人工衛星の数え方 ― 2017年01月24日 18:41
人工衛星の数え方
浮沈子は、絶対に「機」だと思ってたんだがな。
(特別編1 動かないものを数える「基」──「ベンチ」から「人工衛星」まで──)
http://japanknowledge.com/articles/kze/column_kaz_s01.html
「建物に据え付けてあるエレベーターやエスカレーターなども「基」で数えます。」
「人工衛星は打ち上げられると「1基、2基」と数えるのです。」
「軌道に“据えて”機能するものだから」
「助数詞「基」は、大きさや規模に関わらず、地面や建物に据え付けてある物を数える、と覚えておくと戸惑いがないでしょう。」
「建物自体も地面に据え付けてありますが、人間がその中で活動したり生活したりする空間を提供する目的で建てられているため、「基」では数えません。」
さて、ISSは、それじゃあ何て数えるのかなあ?。
宇宙飛行士が中で生活する空間を提供する目的で打ち上げられ、かつ、軌道上に据えられてるわけだからな。
やっぱ、「棟」とかになるのかな。
まあ、どうでもいいんですが。
(Xバンド防衛通信衛星「きらめき2号」打ち上げへ、防衛省単独での衛星打ち上げは初)
https://srad.jp/story/17/01/20/0649215/
「現在自衛隊は通信用の衛星としてスーパーバードB2号機およびC2号機、D号機の3基を運用しているが、うちB2号機とD号機が2015年に設計寿命を迎えている。」
ややっこしいのは、金星探査機あかつきみたいなやつなんだろうな。
到着するまでは、据え付けが終わっていないので「機」かもしれない。
目的の軌道投入後は、「基」になるのかもな。
惑星や衛星の近傍を通り過ぎるだけでは、「基」にはならないんだろう。
引用記事にあるように、怪しげな衛星きらめき2号は、無事に打ち上げられたようだ。
軍事衛星なので、軌道要素とかは公開されないんだろう。
いつ、軌道に投入されるかも分からないので、「機」のままなのか、「基」になれたのかも不明だ。
(H-IIAロケット、防衛省の通信衛星「きらめき2号」の打ち上げに成功:追加)
http://news.mynavi.jp/news/2017/01/24/431/
「順調に飛行を続け、約30分後に衛星を分離。その後、打ち上げに成功したことが発表された。」
「運用軌道も、地球の赤道上高度約3万5800kmの静止軌道という以外不明」
「打ち上げの公式放送もなく、一部のテレビ局、有志団体のネコビデオ・ビジュアル・ソリューションズ(NVS)などが独自に行った。」
空飛んでんだから、浮沈子は「機」でもいいような気がするんだがな。
来年ラグランジュ点に投入される予定のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡などは、典型的な据え付け衛星だから、「基」でもいいとは思うけどな。
たぶん、リサジュー軌道とか動いてるだろうけどな。
(ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%96%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1
「JWSTは地球から遠く、また地球によって太陽光が遮られるラグランジュ点(L2)に送り込まれる」
(リサジュー軌道)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E8%BB%8C%E9%81%93
「軌道力学において、物体が推進力なしで三体のラグランジュ点の回りを周回することのできる擬軌道である。」
専門の人から見ると、そこに「据える」という感じで軌道に投入するんだろう。
静止衛星なんて、地上から見れば、文字通り「静止」して見えるんだから、「基」でもいいが、低軌道衛星だって、太陽同期軌道とかに入れて地球観測したりするなら、目的の軌道に入っていないと、役に立たないことになる。
そういう場合でも、「据える」感覚なんだと、初めて知った。
今回のきらめき2号は、静止衛星(たぶん)。
インド洋上空の赤道上にいて、通信を中継する。
(防衛通信衛星 きょう午後打ち上げ 防衛省が初めて独自に導入)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170124/k10010850501000.html
「現在は民間企業が打ち上げた3機の衛星を利用していますが、このうち2機が設計上の寿命となっていることから、防衛省は独自に3機の衛星を整備することになりました。」
N社は、「機」を使ってるようだな(防衛省も、資料では「機」のようです)。
「新しい衛星では通信が高速になり容量も大幅に増えるため、通信の能力が大きく向上し、弾道ミサイルの発射情報の伝達や、海外に展開する部隊からの動画の伝送などがより速やかに行えるほか、国内外の各地に展開する複数の部隊が同時に情報を共有できるようになるということです。」
これからも、海外派兵や弾道ミサイル絡みの情報伝達需要は増えるばかりだろう。
(北朝鮮が新型ICBMか 2基を首都の北に展開)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170122/k10010848991000.html
「ミサイル2基はいつでも発射できる状態で、首都ピョンヤンの北に展開したままとなっていて、22日も韓国軍が警戒と監視を続けているとしています。」
ミサイルは、地上にあるうちは「基」なんだな。
飛び出したら「機」になるのかもしれない。
うーん、頭がぐちゃぐちゃになりそうだ。
(ミサイル【missile】の数え方とは?)
