😼水泳大会:申し込み2024年11月07日 14:33

水泳大会:申し込み


通っているフィットネスの合同水泳大会(オールジェクサースイムフェスティバル)に参加を申し込んだ。

(第26回オールジェクサースイムフェスティバル申込み開始しました)
https://jexer.jp/fitness/higashikanagawa/news/2024.11.02_.html

ニュース記事なので、リンク切れの際はご容赦を。

「ジェクサー全店舗対抗形式の水のお祭りです。」

★ ☆ 第26回オールジェクサースイムフェスティバル ☆ ★
■期 日 :2025年1月26日(日)
■場 所 :横浜国際プール サブプール(北山田駅徒歩8分)
■時 間 :11:45開会式・17:30閉会式(予定)
■参加対象:個人会員さま・法人会員さま
■参加費 :4,400円(税込)
■申込期間:2024年11月1日(金)~2024年12月10日(火)
※申込最終日が休館日の店舗は、前日までとなります。
■申込種目:個人種目2種目+リレー最大2種目
■申込方法:WEBサービスのイベントより事前予約後、店舗にて本申込と入金
※店頭での本申込時に参加種目選択、エントリータイムを記入していただきます。

過去に2回ほど参加しているけど、最近はサボっていた(それも、サボリって言うのかあ?)。

まあいい。

久々の参加で、ちょっと緊張している。

緊張の訳はもう一つある。

参加種目は2種目選べるんだが、得意の50mフィンスイム(まあ、一応、ダイビングのインストラクターですから)が種目から消えている。

参加することに意義があるから(そうなのかあ?)、いつもは、フィンスイムと平泳ぎ25m(飛び込んで一掻き一蹴りすると、7回くらい漕ぐとゴールなので楽でいい!)に参加していたんだが、平泳ぎはいいとしてもう1つを何にするかが問題だ。

で、思い切って、100m個人メドレーに申し込んだ。

100mだってえ?。

普段、連続して泳いだことないんですけど・・・。

まあ、背泳ぎはテキトーに休めるし、平泳ぎは8回くらい漕げばいいから、最初のバタフライと最後のクロールだけ頑張ればいい(ちなみに、浮沈子はクロールのブレスが苦手です)。

バタフライは飛び込みがあるから、多少距離を稼げるしな。

試したことはないけど、数回ドルフィンキックして浮き上がってくれば、6回くらい漕げば対岸にたどり着けるはずだ(普段の壁蹴りでは9回くらい)。

そこから両手タッチして背泳ぎへのターンは、昨日練習した(先月から、水泳教室ではターンの練習をやっています)。

仰向けになって頭を入れてから、上に上がらずに(背中で水を受けないように)、そのまま壁を蹴るのがコツ(頭は、若干水没するけど、そこは我慢!)。

浮沈子は、背泳ぎの水中スタートもできないからな(鼻に水が入る!)。

最大の難関は、背泳ぎから平泳ぎへのターンだ。

右手で壁タッチしたら、肘を壁に寄せ、横向きに足を壁に着けるのがミソ。

平泳ぎの両手タッチからクロールへのターンは、昨日の水泳教室のセンセは合格をくれた(特に難しいこともないしな)。

4泳法自体は、それぞれ単独なら25m泳ぐことはできる。

しかし、25m×4=100mと単純に考えることは、もちろん出来ない。

「100m連続して泳ぐコツって何ですかあ?」

・バタフライは、60パーセントくらいの気持ちで抑えて泳ぐこと
・背泳ぎは、バタフライの疲れでペースが落ちがちなので、気分的には頑張ること
・平泳ぎは、伸びやかに泳ぐこと(これが意外と難しい!)
・最後のクロールは全力ダッシュ!!!(そうだったかあ?)

まあ、どうでもいいんですが。

現在の水泳教室の田中センセは、全国大会で決勝上位に入る現役の競技スイマーだから、そのアドバイスは参考になる。

参考にはなるけど、ジジイな浮沈子の身体が付いていくかどうかは別の話だ。

疲れたら、ターンの時に、しばらく休んでから泳げばいいや(そんなあ!)。

個人メドレーは、初めてのエントリーだからな。

今回はタイム(記録)の問題ではない(個人的には「新」記録だし:そういうことかあ?)。

来年は、その自己記録がプレッシャーになるわけだから、なるべく遅く泳いでおいた方がいいかも(そうなのかあ?)。

目標は「完泳」だ。

後になって気づいたんだが、種目の中には25m板キックというのもある(えーと、バタ足も苦手ですが)。

やっぱ、こっちにしとけば良かったかなあ・・・。

🚀スターシップ:IFT-6:打ち上げ迫る2024年11月07日 20:57

スターシップ:IFT-6:打ち上げ迫る
スターシップ:IFT-6:打ち上げ迫る


(スペースX、スターシップの6回目のテスト飛行の離陸予定日を発表)
https://www.teslarati.com/spacex-reveals-when-sixth-starship-test-flight-could-take-off/

「同社は水曜日、IFT-6 の最短の機会が今日から約 1 週間半後の 11 月 16 日月曜日に予定されていると明らかに」

残念、11月16日は月曜日じゃない(世界的にもな)。

引用されているS社のXの記事・・・。

「Next up: the sixth flight test of Starship is targeted to launch as early as Monday, November 18」(次は、スターシップの 6 回目の飛行テストが 11 月 18 日月曜日に早ければ打ち上げられる予定です)

ちゃんと18日って書いてあんじゃん!?。

まあいい。

テスララティには、詳しい内容は書かれていない。

(スペースX、スターシップの次回飛行を11月中旬に予定)
https://spacenews.com/spacex-plans-next-starship-flight-for-mid-november/

