伏兵HX-1(仮称)現るも、まあ、来年は飛びそうにもないからな2019年12月02日 23:34

伏兵HX-1(仮称)現るも、まあ、来年は飛びそうにもないからな


そんなことは何処にも書いていない記事から。

(中国、火星探査機「火星一号」の着陸試験に成功 - 2020年に打ち上げへ)
https://news.mynavi.jp/article/20191202-930823/

「火星一号は、火星を周回する周回機と、火星の地表に着陸する着陸機、そして探査車からなる大型の計画である。」

「探査車の質量は約240kgほどで、太陽光で駆動し、航法や探査に使う各種カメラのほか、レーザー誘起ブレークダウン分光計、磁場検出器、地中レーダーなどを搭載する。なお、中国はすでに月に、「玉兎」という探査車を2機送り込んでおり、この火星一号の探査車の開発にもその技術が活用されている。ただし、質量は2倍ほど大きくなっている。」

探査車の名称も分からないし、その目的の中には怪しげな話は見当たらない。

長征5号で来年打ち上げる予定だというが、ロケットは前回の打ち上げ(2017年)に失敗した後、遅れに遅れて、とても来年の打ち上げに使える様子はない(一応今月中に、前回のリベンジミッションとして打ち上げ予定のようです)。

仮に打ち上げに成功したとしても、火星に探査機を送り込むことができるかどうかは未知数だ(中国は、やったことないしな)。

それでも、周回機を送り込めれば快挙になる。

火星周回機では、インドに後れを取ってしまったからな。

今回の計画は、それを一気に覆す意欲的なものだ。

成功すればチャンドラヤーン2で煮え湯を飲まされているインドは、悶絶死確実だな(そうなのかあ?)。

(月探索機チャンドラヤーン2号の着陸船墜落をインド政府が公式に認める:追加)
https://gigazine.net/news/20191129-india-acknowledges-crash-chandrayaan2/

「9月8日にはオービターのカメラが着陸予定地点からほど近い場所にあるビクラムを捉えたため、通信の復旧が試みられていました。」

(NASA月周回衛星、月面に墜落したインド着陸船を発見:追加)
https://www.afpbb.com/articles/-/3257777

「着陸船ビクラムが9月6日(インド時間9月7日)に月面に衝突した場所と、数キロにわたって約20か所に破片が散乱している様子などを公開した。」

中国は、なんたって月着陸を果たし、ローバーも走らせている。

植物や動物も月面に送り込んで、鼻息が荒い。

近々、月からのサンプルリターンも計画されているという。

まあ、そんなもんは、米国やロシアが20世紀後半に達成してるからな。

成功したとしても、それ程のインパクトはない。

火星探査車が、サンプルリターンとかしない限り、米欧(ロ)の優位は安泰だ。

それだって、マーズ2020でパッキングしたサンプルを回収できるかどうかは未定だし、浮沈子は良くて2030年代、下手すれば火星に塩漬けになると見ている。

ったく、ちんけな話だと高を括っていたら、とんでもないことが書いてある記事を見つけた。

(中国は2020年に火星にローバーを着陸させる予定:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://www.inquisitr.com/5253291/china-mars-probe-2020/

「このプロジェクトでは、赤い惑星の表面から岩石や土壌のサンプルを収集し、今後10年で最終的に地球に輸送することを目的として、着陸船、ローバー、衛星を火星に送ります。」

「すべてが計画通りに進んだ場合、HX-1は火星からサンプルを持ち帰る最初の惑星間ミッションになる可能性があります。」

「HX-1ミッション中に収集された貴重なサンプルは、2030年までに地球に届けられる予定です。」

火星のサンプルリターンといえば、惑星探査の聖杯と言われている。

中国は、インドになんか目もくれずに、いきなりトップを狙って博打に出たわけだ。

マジか!?。

(中国は来年、火星への打ち上げを望んでいます。最初の火星の土壌サンプルを地球に持ち帰るという野心的な計画の一部です)
https://www.businessinsider.com/china-mars-spacecraft-launch-2020-rover-sample-return-2019-1

「中国は最近、月の裏側に最初の宇宙船を上陸させ、年末に月のサンプルリターンミッションを開始する予定です。」

「中国国立宇宙局は、2020年半ばに打ち上げられ、2021年初頭に到着する予定のロボット火星ミッションにも取り組んでいます。」

「成功すれば、そのミッションにより、将来の火星ミッションで、2030年までに赤い惑星の土壌と岩石の原始的なサンプルを地球に戻すことができます。」

火星探査の歴史を一気にぶち抜いて、初めての自前のチャレンジでトップに立とうとしている。

しかも、既に2020年代の回収を視野に入れいているわけだ。

具体的な記述が少なく、サンプル採取してパッケージする仕掛けの情報もない。

ひょっとしたら、今後打ち上げられる別の探査機に委ねられているのかも知れないが、それが実現するのは早くても2022年ということになる。

更に、そのサンプルの回収ということになれば、2024年打ち上げだ。

持ち帰るのは、最短でも2026年。

計画の遅れがつきものの中国の宇宙開発を考えれば、10年単位の遅れは十分あり得る。

地球低軌道上の宇宙ステーションや無人の月面基地建設、有人月面探査など、スケジュールが目白押しの中で、如何に聖杯と言えども最優先での実行が可能かどうかだな。

加えて、主力ロケットの不調もある。

長征5号が飛ばなければ、話は始まらない。

浮沈子は、一瞬焦ったけど、落ち着いて考えれば可能性はあっても蓋然性に乏しい話と分かった。

中国が、惑星探査の聖杯を手にするのは、当分先の話だ。

しかし、それを念頭にして惑星探査計画が練られていくこともまた、確かなようだしな。

月に行ったって、そこから何かを持ち帰ったとしても、21世紀ではだれも驚かない。

万博で月の石出して大騒ぎしたのは、もう半世紀も前の話だ。

まあ、2025年の大阪・関西万博に火星の石でも展示することができれば快挙だがな。

長蛇の列は間違いない。

しかし、ひょっとしたら、その列が出来るのは米国とか欧州のパビリオンではなく、五星紅旗が翻る建物になるわけだ。

(2025年日本国際博覧会)
https://ja.wikipedia.org/wiki/2025%E5%B9%B4%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8D%9A%E8%A6%A7%E4%BC%9A

