指摘2015年07月21日 13:35

指摘


例のパーセント単位問題について、問い合わせてみた。

(窒素分圧計算)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2015/07/18/7709718

初めに、いきなり本丸に切り込む。

(改正高気圧作業安全衛生規則が施行されます)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000071152.html

「【照会先】
厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課業務第四係
03-5253-1111 内線5498」

厚労省の代表電話は、内線がわかっている人は直接掛けられるようになっているので、いきなり担当の係に繋がる。

担当の方は、とても丁寧に対応していただいて、調べた上でご連絡いただけることになった。

個人情報の管理は、是非とも徹底して頂きたい・・・。

せっかく成立した「特定秘密の保護に関する法律」(特定秘密保護法)の対象にでも指定していただき、開示要求があっても断固として突っぱねてもらいたいものだ。

まあ、どうでもいいんですが。

次に、中央労働災害防止協会に連絡する。

潜水士テキストの出版元なので、公示の内容はともかく、分圧の算定方法を解説しているわけだから、直接指摘すべきと考えた。

電話に出られた方は、直接の担当ではなかったようだが、指摘の内容は理解していただけたようで、担当者から厚労省や著者である池田先生にも連絡するだろうという話だった。

結果については、同社が運営する安全衛生情報センターから、メールで回答するとのこと。

もちろん、こちらにも問合せメールで連絡している。

ホームページには、厚労省の通達をそのまま掲載しているからだ(横書きなので、こっちの方が見やすい)。

(別表(第三条関係))
https://www.jaish.gr.jp/horei/hor1-2/hor1-2-265-1-18.html

さて、指摘した結果がどうなるか、待つしかないが、それにかかわらず、あさってには本番の試験がある。

分圧の計算をやらせる問題が出るとはかぎらないが、やや不安な情況で受験日を迎えることになった。

まあ、浮沈子は、計算問題が出たら、全部捨てることにしているし、記憶に頼る試験なので、そっちの方が余程不安だ。

合否とは関係ない話に現を抜かして、肝心の試験に落ちたのでは、笑いものである(はっはっは・・・:乾いた笑い)。

昨日は、EFRIに参加する前に、神田の世良さんのところに行って、サイドマウント用のポケットを見せてもらった。

いちまんはっせんえん(!)という、ゴキゲンな値段なので、残念ながら、お買い上げには至らなかった。

業務潜水の実態について、いろいろ話を聞けて参考になったが、業界では厚労省の計算式を使っているところは皆無だという。

まあ、実際に計算してみると、保守性の観点から、ちょっと使用が躊躇われる・・・。

3000円(非会員価格)で買ってきたNSK減圧表の方が、保守性が高い(もちろん、だからこそ販売してるんだろうが)。

しかし、旧高圧則の減圧表よりは、やや保守性が高そうだ。

潜水士問題集の44ページ、45ページの表を見ながら比較してみると、減圧時間がやや長くなっている。

具体的な検証は、どのように行われたのだろうか?。

先日調べた高圧則改定時のパブリックコメントにあった、眞野先生が行った「新しい標準減圧表作成に伴う実地調査および検証調査研究」についても調べてみる。

(新しい標準減圧表作成に伴う実地調査および検証調査研究)
https://mhlw-grants.niph.go.jp/niph/search/NIDD00.do?resrchNum=200733024A

このページにある12個のファイルリストをクリックすると、PDFファイルで入手することが出来る(なんと、画像ファイル!)。

この研究が、告示のM値算出に当って表に掲載されているa値とかの根拠になってるんだそうだ。

まだ全文を読んでいないが、内外の事情や各種論文の和訳も出ていて、面白そうだ。

こんなもんを読んでたら、潜水士試験どころじゃないんで、試験が終わってから読もう(今日はダウンロードが遅いので、まだ全部落としてません)。

とりあえず、パーセント単位についての指摘は行った。

賽は投げられ、浮沈子はローマへの反逆者となった。

(賽は投げられた)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%BD%E3%81%AF%E6%8A%95%E3%81%92%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F

「支配者には名誉と責任は同じくらいつきまとうものであり、他人以上に名誉ある地位につけば、それだけいっそう危険に身をさらす責任もあるはずだ。」

「ここを渡れば人間世界の悲惨、渡らなければわが破滅。」

まあいい。

結果は、追って報告する。

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