🐼B737墜落:通常の墜落ではない異常事態2022年03月22日 04:26

B737墜落:通常の墜落ではない異常事態
B737墜落:通常の墜落ではない異常事態


(中国機、高度9千mから急降下か 墜落現場の山では火災発生)
https://www.asahi.com/articles/ASQ3P6V70Q3PUHBI02K.html

「現場付近の鉱業会社の監視カメラがとらえた別の映像では、機体がほぼ垂直に落下する様子が映っていた。」

「航空情報を提供する「フライトレーダー24」でも、高度9千メートル付近の上空から急降下する記録が確認される。」

記事に添えられている写真(墜落するB737)には、ぞっとする。

真下に向かって、一直線に落ちている。

休校かなんてレベルではない。

ふつーじゃない・・・。

この件については、既に日本語ウィキが上がっていた。

(中国東方航空5735便墜落事故)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%9D%B1%E6%96%B9%E8%88%AA%E7%A9%BA5735%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

「中国東方航空5735便(ボーイング737-89P)が巡航高度から急降下」

「事故機のボーイング737-89P(B-1791)は2015年6月5日に初飛行を行い、6月25日に中国東方航空へ納入された」

いわゆるNG(ニュージェネレーション)というやつで、MAXじゃない。

機齢も若く、経年劣化の懸念も少ない。

「同機は巡航高度の29,100フィート (8,900 m)から3分間で3,225フィート (983 m)まで急降下した。」

ヤバいな・・・。

ヤバ過ぎ!。

つい2週間ほど前に、アエロメヒコのB737(こっちはMAXでしたが)に搭乗していた浮沈子としては、他人事とは思えない。

8千メートルを3分間で落ちるというのは、べらぼーな速度だ。

航空機(旅客機など)は、たとえエンジンが停止しても、翼でグライダーのように飛行して、最寄りの空港にダイバートできるルートで飛ぶ。

中国だって、たぶん、そういう運行をしているはずだ。

しかも、運用実績が豊富なB737で、MCAS弄ってないコンサバな機体だ。

一体何があったんだろう?。

「事故当時、梧州市では事故当日夜から翌日にかけて大気の状況が不安定となり、雷雨や強風が発生するとの予報を発表していた」

雷雲に突っ込んで、雷の直撃でも受けたんだろうか?。

高度9000m近くで?。

現時点での推測は控えるべきだろうが、垂直に落下している衝撃的な画像を見るにつけ、あらぬ妄想が湧きおこるのを押さえることは難しい。

(ジャーマンウイングス9525便墜落事故)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B99525%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

「精神が不安定な副操縦士が意図的に機首を下げ続けたことにより、フランス南東部のアルプ=ド=オート=プロヴァンス県に墜落した航空事故である。」

或いは・・・。

(大韓航空機撃墜事件)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%9F%93%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%E6%92%83%E5%A2%9C%E4%BA%8B%E4%BB%B6

「1983年9月1日に大韓航空のボーイング747が、ソビエト連邦の領空を侵犯したために、ソ連防空軍の戦闘機により撃墜された事件」

更には・・・。

(日本航空123便墜落事故)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%88%AA%E7%A9%BA123%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

「1985年(昭和60年)8月12日(月曜日)、日本航空123便(ボーイング747SR-100型機)が群馬県多野郡上野村の山中ヘ墜落した」

そういえば、墜落機の残骸が保存展示されている羽田には、暫く行ってないなあ・・・。

人間は、空を飛ぶようには出来ていない。

中島みゆきの歌には、昔鳥だったかもしれないとあるけど、まあ、そんなことはない。

航空機やロケットの助けを得て、一時的に宙に舞い上がることが出来るだけだ。

その意味では、ダイビングと似たところがあるわけだな。

普段は、地球の重力で地べたに張り付いて生きているわけだから、上がったら降りてこなければならない。

落ちてはいけない!。

おそらく、生存者はいないだろう。

そういう異常な落ち方をしている。

絶対、ふつーじゃない!。

中国の航空当局が、どれ程真実に迫ることが出来るかは知らない。

メーカーの協力が適切に得られるかとか、そっちの方も気になる。

人為的なものとか、撃墜とかなら話は別だが、航空機の故障によるものである場合には全世界に影響が及ぶからな。

事故調査には、万全を期してもらいたい。

近々、飛行機に乗る予定はないけど、死ぬまでには何度も乗ることになるだろうし、B737はポピュラーな機材だからな。

しかしなあ、それにつけても真っ逆さまに墜落する衝撃的な映像だ・・・。。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(中国旅客機墜落 132人搭乗 “機体ほぼ垂直に落下” 救助続く)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220322/k10013544661000.html