「テーマ:「いのち輝く未来社会のデザイン」」

まあ、どうでもいいんですが。

火星由来の生命とか見つかれば、テーマにも沿っていていうことないけどな。

まず、そうはならないに違いない。

せいぜい、2回目の月の石とか展示して、お茶を濁すことになる。

来年の火星行きは、このほかにも欧州とロシアが行うエクソマーズ2020や、本命のマーズ2020、大穴(!)のアルアマルがある。

2年に1度の火星祭。

昨年は、現在穴掘りで悪戦苦闘しているインサイトだけだったからな。

賑やかになって結構な話だ・・・。

(2016年の中国の宇宙:追加:自動翻訳とはいえ、大層なタイトルだな・・・)
http://www.cnsa.gov.cn/n6758824/n6758845/c6772477/content.html

「第三に、今後5年間の主なタスク:
(D)深宇宙探査:
中国初の火星探査ミッションを実施し、火星の軌道、着陸、パトロール検出などの重要な技術を打ち破ります。最初の火星探査機は2020年に打ち上げられ、共同の軌道探査とパトロール探査を実施します。火星のサンプリングと帰還、小惑星探査、木星システム、惑星侵入検知の計画を実行して、実証と重要な技術研究を深め、適切な時期にプロジェクトの実施を開始し、太陽系の起源と進化、地球外生命情報探査などの主要な科学的問題を研究します。」

うーん、5年計画の中で、さらっと触れられている程度だからな。

ワンウェブの衛星通信は地上基地局(ゲートウェイ)と端末間だけで、衛星間通信は行わないようだな2019年12月03日 16:54

ワンウェブの衛星通信は地上基地局(ゲートウェイ)と端末間だけで、衛星間通信は行わないようだな


スターリンクが天文屋やライバルの打ち上げ会社に噛みつかれているようなので、じゃあワンウェブとかはどうなってるのかと調べていたら、意外なことを知った(うーん、意外じゃないかも・・・)。

(How OneWeb's Connectivity Works:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=REzA_SYInvc&feature=youtu.be

「ここに示されているゲートウェイが示されています」

「ここで赤い涙が動き回る」

「の1つのサテライトを示します」

「と通信する軌道」

「への接続のためのゲートウェイインフラストラクチャ」

「インターネットのエンドユーザーはに接続します」

「1人のウェブユーザーを介したサテライト」

「衛星がユーザーを通過する端末」

「ここで表される端末」

まあ、このくらいでいいか。

字幕自動翻訳のトラップに引っかかってるわけじゃないことは、アニメーションを見てもらえれば分かる。

多数の地上基地局を接続しているのは、既存の地上回線(光ファイバー)なわけだ。

ワンウェブが提供するのは、ゲートウェイとユーザー端末を中継する機能ということになる。

ゲートウェイのスループットとかは、需要に応じて引き上げていくことになるだろうし、衛星寿命(7年以上)で更新される中継器の性能、衛星の密度そのものでも変わる。

エンドユーザー側の端末だって、ある程度の範囲を無線ⅬANで纏めてから送受信することだって有り得る。

柔軟性が高いともいえるし、地上インフラに依存しているために、そっちの投資が必要になる。

衛星間通信は、この映像を見る限りはない。

一部の衛星を除けば、まだ実験段階だし、大規模なコンステレーションのマルチな通信が可能なのかどうかも分からない。

スターリンクの真骨頂は、衛星間通信をバックボーンとして構築し、ルーティングを最適化して、地上回線に依存しない独自のネットワークを宇宙空間に張り巡らすところにある。

それは、正にインターネットの黎明期からあるネットワークの抗堪性を確保するという原初的な需要を具現化するものだ。

4万機を超える衛星群を同時に攻撃しない限り、このネットワークの息の根を止めることは出来ない・・・。

まあ、天文学者とか、やりかねないな(そうなのかあ?)。

そういう仕掛けを作って、怒りで顔を真っ赤にし、目を血走らせている流星観測者の目の前に起動スイッチを置く・・・。

浮沈子は、無条件で押す方に1票だな。

まあ、どうでもいいんですが。

ワンウェブの方式では、増大するネットワーク需要に応えられないばかりか、そのトラフィックを増大させるだけで、解消する方向性は見られない。

もっとも、ゲートウェイ間を衛星経由で接続するということなら別だ。

地上回線を使わず、衛星間をゲートウェイを介してリレー式に接続することでもバックボーンは構築できる。

その辺りがどうなっているのかは分からない。

衛星間通信というキワモノを使わずに、現実的な解を与える方式ではある。

ただし、問題もある。

ゲートウェイが地上にあるために、衛星との通信が常時最適に行われるかどうかは未知数になる。

バックボーンとしては、いささか心もとない。

仮に、衛星ーゲートウェイのリレー方式でバックボーンを構築するとしても、地上回線との併用にならざるを得ない。

そこのところは、宇宙空間で衛星間通信を行う場合も同じだ。

最初と最後は、地上とやり取りするわけだからな。

ただし、バックボーンとしての適性はリレー方式よりは高い(たぶん)。

地球低軌道衛星群によるインターネット接続は、いくつかの方式が並立していく可能性もある。

ひょっとしたら、ワンウェブのバックボーンとしてスターリンクを使うことだって有り得る。

ラストワンマイルの解消だけが、インターネット衛星の役割ではない。

地上の政情不安、複合的な故障、災害などの際に、宇宙空間にバックアップのネットワークが出来ることは望ましい。

逆に磁気嵐などの時には、地上のバックボーンに降ろして繋ぐ方法もある。

地球というこの星には、まるでアバターに出てくる惑星のような、生きたネットワークが張り巡らされることになる。

そこにはエイワの木のような中心はない(制御プログラムを送り込むところは必要だな)。

人間の身勝手な争いごとに使われることなく、平和と繁栄のために使われ続けることを祈ろう。

何よりも、我々エンドユーザーがそうしていかなければならないのかも知れない・・・。

ちょっと気になる19回目のドラゴン打ち上げ2019年12月03日 21:20

ちょっと気になる19回目のドラゴン打ち上げ
ちょっと気になる19回目のドラゴン打ち上げ


(今週、宇宙ステーションへの打ち上げを予定している2つの貨物船:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://spaceflightnow.com/2019/12/02/two-cargo-freighters-set-for-launch-to-space-station-this-week/

