スパイダー2015年02月03日 00:00

スパイダー
スパイダー


「スパイダー(Spider ) - スポーツ/スポーティーカー。低い姿勢がクモを連想させることから。」

(オープンカー:ボディースタイル一覧)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BC#.E3.83.9C.E3.83.87.E3.82.A3.E3.83.BC.E3.82.B9.E3.82.BF.E3.82.A4.E3.83.AB.E4.B8.80.E8.A6.A7

まあ、マツダロードスターは、スパイダーなんだろうな。

浮沈子は、NBの1600ccに暫く乗っていた。

ボディが緩いのと、エンジンに我慢ができなくて手放したが、クルクル回る楽しい車だった。

(【マツダ ロードスター プロトタイプ 試乗】持て余さないパワー感がむしろ心地よい…藤島知子)
http://response.jp/article/2015/02/01/243154.html

まだプロトタイプということだが、試乗させて記事を書かせている。

満を持してのモデルチェンジであり、軽量化のためにアルミ部品を惜しげもなくつぎ込んでいるようだ。

小振りになったとはいえ、100kg減らすというのは、並大抵ではなかろう。

浮沈子の経験から言えば、あのクルマは、100馬力くらいで十分だな。

パワーがあっても、持て余すだけだ。

というより、そのパワーを伝えるような設計になっていない。

テールハッピーで、直ぐにリアが流れ出すし、足回りを固めても、ボディが緩いので、ちゃんと力が伝わらない。

ボクスターなどとは、楽しむ次元が違う。

楽しいクルマではある。

状況次第では、ボクスターより楽しいかもしれない。

だが、満足出来るかといわれれば、答えはノーだ。

最低でも2台持ちでなければ、まともなカーライフは送れない。

もちろん、そういう性格のクルマだし、メーカーも割り切って作っている。

「どんな人が乗ってもクルマの動きを感じ取れるように意識した」

たぶん、ロールとかのスピードが速いんだろう。

「カーブを走り抜ける際、スポーツカーとしては大きめのロールを許容しながら、大らかなリズムで姿勢を変化。」

ファンカーなんだな。

目の色変えてコーナー攻めるような走りは似合わない。

「リヤタイヤがアクセルに直結するようなビビッドな走行感覚は与えていない」

83ポルシェは、文字通り機械的に繋がっているし、03ボクスターのレスポンスも侮れない。

そういうクルマと比較しちゃダメ!。

「クルマと共に過ごす日常において、気持ちを豊かにしてくれるクルマかどうかに焦点を当てる。」

このライターの方は、なかなか豊かな感性をお持ちのようだ。

マツダロードスターなら、間違いなく気持ちが豊かになるだろう。

心に効くクルマだ・・・。

夏の夜、昼間の暑さを忘れて、屋根を開け放って走るのもよし、冬の凍てついた日に、ヒーターをガンガンに利かせ、しっかり防寒して乗るのもいい。

もちろん、雨の日や雪の日はご法度だが、春と秋のシーズンになれば、これ以上はないという満足感を与えてくれる。

オープンカー(和製英語だそうです)に優るクルマはないのだ。

(スノーテストに現れたポルシェのハードコアモデルの正体とは!?)
http://response.jp/article/2015/02/02/243183.html

「その正体はボクスターのトップモデルに君臨する『ボクスター RSスパイダー』である事が分かった。」

「また大幅な軽量化により「ボクスターGTS」の330psを凌ぐ最高馬力380psを発揮する3.4リットル水平対向6気筒エンジンを搭載するようだ。」

またレスポンスは、ワケワカの記事を書いている。

何で、軽量化と380馬力のエンジン積むことが関係あるんだあ?。

まあいい。

いつものことだし・・・。

GTSを出したばかりなのに、もう、フラッグシップモデルではなくなってしまう。

余計な装備は取っ払って、走る曲がる止まるためだけのクルマが出来上がる。

(ポルシェ ケイマン GT4のボクスターバージョンは"RS スパイダー"に!?)
http://blog.livedoor.jp/motersound/51884995

「サーキット走行にも対応可能なセットアップが施されたシャシー、不必要なコンポーネントの除去などによる軽量化、約380hpにまでの強化が予想される排気量3.4L 水平対向6気筒エンジンの搭載などが特徴」

ボクスターには、987の時代にスパイダーが設定された。

(ポルシェ・ボクスター スパイダー(MR/6MT)【短評】 (2010.10.19))
http://www.webcg.net/articles/-/5177

軽量ハイパワーの系譜は、生きていたわけだな。

987の時のように、幌を簡素化するとか、室内のドアオープナーも取っ払うくらいに軽量化するんだろうか?。

エアコンさえオプションで、付けていない方もいる。

その一方で、こんな記事も出た。

(ついにゴーサインが出た模様。ポルシェのエントリーレベル・スポーツカーは2016年登場?)
http://daysleeper.sakura.ne.jp/blog/?p=4994

「コードネームは718(先日はこれがボクスターの軽量バージョンという報道でしたが)で、550スパイダーの流れをくむライトウェイト・スポーツになるであろう、とのこと。」

こっちの方は、まだ海のものとも山のものとも定かではない。

年々豪華仕様になるボクスターだが、ポルシェは基本的に小型スポーツカーを作り続けるだろう。

911は、立派なGTカーになってしまって、ライトウエイトスポーツではなくなった。

ボクスター/ケイマンだって、最早軽量とはいえない。

アルファが4Cを出して、ガチンコで勝負に出てきた。

パワーはそこそこでいいから、軽量化に力を入れて、普段使いが出来るボクスターの系譜を残してもらいたいな。

RSスパイダーは、完全にパワー競争に乗っている。

そうじゃなくって、マツダロードスターのような、パワーを持て余さないクルマがいいのだ。

03ボクスターは、その意味では、ギリギリのところにいる。

2.7リッターNAエンジンは、228馬力で、決してパワフルとはいえないが、日本で使うには十分である。

718型がどういう車になって出てくるか、今から楽しみであるな。

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