🐱水泳ネタ:平泳ぎの呼吸 ― 2023年05月22日 22:38
水泳ネタ:平泳ぎの呼吸
日曜午後のテクニカルプログラム。
2つあって、初めの30分はバタフライベーシック、10分間の休憩をはさんで、平泳ぎベーシックがある。
文字通り、半世紀前の泳法しか知らない浮沈子は、現代平泳ぎの習得に苦心惨憺している。
曰く、呼吸は毎回行う。
曰く、呼吸時以外は、全身が水中に沈んでいてもよろしい。
曰く、スタートやターンの後には、水中で一掻き一蹴りして進むことができる。
曰く、ウェッジキック(カエル足)は流行らない(ウィップキック全盛!)。
まあ、手の掻きについては、いろいろ変遷があるようで、リカバリーを空中で行うとか、身体を大きく水面に出すとか、その時々で好タイムを出した競技者の技によるところがある。
ジジババの水泳は、スピードを追及するわけじゃないからな。
関節や筋肉が衰えている身体に鞭打って(ドMですなあ・・・)、なるべく楽ちんに、疲れずに、25mの対岸に辿り着ければそれでいいのだ。
そこで、うだうだと休憩して、後から追いついてきた元気な会員さんに「どーぞ、お先に」と道を譲ってから、また、ゆっくりとゴーグルをかけ、おもむろに泳いで25m戻れればよろしい。
ターン?。
そんな技術は無用だ(そうなのかあ?)。
浮沈子は、できるだけ楽をしたいので、壁蹴りでスタートして一掻き一蹴りの練習を繰り返している。
調子がいい時は(プールの流れに依存しますけど)、半分くらいまで進むこともある。
そこで浮いてきたら、水面で一掻き一蹴りして一度立つ。
もう一度潜り込んで、一掻き一蹴りして、だいたい対岸に辿り着いて息を整えるために大休止(小休止だと、呼吸が整わないからな)。
以前は、25m泳いでいたんだが(キック数を減らす練習)、今は、途中で立つことにしている。
疲れちゃうし・・・。
そんな浮沈子が、会員向けの無料水泳教室であるテクニカルプログラムで、平泳ぎに挑戦している。
今のインストラクターは、松井センセ。
ベテランの男性で、理に適ったユニークなアプローチが新鮮だ。
曰く、フロッグキックの膝は横に開け!。
曰く、呼吸後に下を向くな!。
曰く、手を掻いたら、横から(ここ、重要です!)手のひらを上に向けて手を寄せて顔を洗え!(この時は、呼吸のために顔は上がっているので洗えませんが:あくまでもイメージです)。
キック自体は、あくまでも足裏を使って真後ろに蹴るウィップキックだが、引き寄せて蹴りの前のカタチを作るまでは、かかとを付けたまま、膝を水平に開いていく。
股関節に過度な負担を掛けず、蹴りの際に、膝関節にも負担がかかりづらく、足裏のカタチを意識しやすいのでお勧めという。
膝を横に大きく開くので、腰は高い位置に保たれ(ここも、重要ですな!)、水の抵抗は思ったよりも受けない。
膝落ちするより、抵抗はない。
股関節への負担は、膝を近づけた方が少ないかもしれないが、膝関節への負担は明らかに少ない。
まあ、蹴りの方は、好みの問題もあるし、股関節の可動域の個人差は大きいからな。
腰を高く保ち、膝関節に負担を掛けず、膝落ちによる抵抗の増加を避け、蹴り始めの足裏のカタチを整えやすくする効果はある。
で、昨日の指導は、手の掻きと顔の上げ下げをこれに乗っける話だ。
まあ、例によって、手を意識したとたんに、足の方はどっか行っちまうんだがな・・・。
まあいい。
キックの練習をする時もそうなんだが、顔は下を向かず、斜め前を見続けることを指導されている。
その方が、上体が安定し、下半身のコントロールがしやすいという。
手はやや下に降ろし、手のひらは水平に保つ。
その手が視界に入る程度に前を向く。
そこから、肩幅に手を広げ、ひじを立てて掻き始め、頭を起こしながら手のひらを上に向けて、真横から中央に掻いてくる(あくまでもイメージです)。
