エコ・自動運転・スポーツカー2015年10月29日 00:34

エコ・自動運転・スポーツカー


東京モーターショーが開幕した(一般は、30日から)。

報道陣相手の公開では、国内各社ともトップが登場して、アピールに余念がない。

(東京モーターショー あす開幕)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151028/k10010285851000.html

もう、エコは当たり前で、メディアが注目するのは燃料電池車の展開だ。

どうやら、日産は見送りのようだな。

ホンダが予告通り出してきた。

ハイブリッドがもてはやされた時代は、完全に終わって、鳴かず飛ばずの電気自動車も、市場拡大とはいかないようだ。

やってますとか、その程度だろう。

今回の目玉は、何といっても自動運転のようで、NHKはそこに着目している。

トヨタ(出遅れ)、日産(来年市販!)、ホンダ(うーん、もうちょっとかな)、スバル(2020年)、その他(不明)。

テスラは、全世界で我が国だけ見送りのようだ。

(テスラの自動運転プログラム、世界配信へ(ただし…)
http://www.gizmodo.jp/2015/10/post_20026.html

「とうとうテスラから配信が開始された一部自動運転プログラム。車がレーンを自動で認識して左右にステアリングを切る」

「日本のテスラユーザーは現時点ではこのアップデートが受けられない」

一方、こんな記事も出た。

(一方テスラは自動運転でスピード違反チケット)
http://www.gizmodo.jp/2015/10/teslas-autopilot-gets-pulled-over-for-speeding.html

「テスラは「オートパイロット中でも標識を読み取って、スピード違反の時は警告が出るはず」、「車が自律運転中も違反の責任はドライバーにあるんで、そこんとこひとつよろしく」とワシントン・ポストに言っています。」

現時点の米国では、自動運転による違反行為はドライバーの責任になるようだ。

しかし、このビデオはスゴイな。

もう、実用化の域に達しているんじゃなかろうか(だからこそ、我が国での導入が見送られているのかもしれない)。

自動運転は、既に導入まで秒読み段階になってきている。

報道を見ると、自動運転ではやはり日産がトップを走っているようだ。

(日産の自動運転は“心地よい”、コンセプトEV「Nissan IDS Concept」 (1/3))
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1510/28/news171.html

表向き運転補助技術と言いながら、裏では相当実績を積んでいると思われる。

実際の交通の中に投入するというのは、かなり勇気がいるだろうが、そこは規制当局と折り合いをつけてもらうしかないな。

「モード切り替えは音声認識やジェスチャーではなく「PDコマンダー」と呼ばれる機械的なスイッチによって行われる。音声やジェスチャーでの操作としなかったのは、「人間が責任を持って運転することを明確にするため」(同社)」

逆に言えば、自動運転モードでは、ドライバーに責任はないということだ。

どうやら、自動運転時の事故等について、メーカーが責任を負う覚悟は出来ているようだ。

(再送-〔焦点〕自動車産業揺るがす無人の自動運転車、IT企業との競争激化)
http://jp.reuters.com/article/2015/10/28/idJPL3N12R4U720151028

「ドライバーが手動と自動を切り替えできる車は無人運転車よりも技術的に開発が難しく、安全面のリスクも高いとされる。」

うーん、そうなのかあ?。

グーグルの例を挙げるまでもなく、実際の交通の中でも、自動運転の方が安全であることは間違いない。

さて、エコだとか、自動運転だとか、小難しいことはさておき、やっぱモーターショーの華はスポーツカーでしょう!。

(【東京モーターショー15】マツダ、トヨタ、ホンダらスポーツカー目玉に…海外勢も華やか)
http://response.jp/article/2015/10/28/262967.html