「中国の国営メディアは、旅客機には乗客乗員合わせて132人が搭乗していたということですが、外国人は乗っていなかったと伝えています。」

「関係者によりますと墜落した機体は737-800型機で、2018年から翌年にかけて相次いで墜落事故を起こした737MAXではないということです。」

やっぱ、みんなそこが気になるわけだな・・・。

🐼敵に塩を送る:S社の商売益々繁盛2022年03月22日 06:04

敵に塩を送る:S社の商売益々繁盛


(OneWebがSpaceXと契約し、インターネットコンステレーションの立ち上げを再開)
https://spaceflightnow.com/2022/03/21/oneweb-signs-with-spacex-to-resume-launching-internet-constellation/

「OneWebは月曜日、SpaceXとの間で、ロシアのソユーズロケットの打ち上げを停止してからわずか18日後、今年後半に同社の衛星インターネットコンステレーションの打ち上げを再開することで合意に達したと語った。」

「SpaceXとの契約条件は機密扱いです」

「SpaceXロケットでの複数の飛行が見込まれていることを示唆」

「同社は、計画中の648個の第1世代ブロードバンド衛星のうち428個を、ソユーズロケット13基で打ち上げました。」

当初のコンステレーションが整うまでには、あと7回くらいの打ち上げが必要になる(軌道上の予備衛星や、衛星寿命による継続的な打ち上げの問題もあるけどな)。

トンビに油揚げをさらわれたアリアンスペースは、切歯扼腕だな。

S社がワンウェブ衛星を打ち上げることは想定の範囲内だが、記事にはいくつか興味深い点が記されている。

「ロゴジンはインターネット衛星によって提供されるOneWeb約束サービスが軍事目的に使用されないこと、そして英国政府がOneWebへの出資を放棄することを要求した。」

当然、英国政府は突っぱねたわけだけどな。

「OneWebは、フロリダ州にあるNASAのケネディ宇宙センター近くの同社の工場で220機以上の衛星が建設中」

目と鼻の先から打ち上げることも可能だ。

「SpaceXは、カリフォルニアのケープカナベラルまたはヴァンデンバーグ空軍基地から極軌道に衛星を打ち上げることができます。OneWebは、SpaceXでのミッションの発射場を特定しませんでした。」

バンデンバーグまで運んで打ち上げるかどうかは知らない。

が、立て込んでいるフロリダの打ち上げを維持する観点から、カリフォルニアでの打ち上げを選択する可能性もある。

打ち上げ頻度は、スターリンクほど頻繁でなくてもいいからな(せいぜい、月一くらいか)。

「昨年、部分的なカバレッジが有効になりましたが、グローバルサービスを開始するには、同社はフルフリートを必要としています。」

極軌道で運用されているわけだから、高緯度地域でのサービスに有利という点はある(スターリンクは、まだ配備途中)。

早ければ、来年にはグローバルサービスを開始することが可能だろう。

しかし、・・・。

「両社は、彼らの星座に追加するために第2世代の衛星に注目しています。」

そう、第一世代の現在のコンステレーションは、ビジネス的には大きなゲインを得ることはできない。

せいぜい、低軌道衛星コンステレーションによるインターネット接続の実証と、部分的なサービスの展開を図り、今後の投資を呼び込むためのデモンストレーション的位置づけに留まる。

スターリンクの野望は、全世界のバックボーンの半分を得ることだし、ワンウェブも将来は数万機のコンステレーションを展開することを考えている。

本当の勝負は、これから始まることになるのだ。

一見、敵に塩を送る様に見えるが、S社からしてみれば、チンケな打ち上げビジネスの顧客に過ぎない(せいぜい3億ドルくらいか)。

「Arianespaceが2015年にOneWebとローンチ契約を締結した時点で、これは歴史上最大の商用ローンチ契約であり、10億ドルを超える金銭的価値がありました。」

「OneWebがロシアのソユーズからSpaceXに移行したことは、商業宇宙産業の変革です。」

それ程のことじゃないだろう・・・。

S社が、ワンウェブの次世代衛星を継続して打ち上げるということになれば、それは、真の意味での敵塩になる。

浮沈子は、S社が本気で商売する気なら、それはないと見ている(テキトーです)。

もう一つ気になるのが、打ち上げ機数の問題だ。

「各OneWeb衛星の重量は約324ポンド(147キログラム)で、SpaceXStarlink衛星の打ち上げ質量の約半分です。SpaceXは通常、ファルコン9ロケットに搭載された専用飛行ごとに約50個のスターリンク衛星を打ち上げます。」