「SpaceXは、ケープカナベラルの北東の大西洋にあるドローン船に乗って、ファルコン9の最初のステージを回収する予定です。」

「5,700ポンド(約2.6トン)を超えるペイロードを搭載します。」

(crs-19_press_kit:追加)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/crs-19_press_kit.pdf

「00:02:47 1st stage boostback burn begins」

ふーん、ブーストバックするんだ・・・。

はてさて、ブースターの海上回収というのは、ドラゴン補給船では珍しいな・・・。

一応、ウィキのリストで確認してみた。

(Falcon 9およびFalcon Heavyの打ち上げのリスト:CRSミッションのみ抽出)
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Falcon_9_and_Falcon_Heavy_launches#2010_to_2013

「便名:日付:バージョン、ブースター:ペイロード:ペイロード質量:打ち上げ結果:ブースター着陸:備考

4:2012年10月8日:F9 v1.0 B0006:SpaceX CRS-1、Orbcomm-OG2:500 kg+172 kg:成功+部分的な障害:試行なし:CRS-1は成功しましたが、セカンダリペイロードが異常に低い軌道に挿入され、その後失われました。これは、打ち上げ中に9つのMerlinエンジンの1つが停止したためであり、ISSの巡回車両安全規則により、主なペイロード所有者であるNASAは契約上、2回目の再点火を拒否することが許可されました。

5:2013年3月1日:F9 v1.0 B0007:SpaceX CRS-2:677 kg:成功:試行なし:オリジナルのFalcon 9 v1.0 ロケットの最後の打ち上げ、ドラゴンの非加圧トランクセクションの最初の使用。

9:2014年4月18日:F9 v1.1:SpaceX CRS-3:2,296 kg:成功:管理された(海):SpaceXは、第2段階の分離に続いて、廃棄されたブースター車の2回目の制御降下試験を実施し、液体ロケットエンジンの軌道ブースターの最初の制御された海洋着陸の成功を達成しました。ソフトタッチダウンの後、最初のステージは予想通り転倒し、破壊されました。これは、拡張可能な着陸脚で飛ぶ最初のFalcon 9ブースターであり、Falcon 9 v1.1ロケットでの最初のドラゴンミッションです。この飛行は、二次ペイロードとしてNASAのELaNa 5ミッションも開始しました。

13:2014年9月21日:F9 v1.1 B1010:SpaceX CRS-4:2,216 kg:成功:管理されていない(海):ソフトオーシャンタッチダウンの4回目の試みが、ブースターは液体酸素を使い果たしました。しかし、火星大気への新しいアプローチを開発するためのレトロ推進減速技術の研究の一環として、SpaceXとの共同協定の一環として、NASAにより詳細な熱画像赤外線センサーデータが収集されました。

14:2015年1月10日:F9 v1.1 B1012:SpaceX CRS-5:2,395 kg:成功:失敗(ドローン船):第二段目の分離後、SpaceX社はしようと戻り 90・バイ・50メートル(300フィート×160フィート)に初めて第一段階浮遊プラットフォーム -called 自律宇宙港のドローン船。このテストは多くの目的を達成し、大量のデータを返しましたが、より正確な再突入位置決めのために初めて使用されたグリッドフィンコントロールサーフェスは、着陸の1分前にその制御システムの油圧油を使い果たし、着陸クラッシュを引き起こしました。

17:2015年4月14日:F9 v1.1 B1015:SpaceX CRS-6:1,898 kg:成功:失敗(ドローン船):第二段階の分離の後、第一段階で制御降下試験が試みられました。ブースターが船に接触した後、適切なタイミングでダウンスロットルを遅らせたスロットルバルブが詰まっているために横方向の速度が過剰になったため、ブースターが転倒しました。

19:2015年6月28日:F9 v1.1 B1018:SpaceX CRS-7:1,952 kg:失敗(飛行中):除外(ドローン船):発射性能は、第2ステージのLOXタンクで過圧が発生するまでわずかであり、T + 150秒で車両が故障しました。ドラゴンカプセルは爆発後も生き残りましたが、そのソフトウェアには打上げ機の故障時のパラシュート展開に関する規定が含まれていなかったため、スプラッシュダウンで失われました。無人偵察機の船「もちろん愛してる」は、着陸テストの準備のために海にprepare 航されたため、このミッションは最初の運用任務でした。

23:2016年4月8日:F9 FT B1021 .1:SpaceX CRS-8:3,136 kg:成功:成功(ドローン船):ドラゴンは、1500 kgを超える物資を運び、2年間の軌道上テストのために、インフレータブルビゲローエクスパンダブルアクティビティモジュール(BEAM)をISSに納入しました。ロケットの第1ステージは、離陸後9分でSpaceXの自律型宇宙港ドローン船にスムーズに着陸し、軌道打ち上げからロケットブースターを海上での最初の着陸に成功させました。最初のステージB1021は、2017年3月30 日にSES-10を打ち上げたときに再利用される最初の軌道ブースターになりました。 1か月後、ドラゴン宇宙船は宇宙飛行士のスコットケリーの生体サンプルを含むダウンマスを返しました-ISSでの長いミッション。

27:2016年7月18日:F9 FT B1025.1:SpaceX CRS-9:2,257 kg:成功:成功(グラウンドパッド):Cargo to ISSには国際ドッキングアダプター(IDA-2)が含まれ、再利用可能なドラゴンカプセルの総ペイロードは6,457キログラム(14,235ポンド)でした。グラウンドパッドへの2番目の成功した第1段階の着陸。

30:2017年2月19日:F9 FT B1031.1:SpaceX CRS-10:2,490 kg:成功:成功(グラウンドパッド):歴史からの最初のファルコン9飛行LC-39Aのでランチパッドケネディ宇宙センター、および以来、LC-39Aからの最初のuncrewed起動スカイラブ-1 。飛行は、ISS Expeditions 50および51をサポートするための補給品と材料を運び、Cape Canaveral LZ-1の着陸台に第1ステージブースターを3回戻しました。