「スペースXは、10月の前回の飛行から段階的な変更を加え、次回のスターシップの試験飛行を11月18日にも予定している。」

こっちは、ちゃんと18日になってるな・・・。

「宇宙船とブースターの能力の限界を広げ、システム全体の再利用をオンラインで実現することに近づく」

いささかワケワカだが、2段目の再使用に向かって機体を改良するためのデータ取りをするようだ。

「スターシップは最終降下中にもより高い迎え角で飛行し、「将来の着陸プロファイルに関するデータを取得するために、意図的にフラップ制御の限界に挑戦する」予定」

「再突入の観測を支援するため、SpaceX はこのミッションの打ち上げ時間を変更しています。これまでの打ち上げはスターベースで午前中に行われていましたが、今回の飛行は東部時間午後 5 時から 30 分間の時間帯に打ち上げられる予定です。これにより、スターシップの着水は、以前のように夜間ではなく、日中にインド洋で行われることになります。」

この点は重要だな。

注目点としては、軌道離脱燃焼のための宇宙空間におけるラプターの再点火、熱保護テストなども予定されている。

「飛行テストでは、新しい二次熱保護材料を評価し、将来の宇宙船のキャッチを可能にするハードウェアとして研究されている場所で、宇宙船の両側の熱シールドタイルのセクション全体を除去します」

これもいささかワケワカだ(<以下追加>参照)。

スーパーヘビーブースターの改良も施される。

「同社によれば、ブースターの推進システムにさらなる冗長性を組み込み、特定されていない「主要部分」の構造強度を高め、帰還後にブースターから推進剤を取り除く時間を短縮している」

「ブースターの打ち上げと帰還に関するソフトウェア制御とコミット基準も更新した」

これについては、音声データが流出したという別記事が上がってたな。

「スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者が10月25日に投稿した短い音声録音では、スペースXの担当者が、前回のスーパーヘビーのキャッチではブースターのラプターエンジンに関連する「誤った設定」パラメータが原因で、あと1秒で中止するところだったと話しているのが聞こえる。」

まあ、どうでもいいんですが。

アルスのエリックバーガーも記事を上げている。

(次回のスターシップの打ち上げは2週間以内に行われるかもしれない)
https://arstechnica.com/space/2024/11/the-next-starship-launch-may-occur-in-less-than-two-weeks/

「今回の飛行のためのハードウェアのアップグレードにより、ブースターの推進システムに冗長性が加わり、主要部分の構造強度が高まり、キャッチ成功後にブースターから推進剤を排出するまでの時間が短縮された」「ミッション設計者は、ブースターの打ち上げと帰還に関するソフトウェア制御とコミット基準も更新した。」「いくつかの熱保護実験と運用変更により、スターシップの能力の限界をテストし、船のキャッチアンドリユース計画に役立つ飛行データを生成します」「飛行テストでは、新しい二次熱保護材料を評価し、将来の乗り物にキャッチを可能にするハードウェアとして研究されている場所で、船の両側の熱シールドタイルのセクション全体を取り外します。また、船は降下最終段階で意図的に高い迎え角で飛行し、フラップ制御の限界を意図的に強調して、将来の着陸プロファイルに関するデータを取得します。」

この辺りは同じだな。

「ロケットの6基あるエンジンのうち1基を飛行中に再点火する。」

真空ラプターの方だと思われる(未確認)。

「早ければ来年前半にも Starlink 打ち上げの道が開かれることになるだろう。」

エリックバーガーはそう言ってるが、2段目使い捨てとしても、いささか気が早いのではないのかあ?。

7回目の飛行テストからは、ハードウェアが刷新されるという情報もある。

「SpaceXの最新情報では、これがスターシップ機の初期バージョンの最後の飛行となることも確認されており、次世代機には再設計された前方フラップ、より大きな推進剤タンク、新しいタイルと二次熱保護層が含まれる予定」

いずれにしても、IFT-6は間もなく行われる。

浮沈子的には、以下の部分に注目だな。

「・・・船は降下最終段階で意図的に高い迎え角で飛行し、フラップ制御の限界を意図的に強調して、将来の着陸プロファイルに関するデータを取得します。」(再掲)

つまりだな、IFT-4と5で、フラップがボロボロになりながら曲がりなりにも制御落下を行ったところを、敢えて「フラップ制御の限界」にチャレンジするということなわけだ。

墜落激突爆発炎上木っ端微塵・・・。

いや、期待してませんよ、んなこと!(ホントかあ?)。

夜間の着陸(着水)を、昼間に変更して、よく観察できるようにするわけだからな。

白日の下に晒すわけだ。

失敗を恐れないS社の開発手法。

やっぱ、前回のIFT-5でフラップ近辺の断熱材には問題があったことが、間接的にせよ確認できた(改良するって言ってるからな)。

「いくつかの熱保護実験と運用変更」「新しい二次熱保護材料を評価」(再掲)

今回、フラップの限界を試すということは、その辺りの熱保護にも、ある程度の目途が立っているのかもしれない(未確認)。

逆に言えば、現在の機体では、これ以上の改良(着陸プロファイルなどの運用も含めて)が見込めず、そのためのデータ取りに徹するということなわけだ。

限界まで追い込んで、貴重なデータを得る。

フラップの強度限界なんて、壊してみなけりゃ分からんだろう?。

規制当局(FAA)は、無難に飛んでもらいたいんだろうけど、S社はそんなことにはお構いなしだ(そうなのかあ?)。

インド洋上で木っ端微塵になるなんてのは、とっくに織り込み済みということだな。

このところ、S社らしからぬ停滞(段階を踏んで着実に開発を進める手堅い手法?)が見え隠れして、浮沈子的には不満だったが、IFT-6には少し期待してもいいかもな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(スペースX、新型ロケット「スターシップ」第6回飛行試験を11月19日以降に実施へ)
https://sorae.info/space/20241108-starship-ift6.html#google_vignette

