🐱ファルコンヘビー:9.2トンの衛星 ― 2023年05月15日 15:28
ファルコンヘビー:9.2トンの衛星
この夏(8月頃)、スペースXは打ち上げ時の重量が9.2トンという重量級の衛星をGTO(静止遷移軌道)に打ち上げる。
(夏には、ファルコン ヘビーのサイド ステージが 2 つの海上プラットフォームに同時に着陸するのが初めて見られます)
https://www.elonx.cz/v-lete-poprve-uvidime-pristani-bocnich-stupnu-falconu-heavy-na-dvou-morskych-plosinach-najednou/
「現在今年 8 月に予定されている木星 3 号ミッションは、この 2 つの極端な中間のどこかにあります。搭載される衛星の重量は 9 トンを超えますが、要求の少ない遷移軌道 ( GTO )で打ち上げられます。」
単に重量ということなら、スターリンクは17トンの衛星を宇宙に運んでいるが、静止遷移軌道への衛星投入ということになると、9.2トンというのは破格だ。
「これまでの記録は、重さ7075kgの衛星を搭載したTelstar 19Vミッション」
打ち上げロケットはファルコン9で、1段目もOCISLY上に成功裏に回収している。
が、この時の軌道は遠地点高度 17,863 kmの、いわば「なんちゃってGTO」(!)であることが、リンク先の別記事に書いてある。
まあいい。
9.2トンのジュピター3についてはこちら。
(ジュピター 3 / EchoStar 24)
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/jupiter-3.htm
「装置:UHDS マルチスポット ビーム Ka バンド ペイロード」
ワケワカだったので調べた。
(SSL がヒューズ ネットワーク システムに革新的な超高密度衛星 (UHDS) を提供)
https://www.maxar.com/press-releases/ssl-to-provide-transformational-ultra-high-density-satellite-uhds-for-hughes-network-systems
「革新的超高密度衛星 (UHDS) である JUPITER™ 3 を Hughes Network Systems, LLC (HUGHES) に提供」
やっぱワケワカだな・・・。
浮沈子の記憶が確かならば、この衛星に使用されているSSL-1300バスは、月軌道ステーション(月のゲートウェイ)のPPEとして採用されている。
(動力および推進要素)
https://en.wikipedia.org/wiki/Power_and_Propulsion_Element
「打ち上げマス 9,000kg (20,000ポンド)」
積んでるものは異なるから偶然だろうけど、ほぼほぼ同じ重量になっている。
「2019年5月、Maxar TechnologiesはNASAとこのモジュールの製造契約を結んだ。このモジュールはステーションに電力も供給するもので、MaxarのSSL 1300シリーズ衛星バスをベースとしている。」
「予想される耐用年数は約 15 年です。」
まあ、どうでもいいんですが。
イーロンXの記事は、ジュピター3の打ち上げに用いられるファルコンヘビーのサイドブースターが海上回収になる点に注目している(もちろん、初めて)。
センターコアは回収されない。
「サイドステージの着陸は、『Just Read the Handling』と『A Shortfall of Gravitas』のフロリダ海上プラットフォームで行われます」(怪しい船名が自動翻訳されているが、原文の英語表示は、正しく「Just Read the Instructions」となっている)。
まあいい。
夏は、ヘビーの打ち上げに用いられる唯一の発射台であるフロリダのLC-39Aの打ち上げスケジュールが立て込んでいるため(米軍のヘビーとクルー7)、場合によってはずれ込むことも考えられるとしている。
静止衛星は、通信需要の急速な成長を反映してますます巨大化している。
また、運用期間も長期化していて、軌道維持の燃料を補給するアイデアも生まれている。
無人ではあるが、静止軌道上の宇宙ステーションというわけだ。
ここに上がった衛星は、人類が地球で生存している期間くらいでは落下しない。
放っておいても、5年くらいで落ちてくるスターシップなどとは異なる。
高性能な衛星を長期に飛ばしておくに越したことはないのだ。
しかし、9トンオーバーとはな・・・。