35:2017年6月3日:F9 FT B1035.1:SpaceX CRS-11:2,708 kg:成功:成功(グラウンドパッド):このミッションは、NICER、 MUSES ROSA 、および高度な植物生息地をISSに届けました。 初めて起動このミッション改装ドラゴンカプセル、シリアル番号C106に2014年9月に流した、CRS-4ミッション、及び再利用2011以来初めてでした宇宙船がISSに到着しました。ファイブcubesatsは、ペイロードに含まれていた、の国から第一の衛星バングラデシュ(BRAC ONNESHA)、ガーナ(GhanaSat-1)、およびモンゴル( Mazaalai)。

39:2017年8月14日:F9 B4 B1039.1:SpaceX CRS-12:3,310 kg:成功:成功(グラウンドパッド):ドラゴンは、2,349 kg(5,179 lb)の加圧された質量と961 kg(2,119 lb)の非加圧質量(CREAM検出器を含む)を運びました。非公式に「ブロック4」として知られているアップグレードの最初の飛行。メインエンジンからの推力を増加させ、他の小さなアップグレードを含み、新たに作られたドラゴンカプセルの最後の飛行。改装された宇宙船。 ElaNa 22ミッションも開始しました。

45:2017年12月15日:F9 FT B1035.2:SpaceX CRS-13:2,205 kg:成功:成功(グラウンドパッド):2016年のAmos-6の爆発と、20回目のブースター着陸の成功後、ケープカナベラルの改装されたパッドで行われる最初の打ち上げ。ドラゴンカプセルの2回目の再使用(以前はCRS-6で飛行していた)およびブースターの4回目の再使用(以前はCRS-11で飛行した)で、両方の主要コンポーネントが同じフライトで再使用されたのは初めてでした。

52:2018年4月2日:F9 B4 B1039.2:SpaceX CRS-14:2,647 kg:成功:試行なし:打ち上げでは、再生ブースター(CRS-12から)および再生カプセル(CRS-8からC110 )を使用しました。外部ペイロードには、材料研究プラットフォームMISSE -FF ロボット燃料補給ミッションのフェーズ3 TSIS、 ASIMヘリオフィジックスセンサー、いくつかの結晶化実験、およびRemoveDEBRISシステムが含まれますスペースデブリの除去。ブースターが消費され、SpaceXは再突入プロファイルに関するデータをさらに収集しました。また、最初のコスタリカの衛星、プロジェクトイラス、と第一ケニア衛星、1KUNS-PF。

57:2018年6月29日:F9 B4 B1045.2:SpaceX CRS-15:2,697 kg:成功:試行なし:ペイロードには、MISSE-FF 2、ECOSTRESS、およびラッチングエンドエフェクタが含まれていました。改装されたブースターは、TESS衛星の最初の打ち上げから記録された2.5か月の期間の回復を特徴としました。これはブロック4ブースターの最後の飛行であり、脚とグリッドフィンを着陸させることなく大西洋に投入されました。

65:2018年12月5日:F9 B5 B1050:SpaceX CRS-16:2,500 kg:成功:障害(接地パッド):Falcon 9 Block 5を使用した最初のCRSミッション。これには、外部ペイロードとしてGlobal Ecosystem Dynamics Investigation LIDAR(GEDI)が搭載されていました。ミッションは、宇宙ステーションでの実験の1つでかびの生えたげっ歯類の食物のために1日遅れました。以前飛行したドラゴンの宇宙船がミッションに使用されました。ブースターは初めて使用され、再突入時にグリッドフィン油圧ポンプが失速し、海上で制御不能になってスピンダウンし、段間セクションに大きな損傷を与えました。これは、グラウンドパッドでの最初の失敗した着陸試行でした。

70:2019年5月4日:F9 B5 B1056.1:SpaceX CRS-17:2,495 kg:成功:成功(ドローン船):A 商業補給サービスミッションに国際宇宙ステーションなどの貨物の約2.5トン運ぶ軌道を回るカーボン天文台-3を外部のペイロードとして。当初は着陸ゾーン1に着陸する予定でしたが、LZ-1でのテスト中にドラゴン2に異常が発生した後、着陸はドローン船に移されました。

73:2019年7月25日:F9 B5 B1056.2:SpaceX CRS-18:2,268 kg:成功:成功(グラウンドパッド):この打ち上げには、1トン以上の科学実験を含む9,000個近くの個別のペイロードが搭載されていました。これは、これまでSpaceX Dragonで打ち上げられたものです。3番目の国際ドッキングアダプター(IDA-3)は、CRS-7の打ち上げ異常時に失われた最初のIDAの代替であり、このミッションの外部ペイロードの1つでした。ドラゴンは食物と科学に加えて、ELaNa 27 RFTSat CubeSatとMakerSat-1 も搭載しており、これらは微小重力積層造形の実証に使用されます。この衛星は、7月後半にシグナスディスペンサーによって打ち上げられる予定です。
このフライトで使用されたブースターは、今年初めにCRS-17で使用されたものと同じでした。当初は、今年後半にCRS-19ミッションに再利用する予定でしたが、計画は破棄されました。初めて、2回飛行したドラゴン宇宙船も3回目の飛行を行いました。また、RP-1ケロシンタンクがあるグレーバンド塗装が初めて使用されました。これは、熱伝導率を高め、長い海岸での燃料節約に役立ちます。

76(予定):2019年12月4日:F9 B5 B1059.1:SpaceX CRS-19:約2,600 kg:?:?(ドローン船):二次ペイロードには、CubeSatの展開を目的としたISS用のBishop Airlockモジュール、およびNASAのELaNa 28ミッションからの3つのCubeSatが含まれます。」

便名23(CRS-8)では、ドローン船に降りている(FT:ドローン船初の成功)。

他では、70(CRS-17)が成功している。

この時には、LZ-1が使えなかったから仕方ない。

ドローン船への着陸の失敗は多いが、CRSでは14(CRS-5)、17(CRS-6)の2回だけだ。

27(CRS-9)、30(CRS-10)、35(CRS-11)、39(CRS-12)、45(CRS-13)、73(CRS-18)では、グラウンドで成功している。

グラウンド着陸の失敗は65(CRS-16)の1回だけ。

試行なしが、4(CRS-1)、5(CRS-2)、52(CRS-14)、57(CRS-15)の4回だが、初めの2回はそもそも再使用を試みていない時だし、後の2回は、2度目の再使用ブースターを廃棄する目的だからな。