「また、Starship宇宙船はSuper Heavyブースターと同様に発射台へ帰還させてロボットアームでキャッチすることが今後予定されており、そのために必要なハードウェアが取り付けられる部分を対象に、機体両側の耐熱タイルの一部が取り外されます。」

ははあ、そういう意味だったんだ・・・。

メカジラでキャッチするためのハードポイントを設置するためには、従来の耐熱タイルは剥がさないといけないからな。

じゃあ、そこはむき出しの地金になるわけで、材料の選定、何らかの耐熱対策を施さなければならない。

「新しい二次熱保護材料を評価」と言っているのは、そのことなのかもしれない。

部分的に、アブレーターだけで熱対策することもあるのかもな(未確認)。

まあいい。

再突入最終段階で、かなり追い込んだマニューバを試すというのは、なかなかアグレッシブな取り組みだ。

詳細は不明だけど、迎え角を大きくとるということは、垂直に降下するベリーフロップからのネコ着地(最終段階でロケット噴射などで90度姿勢を変更して垂直着陸する)が改善される可能性がある。

あんな操縦では、有人での運用は不可能だからな。

そうはいっても、大気圏内でマニューバするには不向きな寸胴の機体形状と、限られた自由度の4枚のフラップで、速度が落ちた状況での着陸寸前の姿勢制御を行うのは難しいだろう。

搭載する燃料の量にもよるけど、ベリーフロップでの終端速度からの急速な減速に比べて、緩やかな減速と精密な着地(メカジラキャッチ)を実現するかはかなりな難題だ。

要求される精度は、数センチだからな。

風の影響も無視できないに違いない。

でも、まあ、有翼のドローンとかは、ほぼ自動操縦で滑走路に着陸しているわけだし、2段目のエンジンのジンバルや姿勢制御用の噴射(コールドガス?)も使えるわけだから、空力以外での制御手段を活用すれば、何とかなるのかもしれない。

旅客機とかは、横風で着陸するときは、いろいろ難しいからな。

横方向へのコールドガス噴射が欲しくなるに違いない(そうなのかあ?:機体強度の問題もあるし・・・)。

船の着岸だって、サイドスラスターとか使えれば、風邪や流れがあっても楽ちんだしな。

まあ、どうでもいいんですが。

前にも書いたけど、メカジラキャッチというのは、確かに着陸脚(ランディングギア)を機体側に装備しなくていいという大きなメリットがあるけど、逆に言えば、メカジラがなければ着陸できないというデメリットを抱えることになるし、数センチの誤差での着地を常に成功させなければ大事故になりかねないキワモノ的技術でもある。

高度な地上設備との連携も、通信障害とかが生じた場合を考えるといささか不安だ。

鉄道の駅に設置されているホームドアは、列車からの通信で開閉を制御しているけど、メカジラキャッチも似たような技術に違いない(未確認)。

高速で接近するロケットからの信号が、例えば落雷とかで障害されればヤバいことになるわけだからな。

高度なメカトロニクスに依存するギミックなメカジラキャッチを、宇宙へのインフラとして位置付けるというのは問題だ。

ホームドアがタイミングよく開かなくても、大事故につながることはない(乗客は大騒ぎでしょうけど)。

が、メカジラキャッチに失敗すれば、墜落激突爆発炎上木っ端微塵だ(そうなのかあ?)。

何らかのセーフティネットが必要なのではないか。

従来、ロケットは打ち上げ重視で設計されている(使い捨てだからな)。

再使用ロケットは、その意味では従来のロケットとは異なるハードウェアとして認識されなければなるまい。

浮沈子は、以前、ファルコン9の打ち上げが、1段目の回収地点の天候悪化によって日程変更された時にそれを感じた。

無事に回収できることが最終目標になるわけで、打ち上げも含めたその他の要素は、それを基準に決定される。

ジャレッドアイザックマンが、ポラリスドーンで指摘したように、回収地点の天候が悪ければ、打ち上げ日を変更するのは当然だ。

それは、運用面の話だけど、ロケットの設計にしても、同じことが言えるだろう。

ロケットラボのニュートロン(開発中)は、そもそも回収されることを前提とした設計となっている。

2段目の、軌道速度に達するためのロケットは回収されないけどな。

それが、フェアリングの中から出てきて分離加速され、フェアリングは1段目と一体となって回収されるというコンセプトは、従来のロケットの設計にはなかった発想だ(画像参照)。