「マツダは、ロータリースポーツカーのコンセプト『RX-VISION』」

「トヨタは小型のスポーツコンセプト『S-FR』」

「ホンダはハイブリッドスーパーカー『NSX』の市販版」

えっ?、こ、こんだけえ!?。

海外勢は、クリーンディーゼルだそうだ(ショボ)。

まあいい。

マツダは、ロータリー市販するだろうな。

ボディも、完成度高そうだ。

今回は、スポーツカーは不作だな。

日産、スバル、三菱とかは、皆無だろう。

ましてや、ドリームカーなんて、薬にしたくてもないに違いない。

いや、エコで自動運転のクルマが、現代のドリームカーなのかもしれない。

ふざけんな!(まあまあ・・・)。

ちょっとカルトだが、こんなのもある。

(【東京モーターショー2015】米ポラリス社のスリーホイーラー「スリングショット」が最高にクール! 2016年に発売予定だッ!!)
http://rocketnews24.com/2015/10/28/656676/

ちなみに、これはクルマではなく、バイクだそうだ(ヘルメット、いるみたい:未確認)。

浮沈子は、コンパニオンとか興味ないので、トヨタKIKAIを見たら、部品メーカーのブースを見て歩こうかと思っている。

未来に繋がるアイテムは、こういうところに隠れてたりするしな。

そのうち、たぶん、いや、きっと、グーグルやアップル(ソニーも?)が、部品メーカーに名を連ねるようになるかもしれない。

いや、それどころか、メインのブースを出すかもな。

で、トヨタとか日産とか、そういういわゆる自動車を作っていたメーカーが、部品(自動車)を供給するようになるわけだ。

うーん、あながちジョークじゃないかもしれない。

100年後のモーターショーは、どうなるか分からんぞお?(って、そのころ自動車ってものがあるかどうか・・・)。

世田谷工場2015年10月29日 14:52

世田谷工場
世田谷工場


税抜き860円の純正品(1個当たり単価:パッケージは2個入り)。

バルブサポートという(マテリアルナンバー:96536156100)。

ポルシェセンター青山の世田谷工場で仕入れた。

画像はその装着画像(浮沈子の83タルガではありません)。

バルブを支えているショボイ部品がそれ。

この時期の911は、前輪6J(15インチ)なのだが、83タルガは7J(16インチ)になっている。

リアは8J(16インチ)(オリジナルは7J15インチ)。

ターボ仕様だ。

大きいことはいいことだあ?。

純正に拘るわけではないが、タイヤは小さい方がいいに決まってる。

見た目とサーキットでの速さを追求して、インチアップしたらしい・・・。

そうすると、エアバルブの角度がホイールの縁に対して直立して、遠心力で曲がる。

劣化したゴムがちぎれ飛んで、急激にエアが抜けて、バーストよりも危険なんだそうだ(6Jはホイールの縁が支えるので大丈夫とか)。

うーん、一応理屈ではそうなんだが、ホントかなあ?。

世田谷の工場長さんによれば、エビデンスがあるんだという(高速道路でスピンしてヒットだと!)。

で、浮沈子は名刺代わりに4輪分お買い上げ!!!!(←4つ:2個セットなので2セット)。

本日、修理のために入庫する83タルガに、部品持ち込みで取付を依頼することに。

といっても、ホイールを脱脂して、シール剥がして貼るだけ。

サービスでやってくれるだろうな、当然。

カレラのエンジンを載せ替えた3.16リッターエンジンは、ゲテモノなので、ポルシェセンターとしては面倒みられないと断られた。

送風ポンプも外されているので、ファンコイルを直しても、意味がないことが分かった。

それだけでも、行った甲斐があったな。

(ポルシェセンター青山 世田谷工場・認定中古車センター)
http://www.porsche.co.jp/dealers/aoyama/approvedcenter.php

