🐱ウクライナ降伏不可避:戦争と平和2022年10月07日 23:45

ウクライナ降伏不可避:戦争と平和


(台湾武力統一は中国共産党の一党支配体制を崩壊させる 「平和」という言葉に騙されるな)
https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20221006-00318384

「台湾を「一国両制度」のもと「平和統一」すれば、中国(北京政府)は大勝利を収めることができ、中国の経済繁栄は圧倒的に強化され、安全な形でアメリカ経済を凌駕することができる。すなわち、言論弾圧をするあの中国が、世界制覇に成功することになるのである。」

「筆者は7歳の時に中国共産党による食糧封鎖を受け、餓死体の上で野宿するという実体験を持った、数少ない生存者の一人だ。」

人間の行為は、時として受け入れ難い様相を呈する。

「平和」でさえあればそれでいいとは、さすがの浮沈子も思わないけど、じゃあ、戦争が平和よりマシかと言えば、もちろんそんなことはない。

この記事の内容は台湾をめぐる中国の思惑だが、浮沈子は北方領土やウクライナ紛争のことを考えていた。

詳しくはないんだが、国際法上、ロシア(当時のソ連)は、北方領土を70年以上不法占拠し続けている。

我が国とロシアの間には、現在でも平和条約はなく、両国間で国境は確定していない。

が、しかし、第二次日露戦争が勃発しているわけではないし、両国間で軍事的緊張が増大している気配はない(ウクライナ絡みで、最近は中国と一緒にチラホラしているようですが)。

ミサイルを連発している北朝鮮(拉致とか麻薬とかサイバー攻撃とか山てんこ)や、韓国、中国などとの、国境の島々を巡る問題もあるけれど、そして、それらは決して軽い話ではないにしても、問答無用でドンパチやって、当たれば肉片が飛び散り、文字通りの血の雨が降る状況ではない。

ウクライナだって、たぶん同じことなはずだ。

ウクライナは、このところ、季節要因(道路がぬかるんで進軍が難しくなる前に戦果を挙げたい)も絡んで大規模反転に出ているけれど、ロシアが占領した地域を完全に取り返して、勝利宣言する状況にはない。

浮沈子的には、ぺスコフ報道官が、領有を宣言した地域の国境はどこかについて、即答できなかった点が気になる。

(ロシア国境が行方不明?一方的に「併合」したウクライナ領の境界、報道官が回答拒否)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/russia-border_jp_633e9cfee4b0e376dbfe8336

「ドネツク州とルガンスク州に関しては、州境が「国境」になるとみられる。」

「ヘルソン州とザポリージャ州の「国境」がどう定義されるのかを尋ねたところ、「私はこの質問に答えないままにする」という回答」

「ウクライナ軍の反撃で、ロシアの支配領域が日ごとに減る中で、どこに「国境」を引くかを明示できないでいるとみられる。」

いや、ひょっとしたら逆かも知れない。

領土的野心はないと言いながら、ロシアは当初から首都キエフを狙ったし、南部や西部にも攻撃を仕掛けている。

局地戦の状況はともかく、国境を確定せずにおくということは、その地域での戦争が引き続き継続することになる。

もちろん、確定している2州にしても、完全掌握しているわけではないから、ドンパチが収まることはない。

まあ、ゼレンスキーは、全面奪還は時間の問題だと、相変わらず鼻息だけは荒いから、ロシアが慌てて戦力を増強しても、この冬の間に戦闘が沈静化するとは限らない。

それでも、浮沈子的には、何らかの形で停戦し、休戦するための目安としての線引きは、悪い話ではないと考えている。

ウクライナへの支援のバルブを握っている米国が、この機をどうとらえるかが問題だ。

際限なく武器供与を続ければ、何十年でも紛争は続く。

ロシアが簡単に引き下がるとは思えないからな。

もう少し先になると思われた併合を強行し、予備役まで招集して戦力増強を図ってきたことは、そのタイミングの悪さと稚拙な手法に目を瞑れば、内外に本気度を示したことに他ならない。