ひじを寄せるところは、まだ、あまり意識させていない。
とりあえず、手のひらを上に向けて、真横から顔を洗うイメージを付けようとしている。
重要なのは、下からではないという点だな(掻きすぎ防止のため)。
肩から後方に手のひらが行くのは、掻きすぎになり、上体が立ち、腰が落ちて水の抵抗が増え、蹴る方向が水平から下向きになり、上体が立ったままストリームラインが崩れまくって、推進力を削いでしまう。
手の掻きなんて、平泳ぎでは大した推進力を生まない(ジジババは特に!)。
それで稼いだところで、抵抗が増えたり、蹴りの方向が乱れたりすれば、ロストする推進力の方が大きくなってしまう。
ぶっちゃけ、息するために顔を上げられれば、後方への推進力などなくていいのだ(そうなのかあ?)。
有料の水泳教室では、よく、スカーリングで水をとらえる練習をするんだが、んなもんは無用だ。
横から手を寄せて顔を洗う・・・。
十分だな。
手と足のタイミングは、まだ、完全に別々。
手のリカバリーと、足の引き寄せが連動するのがいいらしいが、今は、手を掻いて息継ぎして、顔を水に戻してから(つまり、手のリカバリーは終わっている)、足の引き寄せを始めている。
当然、身体は沈んでくるけど、膝を横に開くので、腰は高い位置に保たれている。
ほほう・・・。
うねることなく、この位置で蹴れば、適正な深度で水中でのストリームラインを維持できる(頭の一部は水面に出ています)。
下を見るな。
真横から手のひらを寄せて顔を洗え。
目からうろこの平泳ぎの手の掻き。
上半身の上下動を押さえ、可能な限りキックの邪魔をしない、呼吸のためだけの手の掻き。
息継ぎさえできりゃ、それでいいのさ・・・。
来週辺りから、そろそろ、コンビネーションの話になるんだろう。
さて、どうなることやら・・・。
日曜午後のテクニカルプログラム。
2つあって、初めの30分はバタフライベーシック、10分間の休憩をはさんで、平泳ぎベーシックがある。
文字通り、半世紀前の泳法しか知らない浮沈子は、現代平泳ぎの習得に苦心惨憺している。
曰く、呼吸は毎回行う。
曰く、呼吸時以外は、全身が水中に沈んでいてもよろしい。
曰く、スタートやターンの後には、水中で一掻き一蹴りして進むことができる。
曰く、ウェッジキック(カエル足)は流行らない(ウィップキック全盛!)。
まあ、手の掻きについては、いろいろ変遷があるようで、リカバリーを空中で行うとか、身体を大きく水面に出すとか、その時々で好タイムを出した競技者の技によるところがある。
ジジババの水泳は、スピードを追及するわけじゃないからな。
関節や筋肉が衰えている身体に鞭打って(ドMですなあ・・・)、なるべく楽ちんに、疲れずに、25mの対岸に辿り着ければそれでいいのだ。
そこで、うだうだと休憩して、後から追いついてきた元気な会員さんに「どーぞ、お先に」と道を譲ってから、また、ゆっくりとゴーグルをかけ、おもむろに泳いで25m戻れればよろしい。
ターン?。
そんな技術は無用だ(そうなのかあ?)。
浮沈子は、できるだけ楽をしたいので、壁蹴りでスタートして一掻き一蹴りの練習を繰り返している。
調子がいい時は(プールの流れに依存しますけど)、半分くらいまで進むこともある。
そこで浮いてきたら、水面で一掻き一蹴りして一度立つ。
もう一度潜り込んで、一掻き一蹴りして、だいたい対岸に辿り着いて息を整えるために大休止(小休止だと、呼吸が整わないからな)。
以前は、25m泳いでいたんだが(キック数を減らす練習)、今は、途中で立つことにしている。
疲れちゃうし・・・。
そんな浮沈子が、会員向けの無料水泳教室であるテクニカルプログラムで、平泳ぎに挑戦している。