19台のリフトが並ぶ工場も、外からチラ見する。

我が国最大にして、東洋で最大級のポルシェ公認サービスセンターと豪語してたな。

確かに、30人に及ぶスタッフといい、規模はデカい。

世田谷通りから見えるショールームだけではないのだ。

工場長も、以前は80年代のカレラを乗り継いでいたそうだ。

話が具体的で、細かい・・・。

いつでも遊びにおいでと、有難いお言葉を戴く。

少し顔出しして、覚えてもらおうかな。

83タルガの課題はエンジン回りだけではないので、他の点で相談できるだろう。

ちなみに、浮沈子が画策しているダックテイルはおススメではないんだそうだ。

空力性能としては、ターボについてるリアスポイラーがおススメとのこと。

うーん、浮沈子は、カッコだけなので、ダックテイルでいいかな。

まだ間に合うようなら、プレステージと相談してみよう。

フロントを補強した点については、リアに負担がかかって良くないそうだ。

911のリアセクションはガッチリできているので、余り心配ないと思うが、ポルシェとしては純正から崩されるというのが面白くないのかもしれない。

まあ、要するにバランスということだな。

フロントのスポイラーと、リアスポイラーは、セットで付けるべきだというのは、定説通りらしい。

フロントだけだと、高速(130km以上)で、リアが浮くんだそうだ。

ははあ、そうだったのか。

って、サーキットでの話だ。

法定速度は守りましょう!。

4千円足らずで、たっぷりと情報を仕入れる。

もちろん、アイスコーヒー付き。

ショールームに飾ってあった911T(71年物?)の写真も撮って、満足度、高っ!。

世田谷区製?orドイツ製?2015年10月29日 22:01

デュラントミラー
世田谷区製?orドイツ製?


ポルシェセンター青山の世田谷工場(というか、ショールーム)で見かけた71年物の911T。

画像は、運転席側のデュラントミラー(というらしい)。

よく見ると、世田谷区のマークが刻印されている(えーっ?、ホントかよ!?)。

んなわけ、ないじゃん・・・(ちゃんと、MADE IN GERMANYと書いてあります)。

でも、よく似てるな。

(世田谷:区旗・区章を参照)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%94%B0%E8%B0%B7%E5%8C%BA

さすが、「世田谷」工場である。

まあ、どうでもいいんですが。

この個体は、オリジナルの塗装だそうだ。

(PORSCHE 911T  世田谷店 展示中)
http://www.porsche.co.jp/dealers/setagaya/news_detail.php?shopid=13&topicid=13

「Specification:
・エンジン:2,195cc
・トランスミッション:4 Speed Manual TM
・最高出力:125PS/5,800rpm(DIN)
・最大トルク:18.0kgm/4,200rpmrpm(DIN)
・製造日:1971年10月10日」

塗装は、小キズはあるものの、艶やかな色合いだ。

44年前のクルマとは思えないな。

ちょっと、浮沈子の83タルガとは、佇まいが異なる。

こっちは予定通り、夕方プレステージに持ち込んで、整備依頼。

①オイル交換、②助手席側ドアの調整、③シフトレバーの修理(センターに戻らない)、④ファンコイルの修理(循環させるモーターがなくても、効果があれば)、⑤リアスポイラー(とりあえず、ダックテイルでいくことに)、⑥ブレーキのジャダー(今日乗ってみたら、あまり気にならないが、とりあえず見てもらう)、⑦バルブサポートの取り付け、⑧タイヤの確認(要交換でもS-02で行きます)、⑨その他