ペイロードを最大化するためには、多段式にして、次々と重量物を捨てていくのが効率的だからな。

再使用ロケットの発想は異なる。

ペイロード重量が半分になったとしても、2回に分けて打ち上げればいいじゃないの・・・。

燃料コストはかかるけど、3回打ち上げれば元が取れるし、4回目以降は丸儲けだ(そうなのかあ?)。

ヘビーなペイロードを一度に上げたいというなら、再使用ロケット自体を大型化すればいいだろう。

スターシップが巨大になったのは、おそらくそういう発想なのに違いない(未確認)。

21世紀のロケットは、19世紀のコンスタンチン・ツィオルコフスキーの構想とは異なるコンセプトで設計されている(基本的なところ同じですけど)。

浮沈子的には、再使用を前提としたロケットには、やはり回収のためのランディングギアを備えるべきだと考える。

そのせいでペイロードが減少するというなら、さらにデカいロケットを作ればいい(そうなのかあ?)。

どう考えても、メカジラキャッチは邪道だ。

そもそも、月面とか火星とかに行く際には、やっぱそれがないと困るしな(少なくとも最初のうちは:現地にメカジラが設置されればいいけど)。

米軍が構想している兵站ロケットにしても、世界中どこでも着陸できないと困る。

まあ、米国一国主義が台頭してくれば、世界中に兵隊や物資を短時間で送るという需要自体がどうなるか分からんけどな・・・。

😼季節ネタ:最低気温:10度切り2024年11月08日 08:45

季節ネタ:最低気温:10度切り
季節ネタ:最低気温:10度切り


今朝の東京地方は、最低気温が10度を下回った(8.2度:画像参照)。

たぶん、今季初だろう(未確認)。

もう、Tシャツ短パンサンダルの夏の正装で出歩くのは辛い。

今日は米ドルに両替に行くので、まともな格好をしていかないとな(両替所のねーちゃんに、通報されたらヤバいからな・・・)。

とはいえ、まだ、サンダル履きは可能だ。

長袖と、長ズボン(ジャージ)の出動となる。

近所の自販機やコンビニくらいは、まだ暫くはTシャツ短パンでもいいかも知れないが、少なくとも大井町への通勤(?)は長袖長ズボンに切り替えだ。

昨日も、エレベーターの中で、フィットネスの会員さんに「寒くないの?」と声を掛けられてしまった。

やれやれ・・・。

もちろん、寒いです!。

浮沈子の夏は終わった(世間ではとっくに終わってます!)。

自転車に手袋なしで乗れるうちは秋ということになる。

浮沈子の季節の変わり目の指標だからな。

少し前から、室内では暖房を入れている。

このくらいの清涼感がちょうどいい。

身体は楽だし、活動する意欲も出てくる。

問題は、食欲も出てくるところだろう。

体重は、とうとう70kg超えに戻ってしまった。

やれやれ・・・。

メキシコ行く前に、少し落としておかないと、ウェットが着られなくなりそうな気がする・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

翌日(11月9日)の朝には7.8度まで下がった。

べらぼーめ・・・。

😼欧州大戦争:米国のNATO離脱2024年11月10日 07:29

欧州大戦争:米国のNATO離脱
欧州大戦争:米国のNATO離脱


(トランプ発言に揺れるNATO 米国に同盟は必要なのか)
https://www.yomiuri.co.jp/choken/kijironko/ckworld/20240502-OYT8T50037/

「今ではトランプ氏の代名詞のような「アメリカ・ファースト」(米国第一)は、孤立主義の系譜を継ぐ言葉でもある。」

「トランプ氏が当選すれば今度こそNATO離脱に踏み切るのでないかといった臆測と不安の声が飛び交うようになった。」

「共和党が多数の下院では3月末現在、採決のめどすら立っていない状況」

リリースは5月の日付だが、上記のように、この記事が実際に書かれたのは3月末と思われる。

米国がNATOを離脱するようなことが実際に起こるかどうかは分からない。

孤立主義は米国の「伝統」であり、米国第一主義と名前を変えた現在でも、脈々とした流れを維持している。

トランプ当選の現在、この記事を読み返してみると、なかなか味わい深いものを感じる。

トランプの米国第一主義は、米国の孤立主義の流れの中の一時的なものなのか、それとも、今度こそ後戻りできない歴史の転換点になるのか。

(トランプ氏再選なら米国はNATO離脱、元側近らが警告)
https://www.cnn.co.jp/usa/35215139.html

「トランプ氏のかつての側近の多くは同氏が大統領2期目の就任を果たした場合、米国のNATOからの正式な離脱を模索するだろうと警鐘を鳴らしている。」

「トランプ、バイデン両政権に加わったある高位当局者は、トランプ氏が11月の大統領選でバイデン大統領を破れば、「米国はNATOから離脱するだろう」と語った。」

「トランプ政権の大統領補佐官(国家安全保障担当)だったジョン・ボルトン氏も「NATOは本当の危機に陥るはずだ」「彼(トランプ氏)は離脱を試みると思う」と述べた。」

「退役将軍でトランプ政権の大統領首席補佐官だったジョン・ケリー氏によれば、米国の安全保障責任を軽視するトランプ氏の姿勢は、日本や韓国との相互防衛協定にまで拡大するとみられる。NATOを全く重視しなかったトランプ氏は、抑止力としての日韓両国での米軍駐留にも強く反対していた」

日米、韓米もまた、俎上に上がってくるわけだ。

まあ、そっちはとりあえずどうでもいいんですが(そうなのかあ?)。

浮沈子の妄想の中では、米国はいずれ、我が国を中国に売り渡すと見ているんだがな(そんなあ!)。

ジョンケリーと言えば、第1期トランプ政権において、米国の良心としての役割を果たした。

米国のNATO離脱は、決して浮沈子の妄想じゃない。

ウクライナをロシアにくれてやる話は、2022年2月の侵攻以来、浮沈子の妄想として頭の中を駆け巡っているけど、欧州丸ごとくれてやるという話になれば穏やかではない。

ロシアだって、いきなりどうぞと言われても受け取れないだろうしな。

欧州を何らかの形で併合するとなれば、中国を引き込まなければならなくなる。

まあ、ロシアが面倒見れるのは、せいぜいバルト3国やフィンランド、ポーランドをはじめとする東欧諸国くらいまでだろう。

共同防衛を謳った第5条は空文化し、NATOの影響力は煙のように消える(そうなのかあ?)。

(「強さによる平和」の意味を変えた使用は賢明ではない)
https://agora-web.jp/archives/241109105420.html

「「強さによる平和」とは、平時に圧倒的な力を備えておくと、敵が恐れて攻撃を控えるので、平和が保たれる、というのが基本的な意味である。抑止に関するモットーだと言ってよい。」

「トランプ氏の観点から言えば、クルスク侵攻作戦の後に特に急速なロシア軍の支配地域拡大を許しているウクライナが、「アメリカの支援でいつか強くなりたい、いつか強くなってロシアを打ち負かしたい(・・・今は負けているが)、だからいつか勝てる日が来るまで戦争を続けたい」と懇願するのは、弱いからである。」

