による実施ということで、シエラネバダ社のドリーム・チェイサーは、あっけなく消えた。

JAXAとの提携話が、今後どうなるのかは不明だ。

宇宙博に展示してある模型も撤去だな(まあ、どの道、23日までですけど)。

「今回、NASAが発表したのは、そのCCDevの第3ラウンド目のCCiCAPの勝者であり、第4ラウンド目のCCtCAP(Commercial Crew Transportation Capability)プログラムへの参加資格を得た企業だ。ボーイング社とスペースX社は、NASAからのさらなる資金提供を受けつつ、実際にISSへ向けて打ち上げられる、有人宇宙船とロケットの開発をさらに進めることになる。なお、敗れたシエラ・ネヴァダ社からは、現在のところコメントは出ておらず、これまで開発を進めていた宇宙船ドリーム・チェイサーを、今後どうするのかは不明だ。」

「どちらが先に打ち上げられるかはまだ分からないが、初打ち上げは2017年とされている。」

「今回の発表に際して、NASAのチャールズ・ボウルデン長官は以下のように述べた。」

「地球低軌道への物資や宇宙飛行士の輸送を民間に担わせることにより、我々NASAは、火星への有人飛行という大きな目標に向け、より集中することが可能になります」

まあ、好きにしてくれ。

どちらのニュースも、我が国は蚊帳の外である。

エボラは総額2億円余りの援助で打ち切り。

有人宇宙開発は、きぼうだけ。

それが結果である。

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