その他、洋上着水の成功9(CRS-3)及び失敗13(CRS-4)、とっておきの空中爆発19(CRS-7)がある(この時は、初のドローン船への着陸を予定)。

回数だけまとめる。

今回除き、何らかの形で再使用を試みたケースは洋上着水含めて18回中14回。

成功したのが、洋上着水1回、ドローン船2回、グラウンド6回の計9回。

失敗等が、洋上着水1回、ドローン船2回、グラウンド1回、未達1回(空中爆発!)の計5回。

地球低軌道に軽いペイロード上げるだけと思っていたが、意外と回収には苦労している。

今回含めて、グラウンドの回収トライは7回、洋上着水含めた海上での回収トライは8回となり、CRS任務に於ける陸上と海上の回収割合は、むしろ海上の方が多いという意外な結果になった。

まあ、それでも、最近の傾向を見ると、CRS初の回収に成功した23(CRS-8)以降では、陸上7トライに対して海上2回となり、イメージ的にCRSでは陸上回収が多いというのは当たっている。

ドローン船への着陸を設定した場合、ペイロード重量とかが関係しているんだろうか。

陸上回収トライ:
27(CRS-9)FT:2,257 kg
30(CRS-10)FT:2,490 kg
35(CRS-11)FT:2,708 kg
39(CRS-12)B4:3,310 kg
45(CRS-13)FT再使用:2,205 kg
65(CRS-16)B5:2,500 kg
73(CRS-18)B5再使用:2,268 kg

海上回収トライ(今回含む、洋上着水除く):
14(CRS-5)v1.1:2,395 kg
17(CRS-6)v1.1:1,898 kg
19(CRS-7)v1.1:1,952 kg
23(CRS-8)FT:3,136 kg
70(CRS-17)B5:2,495 kg
76(CRS-19)B5:約2,600 kg

ロケットのバージョンによって、打ち上げ能力が異なるので単純な比較はできないが、ペイロード重量が3トンを超える39(CRS-12)B4:3,310 kgと23(CRS-8)FT:3,136 kgで見ても、どちらでも対応している。

今回、約2.6トンを上げるが、特段、海上回収しなければならない要素は見当たらない。

LZ-1が塞がっているような話も聞かないしな(未確認)。

ちょっと気になる・・・。

(SpaceX Falcon 9ブースターがNASAの打ち上げに先駆けて起動し、ドローンの不意打ち:追加)
https://www.teslarati.com/spacex-falcon-9-booster-surprise-drone-ship-landing/

「このミッションでは別の小さな謎が取り上げられています。このような低地球軌道(LEO)への軽い打ち上げから残されたパフォーマンスを使用してブースターを打ち上げ地点(RTLS)に戻し、SpaceXのLZ-1 / 2着陸パッドに着陸する代わりに、Falcon 9 B1059はもちろん、私はドローン船に乗って着陸します(OCISLY)。」

同じこと気にしてる奴が、大勢いるってことか・・・。

この記事によれば、1段目(ブースター)も交換した様だが、合わせて考えれば、また、NASAが、新品のブースターにしろとか、陸地に戻ってくるためのブーストバック用の余分な燃料積むのは嫌だとか我儘言ったんだろう。

ったく・・・。

12月16日に打ち上げられるJCSat 18 / Kacific 1(区分所有)は静止軌道だからな。

ドローン船の出動は間違いない。

(JCSat 18 / Kacific 1:追加)
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/jcsat-18_kacific-1.htm

「質量:6800 kg」(重っも!)

ははあ、ひょっとしたら使い捨てにするのかもな。

燃料目一杯使って、スーパーシンクロナストランスファ軌道に入れてくれれば、衛星寿命が延びるメリットがあるし。

スカパーとかも、そうしてくれるなら、中古でもいいかと(そんなあ!)。

それなら、ブースター取り換えっこしたのも納得がいく。

閑こいてるドローン船も、CRS-19の方で活用できるしな。

こっちの方も、ちょこっと注目かもな・・・。

(SpaceXの驚きのFalcon 9ドローン船の着陸がCargo Dragonの発売前に説明されました:追加)
https://www.teslarati.com/spacex-surprise-falcon-9-drone-ship-landing-explained/

「SpaceXは本質的にさらに野心的な海岸試験を実施する予定であり、ファルコン9の着陸用推進剤の予算から奪われた大幅に大きな推進剤マージンを必要とします。」

「GEOの直接打ち上げでは、軌道上で非常に長い海岸を実行するためにロケットの上部ステージが必要であり、すべて敵対する真空環境の温度変動と放射ベルトと戦い、極低温推進剤の固体の沸騰または凍結を防止しようとします。簡単に言えば、軌道上で6〜12時間以上完全に機能し続けることができる信頼性の高い高性能の上部ステージを構築することは非常に困難です。」

つまりは、2段目のロングコーストの試験のために、1段目の回収を海上で行うということのようだが、ピンとこない理由だな・・・。

(ファルコン9の水曜日の打ち上げ後のタップでの長時間の海岸実験:追加)
https://spaceflightnow.com/2019/12/03/long-duration-coast-experiment-on-tap-after-falcon-9-launch-wednesday/

「SpaceXは、水曜日に国際宇宙ステーションに向けてドラゴン補給船を配備した後、ファルコン9ロケットの第2ステージで数時間の実験を行い、熱データやその他の情報を収集して、車両の長期的な性能を検証します。」

「そのデモンストレーションには追加のパフォーマンスが必要です。したがって、基本的には、最初のステージをより長い時間焼き付けて、2番目のステージでそのデモ用にパフォーマンスを確保できるようにする必要があります」とJensen氏は述べました。「最初のステージをより長い時間燃やしているので、打ち上げ現場に戻ってくるほどの燃料はありません。そこで、部分的なブーストバックを行います。これは、ドローン船の位置です。」

