プリンス・オブ・ウェールズ ― 2016年05月10日 19:50
プリンス・オブ・ウェールズ
英国の皇太子(王太子)の称号。
(プリンス・オブ・ウェールズ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA
「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)で王子に与えられる称号のひとつで、ウェールズの君主、「ウェールズ大公」ないし「ウェールズ公」を意味する。」
「14世紀以来、次期国王として王位を継承するべきイングランド国王(後にはグレートブリテン国王、連合王国国王)の最年長の王子がこの称号を与えられるようになり、王位の法定推定相続人の称号となった。」
「第一王位継承者が女性の場合には、当該女性にはこの称号は付与されない(例えば、エリザベス2世は王位継承前には「エディンバラ公爵夫人エリザベス王女(The Princess Elizabeth, Duchess of Edinburgh)」と呼ばれていた)。」
男の子の特権というわけだ。
我が国の皇族制度が、先般、男女平等じゃないとかでやり玉に挙がっていたが、余計なお世話である。
男尊女卑、大いに結構!(最近、トランプ旋風が流行ってるしな・・・)。
もちろん、浮沈子は、男女平等社会で育ってきたので、そのような偏見はない。
つーか、どちらかというと、男はつらいよ的価値観だな。
世の中が上手く回っていれば、それでいいのだ。
まあ、どうでもいいんですが。
しかし、プリンス・オブ・ウェールズを名乗れるのは、男の子だけ・・・。
えっ、違う?。
(プリンス・オブ・ウェールズ (戦艦))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA_(%E6%88%A6%E8%89%A6)
「イギリス海軍の戦艦。キング・ジョージ5世級の2番艦。」
「艦名は当時の国王ジョージ6世の兄王であるエドワード8世の即位前の称号、王太子(プリンス・オブ・ウェールズ)に由来する。」
バトルシップも、名乗れたんですねえ。
この艦の命名を巡る話は、少々込み入っている。
「イングランドには伝統的に国王が即位後の最初の戦艦には、国王の名前を付ける慣習があった。」
「当時の国王はジョージ6世であったために、当然同級の1番艦はキング・ジョージ6世となるべきであった。」
結果はどうなったかというと、ジョージ6世は、1番艦の名前を父親のジョージ5世とし、2番艦の名前に、その当時は皇太子であったことからプリンスオブウェールズの称号であった兄王のエドワード8世の称号をそのままつけたのである。
ややっこしいことしたもんだな。
「ジョージ5世の治世の間はワシントン軍縮条約によって戦艦が建造されなかった。また先王である兄エドワード8世は世紀のスキャンダルといわれた王冠を賭けた恋により自ら退位しており、短い治世の間にその名を付けた戦艦は建造されなかった。」
世紀の恋については、以前、このブログで取り上げた。
(宗教と哲学)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/02/16/8019346
「離婚歴のある平民のアメリカ人女性ウォリス・シンプソンと結婚するためにグレートブリテン王国成立以降のイギリス国王としては歴代最短の在任期間わずか325日で退位した「王冠を賭けた恋」で知られている。」
そうか、こんなところで、関係があるとは思わなかったな。
プリンス・オブ・ウェールズは、チャーチルをして、世界最強の戦艦と言わしめた、大英帝国が誇るバトルシップである。
・・・であった。
・・・そうだったのかあ?。
「操舵艦橋に被弾したため退避した。」
「味方のフルマー戦闘機を2機撃墜してしまっている」
出足からして、余り冴えない感じだなあ。
しかし、記事を読むと、チャーチルの評価も分かるような気がする。
「当時の常識では行動中の新式戦艦が航空機に撃沈される筈はなかった」
「山本五十六でさえ「レパルスはやれるがプリンス・オブ・ウェールズは無理だろう」とマレー沖海戦時に語っている」
しかし、現実には、あっけなく沈没してしまう。
「太平洋戦争開戦直後の1941年12月10日、日本軍の上陸を阻止するため出撃したプリンス・オブ・ウェールズは日本海軍航空機(九六式陸攻、一式陸攻)の雷撃及び爆撃により、僚艦のレパルスと共にマレー沖にて沈没した。」
「マレー沖では充分な装備を持ち、万全の準備を行っていた「行動中」の新式戦艦が航空機の攻撃だけで撃沈された。対空砲多数を装備した新式戦艦でも航空機の攻撃には勝てない事が明らかとなった。」
パラダイムの転換が起こったわけだな。
従来の常識が覆り、戦艦同士が名乗りを上げて大砲をぶっ放して雌雄を決するという、まるで時代劇のような海戦は歴史から消えることになる(まあ、例外は常にあるんだがな)。
「撃沈の報告を聞いたイギリスのチャーチル首相は、「あの艦が!」と絶句し、「戦争全体で(その報告以外、)私に直接的な衝撃を与えたことはなかった」と著書の第二次世界大戦回顧録で語っている。」
「結果的に、純然たる航空攻撃で撃沈された行動中の戦艦はプリンス・オブ・ウェールズ、レパルス、ローマ、武蔵、大和のみであり、その他の沈没戦艦はどれも水上艦艇(あるいは潜水艦)が関与している。」
浮沈子が、この船のことを調べ始めたのは、ダイビングのスポットとなっているという話を聞いたからである。
