10586.32015年11月17日 15:41

10586.3


夕べから、一昼夜掛かって、ウインドウズ10を更新する。

ほぼ、新規インストール並みの手順だ。

これで、ウインドウズのメジャーバージョンアップではないというなら、おめでたい話だ。

先月くらいから、ISOファイルからのバージョンアップについては記事になっているようだな(この段階でのビルドナンバーは、10565のようだ:たぶん、中身は殆ど同じだろう)。

(新しいWindows 10プレビュー「Build 10565」をISOでインストールする)
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1510/18/news010.html

「ISOファイルからアップデートすることで、Windows Updateに「Build 10565」が表示されるのを待つことなく最新版にアップデートできるという寸法だ。」

浮沈子は、大人しく待って、ウインドウズアップデートの表示が出たので更新した。
こんな時間が掛かるなら、別のタイミングでやったのになあ。

およそ、10時間もかかった(途中、寝てますが)。

ネットワークでダウンロードしたり、いろいろ前処理したりする間はいいが、最終的にインストールする際は、ノートPC(X220)が使えなくなる。

この間、ほぼ2時間。

搭載メモリーや、CPUの性能などにもよるが、それなりの覚悟がいる。

浮沈子の場合は、じゃまなアプリがあったらしく、前処理の途中で再起動したら、ウインドウズが立ち上がらなくなった(!)。

こりゃ、ヤバイ・・・。

3回くらい、自動で再起動して、最後に手動で再起動したら戻った。

再度、アップグレードを継続して、最終段階の黒い画面になった時はホッとしたな。

先日の、暗号キーの問題といい、ウインドウズ10のアップグレードは、ちょっと際物だ。

(Windows 10プレビュー「Build 10565」公開――Skype統合、EdgeやCortanaの新機能も)
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1510/13/news102.html

「・SkypeをUWPアプリとしてWindows 10に統合
・Edgeのタブでプレビュー表示、お気に入りの同期機能
・Cortanaの手書き文字認識、チケット制イベントの追跡
・ユーザーインタフェースの細かな改善」

これらの機能とは縁のない浮沈子には、何のメリットもない。

今のところ、無線ルーターのSSIDを再入力させられた以外は、問題なく動いている。

まだ更新されていないシンクパッド10の方は、10240のビルドのままである。

特段の不都合はない。

若干のパフォーマンスの改善があるようだが、実用的にメリットを感じるほどではない。

新機能を取り込む際に、山ほどバグを抱え込むのが関の山だ。

まあいい。

ユーザーには、ウインドウズを使わないという自由は残されている。

リナックスの星の数ほどあるディストリビューションや、マック、アンドロイド、先行き怪しいクロームOS、何ならBSDもある。

オペレーティングシステムは、リソースを管理し、アプリケーションにサービスを提供してくれればいい。

インターネットに接続し、そこそこのブラウザーが動かせれば十分だ。

浮沈子は、ワードパッドでブログを書いているが、不自由に感じたことはない(読まされる方は、たまんないだろうけどな)。

最近のファイラーは、昔に比べて使い辛くなってきた。

余計なお世話はやめて、制限された機能を、確実に使えるようにしてもらいたいもんだな。

とにかく、冷や汗もんで更新した。

なにかあれば、また報告する。

(Windows 10インストール用イメージもBuild 10586に差し替わる:追加)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20151113_730510.html

眠れぬ街2015年11月17日 18:27

眠れぬ街


フランス政府が把握しているテロリスト予備軍(?)の数は、1万人を超えるという。

(仏、1万人超が潜在的テロ容疑者リストに)
http://www.afpbb.com/articles/-/3066934

今回の実行犯は、10人足らずだから、1000回はできる勘定になる。

さらに、外国からの流入(今回はベルギー)があるので、その10倍にはなるだろう。

そのたんびに、100人の犠牲者が出たとすると、1万回のテロで、100万人の犠牲者になる。

けが人は、その3倍程度を見積もればいい。

世代を超えて、テロリストが拡大再生産されれば、100年でも、1000年でも、1万年でも継続する。

テロの成功率は、さほど高くないようだ。

フランスでも、今年だけで6件の未遂があったようで、成功したのは2件だけ。

25パーセントということになる。

毎年、2件ずつ成功(!)するとして、100年間では200件。

2万人程度の犠牲者が出る。

数的には、大したことはない。

ISの戦闘員の数も、そんなもんだといわれている。

しかし、非支配的地域の戦闘員は、その数百倍から数千倍に達するだろう。

そして、そこでは、世代を超えて拡大再生産され続ける。

なぜなら、イスラム過激思想(原理主義?)は、現代文明に馴染まないから。

酒飲んじゃダメとか、女性に教育受けさせちゃダメとかって、まあ、絶対に無理でしょ?。

世俗的になるか、テロするしかないじゃん!?。

まあ、別に、テロしなくてもいいんですけど。

浮沈子は、酒はやめたけど、ムスリムになったわけではない(1日5回のお祈りとか、絶対無理だしな)。

断食なんて、とても耐えられない。

(ラマダーン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%B3

「「ラマダーン」を断食のことと誤って捉える人も少なくないが、ラマダーンとはあくまでもヒジュラ暦における月の名である。」

「この月の日の出から日没までのあいだ、イスラム教徒の義務の一つ「断食(サウム)」として、飲食を絶つことが行われる。」

「この断食の習慣は、624年、マッカの大規模な隊商をムハンマドが300人ほどの当時の信者全員と共に襲おうとし、それの阻止にやってきたマッカの部隊を返り討ちにできたことを神の恩寵と捉え、記念したことに始まる」