「もしトランプ氏のアメリカが「強さ」を取り戻したアメリカなら、ロシアのさらなる進撃を止めるだろう。抑止して、停戦を導き出すだろう。それがトランプ氏の語る「強さによる平和」である。」

うーん、浮沈子的には説得力を感じる視点だ。

「「強さによる平和」の原語であるラテン語の「Si vis pacem, para bellum」という表現は、圧倒的な覇権を誇って、どの勢力からの挑戦も受け付けなかったローマ帝国を描写した言葉である。」(Si vis pacem, para bellum:平和を望むなら、戦争に備えよ:自動翻訳)

「アメリカの歴史では、初代大統領ジョージ・ワシントンが、「強さによる平和」を訴えたうえで、ヨーロッパ列強との関係を断つ「相互錯綜関係回避原則」(日本の学校教科書で「孤立主義」として教えられている外交政策)を国是にしたと理解されている。」

「終わりの見えない欧州の戦争に深く関わることは、ワシントンの教えの真逆の政策であり、アメリカの歴史に刻まれた「強さによる平和」の思想から導き出される態度とは言えない。」

まあ、もっとも、トランプがローマ帝国や米国の歴史に倣うことはないだろう。

直観的、ヤマカン的、動物的、瞬間的選択で動く(そうなのかあ?)。

政治は結果主義だからな。

望ましい結果を導き出せれば、プロセスは問わない。

記事は、ゼレンスキーの「言葉遊び」を批判する内容だが、米国の孤立主義の源流とその具現を紹介している点で参考になる。

現在の欧州との関係が、その延長線上にあるのかどうかは分からないけど、第2次トランプ政権の政策を占う上で興味深い。

米国のNATO離脱は、決してあり得ない選択とは言えない。

それは、むしろ、歴史的必然とさえいえる(そうなのかあ?)。

もっとも、「強さによる平和」の源流であったローマ帝国は、結局滅びちまったということを忘れてはならないだろう・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(「まずは俺たちの最低限の要求を呑め。話はそれからだ」トランプ大勝利で、プーチンが抱く「本音」と「懸念」)
https://gendai.media/articles/-/140943

「ロシアからの主張を要約するとこのようになる。」(3ページ目)

1.たとえどのようなコストを払うことに対しても、ロシアはNATOが旧ソ連圏に拡大することを止めるつもりであると何度も主張してきた

2.2021年末にロシアはアメリカとNATOに対して「旧ソ連圏に拡大するな」「97年のラインまで戻れ」とお願いしたが、アメリカもNATOも我々の懸念に対しては耳を傾けてこなっかったし、まともな対案も出してこなかった

3.我々は何度も騙されてきた。西側諸国はやらないはずのNATOの拡大を繰り返し、ウクライナもロシアとの約束を守らなかった。もうだまされるつもりはない

4.話し合いに応じないのなら、我々のやり方で問題を解決するしかない

この「我々のやり方」というのが、ウクライナに対する軍事侵攻だったわけだ(ロシアは特別軍事作戦と言ってるけど)。

やれやれ・・・。

「モスクワで国際政治学者とウクライナ侵攻について議論をすると「ロシアの責任が一番大きいのは事実だ」とは認めても、「ロシアを侵攻に追い込んだのは実質的にはアメリカだ」という解説をされる。」(4ページ目)

「ロシアの国際政治学者のマインドでは「国際関係の中心はあくまでも大国関係であり、それ以外は従属変数に過ぎない」という考え方が定着している。」

「ここでいう「大国」は「自国の運命を自国で決められる国」のような意味合いで理解される。」

「ロシアの交渉相手はあくまでもアメリカである。アメリカが話し合いに応じないのであれば、ウクライナにロシアの要求を飲ませるか、ウクライナからくる脅威を最小化するしかない」

「彼らの中では「ウクライナは交渉相手ですらない」というのは「当たり前の事実」として認識されている。」

やれやれ・・・。

「この認識は日本に対しても当てはまる。極端な話、ロシアでは「日本の首都はワシントン」とまでは言わないものの、「重要な決定にはアメリカの関与がある程度ある」と考えられている。この「ある程度」には「アメリカにとって不都合なことがあれば、日本との合意はひっくり返される」から「アメリカの決定が日本に押し付けられる」が含まれている。ロシアは「日本と話し合いをしても、アメリカにひっくり返されてしまう可能性がある」という警戒をしている。」

まあ、こっちの方はとりあえずどうでもいいんですが。

「このような論理は「用があったら、そちらの『飼い主』と直接話をする」という発想によく飛躍する。」

突飛に聞こえるが、浮沈子的にはロシア的発想として妙に納得するものがある。

記事では、欧州の存在がどうなっているのかには触れられていない。

基本、埒外なのかもしれないけどな。

それとも、飼い主・飼い犬関係が、米国・欧州の間にもあるということなのか(そんなあ!)。

まあいい。

プーチンの停戦スキーム(ウクライナのNATO非加盟)を、ディールで変更できるかどうかはビミョーだ(ロシアにとっては、いわば「核心的利益」だからな)。

いずれにしても、恒久的に加盟断念を担保することは難しい。

有期の非加盟状況を構築し、それを保証するための仕組みづくりが必要になる。

そのためには米国の関与が不可欠になるだろう。

ロシアは、米国のNATO離脱を望んでいないに違いない(未確認)。

が、それを決めるのは米国自身だ(「大国」だからな)。

ウクライナに、どれほどの米国利権があるのかは知らないが、バッサリ損切りして手を引く可能性だってないとは言えない。

原則なき交渉の世界・・・。

自らの運命を決めることが出来ない、「大国に翻弄される飼い犬」の遠吠えだけが、虚しく響く・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

「ウクライナが、「アメリカの支援でいつか強くなりたい、いつか強くなってロシアを打ち負かしたい(・・・今は負けているが)、だからいつか勝てる日が来るまで戦争を続けたい」と懇願するのは、弱いからである。」(アゴラ:再掲)

