自律運転2012年09月22日 22:40

自律運転
自律運転


毎度、おなじみのこの概念が、限られた形ではあるが、実現に向けて動き出した。

(日立建機、2013年度からダンプトラック自律運転の稼働試験を開始)
http://response.jp/article/2012/09/21/181715.html

露天掘りの採掘現場でのドデカダンプの運転を自動化しようとするものである。

来年から要素技術の導入を始め、5年間の開発期間を経て、2018年に包括的に実現する。

公道での走行ではないが、危険、汚い、キツイの3K職場が自動化されていくことは結構な話だ。

感心していたら、こんな記事を見つけた。

(自律運転カーの公道走行をカリフォルニア州が認める方向で法案を可決)
http://gigazine.net/news/20120904-self-driving-car-california/

「経済専門家は、交通事故の90%がヒューマンエラーによって起きているので、運転プロセスから人間が省かれる自律運転カーが登場すれば、交通事故の発生率は大きく減少するのではないかとの見方を示しています。」とある。

そうだろうとも、みーんな人間が悪いのだから、コンピューターに任せておけば、世界はパラダイスになって、マトリックスも夢じゃない。

「一方で、事故が起こったときのことについて懸念する声も上がっており、自動車製造者連合のダン・ゲージ広報担当は「自動車メーカーの責任が十分に保護されていない」とのコメントを発表しています。」

そんなこと言われても困りますよ!。自律運転で事故を起こしたら、全てメーカーの責任に決まっているじゃないですか。

当然、カメラを回し続けて記録して、法廷でも証拠として採用されるようにならなきゃならない。ドライバー(っていうのか?)は、単なる「乗客」に過ぎないんだから。電車の事故で、「乗客」が責任問われたりするわけないじゃん!。

自律運転自動車同士の事故の場合は、メーカー同士でやりあってもらうしかないですな。

整備不良で自律走行ができない場合は、自己診断システムが作動して、自律走行を止めてしまえばいい。顧客に責任が及ばないように、リース契約にするなどの運用上の工夫が必要である。

技術的にはそんなに困難なことではない。お掃除ロボットのルンバのようなものである。

自己責任の国である米国でスタートする、というのが面白い。かの国のドライバーは、へたっぴいが多いのだろうから、ちょうどいい。レクサスの激突の件では、携帯かける暇があったら、ニュートラルにしてブレーキ踏めよ!、と呆れかえった。

で、自家用車ではなく、バスやタクシーなどの公共交通機関で導入してはどうか。何かあった時のために運転手は乗車しているのだが、顧客サービスに専念して、みやげ物を売ったり、缶ビールを売ったり、裂きイカ(好きなんですよねえ!)を売ったりして、収益向上を図る。

もちろん、一緒にアルコール飲んではいけませんが・・・。

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