結構あるが、純然たる改造はリアスポイラーだな。

あとは、メンテナンスだ。

このところ、始動時にエンジン回転がばらつくが、走り出して暫くすると安定するので、オイルの粘度を変えるかどうかだ。

そこはお任せである。

タイヤもS-02のままでいい。

下手にハイグリップを履いて、すっ飛んでいくのは勘弁して欲しい。

地道に性能を上げつつ、袖ヶ浦1分半の壁にチャレンジである。

この間は、路面温度高く、気温高く、タイムアタックには向かなかったな。

年内に再度挑戦できればするが、日程によってはパスだな。

預けてきたので、帰りは電車。

左足がまだ痛むので、かばって歩く右足が筋肉痛だ。

ったくもう・・・。

整備が上がってくるまでは暫くかかるだろうが、それまでは500Eに頑張ってもらおう。

パラオから帰れば、その500Eも予防保守に出す予定だ。

何だかんだで、もの入りのクルマだな。

いい子にしているのは、疎開先にある03ボクスターだけだ。

入れ替えで昨日乗ったが、やはり気持ちのいいクルマだ。

ショックだったのは、986とか996は、ポルシェセンターではクラシック扱いになっていること。

(ポルシェ クラシック)
http://www.porsche.com/japan/jp/accessoriesandservice/classic/

「モデル:
・356:1948 - 1965
・911 F:1964 - 1973
・914:1969 - 1976
・911 G:1974 - 1989
・924:1976 - 1988
・928:1977 - 1995
・944:1982 - 1991
・959:1987 - 1988
・964:1988 - 1994
・968:1992 - 1995
・993:1993 - 1998
・986:1997-2004
・996:1998-2005」

指定工場から見放されたとはいえ、83タルガと併せて、クラシックポルシェの2台持ちということになる・・・。

なんか、複雑・・・。

まあいい。

バリバリの新車も、いずれは古びていくのだ。

986ボクスターは、最終型から既に11年が経っている。

モデルイヤーでいえば、12年だ。

いいものを買って、長く乗るのではなく、華やかですぐに廃れるものを、それなりの期間乗って買い替えるというスタイルが定着している。

確かに、最新のポルシェは、最良のポルシェかもしれない。

非日常の塊、スポーツカーの標準、乗って安心、走って楽しい、道楽車の鏡だ(911は、経費で落とせるという都市伝説もあるけどな)。

それはそれでいい。

新車のオーナーが、買い替えてくれるおかげで、浮沈子は中古に乗ることができる。

美味しいところだけ戴けるわけだ(どっちが?)。

今日の収穫(?)は、83タルガは、純正の道を外れて、ゲテモノ、外道の世界にあるクルマだということが分かったこと。

良く言えば、極めて個性的なクルマ(!)ということになる。

で、エンジン快調、ボディ改造中、いつかはバッテリーもリチウムイオンで軽量化して、右コーナー多い袖ヶ浦でベストバランスのクルマに仕立てよう!(バッテリーは、左前に搭載)。

ダックテイルにしてストレートエンドや、最高速コーナーでどのくらい伸びるかも楽しみだな。

リアスポイラーは、調達できなければ、次回見送りということもある(ターボのやつにすっかな:高いけど)。

8項目のうち、必須は半分。

①オイル交換、③シフトレバーの修理(センターに戻らない)、⑦バルブサポートの取り付け、⑧タイヤの確認

このくらいか。

世田谷工場長の話では、バルブサポートは必須だそうだ。

さっさとやって、安心して乗りたいもんだな。

ところで、ショールームの911T(71年)は、いくらくらいするもんなんだろうか?。

(ポルシェ 911 T ディーラー車 (ホワイト):売れてしまったら見られません)
http://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU3595447725/index.html

「基本情報(ポルシェ911T愛知県):
・本体価格(税込):1188.0万円
・駆動方式:2WD
・ハンドル:左
・走行距離:10.6万km
・ミッション:フロア5MT
・年式(初度登録年):1972(S47)
・ボディタイプ:クーペ
・色:白
・乗車定員:4名
・排気量 2400cc
・正規輸入車:○
・ドア数:2
・エンジン種別:ガソリン
・車検:2015(H27)年10月」

72年からは、2.4リッターなんだな。

それにしても、いい値段だ。

ショールームの個体は、さらに高いと思われる(倍くらいか?)。

そういうのは浮沈子には縁(円?)がない。

ゲテモノでも、現実的な値段で乗れるのがいい。

乗って嬉しく、弄って楽しいのがいいな。

ナローのオリジナルコンディションなんて、袖ヶ浦でタイヤ溶かしながら床まで踏めないでしょ!?。