P85D2014年10月22日 11:00

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こんなもの、絶対にいらない!。

(テスラ モデルS が2モーターの4WDに…パワーも倍増の691hp)
http://response.jp/article/2014/10/21/235556.html

電気自動車の分際で、約700馬力のパワーと、250kmの最高速・・・。

絶対にいらない!。

でも、欲しいな(って、何それ?)。

シャシーを共用するモデルXが、2モーターの4輪駆動だから、まあ、同じような仕組で簡単に出来るパワーアップだ。

お手軽なパフォーマンスである。

(P85で、デュアルモーターを選ぶと、P85Dになります)
http://www.teslamotors.com/jp/models/design

ほとんど素で買っても、税込みで1300万円を超える。

後輪駆動のモデルSをお台場で試乗したが、それほどのものかよ!、と思うな。

まあ、加速はいいんだろうが、250kmなんて、我が国では宝の持ち腐れだし、元気のいい加速を繰り返していたら、バッテリーなんて直ぐに減っちまうに決まっている。

クルマとしての出来については、評価が分かれるところだろう。

インテリアはチャチだし、液晶画面がセンターにドーンとあって、好き嫌いがハッキリしてくる。

浮沈子は、自動車をスマホのようにコントロールするのは馴染めない。

機械で出来たレバーを、カチカチやって動かすのがいい!。

しかし、このクルマには、そんなもんは薬にしたくてもない。

モデルXが出れば、飛ぶように売れるだろうが、興味はない。

そっちにも、高性能バージョンが設定されるだろうな。

(テスラ・モデルS)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%ABS

(テスラ モデルS 試乗レポート/石川真禧照)
http://autoc-one.jp/TS/report-1404545/

「試乗は200km近く走ったが、表示には、まだ200km以上も走行できると出ていた。」

100km程でしか走っていないので、航続距離400kmというのは妥当なところだろうが、もっと速く走ろうとすれば、燃費(電費?)は急速に悪化するだろう。

そして、何時間も充電することになる。

日本には440ボルトの電源なんて皆無だから、スーパーチャージャーを使うわけにもいかない。

チャデモで、細々と充電するしかない。

見せびらかすためのクルマであって、移動の手段として本気で買うクルマではないのだ。

浮沈子の500Eも、街中の航続距離は400kmだが、90リットルのタンクを満杯にするのは訳ない(財布にとっては大問題だが)。

バッテリー搭載の電気自動車なんて、少なくとも現段階では選択肢にはない。

同じ金を払うなら、絶対にSクラスである。

あれは良かった・・・。

二酸化炭素が多いとか少ないとかいっても、実用にならないんじゃあ話にならない。

スポーツカー張りの加速を手にして、ちょい乗りで楽しむならいいかもしれない。

イーロン・マスクは、宣伝のために来日した際、燃料電池車をこき下ろして行ったそうだが、それが真の強敵になることを分かっているのだ。

耐久性や維持コストは、電気自動車の方が有利かもしれない。

バッテリーのリサイクルのルートは確立しているし、寿命が来れば全部交換すればいいだけだ。

燃料電池車の場合は、リサイクルはこれからの課題だろう。

ユニット交換をするなんて、考えてもいないだろうから、廃車にして買い換えるしかない。

しかし、同じ電気自動車としてみた場合に、実用性や発展性は、明らかに燃料電池車に利がある。

ダンプや大型トラックなど、長距離で大負荷の車両を電池で動かすなんてことは無理な相談だ。

バスだって、路線バスくらいがせいぜいで、観光バスを電池で動かそうなんて考えているメーカーはない。

燃料電池車が大型車両に普及し、量産効果が表れて価格が下がるのを待つのがよろしい。

水素インフラが整ってくれば、下々が利用するにも便利になる。

水素の価格は政策的に決められるだろうから、当分はお上のいいなりで買うしかなかろう。

ガソリンよりも安くしなければ、普及なんて有り得ない。

現段階では、天然ガスとか石油から作ることになるので、トータルで省エネになるかどうかは疑問だが、水素のメリットは、電気エネルギーを化学エネルギーとして蓄積できるところにある。

原子力やら何やらでこしらえた電気を、しこたま蓄えておいて、ガス管で供給すれば、理屈の上では炭素社会とおさらばできる。

そう一気にはいかないだろうが、家庭で給油(?)出来るようになれば、水素ステーションの展開を待つ必要もなくなる。

燃料電池車の航続距離は、ガソリン自動車に匹敵する(700km以上)。

走っている間は、1gの二酸化炭素も排出しない。

エネルギー効率は電気自動車には敵わないが、トータルでの性能は、ダントツである。

コストダウンをどこまで推し進められるかが普及のポイントだが、明らかな優位性が認められれば、一定の割合を占めることになる。

水素の値段と、車両の価格だけがネックだ。

テスラが水素タンクと燃料電池スタックを搭載することはない。

あのクルマは、イーロン・マスクが火星に行く時に、積んでいくクルマなのだ。

火星には水素がないし、原料になる水もない。

燃料電池車は、地球という惑星に限定されたビークルである。

宇宙で普及するのは、やっぱ電池式だな。

そこまで読んでやっているわけではないだろうが、テスラに乗る人は、確かに未来のクルマに乗っているのだ。

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