「沈没地点 北緯3度33分36秒 東経104度28分42秒は比較的浅い海(水深68m)であり、レパルスほどではないにしてもプリンス・オブ・ウェールズも比較的到達容易な水深に沈んでおり、晴天時には海面から船体が確認できるほどである。」
しかし、こんなことも書いてあるなあ。
「2014年5月26日に何者かによる違法サルベージにより破壊行為を受けていることが報じられた。爆発物を船体に取り付けて破壊し、破片をクレーン船で引き上げるという手法で鉄屑が回収されていた。」
(Celebrated British warships being stripped bare for scrap metal)
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/malaysia/11187603/Celebrated-British-warships-being-stripped-bare-for-scrap-metal.html
「There are no longer any propellors or shafts left on either of the wrecks and there are now a number of locations on both ships that have been extensively damaged by the use of explosives」
この記事に貼り付けられている動画には、CCRで潜水しているダイバーも映っている。
レパルスと一緒に潜ることが出来るようだな。
いつか行ってみたいような気もするな。
深度的には、ノーモキシックトライミックスか、それ以上の深度になる。
若干、酸素を落としたい気もするがな。
いずれにしても、ヘリウム吸うのが先決だろう。
浮沈子的には、来年辺りは、別の計画を立てていて、他の予定が順調に進めば、是非とも実現させたいことがあるんだがな(もちろん、まだ、極秘ですが)。
それが、どうなるかは別として、マレーシアのダイビングのスポットとしては気になるところだ。
(WW II WRECKS - HMS PRINCE OF WALES)
http://www.divetioman.com/divetioman_ww2wrecks_hmsprinceofwales.html
「The 40,000 ton ship with a length of 227 meters sailed, together with HMS Repulse, on the 8th December 1941」
でかいな。
227mの沈船は、容易には見られないだろう。
いつか行くかもしれないからな、それまで解体されるんじゃないぞ・・・。
英国の皇太子(王太子)の称号。
(プリンス・オブ・ウェールズ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA
「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)で王子に与えられる称号のひとつで、ウェールズの君主、「ウェールズ大公」ないし「ウェールズ公」を意味する。」
「14世紀以来、次期国王として王位を継承するべきイングランド国王(後にはグレートブリテン国王、連合王国国王)の最年長の王子がこの称号を与えられるようになり、王位の法定推定相続人の称号となった。」
「第一王位継承者が女性の場合には、当該女性にはこの称号は付与されない(例えば、エリザベス2世は王位継承前には「エディンバラ公爵夫人エリザベス王女(The Princess Elizabeth, Duchess of Edinburgh)」と呼ばれていた)。」
男の子の特権というわけだ。
我が国の皇族制度が、先般、男女平等じゃないとかでやり玉に挙がっていたが、余計なお世話である。
男尊女卑、大いに結構!(最近、トランプ旋風が流行ってるしな・・・)。
もちろん、浮沈子は、男女平等社会で育ってきたので、そのような偏見はない。
つーか、どちらかというと、男はつらいよ的価値観だな。
世の中が上手く回っていれば、それでいいのだ。
まあ、どうでもいいんですが。
しかし、プリンス・オブ・ウェールズを名乗れるのは、男の子だけ・・・。
えっ、違う?。
(プリンス・オブ・ウェールズ (戦艦))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA_(%E6%88%A6%E8%89%A6)
「イギリス海軍の戦艦。キング・ジョージ5世級の2番艦。」
「艦名は当時の国王ジョージ6世の兄王であるエドワード8世の即位前の称号、王太子(プリンス・オブ・ウェールズ)に由来する。」
バトルシップも、名乗れたんですねえ。
この艦の命名を巡る話は、少々込み入っている。
「イングランドには伝統的に国王が即位後の最初の戦艦には、国王の名前を付ける慣習があった。」
「当時の国王はジョージ6世であったために、当然同級の1番艦はキング・ジョージ6世となるべきであった。」
結果はどうなったかというと、ジョージ6世は、1番艦の名前を父親のジョージ5世とし、2番艦の名前に、その当時は皇太子であったことからプリンスオブウェールズの称号であった兄王のエドワード8世の称号をそのままつけたのである。
ややっこしいことしたもんだな。
「ジョージ5世の治世の間はワシントン軍縮条約によって戦艦が建造されなかった。また先王である兄エドワード8世は世紀のスキャンダルといわれた王冠を賭けた恋により自ら退位しており、短い治世の間にその名を付けた戦艦は建造されなかった。」