そりゃあそうなんだが、その「弱いウクライナ」に留めてきたのは米国だ。

クルスク侵攻作戦の後に特に急速なロシア軍の支配地域拡大を許しているウクライナは、軍事大国であるロシアを通常兵器で撃退し、ロシア領の奥深くに追いやるだけの戦力を与えられていない。

当初、短期間で降伏させられると見たから、ロシアは軍事侵攻したんだろうが、その当ては外れた。

ウクライナは、負けない戦いを続けるだけの戦力は与えられていた。

昨年の10月初旬頃まではな。

もちろん、反転攻勢はそれ以前にとん挫していたけど、ロシア軍はまだ逆反転攻勢(=ただの攻勢?)に転じてはいなかった。

ガザのハマスによるテロが勃発し、イスラエル支援で米国のウクライナ支援は激減した。

イスラエルとウクライナの両方に、潤沢に武器弾薬を供給することはできない。

米国議会(下院)の抵抗による支援の遅延もあった。

弱いウクライナは、こうして誕生した。

もちろん、ロシアの侵攻前はもっと弱かったけどな。

その後の西側の支援で、1年くらいは暴れて見せた。

しかし、2023年春頃(ちょうど反転攻勢が始まるころ)から、兵員の不足がささやかれるようになってきた。

今では、それが「弱いウクライナ」の根本的な原因とされている。

あと100万人くらい動員をかけ、米国をはじめとする西側が、戦場で使いきれないほどの砲弾と装甲車両、航空戦力、防空システムを与えれば、クルスクなんかに越境しなくても、クリミアを含めた占領地を奪還し、ロシアを停戦交渉に引きずり出すことができるだろう。

が、それはタラレバの話だ・・・。

(クリミア奪還「非現実的」 トランプ氏の元顧問)
https://nordot.app/1228094360657969655

「ゼレンスキー氏はクリミア奪還後に平和が訪れると述べているが、クリミアはもう消滅したと伝えたい」(トランプ次期大統領の元顧問ブライアン・ランザ氏)

「戦争を終わらせるためにも、ウクライナは現実的な和平案を検討する必要があるとも述べた。」

昨年の秋にドニエプル川左岸のクリンキに渡河作戦を強行し、「膠着状態」じゃないぞとアピールしたものの、結局、ロシア軍に撃退されてとん挫したのは記憶に新しい。

英国軍が主導して試みた海からの侵入も阻止されている。

クリミアは、「消滅」したと思った方がいいのかもしれない(そんなあ!)。

しかし、度重なる海空からの攻撃で、ロシアの黒海艦隊はクリミアから撤退し、ウクライナは黒海やアゾフ海の制海権(厳密にはそうじゃないとしても:ちゃんとした海上艦艇はないからな)を獲得している。

ウクライナだって、負けっぱなしではないのだ。

強いウクライナを望まない西側の戦略にハマって、ずるずると負けない戦争を続ける羽目になっただけだ。

トランプは、NATO離脱の一方で、「力による平和」を追求し、ロシアに停戦を呑ませようとするだろう。

ウクライナを弱いまま維持し続ける一方で、ロシアの侵略を止め、停戦を成立される唯一の方法は、米国の直接参戦しかない(そうなのかあ?)。

さもなければ、供与兵器を桁違いに増強し、渋るウクライナに100万人の動員を強制する必要がある。

核の恫喝をエスカレートさせているプーチン政権に対しては、米国の核兵器で対抗する必要もある。

バイデン政権は、核を使用しないと明言していたからな。

トランプは異なる(そうなのかあ?)。

目には目を、歯には歯を、核には核を。

黒海とバルト海に原子力空母を展開、核兵器を搭載した戦略原潜も投入して、ロシアとチキンレースになる。

ポーランドに弾道ミサイルを配備するかもしれない。

米国は、これまで戦域の拡大を恐れて、供与兵器に縛りをかけたりしてきたけど、それも撤廃して、ウクライナに好きなように使わせると言うだろう。

トマホークだって与えるって言うかもしれない(まあ、見せ金的に、数発は供与するでしょうけど、戦勝計画で要求されたようには与えないだろうな)。

ロシアがそれでウクライナを核攻撃するかどうかを試すわけだ。

ヤバいな・・・。

ヤバ過ぎ!。

これって、キューバ危機よりヤバいかもしれない。

しかし、短期に停戦交渉に持ち込むためには、外科的療法に頼ることになる。

プーチンが折れるか、トランプが諦めるか。

戦後のウクライナの安全保障や、領土問題は、時間をかけて外交的政治的に解決することになるだろうが、軍事力という万国共通の言語(言語なのかあ?)で話し合いをしなければ火中の栗は拾えない。

ウクライナの緊張は、停戦交渉開始に向けて一気に高まる危険性がある。

確認しておこう。

弱いウクライナのままでは、ロシアを停戦交渉に引きずり出すことはできない。

しかし、西側は強いウクライナを作ることに積極的ではなかった。

ロシアとの軍事的エスカレーションを恐れたからな。

その結果、ずるずると戦いが長引いて、ロシアに押し込まれ続ける結果となっている。

プーチンは、停戦交渉を拒否してはいないものの、ウクライナが到底呑めない停戦条件を示して、実質的にこれを拒んでいる。

それが、大国ロシアの国益に叶うからだ。

強さによる平和を軸にロシアに停戦を迫るためには、ウクライナを強くするしかないが、そして、それはゼレンスキーも望んでいるけど、短期間にそれを実現することは困難だし、米国も欧州も、地政学的にウクライナの地域に強大な軍事力が展開されることを望んではいない。

