エジプト・紅海ツアー(レッドシーツアー)の研究(その3)ツタンカーメンの呪い ― 2019年09月08日 08:40
エジプト・紅海ツアー(レッドシーツアー)の研究(その3)ツタンカーメンの呪い
いつになったら、ダイビングの話に辿り着くのか、書いている本人にも分からないレッドシーツアーの研究。
日程的には、まだ、2日目のカイロ観光の話だ。
なにしろ、数千年の歴史を持つエジプト(現国名はエジプト・アラブ共和国)の観光だからな。
少しくらい間延びしても、想定の範囲内だ。
前回は、ツタンカーメンの黄金のマスクが収められているエジプト考古学博物館が、近々建て替え(新設?)されて、ギザ近くにオープンするという話まで書いた。
まあ、どうでもいいんですが。
問題なのは、収蔵されているツタンカーメンの黄金のマスクにまつわる、あまりにも有名なこの話だな。
(王家の呪い)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E5%AE%B6%E3%81%AE%E5%91%AA%E3%81%84
「エジプト王家の墳墓を発掘する者には呪いがかかる、という信仰である。」
「1920年代のエジプトにおいて、王家の谷でツタンカーメンの墳墓を発掘してミイラをとりだしたカーナヴォン卿および発掘に関係した数名らが、発掘作業の直後次々と急死したとされる出来事からこうした伝説が生まれ、現在まで語り継がれている」
民放のスペシャル番組的ノリだが、もちろん、実際に呪われたわけではない。
「墓の開封に立ち会った人で実際に急死したのはカーナヴォン卿だけであり、そのカーナヴォン卿も発掘以前に髭を剃っていた時に誤って蚊に刺された跡を傷つけたことにより熱病に感染し、肺炎を併発したことが死因であることが確認されている。」
なーんだ・・・。
「呪いの真相については、ハワード・カーターと独占契約を結んだタイムズに対抗した他の新聞社が、発掘関係者が死亡するたびに「王家の呪い」と報じたことが原因である」
ネットには、もっとおどろおどろしい記事が載っていた。
(止まらない死の連鎖「ツタンカーメンの呪い」)
http://www.nazotoki.com/noroi.html
「その前兆は墓の入口が発見された1922年11月4日に起きていた。」
「カーターが飼っていたカナリアがコブラに食べられてしまったのだ。カナリアはエジプトで幸運の鳥とされていた。その幸運の鳥がツタンカーメンの墓を発見した直後に死んでしまうとは、なんという不吉な出来事だろうか。」
「偉大なるファラオの墓にふれた者に、死はその素早き翼をもって飛びかかるであろう。」(封印されていたツタンカーメンの墓の入口に刻まれていた碑文?:後述)
「墓の開封にも立ち会ったカーナヴォン卿が発掘の翌年4月に原因不明の高熱で急死。」
「同じ時、カイロ中の電気が停電した。」
停電は、あんま関係ないような気も・・・。
「墓の開封に立ち会った考古学者のアーサー・メイスも急死。同じく開封に立ち会ったアラン・ガーディナー、ジェイムズ・ブレステッド、ハーバート・ウィンロック、アーサー・キャレンダー、リチャード・ベセルも相次いで死亡。」
「さらにはツタンカーメンのミイラの検査を行なったダグラス・デリーが肺虚脱で亡くなり、同じく検査を行なったアルフレッド・ルーカスも同時期に急死した。」
「犠牲者はこの後も続き、1930年までにツタンカーメンの墓の発掘に関わった22人が死亡。1930年まで生き残ったのはわずかに1人だけであった。」
まあ、自然死した人もいただろうし、全てを呪いと結び付けるのは無理があるような気もする。
「その真相を調べてみると、実はデタラメと誇張のオンパレードだということがわかる。」
「入口にあったとされる呪いの碑文の方は完全なデッチ上げで、そのような碑文の存在は確認されていない。」
やれやれ・・・。
「カイロで停電が起きた件は、当時の電力事情が非常に不安定で、日頃から頻繁に停電が起きていたことを知っていれば驚くにはあたらない。」
まあ、そうだろうな。
「「発掘に関わった者のうち、1930年まで生き残ったのはわずかに1人だけだった」という話は、まったくのデタラメ」
詳細は、記事をお読みいただきたい。
では、ツタンカーメンの呪いは、全くのデタラメで、何の根拠もないんだろうか?。
不自然に早死にした人が、そもそも関係者の中でいないのだから、デタラメといってしまえばそれまでだ。
が、死者の墓を暴いて副葬品を略奪し、それを展示して金儲けしている人々に天罰が下るという話はありそうな話だ。
真の呪いは、後になって黄金のマスクを見に訪れる観光客に掛かってくるのかもしれないじゃないの!(そんなあ!!)。
マスクの髭がポロリと落ちたのを、やっつけ仕事で修復した接着剤がはみだしてるのを見つけたりしたら、一大事だ・・・。
みぃーたぁーなーぁ?(幽霊かよ!?)。
ダイビング中に、マスク繋がりで、水中マスクが吹っ飛んじまうかもしれないしな(予備マスク持ってこうかな・・・)。
水中で、誰かにフィンを引っ張られて振り返ったらファラオの亡霊がいたりして(古代エジプトでは、ダイビングもしてたのかあ?)。
まあいい。
鬼神を語らぬ現代科学の信奉者を自任する浮沈子としては、この手の話に与するわけにはいかない。
しかし、やっぱ気になるよなあ。