打ち上げる軌道が異なるから、重量が半分だからといって、単純に2倍打ち上げられるわけではない(フェアリング内のスペースの問題もあるしな)。

「SpaceXは、理論的には、1回のミッションで36を超えるOneWeb衛星を打ち上げることができます。しかし、RUAG Spaceによって製造されたOneWebの衛星配備ディスペンサーは、すでに設計および構築されており、SpaceXミッションに再利用される可能性があります。ディスペンサーは最大36の宇宙船を収容できます。」

衛星分離装置を作り直して打ち上げ機数を増加させるか、それはそのままにして、打ち上げ回数を増やすかは、短期的には費用対効果の問題だ。

しかし、第2世代の打ち上げをコンスタントにS社が受けるような話になれば、ここは作り直すのが筋ということになるかも知れない(第一世代の維持程度だとビミョーな気もする)。

ロシアへの経済制裁がいつまで続くかとか、真の敵塩をS社が行うのかなど、打ち上げ衛星数は、その背景に根本的な問題を抱えている。

注目だな。

打上げの詳細が公表されていないということは、まだ、そこが詰め切れていないということでもある(たぶん)。

技術的な裏付けだって、具体にはこれから確認されるだろう。

ワンウェブは、資金ショートを起こして事業が停止することを最も懸念している(既に、そういう「実績」もあるしな)。

打上げの継続性を担保することは、最優先事項であるに違いない。

呉越同舟にも見える今回の発表は、とりあえず、出資しているステークホルダーに対するアピールに過ぎない。

「SpaceXはOneWebのGen 1コンステレーションを完成させるための最速のルートだと思いますが、顧客との間に独自の差し迫った立ち上げ要求があります」

ワンウェブとしては、贅沢を言っていられる状況じゃない。

この件は、まだまだ生煮えな気がする。

ひょっとしたら、大どんでん返しがあるかもな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(SpaceXがOneWebのローンチ契約を獲得し、非常に柔軟であることを示しています)
https://www.teslarati.com/spacex-wins-oneweb-launch-contracts/

「すでに一度破産したことで、大きな遅れは会社にとって財政的に壊滅的なものになる可能性があります。」

エリックラルフも、財政面でのクラッシュを危惧しているようだ。

そもそも、飛び込み需要に対する対応能力の問題もある。

「地球上の他の打ち上げプロバイダーは、少なくとも1年または2年の遅延なしに、OneWebのコンステレーションの最後の3分の1を打ち上げるのに十分な容量を理論的に見つけたり構築したりすることさえできませんでした。」

突然飛び込んできた需要に対して、適時な打ち上げを行うことが出来るのは、頻繁に打ち上げを行っているS社以外にはない(中国だって頻繁だけどな)。

「いくつかのStarlinkの打ち上げを犠牲にして、同社はほぼ英雄的に介入してOneWebの星座を完成させる」

実際に、スターリンクの打ち上げが遅れることになるのかどうかは分からない。

スターリンク以外の衛星の作成ペースの理由による打ち上げ遅延は、この業界では頻繁に発生する(米軍関係は、特にな)。

再使用サイクルが短いことから、その待機分の余力を使って回すことが出来れば、スターリンクを犠牲にせずにワンウェブを組み込むことが可能かもしれない。

まあ、2段目とかは使い捨てだから、影響が全くないと言ったらうそになるかも知れない。

しかし、何か犠牲的精神から救いの手を差し伸べているという情緒的な話とは異なる気がするな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(Falcon 9は、もともとロシアのソユーズで飛行することになっていたライバルのOneWebの衛星を取り出します。)
https://www.elonx.cz/falcon-9-vynese-druzice-konkurencniho-onewebu-ktere-mely-puvodne-letet-na-ruskych-sojuzech/

「OneWebはSpaceXを直接の競争相手とは見なしていません。OneWebは主に事業者、企業、政府に焦点を当てる予定ですが、Starlinkは個人に直接提供されます。したがって、これらは非常に異なるサービスです。」

ホントかあ?。

我が国では、KDDIがバックホール回線としてスターリンクを活用しようとしているわけだし、仮に焦点を当てている顧客が微妙にずれているとしても「同業他社」であることに何の違いもないと思うんだがな。

まあいい。

ペトルメレチンは、テスララティの記事より、より強くS社以外に代替手段がないことを認識していたようだ。

「OneWebは、代替品を探してアメリカ、ヨーロッパ、インド、日本のミサイルを検討したとされていますが、数週間前と同じ結論に達したようです。」

うーん、中国は検討されなかったようだな。

「他のキャリアはまだ開発中であるか、オペレーターの計画が予期していなかったOneWebミッションのための空き容量がないため、唯一の賢明な代替手段はSpaceXのFalconミサイルです。」