今のインストラクターは、松井センセ。
ベテランの男性で、理に適ったユニークなアプローチが新鮮だ。
曰く、フロッグキックの膝は横に開け!。
曰く、呼吸後に下を向くな!。
曰く、手を掻いたら、横から(ここ、重要です!)手のひらを上に向けて手を寄せて顔を洗え!(この時は、呼吸のために顔は上がっているので洗えませんが:あくまでもイメージです)。
キック自体は、あくまでも足裏を使って真後ろに蹴るウィップキックだが、引き寄せて蹴りの前のカタチを作るまでは、かかとを付けたまま、膝を水平に開いていく。
股関節に過度な負担を掛けず、蹴りの際に、膝関節にも負担がかかりづらく、足裏のカタチを意識しやすいのでお勧めという。
膝を横に大きく開くので、腰は高い位置に保たれ(ここも、重要ですな!)、水の抵抗は思ったよりも受けない。
膝落ちするより、抵抗はない。
股関節への負担は、膝を近づけた方が少ないかもしれないが、膝関節への負担は明らかに少ない。
まあ、蹴りの方は、好みの問題もあるし、股関節の可動域の個人差は大きいからな。
腰を高く保ち、膝関節に負担を掛けず、膝落ちによる抵抗の増加を避け、蹴り始めの足裏のカタチを整えやすくする効果はある。
で、昨日の指導は、手の掻きと顔の上げ下げをこれに乗っける話だ。
まあ、例によって、手を意識したとたんに、足の方はどっか行っちまうんだがな・・・。
まあいい。
キックの練習をする時もそうなんだが、顔は下を向かず、斜め前を見続けることを指導されている。
その方が、上体が安定し、下半身のコントロールがしやすいという。
手はやや下に降ろし、手のひらは水平に保つ。
その手が視界に入る程度に前を向く。
そこから、肩幅に手を広げ、ひじを立てて掻き始め、頭を起こしながら手のひらを上に向けて、真横から中央に掻いてくる(あくまでもイメージです)。
ひじを寄せるところは、まだ、あまり意識させていない。
とりあえず、手のひらを上に向けて、真横から顔を洗うイメージを付けようとしている。
重要なのは、下からではないという点だな(掻きすぎ防止のため)。
肩から後方に手のひらが行くのは、掻きすぎになり、上体が立ち、腰が落ちて水の抵抗が増え、蹴る方向が水平から下向きになり、上体が立ったままストリームラインが崩れまくって、推進力を削いでしまう。
手の掻きなんて、平泳ぎでは大した推進力を生まない(ジジババは特に!)。
それで稼いだところで、抵抗が増えたり、蹴りの方向が乱れたりすれば、ロストする推進力の方が大きくなってしまう。
ぶっちゃけ、息するために顔を上げられれば、後方への推進力などなくていいのだ(そうなのかあ?)。
有料の水泳教室では、よく、スカーリングで水をとらえる練習をするんだが、んなもんは無用だ。
横から手を寄せて顔を洗う・・・。
十分だな。
手と足のタイミングは、まだ、完全に別々。
手のリカバリーと、足の引き寄せが連動するのがいいらしいが、今は、手を掻いて息継ぎして、顔を水に戻してから(つまり、手のリカバリーは終わっている)、足の引き寄せを始めている。
当然、身体は沈んでくるけど、膝を横に開くので、腰は高い位置に保たれている。
ほほう・・・。
うねることなく、この位置で蹴れば、適正な深度で水中でのストリームラインを維持できる(頭の一部は水面に出ています)。
下を見るな。
真横から手のひらを寄せて顔を洗え。
目からうろこの平泳ぎの手の掻き。
上半身の上下動を押さえ、可能な限りキックの邪魔をしない、呼吸のためだけの手の掻き。
息継ぎさえできりゃ、それでいいのさ・・・。
来週辺りから、そろそろ、コンビネーションの話になるんだろう。
さて、どうなることやら・・・。
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