ツアー中は、無茶な行いはせず、安全重視でいきたいもんだな・・・。
いつになったら、ダイビングの話に辿り着くのか、書いている本人にも分からないレッドシーツアーの研究。
日程的には、まだ、2日目のカイロ観光の話だ。
なにしろ、数千年の歴史を持つエジプト(現国名はエジプト・アラブ共和国)の観光だからな。
少しくらい間延びしても、想定の範囲内だ。
前回は、ツタンカーメンの黄金のマスクが収められているエジプト考古学博物館が、近々建て替え(新設?)されて、ギザ近くにオープンするという話まで書いた。
まあ、どうでもいいんですが。
問題なのは、収蔵されているツタンカーメンの黄金のマスクにまつわる、あまりにも有名なこの話だな。
(王家の呪い)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E5%AE%B6%E3%81%AE%E5%91%AA%E3%81%84
「エジプト王家の墳墓を発掘する者には呪いがかかる、という信仰である。」
「1920年代のエジプトにおいて、王家の谷でツタンカーメンの墳墓を発掘してミイラをとりだしたカーナヴォン卿および発掘に関係した数名らが、発掘作業の直後次々と急死したとされる出来事からこうした伝説が生まれ、現在まで語り継がれている」
民放のスペシャル番組的ノリだが、もちろん、実際に呪われたわけではない。
「墓の開封に立ち会った人で実際に急死したのはカーナヴォン卿だけであり、そのカーナヴォン卿も発掘以前に髭を剃っていた時に誤って蚊に刺された跡を傷つけたことにより熱病に感染し、肺炎を併発したことが死因であることが確認されている。」
なーんだ・・・。
「呪いの真相については、ハワード・カーターと独占契約を結んだタイムズに対抗した他の新聞社が、発掘関係者が死亡するたびに「王家の呪い」と報じたことが原因である」
ネットには、もっとおどろおどろしい記事が載っていた。
(止まらない死の連鎖「ツタンカーメンの呪い」)
http://www.nazotoki.com/noroi.html
「その前兆は墓の入口が発見された1922年11月4日に起きていた。」
「カーターが飼っていたカナリアがコブラに食べられてしまったのだ。カナリアはエジプトで幸運の鳥とされていた。その幸運の鳥がツタンカーメンの墓を発見した直後に死んでしまうとは、なんという不吉な出来事だろうか。」
「偉大なるファラオの墓にふれた者に、死はその素早き翼をもって飛びかかるであろう。」(封印されていたツタンカーメンの墓の入口に刻まれていた碑文?:後述)
「墓の開封にも立ち会ったカーナヴォン卿が発掘の翌年4月に原因不明の高熱で急死。」
「同じ時、カイロ中の電気が停電した。」
停電は、あんま関係ないような気も・・・。
「墓の開封に立ち会った考古学者のアーサー・メイスも急死。同じく開封に立ち会ったアラン・ガーディナー、ジェイムズ・ブレステッド、ハーバート・ウィンロック、アーサー・キャレンダー、リチャード・ベセルも相次いで死亡。」
「さらにはツタンカーメンのミイラの検査を行なったダグラス・デリーが肺虚脱で亡くなり、同じく検査を行なったアルフレッド・ルーカスも同時期に急死した。」
「犠牲者はこの後も続き、1930年までにツタンカーメンの墓の発掘に関わった22人が死亡。1930年まで生き残ったのはわずかに1人だけであった。」
まあ、自然死した人もいただろうし、全てを呪いと結び付けるのは無理があるような気もする。
「その真相を調べてみると、実はデタラメと誇張のオンパレードだということがわかる。」
「入口にあったとされる呪いの碑文の方は完全なデッチ上げで、そのような碑文の存在は確認されていない。」
やれやれ・・・。
「カイロで停電が起きた件は、当時の電力事情が非常に不安定で、日頃から頻繁に停電が起きていたことを知っていれば驚くにはあたらない。」
まあ、そうだろうな。
「「発掘に関わった者のうち、1930年まで生き残ったのはわずかに1人だけだった」という話は、まったくのデタラメ」
詳細は、記事をお読みいただきたい。
では、ツタンカーメンの呪いは、全くのデタラメで、何の根拠もないんだろうか?。
不自然に早死にした人が、そもそも関係者の中でいないのだから、デタラメといってしまえばそれまでだ。
が、死者の墓を暴いて副葬品を略奪し、それを展示して金儲けしている人々に天罰が下るという話はありそうな話だ。
真の呪いは、後になって黄金のマスクを見に訪れる観光客に掛かってくるのかもしれないじゃないの!(そんなあ!!)。
マスクの髭がポロリと落ちたのを、やっつけ仕事で修復した接着剤がはみだしてるのを見つけたりしたら、一大事だ・・・。
みぃーたぁーなーぁ?(幽霊かよ!?)。
ダイビング中に、マスク繋がりで、水中マスクが吹っ飛んじまうかもしれないしな(予備マスク持ってこうかな・・・)。
水中で、誰かにフィンを引っ張られて振り返ったらファラオの亡霊がいたりして(古代エジプトでは、ダイビングもしてたのかあ?)。
まあいい。
鬼神を語らぬ現代科学の信奉者を自任する浮沈子としては、この手の話に与するわけにはいかない。
しかし、やっぱ気になるよなあ。
ツアー中は、無茶な行いはせず、安全重視でいきたいもんだな・・・。
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