「OneWebが残りの衛星を、たとえば新しいアリアン6ミサイルやヴァルカンセンタウルミサイルで打ち上げたい場合、星座の完成は数年遅れます。」

「頻繁な打ち上げのおかげで、妥当な時間内にOneWeb衛星を打ち上げるのに十分な柔軟性を備えています。」

頻繁に打ち上げられていること自体は、あまり関係はないかも知れない。

一般に、打ち上げロケットの製造は、特定のペイロードの打ち上げに特化して計画される(大量の相乗りとかは別ですが)。

頻繁な打ち上げは、それだけのペイロードがあるということなわけで、余っているわけではないのだ。

しかし、頻繁な打ち上げを実施できるということが、追加の打ち上げを捻出できる可能性が高いことも事実だからな。

ペトルメレチンは、ランチャーについては既存のものを使い、最大36機の衛星の打ち上げを行うと見ているようだ。

「これには追加の開発とテストが必要になり、時間と費用がかかり、不必要に失敗のリスクが高まります。一度に36個の衛星だけを打ち上げることは、ファルコンのお金と能力の無駄かもしれませんが、それはより安全でより安全なオプションです。」

残りの220機の打ち上げだけを考えるならば、浮沈子も同意見だ。

このことは、ファルコン9の打ち上げに更なるメリットをもたらすことになる。

「OneWeb衛星の質量が比較的小さいということは、ロケットの第1ステージが陸上に着陸できることを意味する可能性があります。」

ソユーズがキャンセルした多くの衛星の話も出てくる。

「Galileoナビゲーション衛星、Euclid望遠鏡、またはEarthCAREおよびSentinel1C科学衛星です。ソユーズは、スウェーデンのマイクロサテライトMATS、4つの日本のGRUS衛星、韓国のCAS500-2衛星、および日本の実証衛星StriX-1」

結構あるなあ・・・。

「SpaceXは、実績があり、信頼性が高く、同時に安価なロケットであるため、間違いなく最も賢明な代替手段です。しかし問題は、ヨーロッパの衛星をアメリカのミサイルに移すことが政治的に実現可能かどうかということです。」

ウクライナ問題は、宇宙開発に大きな影響を与えている。

こういう肝心な時に、我が国のH3は開発の遅延にぶち当たってしまっていて、せっかくの好機を逃している状況だ。

やれやれ・・・。

予定通り2年前に開発が終わっていたら、ワンウェブ打ち上げの1回くらいは取れたかもしれなかったのになあ・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(OneWebは、競合他社であるSpaceXに頼ってその星座を完成させます)
https://arstechnica.com/science/2022/03/oneweb-turns-to-a-competitor-spacex-to-complete-its-constellation/

「西側の制裁に対応して、ロシアは3月4日に予定されている打ち上げを実施する見返りにOneWebに特別な要求を出しましたが、打ち上げは最終的には行われませんでした。それらの衛星は今のところカザフスタンに残っています。」

浮沈子が宇宙ネタを得るために巡回しているサイトは、軒並みこの件を報じている。

「ロシアはお金を返さないことを誓った。」

「昨年10月、OneWebとインドの宇宙プログラムであるISROは、 将来の衛星打ち上げにインドのロケットを使用することに合意しました。」

インドがワンウェブの打ち上げを取ったことは知っていたけど、将来の話だからな。

不足している打ち上げを埋め合わせることが出来るわけではない。

「日本のH-2Aロケットも検討されましたが、それもかなりの容量が不足しています。」

ああ、無理無理・・・。

「私たちはSpaceXのサポートに感謝します。これは宇宙の無限の可能性に対する私たちの共通のビジョンを反映しています」

宇宙には無限の可能性があるかも知れないけど、地上のネットの需要は無限じゃないからな。

「両社は商用サービスを直接競合していませんが(OneWebは一般消費者を対象としていません)、どちらも世界中の政府との契約を守っています。」

まあいい。

「現在、OneWebは、立ち上げ業務のコストを助成することにより、競合他社を直接サポートする立場にあります。」

なるほど、契約は双務的だからな。

S社は塩を送ったかも知れないが、ワンウェブはS社にドルを送るわけだ(英国だから、ポンド払いかあ?)。

「西側諸国は、宇宙でロシアと長期間取引を行う可能性は低く、そのため、再利用可能なFalcon9と過剰な打ち上げ能力を備えたSpaceXはより強力な位置に置かれるでしょう。」

エリックバーガーは、西側の宇宙開発におけるロシアの不在が、長期間に渡ると見ているようだ。

この問題がどれ程長く続くかは分からない。

クリミアを併合したことによるRD-180の輸入停止で揉めた際には、B社がごり押ししてロシアとの取引を続けようとしたからな。

今回は、今のところ、表立って暗躍している話は聞かない(暗躍だからな、裏で動いている可能性はあるけど)。

ISSの問題もあるし、B社の動きにも注目していかないとな(スターライナーの遅延で、それどころじゃないかもな)。