🐱ウクライナ降伏不可避:米国の戦争2023年02月18日 04:02

ウクライナ降伏不可避:米国の戦争


(クリミアの非軍事化必要、ウクライナの攻撃は正当=米国務次官)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-crimea-idJPKBN2UR0K0

「クリミアが最低限非軍事化されない限りウクライナは安全にはならない」

「ウクライナ戦争がエスカレートするリスクを巡る質問に対し、ロシアはこの戦争に欠かせない多くの軍事施設を有していると指摘。」

つまり、ロシアの継戦能力を奪うことが米国の目的ということになる。

これはいったいどういうことなのか。

戦争をエスカレートさせることには拘らない。

ロシアを黒海から退かせることが目的というわけだ。

浮沈子の妄想の中では、米国はウクライナをロシアにくれてやるはずだったんだがな。

そして、NATOとの緩衝地帯として管理させ、欧州の緊張緩和を持続させるというシナリオなわけだ。

たとえば、ベラルーシは、欧州にとっては差し迫った脅威ではない。

ロシアとの同盟はあるけど、緩衝地帯としての役割を果たしている。

旧東欧諸国にしても、従来は同じような役割を担ってきた。

そこに、大量の軍備を投入し、緊張を高めているのが西側、特に米国だ。

ポーランドの軍備は、ここにきて、一気に米国製に置き変わりつつある。

バルト三国も同じだろう(未確認)。

欧州の緊張を高めて誰が一番得をするかを考えれば、仕掛人が誰かは明らかだな。

米国は、ウクライナの人々を使って、ロシアと戦争をしているのだ。

こういうものの見方は、ロシア寄りと捉えられなくもない。

しかし、それは事実だ。

米国が、欧州やウクライナに武器を渡し続ける限り、この戦争は終わらない。

ウクライナが国の存亡をかけて戦っているのと同じように、喉元に匕首を突きつけられたロシアは、国家の安全をかけて戦い続けるだろう。

どちらかが、消えてなくなるまで、この戦いは続く。

えーと、米国か、それともロシアかという話だ。

クリミアの非軍事化は、現在のロシアにとってはあり得ない。

それを、軍事目標として設定すること自体が、ナンセンスだ。

西側は、ウクライナ紛争をきっかけにして、ロシアを一気に弱体化させようとしている。

「これらは正当な目標だ。ウクライナは攻撃しており、われわれはそれを支持している」

もちろん、ロシア本土からも攻撃が続いている。

それらの基地もまた、ウクライナ軍によって攻撃されている。

ロシア全土の軍事基地が、正当な攻撃目標とされるわけだな(そうなのかあ?)。

ロシアに欧州大戦争を仕掛けさせたいのは、米国の方ではないのか。

もちろん、そうなれば、米国兵士の血が流れる。

ベトナムやアフガニスタンのように、欧州には自らの血を流して守る価値があるんだろうか?。

バルト三国やポーランドは、米国兵士の血をその土地に染込ませることになるのか。

ロシアは、当初の侵攻でキエフ攻略に失敗してから、東部や南部、それを繋ぐ回廊の支配に専念してきた。

戦争継続能力の弱体化を狙って空爆を続けているけど、そこへの進軍は思い止まっているように見える(出来ないだけじゃね?)。

おいそれとは、挑発に乗ってこない。

支配地域の防御を固めた上で、前線での消耗戦に突入している。

戦略的には(戦略なのかあ?)、電源系統への攻撃を続けているけど、継戦能力の減殺に効果を発揮しているのかはビミョーだ。

防空能力の消耗には貢献しているかもな。

ウクライナからしてみれば、戦争継続の必要経費みたいな話で、対応し続けるしかない。

飛んでくるミサイルやドローンを、打ち落とし続けるしかないのだ。

おっと、それらを飛ばしている軍事基地は、攻撃可能なわけだからな。

米国は、供与した兵器での攻撃も、そのうち認めるようになるだろう(正当な攻撃目標なのに、何を躊躇うことがあるのか)。

それを可能とする長距離ミサイルや弾道弾、通常兵器で足りなければ、核弾頭も渡すだろう(そんなあ!)。

さすがに、そこまで来れば、ロシアも遠慮はしないだろう。

欧州大戦争が始まる(つーか、もう始まっている)。

既に、カリーニングラード辺りでは偵察機が飛び回っているし、アラスカでもロシア機がインターセプトされている。

制空権を巡るつばぜり合いが始まっているのだ。

双方の出方を探っている(米国も含めてな)。

我が国も、他人事では済まないだろう。

米国は、台湾有事の際は、全国の飛行場を米軍に自由に使わせろと言っているからな(攻撃を分散させたいし)。

ロシアの極東での動き次第では、早速、その適用が図られるかもしれない。

まあ、我が国政府は、簡単に押し切られちまうだろうけどな。

関連法規の整備は、もちろんない。

