要請2015年02月23日 21:28

要請


(陸自、西アフリカ派遣見送り エボラ熱対策で)
http://www.jomo-news.co.jp/ns/2015022301001585/news_zenkoku.html

「派遣するなら準備がいろいろと必要だ。国際機関からの正式な要請もない」

その準備のための計画案を蹴ったのだから、それが理由でないことは確かだ。

じゃあ、国連からの正式な派遣要請があったら出て行くのか。

こういうことは、いろいろ事前の根回しがあって、双方の調整が付いてから正式要請という形を取る。

非公式の要請を蹴っていたのではないか。

浮沈子は、その辺りが気になるな。

様々なルートを通して打診し、唯一叩き潰されなかったのが防衛省ルートだったのかもしれない。

なぜ、自衛隊(我が国のれっきとした正規軍)は行かないのだろうか。

(国際緊急援助隊)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%8F%B4%E5%8A%A9%E9%9A%8A

「自衛隊部隊:
自衛隊によって構成され医療・防疫などの緊急援助活動や物資の輸送活動などを行う。」

能力がないわけではないし、災害派遣では実績もある。

(エボラ出血熱:シエラレオネへの自衛隊派遣を見送りへ)
http://mainichi.jp/select/news/20150224k0000m010031000c.html

「輸送艦の定期整備のためシエラレオネでの活動を中断する英国が1月末、防衛省に任務の一時交代を要請。同省は4月ごろから6月末まで派遣する計画案を作り、中谷元防衛相が18日、安倍晋三首相に説明した。」

「燃料や通信設備の開設などに数十億円が必要で、同省幹部は「費用対効果の面も考慮し、派遣しない方向になった」と語った。」

まあ、金が掛かるから止めとこうというのがホンネなんだろう。

その費用対効果がない業務を英国はやってきているのだ。

所詮、我が国にとって、西アフリカは「人事(ひとごと)」であり、自衛隊の派遣も「英軍の代替」に過ぎない。

英軍にはそんな義理はないし、当事国を含め、国際機関(国連)などからの要請もないというわけだ。

当てにされてないだけじゃあないのかあ?。

そんでもって、それを理由に派遣しないというのは、ちょっとズレてるというか、スネてるというか・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

浮沈子が気になるのは、英軍の業務を誰が引き受けるというかという点である。

中国辺りが出張ってきて、ドーンと引き受けたりすると面白いな。

アジアで頼りになるのは、もはや日本ではないと。

21世紀の国際社会に貢献するのは、やっぱ中国だと。

目立つところには、必ず出て行きたがると(?)。

まあいい。

どこでもいいが、この大事な時期に、現地の輸送業務に穴が開かないように、関係機関はしっかり調整してもらいたいな。

しかし、費用対効果って、何なんだあ?。

国際緊急援助って、そういう観点で行うものなのかあ?。

(国際緊急援助隊の派遣に関する法律)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%8F%B4%E5%8A%A9%E9%9A%8A%E3%81%AE%E6%B4%BE%E9%81%A3%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B

「海外の大規模災害に対して、要請に応じて国際緊急援助隊を派遣して、国際協力の推進に寄与することを目的としている(第1条)」

当事国も国連でもいいから、要請すればいいのに。

まあ、でも、送らないって決めちゃったしな。

情けないというか、何というか・・・。

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