世紀の恋については、以前、このブログで取り上げた。
(宗教と哲学)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/02/16/8019346
「離婚歴のある平民のアメリカ人女性ウォリス・シンプソンと結婚するためにグレートブリテン王国成立以降のイギリス国王としては歴代最短の在任期間わずか325日で退位した「王冠を賭けた恋」で知られている。」
そうか、こんなところで、関係があるとは思わなかったな。
プリンス・オブ・ウェールズは、チャーチルをして、世界最強の戦艦と言わしめた、大英帝国が誇るバトルシップである。
・・・であった。
・・・そうだったのかあ?。
「操舵艦橋に被弾したため退避した。」
「味方のフルマー戦闘機を2機撃墜してしまっている」
出足からして、余り冴えない感じだなあ。
しかし、記事を読むと、チャーチルの評価も分かるような気がする。
「当時の常識では行動中の新式戦艦が航空機に撃沈される筈はなかった」
「山本五十六でさえ「レパルスはやれるがプリンス・オブ・ウェールズは無理だろう」とマレー沖海戦時に語っている」
しかし、現実には、あっけなく沈没してしまう。
「太平洋戦争開戦直後の1941年12月10日、日本軍の上陸を阻止するため出撃したプリンス・オブ・ウェールズは日本海軍航空機(九六式陸攻、一式陸攻)の雷撃及び爆撃により、僚艦のレパルスと共にマレー沖にて沈没した。」
「マレー沖では充分な装備を持ち、万全の準備を行っていた「行動中」の新式戦艦が航空機の攻撃だけで撃沈された。対空砲多数を装備した新式戦艦でも航空機の攻撃には勝てない事が明らかとなった。」
パラダイムの転換が起こったわけだな。
従来の常識が覆り、戦艦同士が名乗りを上げて大砲をぶっ放して雌雄を決するという、まるで時代劇のような海戦は歴史から消えることになる(まあ、例外は常にあるんだがな)。
「撃沈の報告を聞いたイギリスのチャーチル首相は、「あの艦が!」と絶句し、「戦争全体で(その報告以外、)私に直接的な衝撃を与えたことはなかった」と著書の第二次世界大戦回顧録で語っている。」
「結果的に、純然たる航空攻撃で撃沈された行動中の戦艦はプリンス・オブ・ウェールズ、レパルス、ローマ、武蔵、大和のみであり、その他の沈没戦艦はどれも水上艦艇(あるいは潜水艦)が関与している。」
浮沈子が、この船のことを調べ始めたのは、ダイビングのスポットとなっているという話を聞いたからである。
「沈没地点 北緯3度33分36秒 東経104度28分42秒は比較的浅い海(水深68m)であり、レパルスほどではないにしてもプリンス・オブ・ウェールズも比較的到達容易な水深に沈んでおり、晴天時には海面から船体が確認できるほどである。」
しかし、こんなことも書いてあるなあ。
「2014年5月26日に何者かによる違法サルベージにより破壊行為を受けていることが報じられた。爆発物を船体に取り付けて破壊し、破片をクレーン船で引き上げるという手法で鉄屑が回収されていた。」
(Celebrated British warships being stripped bare for scrap metal)
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/malaysia/11187603/Celebrated-British-warships-being-stripped-bare-for-scrap-metal.html
「There are no longer any propellors or shafts left on either of the wrecks and there are now a number of locations on both ships that have been extensively damaged by the use of explosives」
この記事に貼り付けられている動画には、CCRで潜水しているダイバーも映っている。
レパルスと一緒に潜ることが出来るようだな。
いつか行ってみたいような気もするな。
深度的には、ノーモキシックトライミックスか、それ以上の深度になる。
若干、酸素を落としたい気もするがな。
いずれにしても、ヘリウム吸うのが先決だろう。
浮沈子的には、来年辺りは、別の計画を立てていて、他の予定が順調に進めば、是非とも実現させたいことがあるんだがな(もちろん、まだ、極秘ですが)。
それが、どうなるかは別として、マレーシアのダイビングのスポットとしては気になるところだ。
(WW II WRECKS - HMS PRINCE OF WALES)
http://www.divetioman.com/divetioman_ww2wrecks_hmsprinceofwales.html
「The 40,000 ton ship with a length of 227 meters sailed, together with HMS Repulse, on the 8th December 1941」
でかいな。
227mの沈船は、容易には見られないだろう。
いつか行くかもしれないからな、それまで解体されるんじゃないぞ・・・。
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