20億ドルの打ち上げコストは、果たして高いと言えるのか2019年12月05日 14:41

20億ドルの打ち上げコストは、果たして高いと言えるのか


ちょっと前に、こんな記事を書いた。

(200万ドルの打ち上げコストは、果たして安いと言えるのか)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2019/11/10/9174980

「競争原理が働きにくく、高コスト体質に塗れている宇宙開発。
再使用ロケットによる価格破壊を引っ提げて登場したスペースXに、業界は震撼した(たぶん)。」

ファルコン9によるCRS-19が、高空の強風と海況の悪化により延期された。

海上回収の理由を確認するために見ていた記事に、べらぼーな話が書いてあって驚く。

(SpaceXの驚きのFalcon 9ドローン船の着陸がCargo Dragonの発売前に説明されました:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://www.teslarati.com/spacex-surprise-falcon-9-drone-ship-landing-explained/

「NASAは、政治的な戦いの最中です現在、NASAのSLSロケットでの打ち上げが法的に義務付けられているヨーロッパクリッパー宇宙船の打ち上げ契約。」

「ロケットは打ち上げごとに20億ドル以上のコストがかかる可能性が高いため、Falcon HeavyまたはDelta IV Heavyを使用するだけで15億ドル以上節約できます。」

SLSにそれだけの価値があるのかどうかは知らない。

数年後、運用を開始される同程度の打ち上げ能力を持ったロケットの値段が、1000倍(!!!)違う理由を、米国議会とNASAは米国民に納得させなければならない。

しかも、SLSの打ち上げは、多く見積もっても年に3回程度。

その製造には、現在のところ4年程度が見込まれている。

(DeepSpace:NASAのEuropa ClipperがSLSに苦しみ、月面着陸船が資金を獲得し、ロシアが月の野望を語る)
https://www.teslarati.com/nasa-europa-clipper-moon-landers-and-russian-ambitions/

「NASAの役人からの過去の推定によると、機関はボーイングとエアロジェットRocketdyneが新しいSLSブースターを構築するために最低52カ月(4.3年)のリードタイムを必要とします。」

NASAは、10機分のSLSを纏めて発注した様だ。

(NASA、アルテミスムーンミッション向けにボーイングからSLSメガロケットをさらに発注)
https://www.space.com/nasa-orders-more-boeing-sls-rockets-for-moon.html

「水曜日(10月16日)に、NASAは、ボーイングの暫定追加資金調達とロケット製造用原材料の一括購入許可を発表しました。会社とNASAは、アルテミスとの完全な契約の交渉を続けています。代理店が来年確定する予定のより大きな契約は、スペース打ち上げシステム(SLS)ロケットの最大10のコアステージと、8つの探査アッパーステージ(EUS)をサポートする予定です。」

アッパーステージの数が合わない(2個足りない)のは、暫定的に使用されるアッパーステージが2個あるからだろう(アルテミス1用の1個(ICPS)は納品済み)。

エウロパクリッパーのアッパーステージに暫定極低温推進段階(ICPS)が使用されるかどうかは知らない。

「NASAは現在、フル契約でボーイングにどれだけの資金を提供するのか「わからない」が、その金額は2月に政府が次の予算要求を提出するときに開示される、と機関の広報担当者はSpace.comに語った。この追加のロケット製造は、ドナルドトランプ米国大統領の命令に応えて、5年間で月面に人間を着陸させるという機関の取り組みの一環です。」

以前、NASAの担当者は、SLSの値段を1機当たり5億ドルと言ってたような気がするけどな。

気のせいだったのかもな・・・。

(NASAの巨大な新しいロケットは打ち上げごとに5億ドルかかる)
https://www.space.com/17556-giant-nasa-rocket-space-launch-cost.html

「私たちは、およそ5億ドルの数値がフライトあたりの平均コストであると推定しました」

「SLSが5億ドルの目標を達成できれば、スペースシャトルよりも安く飛ぶことになります。シャトルプログラムは、その寿命全体で約2,090億ドル(2010ドル)で、合計135回のフライトを行い、打ち上げあたりの平均コストは15億ドルを超えました。」

20億ドルも掛かったら、スペースシャトルよりも高くなる。

しかし、スペースシャトルは地球低軌道までしか飛べなかった。

SLSは有人カプセルを月軌道に送り、7年掛かっていた木星圏への探査機を3年で送ることが可能だ。

比較の対象としては、アポロ計画に使用されたサターン5型ロケットが相応しいだろう。

(サターンV:コスト)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3V#%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%88

「1回の発射にかかる費用は、24 - 35億ドル(2007年度換算)」

米国民は、より優れた性能を持つロケットを、50年の歳月を経て「割安で」手に入れることになるのだ。

SLSを完全に代替する性能を持つロケットは、開発中のBFR程度しかなく、有人飛行が行われるのは早くても2023年以降であり、その超楽観的なスケジュールを信じる者など誰もいない(ああ、一人いるかもな・・・)。

米国民は、高い買い物をしたろうが、当分の間、他国に追いつかれる心配のないツールを手にするわけだ。

ハッキリ言って、SLSとBFRを比較するのは間違っている。

ファルコン9は快挙だが、そのコストは不透明であり、今のところ有人飛行での実績もない。

ファルコンヘビーに至っては、センターコアの再使用はただの一度も行われていない(海上のドローン船への着陸には1回成功したが、帰途海上で失われ、回収には失敗している)。