どうするのか。

結局、火中の栗を拾うためには、米国がリスクを取ってロシアと直接対峙するしかない。

そのためには、一時的とはいえ、ロシアとの軍事的緊張がエスカレートする可能性がある。

ロシアが交渉に応じれば、緊張は緩和され、非軍事的プロセスに移行する。

そう上手くいけばいいけど。

さもなければ、米ロの直接対決が現実のものになり、欧州は火の海になりかねない。

中国をどう使うか、欧州の頭越しに事を運ぶために、どう根回しするかも重要だ。

トランプは、ウクライナはこの戦争を始めるべきではなかったと言ったが、そして、これは負け戦だとも言って見せたが、事実認識の問題はともかく、浮沈子的には納得できる見方だ。

交渉は、双方の痛み分けで決着する。

ウクライナ問題は、基本的に欧州マターだから、尻拭いは欧州に押し付けられるだろう。

米国の積極的関与は、ロシアを交渉に引きずり出すまでの短期間だ。

多少荒業になるかもしれないが、それは米国にしかできない。

深入りせずに、米国第一主義の旗を降ろさずに成し遂げる必要がある。

タイトロープだろうけど、ウクライナの地に平和をもたらすためには渡る価値がある。

しかし、まあ、ウクライナが要求しているような決着(領土一体、主権維持)にはならないだろうな。

その責任を問われて、現政権は崩壊、結果的にロシアは果実(ロシア寄りの新政権)を手に入れるだろう(そうなのかあ?)。

或いは、ウクライナが分割され(3分割?)、リビウ辺りを首都とする内陸国として生き残ることになるのかもしれない。

最終的な(当面の)落としどころは諸説ある。

まあ、どうでもいいんですが。

もし、米国がリスクを取らなかったらどうなるのか。

ロシアを交渉のテーブルにつかせることが出来ず、トランプ政権は、停戦に失敗することになる。

その可能性は、十分にある。

ウクライナ問題は、選挙の争点とはならなかったから、政権の痛手にはならないだろうが、米国の立場は確実に弱くなるだろうな。

トランプ政権にとっては、それはさほど問題ではないだろう。

ウクライナ紛争は、民主党政権がもたらしたものだという宣伝材料にしてしまうだけの話だ。

支援を打ち切られたウクライナは、軍事的に敗戦するしかなくなる。

欧州が、心を入れ替えて(!)火中の栗を拾うかどうかは疑問だ。

戦場で勝てないウクライナに投資するのは、得策ではない。

国家は国益で動く。

正義では動かない。

西側の支援は、米国の離脱で先細り、ウクライナ紛争はロシアが描いた通りの決着となる。

NATO非加盟(中立化)、領土分割(クリミア+4州全域:未支配地域含む)。

状況によっては、分割される領土はさらに増えるかもしれない。

戦争が継続すれば、支援を失ったウクライナは、戦線を維持できなくなるからな。

ドイツは、米国に代わってウクライナ支援の総合調整を行うだろうか?。

浮沈子はムリポと見ているけど(国内が割れてるからな)、欧州内の状況次第かも知れない。

どーせ、マクロンは用もないのにしゃしゃり出てくるだろうし。

米国が、早期にNATO離脱を行えば、ショック療法が効いて欧州が一丸となる可能性はゼロではない。

ゼロではないけど、たぶん、限りなくゼロに近いだろう。

ロシアを排除し、米国を留め、ドイツを抑え込む目的で成立したNATOは、実質的に崩壊の危機にさらされる。

ウクライナの次が、バルト3国や東欧であることは分かり切っている(どっちが先かという話はあるけど)。

そして、米国抜きのNATOでは、それを押しとどめることはできない。

欧州大戦争は、ひたひたと押し寄せている。

トランプ政権時代に、それが始まるかどうかはビミョーだ。

それが起こってしまったなら、政権にとっては確実に痛手となる。

ウクライナの敗北自体は、前政権のせいにできるけどな・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(トランプ氏、国務長官にルビオ上院議員を起用へ=関係筋)
https://jp.reuters.com/world/security/AIZMKHVXRJLG3CYHEJNW6DMBMU-2024-11-12/

「トランプ支持派の一部は、同氏の外交姿勢と矛盾する立場を最近まで取ってきたルビオ氏の起用を疑問視する可能性」

「ルビオ氏が1期目のトランプ政権時に、北大西洋条約機構(NATO)脱退に上院の3分の2の賛成という要件を設け、ハードルを高くする法案の共同提案者になった経緯がある。」

ほほう、ひょっとすると、NATO離脱にブレーキがかかる可能性もあるな。

53議席を押さえているとはいえ(残り1議席:11月12日現在)、上院の3分の2の賛成を得るというのは事実上不可能だろう。

この方眼が成立したのかどうかは知らない(未調査)。

共和党も1枚岩というわけじゃない。

つーか、トランプ派と反トランプ派で大分裂を起こす可能性すらある。

(米国のNATO離脱、トランプ氏の本気度はかなりのもの:2月の記事)
https://www.cnn.co.jp/usa/35215264.html

「欧州諸国は、プーチン氏が勝利を収めた場合にウクライナだけで止まらない可能性を危惧している。さらにトランプ氏の大統領2期目が現実となった場合、NATOは深刻な危機に陥る恐れがある。」

「同氏は常に他国を槍玉に挙げようとしており、そうした国々に米国が食い物にされていると思い込んでいる。」

やれやれ・・・。

「何と言ってもトランプ氏の同盟国に対する見解は、40年近く変わっていない」

「1987年、同氏は米紙ニューヨーク・タイムズに全面広告を打ち、公開書簡を掲載した。」

「もう何十年も、日本をはじめとする他国は米国を食い物にしている。(中略)日本やサウジアラビア、その他の国々に防衛費を払わせよう。我々が同盟相手として拡大している防衛への対価を」