が、超法規的措置は、我が国政府の得意技だ。

米国は、そこまで踏み込むだろうか?。

クリミアの軍事拠点の排除は、ロシアにとっては受け入れ難いだろう。

しかし、可能性がゼロかと言われれば、そんなことはないかも知れない。

条件次第だな。

ウクライナの武装解除、占領地域のロシア領としての国際承認、戦争犯罪の棚上げ、経済制裁の全面解除、エトセエトセ(ありえねー・・・)。

つまり、米国の外交姿勢としては、軍事的蓋然性はともかく、クリミアの武装解除を掲げて、ロシアを追い詰めにかかっているわけだ。

ソ連崩壊後、西側の一部には、図に乗ってロシアを追い詰めるなという話があったという。

せいぜい、東独くらいまでにして、それ以外のワルシャワ条約機構諸国には手を出すなというわけだ。

その後の経過は、歴史が示す通りだ。

行けるところまで行こう・・・。

今回は、図らずもウクライナが導火線の役を買って出ている。

既に、欧州大戦争というダイナマイトに続く導火線の残りは多くはない。

導火線だから、燃え続けていなければ消えてなくなるだけだ。

米国は、火に油(導火線だから、火薬かあ?)を注ぎ続けている。

ウクライナ降伏不可避。

浮沈子の見立ては変わらない。

が、どうも最近、欧州大戦争の予感が強くなってきて困っている。

米国は、やはり、世界のどこかで自ら血を流し続けていないと収まらないのかも知れない(そんなあ!)。

戦争は、この国の日常だ。

アフガニスタンから撤退した後、大きな戦場はない。

バルト三国とポーランドは、手ごろなステージだ。

そこで、ウクライナと同じく、自らの血で国土を贖う価値を見出している現地の兵隊を使い、欧州大戦争を繰り広げる。

「クリミアの軍事目標に対するウクライナの攻撃を米国は支持するとのヌーランド氏の発言は、米国がこの紛争に関与していることを示すと指摘した。」(ロシア外務省のザハロワ報道官:やたら元気なおばちゃん!)

何を今さら・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

クリミアの武装解除(セバストポリ軍港の廃止を含む)は、ロシアの選択肢にはない。

黒海から地中海、紅海に至る全ての海域、更にそれに繋がる大西洋インド洋からの西側諸国の軍事力の撤去でもしなければ、到底容認できないだろう。

米国国務省の見解は、ひょっとするとリップサービスなのかも知れない。

国防省は、少なくとも年内にクリミアを奪還することは困難と言い切っているからな。

武装解除と領土の奪還は同じじゃないし、軍事的占領と外交的措置とは異なる。

それにしても、クリミアの武装解除が戦争終結の条件という、米国外交筋の認識には驚く。

ありえない条件を提示するというのは、まあ、外交交渉の手段の一つかも知れないけど、物事には限度ということがあるからな。

米国の外交は、そもそもロシアのウクライナ侵攻を止められなかったわけで、一敗地に塗れている。

威勢のいいところを見せようとして、墓穴を掘っているのかも知れない(そうなのかあ?)。

米国政府の中でも、様々な見解が存在する。

ウクライナへの支援では一致しているけど、そこには温度差があるのだ。

今回のように、ロシアの軍事施設に対する全面攻撃を容認し、未来永劫際限のない軍事支援を継続しようという話もあれば、そろそろバルブを閉めて手じまいしようという話まであるかも知れない(未確認)。

まあいい。

ある意味で、米国は当たり前のことを言っているに過ぎない。

外交的には、クリミアはウクライナの領土であり、そこに違法に存在するロシア軍を攻撃するのはウクライナにとっては正当な行為ということになる。

戦争の継続や、ロシア本土への攻撃は別の話だし、米国の支援の事とも切り離している。

つまり、新しいことは何も言っていない。

それだけの話かもしれないし、そうではないかも知れない。

軍事侵攻から1年を前にして、様々な動きが出ているが、情勢に大きな変化はない。

米国もロシアも、戦争の継続に意欲的だ。

もちろん、ウクライナは存在をかけて戦っている。

今年中に、事態が決着する様子は見られない。

高軌道ロケット砲の供与は、戦争の継続には一定の効果を発揮しているようだが、領土の奪還やロシアの攻撃を思いとどまらせることには繋がっていない。

米国の思うつぼだな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(米国vsロシア、アラスカで〝一触即発〟 露軍の戦略爆撃機が連日周辺空域を飛行、国内では「奪還論」も 米大使館は米国人に即時出国勧告)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f34da87c460f7d75f6ab94e23a42f7a4baa9df1

