🐱変異種:XBB.1.16:最強の感染力 ― 2023年05月23日 01:34
変異種:XBB.1.16:最強の感染力
新たな変異種が、東京都において急速な広がりを見せ始めている。
("現役最強の伝播力"で日本でも爆増中!! コロナ新変異株「XBB.1.16(アークトゥルス)」のわかっていること)
https://news.yahoo.co.jp/articles/207d8759384e69111af45ab2774985a855992aa0
「日本国内でも感染が確認されていて、東京都が公表している週ごとのゲノム解析結果の5月18日時点の推移を見ると、4月3日から9日の結果では一件も報告されていなかったXBB.1.16が、わずか数週間で全体の14.3%(4/17-23)、23.0%(4/24-30)と急激に増加していることがわかる。」
件のページは、こちら。
(ゲノム解析結果の推移(週別))
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/henikabu/screening.files/genomu050518.pdf
(その内訳)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/henikabu/screening.files/genomu0505182.pdf
確かに、勢いがある感じだな。
東大医科研のプレスも。
(SARS-CoV-2オミクロンXBB.1.16株の ウイルス学的特性の解明)
https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00235.html
「オミクロンXBB.1.16株は、現在の主流株であるオミクロンXBB.1.5株よりも高い実効再生産数を示す一方で、オミクロンBA.2株またはBA.5株のブレイクスルー感染によって誘導される中和抗体に対してオミクロンXBB1.5株と同程度の極めて強い抵抗性を示した。」
感染者数は、じりじりと増え続けている。
モデルナが公表している東京都の推計値は、3774人(5月21日:7日間移動平均:以下同じ)。
先週14日が2953人だからな。
まだ、増え続けるかどうか迷っている感じだ。
毎日1パーセントずつ増えてきていた全国の陽性率は、17日以降、24パーセントで足踏みしている。
・5月14日:21%
・5月15日:22%
・5月16日:23%
・5月17日:24%
・5月18日:24%
・5月19日:24%
・5月20日:24%
・5月21日:24%
未曽有の大流行になるのか、ショボい流行でおしまいになるのかは分からない。
XBB.1.16の感染力は、過去最高といわれている。
免疫回避能力についても同じだ。
初出の引用記事には、気になる記述もある・・・。
「発熱や咳、喉の痛みといった一般的なコロナの症状に加えて「結膜炎」や「下痢」など、呼吸器系以外の症状が数多く報告されているという。」
従来から、呼吸器系以外の疾患は見られていたわけだが、新型コロナの病態が明らかになるにつれ、「万病のもと」という言葉が脳裏に浮かんでくる。
(流行性感冒の歴史)
https://archives.pref.kanagawa.jp/www/contents/1611108301709/index.html
「「風邪は万病のもと」というのは病気に関する有名なフレーズですが、これは古代中国の医・科学書である『黄帝内経』の「風者百病之長也」がその基になっています。」
「のちに風邪が病気としての「かぜ」を意味するようになると、「風邪(かぜ)は万病のもと」と言われるようになりました。」
現代では、様々に分類されている多くの疾患が、昔は風邪という言葉で包括的に捉えられていたようだ。
先人の知恵というか、深い洞察を感じる。
新型コロナはただの風邪だなどと、どっかの国の元大統領が言ってたけど、ただの風邪を見くびってはいけないということなわけだな。
まあいい。
新たな変異種の拡大が、本格的な流行につながるのかどうか、病原性(呼吸器系疾患だけではなく)とともに、注視していく必要がありそうだな・・・。
新たな変異種が、東京都において急速な広がりを見せ始めている。
("現役最強の伝播力"で日本でも爆増中!! コロナ新変異株「XBB.1.16(アークトゥルス)」のわかっていること)
https://news.yahoo.co.jp/articles/207d8759384e69111af45ab2774985a855992aa0
「日本国内でも感染が確認されていて、東京都が公表している週ごとのゲノム解析結果の5月18日時点の推移を見ると、4月3日から9日の結果では一件も報告されていなかったXBB.1.16が、わずか数週間で全体の14.3%(4/17-23)、23.0%(4/24-30)と急激に増加していることがわかる。」
件のページは、こちら。
(ゲノム解析結果の推移(週別))
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/henikabu/screening.files/genomu050518.pdf
(その内訳)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/henikabu/screening.files/genomu0505182.pdf
確かに、勢いがある感じだな。
東大医科研のプレスも。
(SARS-CoV-2オミクロンXBB.1.16株の ウイルス学的特性の解明)
https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00235.html
「オミクロンXBB.1.16株は、現在の主流株であるオミクロンXBB.1.5株よりも高い実効再生産数を示す一方で、オミクロンBA.2株またはBA.5株のブレイクスルー感染によって誘導される中和抗体に対してオミクロンXBB1.5株と同程度の極めて強い抵抗性を示した。」
感染者数は、じりじりと増え続けている。
モデルナが公表している東京都の推計値は、3774人(5月21日:7日間移動平均:以下同じ)。
先週14日が2953人だからな。
まだ、増え続けるかどうか迷っている感じだ。
毎日1パーセントずつ増えてきていた全国の陽性率は、17日以降、24パーセントで足踏みしている。
・5月14日:21%
・5月15日:22%
・5月16日:23%
・5月17日:24%
・5月18日:24%
・5月19日:24%
・5月20日:24%
・5月21日:24%
未曽有の大流行になるのか、ショボい流行でおしまいになるのかは分からない。
XBB.1.16の感染力は、過去最高といわれている。
免疫回避能力についても同じだ。
初出の引用記事には、気になる記述もある・・・。
「発熱や咳、喉の痛みといった一般的なコロナの症状に加えて「結膜炎」や「下痢」など、呼吸器系以外の症状が数多く報告されているという。」
従来から、呼吸器系以外の疾患は見られていたわけだが、新型コロナの病態が明らかになるにつれ、「万病のもと」という言葉が脳裏に浮かんでくる。
(流行性感冒の歴史)
https://archives.pref.kanagawa.jp/www/contents/1611108301709/index.html
「「風邪は万病のもと」というのは病気に関する有名なフレーズですが、これは古代中国の医・科学書である『黄帝内経』の「風者百病之長也」がその基になっています。」
「のちに風邪が病気としての「かぜ」を意味するようになると、「風邪(かぜ)は万病のもと」と言われるようになりました。」
現代では、様々に分類されている多くの疾患が、昔は風邪という言葉で包括的に捉えられていたようだ。
先人の知恵というか、深い洞察を感じる。
新型コロナはただの風邪だなどと、どっかの国の元大統領が言ってたけど、ただの風邪を見くびってはいけないということなわけだな。
まあいい。
新たな変異種の拡大が、本格的な流行につながるのかどうか、病原性(呼吸器系疾患だけではなく)とともに、注視していく必要がありそうだな・・・。
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