🐱スターシップ:酸素フィルター2024年02月29日 00:17

スターシップ:酸素フィルター


(SpaceX、FAAのハードルをクリアしスターシップの異常の原因を明らかに
「1つのエンジンがエネルギー的に故障する前に、いくつかのエンジンが停止し始めました。」)
https://arstechnica.com/space/2024/02/faa-closes-starship-inquiry-and-spacex-details-causes-of-november-accidents/

「スーパーヘビーブースターの次のステップは、メキシコ湾に軟着陸するために一連の燃焼を実行することでした。最初の燃焼の一環として、ロケットのエンジン 13 個が点火する予定でした。」

「この燃焼中、1つのエンジンがエネルギー的に故障する前にいくつかのエンジンが停止し始め、すぐに計画外のブースターの迅速な分解につながった」

「車両の破損は飛行開始から3分半以上経過した時点で、メキシコ湾上空の高度約90キロメートルで発生した。」

IFT2における1段目の失敗について、原因が明らかになったと報じられている(正確には、最も可能性が高いと思われる原因を特定し、必要な対策を施した:上手く機能するかどうかは、IFT3次第)。

2段目の状況の詳述もあるが、割愛する。

「その後、この問題はラプターエンジンへの液体酸素の供給の問題に関連していることが判明した。」

「ブースターRUDの最も可能性の高い根本原因は、液体酸素がエンジンに供給されるフィルターの詰まりであり、それがエンジン酸化剤ターボポンプの入口圧力の損失を引き起こし、最終的には1台のエンジンが故障して損失をもたらしたものであると判明した」車両の」(S社:RUD(rapid unscheduled disassembly:計画外の迅速な分解)←うーん、単なる爆発!。)

「SpaceXはその後、将来のブースター酸化剤タンク内のハードウェアの変更を実装し、推進剤の濾過能力を向上させ、信頼性を高めるために動作を洗練しました。」

他にもいろいろ話題はあるが、今まで未解明だった話がようやく明らかになった。

次に飛ばしてみなければ、上手くいくかどうかは分からない。

物理の神様が合格点をくれて、幸運の女神さまがニッコリ微笑んでくれればよし、さもなければ、再び爆発炎上木っ端微塵(RUDでもいいんですが)なわけだ。

んなもん、壊してみなけりゃ分らんだろう!?。

「スペースXは声明の中で、これらの問題を解決するためにスーパーヘビーステージとスターシップステージに変更を加えていると述べた。同社はまた、Starship の上段 Raptor エンジン用の新しい電子推力ベクトル制御システムの追加と、打ち上げ前の推進剤装填作業の迅速化により、Starship の全体的な性能の向上も目指しています。」

「規制プロセスが完了するのは3月初旬から中旬が妥当なスケジュール」(米連邦航空局の商業宇宙輸送部門の管理者ケルビン・コールマン氏)

酸素フィルターの詰まりで、燃料(推進剤)供給が不安定になってエンジンが故障するというのは、素人の浮沈子にはよく分からないトラブルだ。

2段目は、余剰に積み込まれた酸素をベントしたことが原因と分かっている。

1段目は、酸素が詰まって足りなくなった。

やれやれ・・・。

2度あることは3度あるのか、3度目の正直なのか、てなもんや三度笠なのか(ワケワカ・・・)。

(てなもんや三度笠)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%82%82%E3%82%93%E3%82%84%E4%B8%89%E5%BA%A6%E7%AC%A0

「商品名とかけた「俺がこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー!」や、「非ッ常にキビシ〜ッ!!」、「許して…チョーダイ!!」などの流行語も生み出した。」

まあ、どうでもいいんですが。

IFT3が失敗したら、「許して…チョーダイ!!」というところか・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(三度笠)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%BA%A6%E7%AC%A0

「江戸、京都、大坂の三ヶ所を巡る毎月三度8のつく日に出発させていた飛脚(定飛脚)のことを三度飛脚と呼び、彼らが身に着けていた事からその名が付いた。」

ホント、どーでもいーんですが。

つーことは、あれだな、IFT3の日程は、3月8日かもな・・・。