🐱ウクライナ降伏不可避:アムネスティの告発 ― 2022年08月05日 18:45
ウクライナ降伏不可避:アムネスティの告発
ロイターとAFP(時事通信)が報じていたので、元記事を当たった。
(ウクライナの戦闘戦術は民間人を危険にさらす
2022 年 8 月 3 日)
https://www.amnestyusa.org/press-releases/ukrainian-fighting-tactics-endanger-civilians/
「・学校や病院などの住宅地に設置された軍事基地
・人口密集地域からの攻撃
・このような違反は、ロシアの無差別攻撃を正当化するものでは決してありません。」
報道されている話と大差ない。
(ウクライナ、民間人居住地域に軍事拠点 アムネスティが批判)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-amnesty-idJPKBN2PA29E
「一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、アムネスティはロシアのウクライナ侵攻を後押ししており「責任を加害者から被害者に転嫁しようとしている」と強く反論した。」
まあ、当然反発するだろうな。
「ゼレンスキー大統領は「ロシアによるウクライナ攻撃が正当化されるような条件は、決して存在しない」と強く反論。クレバ外相もアムネスティに「偽りの現実を作り出すのをやめる」よう求めた。」
報告の具体的内容に対する事実誤認等の指摘は報道されていない。
時事通信(英語版)が、やや詳細を報じている。
(ウクライナ軍が民間人を危険にさらす-アムネスティ)
https://jen.jiji.com/jc/eng_afp?k=20220805043339a
「キエフは、権利グループがロシアの侵略軍の行動と祖国を守るウクライナ人の行動との間に誤った同等性を引き出していると述べた.」
「アムネスティはテロリスト国家に恩赦を与え、責任を加害者から被害者に移そうとした、とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は木曜日に毎日の演説で述べた。」
「ロシアによるウクライナへの攻撃が正当化される条件は、たとえ仮説上であってもありません。私たちの国に対する攻撃は、挑発的ではなく、侵略的であり、テロリストです。」
「被害者と加害者が何らかの形で同等であると思われる報告を誰かが作成した場合、被害者に関するデータが分析され、同時に加害者の行動が無視された場合、これは容認できないと彼は付け加えた.」
ことは戦争だからな・・・。
いろいろなことはあるだろうけど、被害を被っているウクライナの人々にしてみれば、どっちから弾が飛んできたとしても、当たれば同じだ。
「大統領補佐官のミハイロ・ポドリャク氏は、(中略)アムネスティがクレムリンの偽情報の拡散に加担していると示唆した。」
やや過剰とも思われる反発は、おそらくアムネスティの報告が事実だからに違いない。
占領した地域に於いて、ロシアもまた、同じ様なことをやるかも知れない。
現に、ロシア側が原発を軍事拠点としているという話もある。
ロシア側に占領された地域に住んでいるのは、紛れもなくウクライナ人であり、ウクライナ側が反転攻勢をかけて攻撃するということは、同胞の命を危険に晒すことになりかねない。
兵器の攻撃精度や、攻撃目標の情報誤りや、偽情報を含む情報戦やら何やらで誤爆したり、或いは、意図的な民間施設の破壊がないわけではないだろう。
侵略戦争を仕掛けているのはロシアだから、まあ、一方的に悪いと言ってもいいだろうけど、じゃあ、だからといって、何をやってもいいわけじゃなかろうという話なわけだ。
それに対するキエフ指導部の、やや過剰な反発の方が気になる。
浮沈子が以前から気になっている、供与された武器弾薬の横流しの話もあるしな。
ロシアのウクライナ侵攻から半年近くが経っている。
穀物輸出は再開されたようだが、停戦の見通しは全くない。
プーチンは、自分が死ぬまで攻撃をやめる気はないかも知れない。
10年でも、20年でも。
NATOも、長期戦略に切り替え始めたようだ。