「アラスカ奪還論」

「米露対立」

「ツポレフ95」

「スホイ35」

「われわれにも取り戻すべきものがある」

『第2のクリミヤ』

『米露の戦い』

「ノルドストリーム」

「米海軍のダイバーが爆発物を設置した」

「米国人に即時出国を勧告」

一触即発だな。

もう、欧州大戦争どころか、米ロ直接対決の様相を呈している。

まあ、出どころが夕刊フジだからな・・・。

ウクライナとか欧州とかで代理戦争なんてしないで、直接ドンパチやればいいじゃないの(そんなあ!)。

「戦闘機を供与すべきだとの意見も加速」

「NATOとの準戦争状態」

『アラスカが戦場になる』

爆撃機と護衛の戦闘機が飛んで戦場になるなら、ロシアの爆撃機が足げく通う我が国などは、とっくに戦争状態になっているに違いない。

米国が、チキンレースに勝てるのかどうかは分からない。

大統領選挙は秒読みに入っている。

米国もロシアもな。

米ロが政治の季節にドンパチ始めたら、互いにエスカレートして収拾がつかなくなる(そうなのかあ?)。

米国には、クリミアの武装解除なんて寝言言ってる暇は、これっぽっちもないと思うんだがな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

夕刊フジが報じた話の元ネタ(たぶん)。

(ロシア強硬派、「アラスカ奪還」主張で米ロ間に新たな火種)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/02/ni-7.php

「1945年以降、戦争状態にある」

「アラスカを取り戻せると信じているロシアの政治家たちへ。幸運を祈る」

ロシアが、本気で運試しをする気になったのかどうかは知らない。

相次ぐ爆撃機の飛来は、ウクライナ紛争への介入に対するけん制に過ぎないと見るのが普通だ。

アラスカ奪還論を持ち出すまでもない。

が、米国メディアにこの手の記事を書かせるほど、情勢は揺れているのかも知れない(未確認)。

欧州では、政府当局者はともかく、市民の間にはウクライナ軍事支援に対する不信感があるようだしな。

同じNATOでも、前線から離れる程、切羽詰まった危機感が薄まっている気もするけどな。

アラスカかあ・・・。

地球は丸い。

欧州だけ見ていると、米国とロシアは遠く離れた存在に感じる。

米国とロシアは、ベーリング海を挟んで向かい合っている隣国だ。

幸運を祈った方がいいのは、アラスカの方かも知れないな・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(「中国がロシアに武器供与を検討」米・ブリンケン長官が中国・王毅氏に懸念伝える)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/336478?display=1

「武器を供与した場合「米中関係に深刻な問題を引き起こす」と警告」

米国はウクライナに武器を供与している。

もちろん、自由と民主主義のための戦いだからな。

それは、正当な支援だ。

専制国家が専制国家に武器を供与したらどうなるのかは、難しい問題だろう。

ロシアは、既に米国を戦争当事国として名指ししている。

アラスカを巡っては、具体的な軍事行動に踏み切っているしな。

中国にしてみれば、ロシアが米国とドンパチやってくれれば有難いわけだ(そうなのかあ?)。

敵の敵は味方だし。

味方に武器を提供するというのは、まあ、ふつーだしな。

米中が深刻な関係になっているのは、今に始まったことじゃない。

民間の気球を撃墜して事を荒立てているのは、米国の方だと思っている(そうなのかあ?)。

武器の供与くらい、いいじゃないの(そんなあ!)。

中国は、ロシアが米国(アラスカとかな)の軍事基地を攻撃する分には同意するだろう。

ウクライナに侵攻したことだって、表面上はともかく、内心では不合理と思っているわけではないだろう(そうなのかあ?)。

次は、台湾だからな。

何処をどう押せばどうなるかということは、事前に確認しておいた方がいい。

その時には、ロシアの支援が必要になるしな。

ここで恩を売っておくことには、戦略的な価値もある。

米国は、既に政治の季節に入りつつある。

自由で民主的な国家は不便だな・・・。