NATOそのものを否定しているわけではないようだな。

離脱をちらつかせるのは、応分の対価を支払うように促すレトリックに過ぎないのかもしれない。

だが、ボルトンの次の指摘はもっと本質的なものだ。

「NATOの前提を根本から見直すだろう。トランプ政権の2期目でそれをやるのだと思う。つまり米国をNATOそのものから離脱させるということだ」

米国を欧州に留め、ロシアを排除し、ドイツを抑え込むことを目的として発足したNATO。

時代と共に、その役割は変質してきている。

同時に、米国の影響力が低下(ピークアウト)してきていることも確かだ。

NATO離脱は、その象徴に過ぎない。

ルビオの登用が、それにどう影響するのかも注目だな・・・。

😼メキシコへの道:第4章:國富チェックダイブ2024年11月11日 21:39

メキシコへの道:第4章:國冨チェックダイブ
メキシコへの道:第4章:國富チェックダイブ


本日午前中、市川の國富のダイビングプールで、竹内さんの最終チェックを受ける。

もう、ボロボロ・・・。

ノーフィンで足が動くのはウエイトが多いからという指摘。

お尻のDリングの下に着けていた1kgをはずして再挑戦(計4kg)。

最初は苦労したんだが、がんばってエアを吸ってじたばたしているうちに、何とかバランスしてきた。

うーん、タンクの残圧の問題かあ?。

4mでのノーフィンは、一応合格ということで。

左のタンクを止めている腰回りのDリングの内側(お腹に近い側)が、中心(正中線側)に寄り過ぎているので、1cm程度離すようにと指摘があった。

タンクのお尻が左側だけ落ちていて、体側に沿ってしまっている(15度体を起こして推進し、その際にタンクが水平になっているのがベストらしい。)

右は、スライド式のDリングに変えてあるんだが、こっちはストッパーから少し動いていて、いい感じになっているとのこと。

ややワケワカなので、画像を参照されたい。

細かい点での指摘もあった。

ラインカッターの刃が錆びているので、交換しておくように言われる。

その際には、グリスを厚めに塗布しておくようにというアドバイスも頂いた。

浮沈子は、左のダイコン(初代ペトレル)を手首に着けているバンジーにラインカッターを付けているんだが(もう一つはハーネスの肩)、ダイコンを手持ちで飛行機に乗る際、カッターはホルダーから外して預け入れ荷物にしておくようにとの忠告も頂く。

まあ、今まで引っかかったことはないけど(7年くらい?)、竹内さんは放棄させられたことがあるようだ。

その他、予備のバンジーの余った端を切っておくように指示された。

練習の時は気にしなかったけど、それってトラブルの際に使用するもんだからな。

更なるトラブルを発生させる要素を放置しておくことは好ましくない。

スキルについては、タンクを外して放り投げたりする際に、セカンドの交換を早めに済ませておき、隘路を通っている途中で交換しなくていいように対応する運用面でのアドバイスもいただく。

シルティかつ天地が低い環境を通過する際には、無理にフィンキックせず、フィンを浮かせて漕がずに手で進むか、完全にフィン先を着底させて引きずっていく選択をする。

状況を見極め、前を行くダイバー(当然、浮沈子より経験豊富)の選択を参考にするように言われる。

ロングホース側(右側)のタンクを放り出して(セカンドが持っていかれないように左手でホースをキープ)、頭を横向きにして(その方が天地が低くなるからな)底にこすりつけるようにしながら手で進む練習もした。

やれやれ・・・。

んなとこ、連れてってくれなんて、一言も言ってないんだがな・・・。

まあいい。

芸は身を助ける。

予備バンジーをバルブにかける時に、ぞんざいにかけていたら、ちゃんとテンション(つーか、バルブを旋回させる力)がかかるように、通常のバンジーと同じように、グリップの下からかけるよう指導される。

何事もテキトーな浮沈子(かっこだけ出来てればいいや・・・)と、手抜きを見逃さない竹内インストラクター(何のためのスキルなのかを考える必要!)。

今日は、ウエイトバランスやトラブル対応などを中心に、詰めのチェックを行った(足のつかないところでのエントリーや横泳ぎも披露したんだが、コメントなし)。

特に、「んなんじゃ、メキシコに連れて行くわけにはいかない!」とは言われなかったから、何事もなければ無事に羽田から飛び立てるだろう。

今日は、旅行保険にも加入した(きれいさっぱり忘れてました!)。

米国(ダラス)でのトランジットになるので、エスタの期限の確認もした(2年間なので、今年はOK)。

来年の予定についても、昼飯(定番のポパイ:浮沈子はカキフライ定食)を食いながら少し話した。

来年は、ひょっとするとパスするかもしれない。

モルジブツアーやチュークツアーの企画があるし、タヒチ(ランギロアじゃないけど)もひょっとしたら行けるかもしれない。

さすがに予算が・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

でも、カリブのクルーズ船にも乗りたいからな(ついでにセノーテ潜るか)。

動けるうちに動いておかないと、動けなくなったら行きたくても行けなくなっちまうからな。

まあ、その意味では、セノーテのケーブダイビングが一番しんどいかもしれない。

絶対的な時間は刻々と減っていく。

その時に、最も限界に近いことにチャレンジしておかないと、今レベルを下げてしまったら、二度とチャレンジできなくなるからな。

先日の、本栖湖での高所ダイビングでは、そのことを痛感した。

いや、ダイビングには何の問題もなかったんだが、陸上で何かする度に息切れが・・・(それって、高所のせいなのかあ?)。

帰りに食ったほうとうは美味かったな・・・。

今月後半はGUEのファンダメンタルズの講習にお付き合いする(再講習じゃね?)。

3年ぶりだからな。

ダブルタンク担いで立ち上がれなければ断念する。

アバンダン(abandon:「見放す」「置き去りにする」「断念する」「捨てる」)・・・。

バルブシャットダウンドリルの手順くらいは、確認しておかなくっちゃな・・・。