やっぱ、いわれからして、ろくでもない話だ。

(イスラム教:イスラームにおける天国)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E6%95%99#.E3.82.A4.E3.82.B9.E3.83.A9.E3.83.BC.E3.83.A0.E3.81.AB.E3.81.8A.E3.81.91.E3.82.8B.E5.A4.A9.E5.9B.BD

「信教を貫いた者だけが死後に永生を得る所とされる。」

「イスラームでは男性は天国で72人の処女と関係を持つことができる。永遠の処女とされる。また決して悪酔いすることのない酒や果物、肉などを好きなだけ楽しむことができるとされている。」

永遠の生において、72人というのが多いか少ないかは議論があるだろう(ホントかあ?)。

一生の間だけ断食してると、永遠に飲み食い自由というのも、ご都合主義だなあ。

天国は、きっといいところに違いない。

だって、いやになったからといって、戻ってきた人って、一人もいないじゃん!?。

そういうギャグも、昔流行ったな。

「スリムが取るべき信仰行為として定められた五行(五柱ともいう)は、次の5つとされている。
信仰告白(シャハーダ)
礼拝(サラー)
喜捨(ザカート)
断食(サウム)
巡礼(ハッジ)」

「これに、奮闘努力(ジハード)を6つめの柱として加えようという意見もあるが、伝統的には上の5つである。」

まあ、どうでもいいんですが。

「酒は戒律上禁止されているとする教派が主流である」

「しかし、コーヒーやタバコのように、イスラム教の教義が確立後にイスラーム社会にもたらされた常習性や興奮作用のある嗜好品については、酒と類似のものとして規制する説も歴史的には見られた」

「今日では酒と異なって合法的なものとみなされることがほとんどであり、いずれもムスリムの愛好家は非常に多い。」

やれやれ、コーヒーはセーフかあ・・・。

さて、今後少なくとも100年は続く文明対ISの戦いだが、残念ながら勝者は決まっている。

永遠の生と、飲み食い自由な天国を保証された方が勝つに決まってんじゃん!。

メタボになる心配なく、酒や果物、肉などを好きなだけ楽しむことができるなら、自爆テロでもなんでもやったろうという文明人は大いに違いない。

フィットネスでハアハアいいながらマシンでトレーニングすることもなく、毎年のラマダーンを過ごすこともなく、快楽の限りを尽くすことができるなら、さっさと天国いってやりまくった方がいいに決まっている(子供は、分かんなくていいです!)。

きっと、リブリーザーで潜り放題とかも、オプションでついてるに違いない・・・。

テロの実行犯は、皆若い。

30代が一人いるくらいで、殆どは20代だ。

血気盛んな年代に、ムスリムでいることは、確かにしんどいだろうな。

世界中の若者が、ISを目指すのは無理もないのかもしれない。

文明社会が、ISに勝つにはどうしたらいいか、これで明らかになったわけだ。

天国を、この世で楽しめるようにすればいい!。

女性はどーするとかいう突っ込み(子供は、分かんなくていいです!)にも、イケメン72人で対抗する。

パティシエ、72人も付けたろ!。

ケーキ、食べ放題でどうじゃ?。

ああ、人間の業の深さ、浅ましさを感じるな。

こんなヨタでもいって、気を紛らわさないと、とても耐えられない。

浮沈子は、悲惨なニュースとかを聞くと、ピピッと反応して、落ち込んでしまう。

明るいニュースって、意外に少ないもんだな。

早く、ぐっすりと眠れる街を取り戻して欲しいもんだ。

ハシゴ2015年11月17日 20:31

ハシゴ


さっきから、エジプトシナイ半島で墜落したロシア旅客機の原因を、ロシア政府がテロによるものと断定したニュースが飛び交っている。

(ロシア、旅客機墜落をテロと断定 「機内に手製爆発物」)
http://www.asahi.com/articles/ASHCK5S9XHCKUHBI019.html?iref=comtop_6_01

「残骸の調査の結果、最大でTNT火薬1キロ相当の手製の爆発物が機体に積まれていたことが分かった」

(ロシア旅客機墜落は爆発物によるテロと断定)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151117/k10010309701000.html