1億ドル程度での打ち上げを目指しているようだが、現状では持ち出しになるだろうな。

影も形もないニューグレンやバルカンロケットについては、何もコメントできない。

現行機種の代替として開発されているので、コスト低減は図られるかもしれないが、全ては未知数だ。

打ち上げロケットは、定期的な更新を行い、開発体制を維持しなければ人的な要素(開発のパフォーマンス)を失い、開発力は低下する。

開発だけではなく、生産能力や運用能力も疲弊していく。

ロシアの低迷を見るまでもなく、そのことは明らかだ。

米国には、既にその兆候が現れているのではないか。

SLSはコンピューターでゴテゴテと飾られたサターン5型に過ぎない。

良く言っても、スペースシャトルの廃品活用だしな。

それを曲がりなりにも飛ばせるようにした技術力は大したもんだが、それ以上ではない。

人類の選択として、このロケットを世に送り出すことが正解だったかどうかは分からない。

少なくとも、半世紀は様子を見なければなるまい。

BFRや、それに続く再使用ロケットが登場し、その存在意義を失わせることになるかどうかは分からない。

巷には、このブログを初め、有象無象の情報が溢れているが、業界の言うことを鵜呑みにした安易な二次情報の垂れ流しには気を付けないとな(お前に言われたくない!)。

有人宇宙飛行を可能とする重量級ロケットの開発は、現在、SLSだけで行われている。

その他の有人ロケット(ファルコン9とアトラスV)は、せいぜい地球低軌道止まり。

SLSだって、月より遠くには直接有人宇宙船を送り込むことは出来ない。

200万ドルで100人が宇宙旅行出来るBFRなど、誰かさんの頭の中と浮沈子のブログの中にしか存在しない。

2023年に月周回軌道に人類を送り込むことが出来るとか言っているのは、人心を惑わすケシカラン連中だけだ。

チタンが高濃度の酸化剤と反応することにさえ考えが及ばないメーカーの宇宙船なんかに、誰が乗るかよ・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

1発20億ドルのロケットが高いかどうか。

それは考えようによるというのが浮沈子的答えだ。

代替手段のないミッションに、そのコストを払っている米国民がゴーを出せば、それでいいのではないか(そのツケを、防衛費負担の増額という形で我が国に押し付けてくる態度は考え物だがな)。

今のところ、月への有人飛行を行い、他国との競争に負けないための木星圏などへの高速アクセスを実現できるのは、SLSしかないからな。

しかし、それも予定通り開発が進んで、BFRなどより早く運用を開始できた時の話だ。

浮沈子は、アルテミス計画がオンスケジュールで実行可能であると考えるほどお人よしじゃあない。

控えめに言っても数年、下手をすれば10年程度ずれ込むことはあり得る。

月周回軌道や月面に物資を届けること自体は、米国にとってそれほど困難な事業じゃない。

現行のロケットでも、十分可能だろう。

そこに人間が乗っているかどうかは、SLS次第だし、代替手段はない。

博打だな。

NASA長官が言うように、技術的障壁より、政治的障壁の方が高いだろうし。

もたもたしてると、地球低軌道はBFRが打ち上げるスターリンク衛星群で一杯になって、SLSの打ち上げが制限されるかもしれないしな(そうなのかあ?)。

400機の衛星を纏めて上げる訳だしな。

100発も打ち上げれば、4万機の計画もあっという間だ。

それでも、SLS1発打ち上げる10分の1のコストだけどな・・・。

静止軌道商業打ち上げから撤退する我が国の基幹ロケット2019年12月06日 00:48

静止軌道商業打ち上げから撤退する我が国の基幹ロケット
静止軌道商業打ち上げから撤退する我が国の基幹ロケット


世界の衛星打ち上げは、政府系(軍需含む)が3分の2を占めている(これまでのところ)。

スターリンクみたいな掟破りが増えてくれば、今後どうなるかは分からんけどな。

従来の統計とか、需要予測は根底から覆ってしまう。

H3ロケットのコストを調べていて、たぶん、半分近くは固体燃料ブースターだろうと見当をつけた話は既に書いた。

(4.8度って、真冬じゃん!?)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2019/11/29/9182714

「2本のブースター付けないと、飛び上がることさえできないH2Aに対して、新型エンジン3基掛けでブースターを使用しない設えのやつが半額の50億円になると言われている(ウィキの記述では、40億円とも)。」

「固体燃料ブースターの価格は非公表だが、打ち上げロケットとしてコンプリートしたイプシロンの価格(目標額で30億円)を考えると、1本20億円くらいするのかもしれない(計算上は、ほぼ辻褄が合う)。」

そうすると、どう考えてもH3単体でGTOには上げられない衛星が多くなる。

つーか、最近の静止軌道衛星は1機当たりの重量が激増していて、今月上げる予定のスカパーなんかは6.8トンもある。

おそらくは、H3にブースター4本付けた仕様でも上がらないのではないか。

(H3ロケット)
https://ja.wikipedia.org/wiki/H3%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88#%E5%A4%96%E9%83%A8%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF

「ロングコースト静止移行軌道:6,500 kg 以上(H3-24S/L)」

「以上」だからな・・・。

分からんけどな・・・。

分かっているのは、その時のおよその値段で、ざっくり130億円ということになる(50億円+20億円×4本)。

まあ、多少割引があったとしても、100億円を切って打ち上げれば商売にはならない。

ファルコン9がいくらで上げるかは分からないけど、現状(ブロック5)の使い捨てでも70億円くらいで上げているだろう(未確認)。

打ち上げ実績とか、スケジュールを考えると、商売として成り立つとは思えない。

重工は、そこで、ブースターに依存しない打ち上げスタイルをスタンダードに選んだ。

エンジンは3つになるけど、まあ、自前だしな。

政府系の需要は予算次第だから、競争はない。

軍事衛星も、当初はアリアンで上げようとしていたけど、結局H3で上げることにしたようだ(輸送中にアンテナぶっ壊しちまって、作り直しだったしな。あれって、まさか、H3で上げるために、わざとやったとか・・・)。

「2022年度:Xバンド防衛通信衛星3号機(きらめき3号)」

まあいい。

いずれにしても、国内競争は少なくともないわけだし、政策的にも外国のロケットに頼んで上げてもらうよりは、予算付けて重工に上げてもらった方がいいしな。

少なくともそっちでの競争を意識することはない。

商業衛星の打ち上げになると、そうは言っていられない。

じゃあ、それがどういうことになるかといえば、静止軌道への打ち上げ需要は頭打ちで、重工が参入する余地は少ない。

むしろ、非静止軌道(太陽同期軌道とか)の需要は、衛星の小型高性能化の進展で伸びると見られている。

(世界の宇宙産業動向)
http://www.sjac.or.jp/common/pdf/kaihou/201809/20180904.pdf

資料14ページには、「2017年までの商業打ち上げ実績とその後10年間の商業打ち上げ予測」(図10)が出ている。

H3は、毎年、政府系3機と民需3機で儲けが出るようにするらしいから、伸びしろが少ない静止軌道でキビシー競争に挑むより、脈がありそうな非静止軌道に進出しようとしているわけだ(そうなのかあ?)。