(NATO、ウクライナ兵器供給増で防衛産業と協力 長期戦に備え=事務総長)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-nato-russia-idJPKBN2PA1UU
「これまでも多くの支援を行ってきたが、支援をさらに拡大し、長期戦に備える必要がある」
「防衛産業と緊密に連絡を取り、より多くの種類の弾薬や兵器などを提供できるよう取り組んでいる」
その弾薬や兵器で殺される兵士や、意図的であれ偶発的であれ、巻き添えになる市民にしてみれば、たまったもんじゃない。
もっとよこせと言うウクライナ当局と、ウクライナのことはウクライナが決めると言いながら、続々と送り続ける西側諸国。
浮沈子の妄想の中では、いつか、米国がバルブを閉めると確信しているんだがな。
もう少し、ロシアを消耗させてからにしようと考えているのかも知れない。
米国人が死ぬわけじゃないし・・・。
「軍が何をするかについて、私たちは発言権を持っていませんが、その代償は払っています」(初出のアムネスティの記事より)
戒厳令下のウクライナに於いては、市民はただただ殺されるだけだ。
ロシアが撤退するまで徹底抗戦すると主張している、現政権を選んだツケを払い続けるしかない。
東アジアでは、米国下院議長の訪台で、中国がブチ切れているしな(勢い余って、我が国のEEZにまでミサイルぶち込んじまうし!)。
やれやれ・・・。
誘導精度に問題があるのか(浮沈子は、こっちと見ているけどな)、半ば意図的なのか。
まあ、どうでもいいんですが。
ウクライナ降伏不可避。
浮沈子の見立ては変わらない。
しかし、長期戦は外野(米国やNATOなど)も含めて避けがたい状況になってきた。
年内に落ち着く見通しもない。
年越しは堅い所だろう。
その間にも、犠牲者の数は増え続け、人々は苦しみ、施設や文化は破壊される。
戦争など続けていて、いいことなんて一つもない。
それで権力基盤を維持したり、経済的利益を追求したりしているのが誰なのかを、しっかり見ていく必要があるだろうな・・・。
ロイターとAFP(時事通信)が報じていたので、元記事を当たった。
(ウクライナの戦闘戦術は民間人を危険にさらす
2022 年 8 月 3 日)
https://www.amnestyusa.org/press-releases/ukrainian-fighting-tactics-endanger-civilians/
「・学校や病院などの住宅地に設置された軍事基地
・人口密集地域からの攻撃
・このような違反は、ロシアの無差別攻撃を正当化するものでは決してありません。」
報道されている話と大差ない。
(ウクライナ、民間人居住地域に軍事拠点 アムネスティが批判)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-amnesty-idJPKBN2PA29E
「一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、アムネスティはロシアのウクライナ侵攻を後押ししており「責任を加害者から被害者に転嫁しようとしている」と強く反論した。」
まあ、当然反発するだろうな。
「ゼレンスキー大統領は「ロシアによるウクライナ攻撃が正当化されるような条件は、決して存在しない」と強く反論。クレバ外相もアムネスティに「偽りの現実を作り出すのをやめる」よう求めた。」
報告の具体的内容に対する事実誤認等の指摘は報道されていない。
時事通信(英語版)が、やや詳細を報じている。
(ウクライナ軍が民間人を危険にさらす-アムネスティ)
https://jen.jiji.com/jc/eng_afp?k=20220805043339a
「キエフは、権利グループがロシアの侵略軍の行動と祖国を守るウクライナ人の行動との間に誤った同等性を引き出していると述べた.」
「アムネスティはテロリスト国家に恩赦を与え、責任を加害者から被害者に移そうとした、とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は木曜日に毎日の演説で述べた。」
