アンドロウエイ2012年06月02日 15:28

アンドロウエイ
アンドロウエイ


アンドロメダ銀河(M31)と我々の太陽系が属する天の川銀河(ミルキーウエイギャラクシー)が、40億年後に衝突し、それから約20億年をかけて合体するという。

(天の川銀河とアンドロメダの衝突は40億年後、ハッブルの観測で判明)
http://www.rbbtoday.com/article/2012/06/01/89997.html

(NASA's Hubble Shows Milky Way is Destined for Head-On Collision:NASAの元ネタ)
http://www.nasa.gov/mission_pages/hubble/science/milky-way-collide.html

「正面衝突する運命にある(適訳?)」とは、ずいぶんとセンセーショナルな表題だが、なーに、誰も心配することはない。

そのころには、人類などという種はとっくの昔に滅んでいるし、合体が完了するころは太陽が膨張して地球軌道を飲み込んでいるので、地球自体が消滅している。

原発の寿命が40年で、それから先、20年は延長可能だそうだが、時間のスケールはその1億倍である。

記事にもあるように、正面衝突したからといって、星同士がぶつかることはない(ほぼ0に近い)。銀河の恒星同士の間隔が平均して4光年とすると、太陽の直径が約140万kmだから、宇宙はスカスカなのだ。

計算してみるとわかる。光速を毎秒30万キロメートルとすると、太陽の直径を4.7秒で通過するが、4年間というのは60×60×24×365×4(この際、うるう年は無視!)で126144000秒だから、太陽を1円玉(直径2センチ)とすると、537km先に隣の恒星があることになる(東京から大阪までの距離くらい?)。

これでは、拾い乞食は食っていけない。

それでも、1000億以上の星からなる銀河同士が近付くのだから、1つくらいはまぐれでぶつかる星があるかも知れない(確率的には距離の二乗に反比例するので、はるかに小数点以下になります)。そんなもんです。

なんだ、コリジョンとかいっても、すれ違うだけじゃん!。

銀河同士はもっと密集しているので、しょっちゅうぶつかって(すれ違って)いるようだ。

なんだか、都会の人間関係みたいだなあ・・・(心の中に隙間風が吹くような)。

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