まあ、でも、まだ、ウクライナに宣戦布告したわけではなく、特別軍事作戦の看板を下ろしてはいない。

ロシアは、ウクライナを飛び越して、NATOに宣戦布告するかもしれない。

事実上、武器を与え、経済支援をしている戦争当事国なわけだ。

が、そこまで緊張を高めようとは、さすがに思っていないだろう。

まだ、情報戦で軽いジャブを放つ程度か。

浮沈子は、季節要因が変化し、戦闘の強度が否応なく低下してくれば、何らかの動きがあると見ている。

停戦し、それを長期化させるプロセスに移行できれば、戦闘は収まっていく。

そこで米国がバルブを閉めれば、ウクライナ紛争は収まる。

ロシアが、手にした領土で満足するかどうかは知らない。

ウクライナ側は、もちろん、猛反対だろう。

戦闘の終結は、双方の不満の上に成り立つ。

当然だ。

ウクライナにしてみれば、東部やクリミアを全面的に取り返すと約束して成立したゼレンスキー政権は、結果的に大敗北ということになる(成立当時より、かなり大幅に領土を失うことになるからな)。

彼らにしてみれば、戦争の終結は政権の消滅を意味する。

ドンパチしていてこその政権なわけだ。

EU加盟も、戦争を継続している限りは認められない(戒厳令下だからな)。

NATO加盟については、そもそもNATO側が受け入れないだろう。

だが、そうとは限らないという気もしてきている。

ロシアは核兵器の使用をちらつかせて牽制しているけど、NATOだってバカじゃないから、はいそうですかと引き下がるだけではないに違いない。

ウクライナ限定で核兵器が使われる分には、痛くも痒くもないからな。

核戦争用の装備をウクライナに供与して、戦闘に一枚加わるかも知れない(対核兵器用装備の戦闘訓練は、一朝一夕にはできないからな)。

しかし、ウクライナをNATOに入れることになれば、ロシアに選択の余地は無くなる。

ウクライナに宣戦布告し、全領土を占領するしかなくなる。

寄せ集めの愚連隊のような現在の戦力ではなく、正真正銘のロシア正規軍が出てくる(まあ、どれ程のものかは知りませんが)。

装備だって、在庫整理じゃなく、有りっ丈投じてくるに違いない。

負けるわけにはいかない、本物の戦争が始まっちまう。

制空権も取りに来るだろうし、都市の爆撃も本格的になるだろう。

NATOが、どこまでの犠牲を払うかにもよるけど、勝敗はやってみなければ分からない。

今なら、まだ引き返せるし、双方(米ロ)、それは分かっている。

ウクライナに矛を収めさせるのは容易ではないだろう。

しかし、それが出来なければ、紛争は終結しない。

浮沈子は正義派じゃない。

ウクライナの支配が誰によって、どのように行われるかについては、あまり関心がない。

ドンパチが収まり、経済が元通りに回り出し、エネルギー需給が正常化して、電気料金が下がってくれればそれでいい。

「国境」を巡る緊張が緩和し、ウクライナの現政権が消えてなくなり、戒厳令も解除されてEU加盟が実現し、NATO加盟申請が取り消されてドンパチがなくなって困ることは何もない(そんなあ!)。

が、ロシアがそれで留まるかどうかは別だ。

結局、何年かの休戦を経て、第二次(場合によっては第三次)ウクライナ侵攻が起こり、結局、ウクライナの全面領有に至る気がする(まあ、2014年頃に行われた侵攻が第一次かも知れないけど)。

今回のウクライナ侵攻が、プーチンの戦争であることは間違いないだろうけど、それは個人の決定ではない。

周辺国は気が気じゃないだろうな。

次は我が身か。

おっと、我が国もその一つに違いない。

ウクライナ降伏不可避。

浮沈子の見立ては変わらない。

20年後、もう、プーチンもいなくなり、下手をすれば浮沈子もいない世界で、ロシアはちゃっかりキエフを手にしているに違いないのだ。

東京もそうでないって、誰が言える?。