http://www.sanabo.com/kazoekata/ct_ma/mi/missile/
「一発、一機」
「発射台は「基」」
まあ、「発」で統一してくれた方が分かりやすいが、この単位だと今にも射たれそうな気がするしな。
「ミサイル2「発」はいつでも発射できる状態で・・・」
まあいい。
発射台が「基」というのは、分かりやすい。
しかし、移動式(列車や自走式台車)の場合には、動いているときは「台」とか「両」なんだろう。
発射の際に、停まって固定されるから「基」になるわけだ。
んじゃあ、動きながら発射したら、どーする!?。
もう、どうにでもしてくれ・・・。
浮沈子は、絶対に「機」だと思ってたんだがな。
(特別編1 動かないものを数える「基」──「ベンチ」から「人工衛星」まで──)
http://japanknowledge.com/articles/kze/column_kaz_s01.html
「建物に据え付けてあるエレベーターやエスカレーターなども「基」で数えます。」
「人工衛星は打ち上げられると「1基、2基」と数えるのです。」
「軌道に“据えて”機能するものだから」
「助数詞「基」は、大きさや規模に関わらず、地面や建物に据え付けてある物を数える、と覚えておくと戸惑いがないでしょう。」
「建物自体も地面に据え付けてありますが、人間がその中で活動したり生活したりする空間を提供する目的で建てられているため、「基」では数えません。」
さて、ISSは、それじゃあ何て数えるのかなあ?。
宇宙飛行士が中で生活する空間を提供する目的で打ち上げられ、かつ、軌道上に据えられてるわけだからな。
やっぱ、「棟」とかになるのかな。
まあ、どうでもいいんですが。
(Xバンド防衛通信衛星「きらめき2号」打ち上げへ、防衛省単独での衛星打ち上げは初)
https://srad.jp/story/17/01/20/0649215/
「現在自衛隊は通信用の衛星としてスーパーバードB2号機およびC2号機、D号機の3基を運用しているが、うちB2号機とD号機が2015年に設計寿命を迎えている。」
ややっこしいのは、金星探査機あかつきみたいなやつなんだろうな。
到着するまでは、据え付けが終わっていないので「機」かもしれない。
目的の軌道投入後は、「基」になるのかもな。
惑星や衛星の近傍を通り過ぎるだけでは、「基」にはならないんだろう。
引用記事にあるように、怪しげな衛星きらめき2号は、無事に打ち上げられたようだ。
軍事衛星なので、軌道要素とかは公開されないんだろう。
いつ、軌道に投入されるかも分からないので、「機」のままなのか、「基」になれたのかも不明だ。
(H-IIAロケット、防衛省の通信衛星「きらめき2号」の打ち上げに成功:追加)
http://news.mynavi.jp/news/2017/01/24/431/
「順調に飛行を続け、約30分後に衛星を分離。その後、打ち上げに成功したことが発表された。」
「運用軌道も、地球の赤道上高度約3万5800kmの静止軌道という以外不明」
「打ち上げの公式放送もなく、一部のテレビ局、有志団体のネコビデオ・ビジュアル・ソリューションズ(NVS)などが独自に行った。」
空飛んでんだから、浮沈子は「機」でもいいような気がするんだがな。
来年ラグランジュ点に投入される予定のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡などは、典型的な据え付け衛星だから、「基」でもいいとは思うけどな。
たぶん、リサジュー軌道とか動いてるだろうけどな。
(ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%96%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1
「JWSTは地球から遠く、また地球によって太陽光が遮られるラグランジュ点(L2)に送り込まれる」
(リサジュー軌道)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E8%BB%8C%E9%81%93
「軌道力学において、物体が推進力なしで三体のラグランジュ点の回りを周回することのできる擬軌道である。」
専門の人から見ると、そこに「据える」という感じで軌道に投入するんだろう。
静止衛星なんて、地上から見れば、文字通り「静止」して見えるんだから、「基」でもいいが、低軌道衛星だって、太陽同期軌道とかに入れて地球観測したりするなら、目的の軌道に入っていないと、役に立たないことになる。
そういう場合でも、「据える」感覚なんだと、初めて知った。
今回のきらめき2号は、静止衛星(たぶん)。
インド洋上空の赤道上にいて、通信を中継する。
(防衛通信衛星 きょう午後打ち上げ 防衛省が初めて独自に導入)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170124/k10010850501000.html
「現在は民間企業が打ち上げた3機の衛星を利用していますが、このうち2機が設計上の寿命となっていることから、防衛省は独自に3機の衛星を整備することになりました。」
N社は、「機」を使ってるようだな(防衛省も、資料では「機」のようです)。
「新しい衛星では通信が高速になり容量も大幅に増えるため、通信の能力が大きく向上し、弾道ミサイルの発射情報の伝達や、海外に展開する部隊からの動画の伝送などがより速やかに行えるほか、国内外の各地に展開する複数の部隊が同時に情報を共有できるようになるということです。」
これからも、海外派兵や弾道ミサイル絡みの情報伝達需要は増えるばかりだろう。
(北朝鮮が新型ICBMか 2基を首都の北に展開)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170122/k10010848991000.html
「ミサイル2基はいつでも発射できる状態で、首都ピョンヤンの北に展開したままとなっていて、22日も韓国軍が警戒と監視を続けているとしています。」
ミサイルは、地上にあるうちは「基」なんだな。
飛び出したら「機」になるのかもしれない。
うーん、頭がぐちゃぐちゃになりそうだ。
(ミサイル【missile】の数え方とは?)
http://www.sanabo.com/kazoekata/ct_ma/mi/missile/
「一発、一機」
「発射台は「基」」
まあ、「発」で統一してくれた方が分かりやすいが、この単位だと今にも射たれそうな気がするしな。
「ミサイル2「発」はいつでも発射できる状態で・・・」
まあいい。
発射台が「基」というのは、分かりやすい。
しかし、移動式(列車や自走式台車)の場合には、動いているときは「台」とか「両」なんだろう。
発射の際に、停まって固定されるから「基」になるわけだ。
んじゃあ、動きながら発射したら、どーする!?。
もう、どうにでもしてくれ・・・。
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