政府系だって、静止軌道は年に1回あるかないか(ぱっと思い当たるのは、みちびきとひまわりだけ)。

(H-IIAロケット:衛星打ち上げ実績:GTO以遠のみ抽出)
https://ja.wikipedia.org/wiki/H-IIA%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88#%E8%A1%9B%E6%98%9F%E6%89%93%E3%81%A1%E4%B8%8A%E3%81%92%E5%AE%9F%E7%B8%BE

「No.:構成:打上げ日:積荷・重量:打上費用:
・試験機1号機:202:2001年8月29日:ロケット性能確認用ペイロード2型(VEP-2)・3.3 tほか:96億円
・試験機2号機:2024:2002年2月4日:つばさ(MDS-1)・480 kgほか:106億円
・3号機:2024:2002年9月10日:こだま(DRTS)・2.8 tほか:102億円
・7号機:2022:2005年2月26日:ひまわり6号(MTSAT-1R)・3.3 t:120億円(6号機失敗を受けての機体改修費用を含む)
・9号機:2024:2006年2月18日:ひまわり7号(MTSAT-2)・4.65 t:104億円
・11号機:204:2006年12月18日:きく8号(ETS-VIII)・5.8 t:119億円
・13号機:2022:2007年9月14日:かぐや(SELENE)・3.02 t:110億円
・14号機:2024:2008年2月23日:きずな(WINDS)・4.85 t:109億円
・17号機:202:2010年5月21日:あかつき (PLANET-C)・500 kgほか:98億円
・18号機:202:2010年9月11日:みちびき (QZS-1)・4.1 t:不明
・25号機:202:2014年10月7日:ひまわり8号(Himawari-8)・3.5 t:105億円(ひまわり9号と折半)
・26号機:202:2014年12月3日:はやぶさ2 (Hayabusa2)・600 kgほか:不明
・29号機:204:2015年11月24日:Telstar 12 VANTAGE・4.9 t:不明
・31号機:202:2016年11月2日:ひまわり9号(Himawari-9)・3.5 t:105億円(ひまわり8号と折半)
・32号機:204:2017年1月24日:きらめき2号(DSN-2)・非公開:不明
・34号機:202:2017年6月1日:みちびき2号機 (QZS-2)・4.0 t:不明
・35号機:204:2017年8月19日:みちびき3号機 (QZS-3)・4.7 t:不明
・36号機:202:2017年10月10日:みちびき4号機 (QZS-4)・4.0 t:不明」

スパイ衛星は低軌道だし、科学系の地球観測衛星も低軌道。

それだって、こうのとりの後継機を打ち上げるくらいしか、重量物の打ち上げもないしな。

後は、アルテミス絡みの月軌道くらいか。

それなら、ブースターやめて、太陽同期軌道(500km)に4トン上げる程度で十分だろう・・・。

使い勝手のいいロケットの真の意味は、そこにあるのではないか。

静止軌道への商業打ち上げレースからの撤退。

身の程を知るいい判断だな(そんなあ!)。

GTO以遠のリストを作っていて、202構成と204構成の差額を見ると、ブースターの単価が見えることに気付いた。

・試験機1号機:202:96億円
・11号機:204:119億円
・17号機:202:98億円
・25号機:202:105億円(ひまわり9号と折半)
・31号機:202:105億円(ひまわり8号と折半)

2本増やしても、ざっくり20億円くらいにしかならない(ホントかあ?)。

34号機から36号機の合計が342億円だから、204が128億円、202が107億円(2機)とすれば、辻褄も合う(そうなのかあ?)。

想定していた金額の半分だな。

H3で、1本10億円なら、GTO90億円で6.5トンか・・・。

やっぱ、勝負にならないな。

民需静止軌道からの撤退は、ほぼ確実だ。

H2Aでは、激安(たぶん)で売ったカナダの衛星だけ。

H3で、1機でも取れたらめっけもんだな。

「打ち上げ予定:
2020年度:
・先進レーダ衛星-試験機1号機

2021年度:
・次期技術試験衛星-試験機2号機
・HTV-X(2021年度以降)

2022年度:
・Xバンド防衛通信衛星3号機(きらめき3号)
・温室効果ガス観測技術衛星3号機(GOSAT3)
・Inmarsat - イギリスのインマルサット社より受注の商業打ち上げ(2022年度以降)
・準天頂衛星システム5号機

2023年度:
・準天頂衛星システム6号機
・準天頂衛星システム7号機

2024年度:
・MMX (火星衛星探査計画、戦略的中型1)
・戦略的中型2

2025年度:
・情報収集衛星光学9号機
・情報収集衛星光学多様化1号機
・情報収集衛星レーダ多様化1号機

2026年度:
・情報収集衛星光学多様化2号機」

「Inmarsat - イギリスのインマルサット社より受注の商業打ち上げ(2022年度以降)」(再掲)

おっと、何かの間違いで、もう取ってたか・・・。

(インマルサット打ち上げ受注:追加)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/10/07/8696613

「衛星は仏エアバス ディフェンス アンド スペース社が製造中で、2020年にH-IIAロケットで打上げ予定」

「あんな高いロケットに、顧客が付くというのが信じられない・・・。」

2年前に記事にしたのを忘れていた(いつものことですが)。

H2Aでの打ち上げだったはずだが、いつの間にかH3に代わってたわけだ(別の衛星かも:追加)。

「今回の契約は、いわば名刺代わりで、H3での打ち上げこそが、インマルサットの狙うところなのかもしれない。」

「打ち上げ時期の調整、リスク分散と競争性の確保、打ち上げ業界の育成と、環境要因が複合的に働いたと見るのが正しい(たぶん)。」

(インマルサット-6 F1、2(GX 6A、6B))
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/inmarsat-6.htm

「インマルサット-6 F1(インマルサットI-6 F1、GX 6A) :2020年:H-2A-204?」

ガンターでは、まだH2Aのままだしな(やっぱ、別の衛星か?)。