「ロシアによるウクライナへの攻撃が正当化される条件は、たとえ仮説上であってもありません。私たちの国に対する攻撃は、挑発的ではなく、侵略的であり、テロリストです。」
「被害者と加害者が何らかの形で同等であると思われる報告を誰かが作成した場合、被害者に関するデータが分析され、同時に加害者の行動が無視された場合、これは容認できないと彼は付け加えた.」
ことは戦争だからな・・・。
いろいろなことはあるだろうけど、被害を被っているウクライナの人々にしてみれば、どっちから弾が飛んできたとしても、当たれば同じだ。
「大統領補佐官のミハイロ・ポドリャク氏は、(中略)アムネスティがクレムリンの偽情報の拡散に加担していると示唆した。」
やや過剰とも思われる反発は、おそらくアムネスティの報告が事実だからに違いない。
占領した地域に於いて、ロシアもまた、同じ様なことをやるかも知れない。
現に、ロシア側が原発を軍事拠点としているという話もある。
ロシア側に占領された地域に住んでいるのは、紛れもなくウクライナ人であり、ウクライナ側が反転攻勢をかけて攻撃するということは、同胞の命を危険に晒すことになりかねない。
兵器の攻撃精度や、攻撃目標の情報誤りや、偽情報を含む情報戦やら何やらで誤爆したり、或いは、意図的な民間施設の破壊がないわけではないだろう。
侵略戦争を仕掛けているのはロシアだから、まあ、一方的に悪いと言ってもいいだろうけど、じゃあ、だからといって、何をやってもいいわけじゃなかろうという話なわけだ。
それに対するキエフ指導部の、やや過剰な反発の方が気になる。
浮沈子が以前から気になっている、供与された武器弾薬の横流しの話もあるしな。
ロシアのウクライナ侵攻から半年近くが経っている。
穀物輸出は再開されたようだが、停戦の見通しは全くない。
プーチンは、自分が死ぬまで攻撃をやめる気はないかも知れない。
10年でも、20年でも。
NATOも、長期戦略に切り替え始めたようだ。
(NATO、ウクライナ兵器供給増で防衛産業と協力 長期戦に備え=事務総長)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-nato-russia-idJPKBN2PA1UU
「これまでも多くの支援を行ってきたが、支援をさらに拡大し、長期戦に備える必要がある」
「防衛産業と緊密に連絡を取り、より多くの種類の弾薬や兵器などを提供できるよう取り組んでいる」
その弾薬や兵器で殺される兵士や、意図的であれ偶発的であれ、巻き添えになる市民にしてみれば、たまったもんじゃない。
もっとよこせと言うウクライナ当局と、ウクライナのことはウクライナが決めると言いながら、続々と送り続ける西側諸国。
浮沈子の妄想の中では、いつか、米国がバルブを閉めると確信しているんだがな。
もう少し、ロシアを消耗させてからにしようと考えているのかも知れない。
米国人が死ぬわけじゃないし・・・。
「軍が何をするかについて、私たちは発言権を持っていませんが、その代償は払っています」(初出のアムネスティの記事より)
戒厳令下のウクライナに於いては、市民はただただ殺されるだけだ。
ロシアが撤退するまで徹底抗戦すると主張している、現政権を選んだツケを払い続けるしかない。
東アジアでは、米国下院議長の訪台で、中国がブチ切れているしな(勢い余って、我が国のEEZにまでミサイルぶち込んじまうし!)。
やれやれ・・・。
誘導精度に問題があるのか(浮沈子は、こっちと見ているけどな)、半ば意図的なのか。
まあ、どうでもいいんですが。
ウクライナ降伏不可避。
浮沈子の見立ては変わらない。
しかし、長期戦は外野(米国やNATOなど)も含めて避けがたい状況になってきた。
年内に落ち着く見通しもない。
年越しは堅い所だろう。
その間にも、犠牲者の数は増え続け、人々は苦しみ、施設や文化は破壊される。
戦争など続けていて、いいことなんて一つもない。
それで権力基盤を維持したり、経済的利益を追求したりしているのが誰なのかを、しっかり見ていく必要があるだろうな・・・。
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