「そういうニュースがあることは知っているが、墜落の原因を調べている調査委員会の判断を待ちたい」(エジプト民間航空省の広報担当者)

まあ、そう言うよなあ・・・。

(ロシア機墜落、テロと断定=シリア空爆強化へ—プーチン大統領)
http://news.biglobe.ne.jp/international/1117/jj_151117_8187552338.html

「ロシアはシリア空爆を続ける中での国民の動揺を考慮し、墜落後しばらくテロか事故かの判断を留保。」

「しかし、欧米の情報などで爆破テロ説が濃厚になると、メドベージェフ首相が9日発表の政府系紙のインタビューで「テロ説」に初めて言及した。」

「パリで13日にテロが発生し、トルコの20カ国・地域(G20)首脳会議で対テロ戦の国際世論が形成されたのを機に、テロ認定に踏み切ったとみられる。」

梯子を外されたエジプトが、今後、どう対応するかが問題だな。

エジプトの観光のみならず、欧州を含めた観光産業に対する打撃は、半端ないだろう。

少なくとも、浮沈子の来年の欧州旅行は消えた。

ルフトハンザの自殺道連れ墜落事故や、今回のパリテロで、激減することは確実だ。

フランスは、再度のテロの可能性を、自ら公言している。

観光客に、来るなと言わんばかりだ。

まあ、戦争だって言ってるんだから、観光どころではないだろう。

観光業だけではない。

産業全般、経済、移民政策など、広範囲の影響がある。

今のところ、市場は長期のリスク要因とは見ていないようだが、わからんぞお?。

米国は、対岸の火事だが、欧州は地続きだ。

1万人のシンパが、ビジネス関係のターゲットを狙いだしたら、影響は免れない。

なんたって、人間爆弾だからな。

ハンムラビ法典には、目には目を、歯には歯をという、有名なセリフ(?)があるという(目には目で、歯には歯で、が正しい)。

本来は、罪刑法定主義に則った処罰を科すということなんだそうが、今回のテロは、目には100トン、歯には1000トンという感じかあ?。

(シティーハンター:槇村 香(まきむら かおり)参照)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC#.E3.82.B7.E3.83.86.E3.82.A3.E3.83.BC.E3.83.8F.E3.83.B3.E3.82.BF.E3.83.BC

「劇中では、依頼人に手を出す獠に100tハンマーで殴るなどの「天誅」を加えるのが定番。」

うーん、古っ!。

テロに対して、空爆をもって応酬する。

浮沈子は、どこかの時点で地上軍派遣もあり得ると思っているんだがな(でないと、壊滅できない)。

なんたって、数十万人規模の域外勢力を持っているISのことだ。

いつでも、どこでも、どんな形でもテロを起こすことができるだろう。

トップを排除しても、次から次へと現れて、実効勢力がなくなることはない。

そういう組織になってるに決まってる。

支配地域を壊滅し、支援組織を解体して、個別に分断してから、各地域の国家権力によって、しらみつぶしに殲滅するしかない。

空から倉庫に爆弾落としてるだけじゃダメだ。

そんなことは、米国は百も承知で、自国の介入を最小限にして、最大の効果を上げようとしているようだが、米国内でテロが発生するのも時間の問題だろう。

今回のパリテロの成功は、ISにとっては貴重な勝利だ。

ここで、引っ込んでしまっては、カッコ付かないしな。

爆弾とは限らない。

毒物とか、生物兵器とか、そういう、現代の戦争では禁忌になっている手段を平気でとってくるだろう。

効果的だから。

何の制約もないから。

オウム真理教の教義と、大して変わらんだろう。

死を与えることは、救済だくらいに考えてるんだろう。

水源に毒を撒くとか、食料を大規模に微生物汚染するとか、ウイルスばら撒くとか。

もちろん、民間航空機とかは、狙いやすい。

今回は、砂漠のど真ん中に落ちたからいいようなものの(そういうことじゃ、ないんじゃね?)、これが、大都市のど真ん中に落ちるようなことになれば、目も当てられない。

世界には、都市に近接する空港は、山のようにあるのだ。

列車の脱線が、効果的であることは言うまでもない(アラビアのロレンス後編)。

もちろん、各国のインテリジェンスは、最大限の網を張って、怪しい情報を探索しているに違いない・・・。

おっと、このブログだって、当然監視対象になってるかもしれないしな(たまには、気晴らしに、ヨタブログ読んでもらった方がいいかも!)。

どこかに、暗号による指令が隠されていて、国内のシンパが起動して、ことに及ぶ可能性も・・・。

・・・ないな。

安心していい。

ストレスのたまる記事を読んだ後には、ブログを書いて吐き出すだけだ。

航空機に爆弾かよ・・・。

224人が、あっという間に命を落とす。

それに匹敵する、いや、数倍の犠牲者が、ロシアの空爆で出るわけだ。

目には目を、歯には歯を・・・、かあ?(倍返しとかも、あったしなあ)。