セブン進水!2014年12月14日 00:55

セブン進水!
セブン進水!


今日(12月13日)は、大井町のプールでセブンを進水させた。

久々のリブリーザーである。

ユニットの調子はバッチリで、マニュアルで酸素をバコバコ入れて遊んだ(水深4mですから・・・)。

やっぱ、CCRはいいな。

浮沈子のダイビングは、これでなくてはならない。

感動の余り、水中で一句・・・。

「静かさや 上を向いても 泡は無し」

悪乗りで、もう一句・・・。

「PO2(ピーオーツー) 1.0まで 上げにけり」

まあ、どうでもいいんですが。

季語がないとか、突っ込んではいけない。

大井町のプールは、水温30度の温水で、オールシーズンなので季語などないのだ。

まあいい。

稼動確認が出来たので、このユニットを担いでグアムに乗り込むことにしようと考えている。

現地サービスとの調整もあるが、今回はユニットの限界である3時間(180分)の連続ダイビングに挑戦である。

テクニカルダイビングでは、減圧の関係もあり、長時間にわたるダイビングは日常的なんだろうが、浮沈子はテックダイバーではないので、せいぜい1時間程度のダイビングしかしたことはない。

レクリエーショナルレベルのCCRにとって、40mを超えるテクニカルダイビングへ進むというのも一つの方向なんだろうが、長時間のダイビングを許容するという点にこそ、もっと焦点が当てられていい。

商売にはなりにくいが、顧客満足度は高いだろう。

その中で、40mより浅いレクリエーショナルレベルのダイビングを楽しめばいいのだ。

デコ出しせずに、上手に利用すれば、1粒で3度美味しいダイビングが出来る。

もちろん、無限圧限界ギリギリまで潜るようなことはせずに、保守的に、控えめに潜るのがよろしい。

大井町のプールでは、ダイブマスターのスキルチェックや、その見学者が浮沈子のリブリーザーや柏崎さんのサイドマウントを見て、興味津々の様子だった。

まあ、考えてみれば、CCRやサイドマウントがようやく一般のダイバーにも知られるようになってきたということだ。

サイドマウント2本差しの柏崎さんや、ポセイドンセブンの浮沈子が泳ぐダイビングプールというのは、なかなか壮観であるな(意味不明・・・)。

こんな状況が、日常的に見られるようになれば、CCRの市民権も高まるというものだ。

ともかく、まともに動くことを確認できたのは良かった。

これからCCRの本数を稼がなくてはならないので、どうせなら様々なところで潜ってみたい。

バッテリー2014年12月14日 09:07

バッテリー
バッテリー


(THE SMART BATTERIES)
http://www.poseidon.com/products/rebreathers/smart-batteries

画像は、ポセイドンセブンのスマートバッテリー。

泣く子も黙るディープだ。

まあ、これを買っておけば、買い換える必要なく100mまでのトレーニングが出来るわけで、大は小を兼ねるという典型だな。

「DEEP - Decompression & trimix can be enabeled. The lowest oxygen content allowed is 1%. Down to 100 meters / 330 feet. Is only compatible with the POSEIDON SE7EN」

ポセイドンセブンにしか使えないとあるが、次期モデル(ei8ht?)が出たらどうなるんだろうか?。

まあ、断り書きの意味は、同時に販売されているマーク6には使えないということだろう。

本体(e-モジュール)の制御をバッテリー側と連動させて行うというのは、上手いやり方ではある。

CCRは、コンピューターそのものであり、もちろんソフトウエアだけで制御も出来る(インスピシリーズは、そういう管理だ)。

しかし、見た目の違いがないので、オーナーとしてはステイタスシンボルがない!。

ナイトロックス仕様であれ、トライミックス仕様であれ、インスピの外観は同じだ(タイプR用の方は、カウンターラングに酸素のマニュアルインフレーターが付いていないので分かります)。

まあ、セブンもテック用カウンターラング(でかいです!)で分かるといえば分かるが、しかし、外付けバッテリーというポセイドンリブリーザーに固有のアイテムをコントロールに使うというのは、オーナー心をくすぐるアイデアである。

深度、減圧の有無、許容するディリュエントガスの種類によって、ポセイドンリブリーザーのバッテリーは以下の5種類である。

Rec 40:40m:デコなし:空気のみ
Deco 40:40m:デコあり:空気のみ
Deco 48 Trimix:48m:デコあり:トライミックス可(酸素16パーセント以上)
Deco 60 Trimix:60m:デコあり:トライミックス可(酸素16パーセント以上)
Deep:100m:デコあり:トライミックス可(酸素1パーセント以上):セブンだけ

(Deco 100 バッテリー 111,100円)
http://www.poseidon-j.com/#!Deco-100-111100/zoom/c1toe/image22va

しかし、この値段というのはいかがなものか。

高が電池に119,988円(税込み)というのは、正気の沙汰ではない。

もちろん、このモジュールの中にはコンピューターが仕込まれていたり、警告を発するライトが組み込まれているので、タダの電池ではない。

しかし、このディープバッテリーを持っているということは、マーク6のオーナーではなく、セブンのオーナーである証であり、インストラクターに付いて、テックCCRを受講することを前提としているということになる(そうでないと、買えません!)。

基本的にヤバイ潜水器であるCCRのコントロールを、こういう形で行うというのは、いいアイデアだな。

しかし、何だな、チタン製のゴルフクラブを眺めながらニヤニヤしている方の気持ちが、少しは分かるような気がしてきたな。

往々にして、腕前とは無関係に道具に凝るというのは、男の子に有りがちなパターンだな。

浮沈子は、土左衛門製造機になりかねないCCRでテクニカルダイビングを教えるつもりはない。

PADIの設定したレクリエーショナルレベルで十分である。

30mに1時間も潜っていられるわけだし、浅いところなら3時間のユニット限界までいける。

十分だな。

しかし、せめてテック40CCRくらいは、自分自身ではマスターしておきたいと思っているだけだ。

そこから先は?。

まあ、じっくり考えよう。

しかし、このバッテリーの太さというか、形というか・・・。

握っていると、妖しい妄想に捕われそうな気がしてくる(子供はわかんなくていいです!)。

なんとも、ディープな感じだ・・・。