この夏(8月頃)、スペースXは打ち上げ時の重量が9.2トンという重量級の衛星をGTO(静止遷移軌道)に打ち上げる。
(夏には、ファルコン ヘビーのサイド ステージが 2 つの海上プラットフォームに同時に着陸するのが初めて見られます)
https://www.elonx.cz/v-lete-poprve-uvidime-pristani-bocnich-stupnu-falconu-heavy-na-dvou-morskych-plosinach-najednou/
「現在今年 8 月に予定されている木星 3 号ミッションは、この 2 つの極端な中間のどこかにあります。搭載される衛星の重量は 9 トンを超えますが、要求の少ない遷移軌道 ( GTO )で打ち上げられます。」
単に重量ということなら、スターリンクは17トンの衛星を宇宙に運んでいるが、静止遷移軌道への衛星投入ということになると、9.2トンというのは破格だ。
「これまでの記録は、重さ7075kgの衛星を搭載したTelstar 19Vミッション」
打ち上げロケットはファルコン9で、1段目もOCISLY上に成功裏に回収している。
が、この時の軌道は遠地点高度 17,863 kmの、いわば「なんちゃってGTO」(!)であることが、リンク先の別記事に書いてある。
まあいい。
9.2トンのジュピター3についてはこちら。
(ジュピター 3 / EchoStar 24)
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/jupiter-3.htm
「装置:UHDS マルチスポット ビーム Ka バンド ペイロード」
ワケワカだったので調べた。
(SSL がヒューズ ネットワーク システムに革新的な超高密度衛星 (UHDS) を提供)
https://www.maxar.com/press-releases/ssl-to-provide-transformational-ultra-high-density-satellite-uhds-for-hughes-network-systems
「革新的超高密度衛星 (UHDS) である JUPITER™ 3 を Hughes Network Systems, LLC (HUGHES) に提供」
やっぱワケワカだな・・・。
浮沈子の記憶が確かならば、この衛星に使用されているSSL-1300バスは、月軌道ステーション(月のゲートウェイ)のPPEとして採用されている。
(動力および推進要素)
https://en.wikipedia.org/wiki/Power_and_Propulsion_Element
「打ち上げマス 9,000kg (20,000ポンド)」
積んでるものは異なるから偶然だろうけど、ほぼほぼ同じ重量になっている。
「2019年5月、Maxar TechnologiesはNASAとこのモジュールの製造契約を結んだ。このモジュールはステーションに電力も供給するもので、MaxarのSSL 1300シリーズ衛星バスをベースとしている。」
「予想される耐用年数は約 15 年です。」
まあ、どうでもいいんですが。
イーロンXの記事は、ジュピター3の打ち上げに用いられるファルコンヘビーのサイドブースターが海上回収になる点に注目している(もちろん、初めて)。
センターコアは回収されない。
「サイドステージの着陸は、『Just Read the Handling』と『A Shortfall of Gravitas』のフロリダ海上プラットフォームで行われます」(怪しい船名が自動翻訳されているが、原文の英語表示は、正しく「Just Read the Instructions」となっている)。
まあいい。
夏は、ヘビーの打ち上げに用いられる唯一の発射台であるフロリダのLC-39Aの打ち上げスケジュールが立て込んでいるため(米軍のヘビーとクルー7)、場合によってはずれ込むことも考えられるとしている。
静止衛星は、通信需要の急速な成長を反映してますます巨大化している。
また、運用期間も長期化していて、軌道維持の燃料を補給するアイデアも生まれている。
無人ではあるが、静止軌道上の宇宙ステーションというわけだ。
ここに上がった衛星は、人類が地球で生存している期間くらいでは落下しない。
放っておいても、5年くらいで落ちてくるスターシップなどとは異なる。
高性能な衛星を長期に飛ばしておくに越したことはないのだ。
しかし、9トンオーバーとはな・・・。
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