運転とは2012年09月23日 19:00

運転とは
運転とは


なぞなぞを、一つ。

運転手がいなくても、行きたいところにボタン一つで行ける乗り物は、なーに?。

答えは、エレベーター。

乗り物というのはちょっと無理があるような気がするが、成田空港の第2ターミナルのサテライトに行くときに乗る新交通システムのようなやつは、オーチスという世界最大のエレベーター会社が作った、れっきとした水平エレベーターなんだそうだ。

(エレベーター:構造と機能による種別:「縦向きにではなく、横向きに動く水平エレベーター」とある)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC#.E6.A7.8B.E9.80.A0.E3.81.A8.E6.A9.9F.E8.83.BD.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E7.A8.AE.E5.88.A5

空気を床下から噴出して、エアクッションで浮き上がり、索条で水平に移動しているんだという。

(小倉クラッチ株式会社:「ホーム > 製品情報 > ルーツブロワ(スーパーチャジャー) > 採用事例:日本オーチス・エレベータ株式会社」の項を参照)
http://www.oguraclutch.co.jp/index.html

これなら乗り物として認知されよう。

セブに行く際は、何度となく乗っている。初めは物珍しかったが、最近は、単なる移動手段で、なかなか来ないと悪態の一つもつきたくなる(すいません・・・)。

さて、画像はサンダーバード第1話に登場する高速エレベーターカーである(なんか、無理やり・・・)。

マスター・エレベーター・カーと画像のラジオコントロールド・エレベーター・カーがあり、三男のバージル(次男だとばっかり・・・)の運転で3台(予備機の4号機(画像のやつです)を入れれば4台)を同時に操作して、ランディングギアが出なくなったファイアーフラッシュという原子力旅客機を着陸させようというわけだ。

ハンドルが面白い。座席の両側の2つの舵輪を回している。

大変だなあ。1台の自動車を運転するのも大変だが、同時に複数の車両をコントロールするというのは至難の業だ。

実際には、アクティブセンサーと演算装置、デバイスマネージャー、アクチュエーターなどを駆使して、半自動化しないと不可能だろう。

英語じゃないんで(スウェーデンの方のアップ)、何言ってるか分からないのだが、ハイビジョンの動画が上がっている。

(HD Thunderbirds 1x01 Trapped in the Sky Del 2 SWE DUB:懐かしの動画、出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=T7ZU8U1ZpNI

さて、せっかくの高画質の動画なので最後まで観ていくと、ピンクのロールス・ロイス(しかも、6輪車!)が登場する。

「FABー1」、通称、ロールス・ロイス・ペネロープ号である。

(サンダーバード (テレビ番組):その他:FAB-1を参照)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E7%95%AA%E7%B5%84)#.E3.81.9D.E3.81.AE.E4.BB.96

このクルマは、6輪車(しかもティレル・P34のような前輪が4輪)であることもさることながら、水の上も走れたり、空も飛べるという万能車である。機関銃が装備されているという、軍用車のようなクルマでもある。

専属の運転手であるパーカーによって運転されるのだが、運転席は中央にあり、一人掛けだ。リアはベンチ式のようである。ペネロープは左側に座っている。

このクルマのサイドミラーが面白い。どうやら、ポップアップ式で、フロントフェンダーの上部左右に付いている。センターにドライバーが座り、ルーミーなキャノピーを持つ同車ならではの設定なのだが、実にユニークだ。

長大なノーズの中には、とんでもないエンジンが納まっているのだろうが(もちろん、機関銃も)、このクルマは、人間によって運転されている。ペネロープ・クレイトン=ワードはブリジット・バルドーをモデルにしているそうだが、平気で機関銃をぶっ放す。

なんとも物騒な話なんだが、子供の頃は喜んで見ていた。

(ブリジット・バルドー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BC

「ビキニの裸女」(ビキニって、裸じゃないような気がするんだが・・・)とかの頃は、カワイイ感じだった。

おっと、運転の話だった。

運転手というのは、プロの職業なんだが、仕事柄、雇い主との信頼関係がなければ成立しない。会社が雇うんじゃなくって、個人が雇う場合はなおさらである。

彼らにとっての運転というのは、仕事であり、乗客を速く安全に移動させるための技術である。自動車そのものは、そのための道具、手段であり、運転を楽しむとか、味わうといった類の趣味的な対象ではない。

自分のもんじゃないし。

エレベーターみたいなものか(楽しんだりしますか?)。

人間は、運転を楽しめる動物である。それは、生きることの喜びの一つであり、身体能力の拡張の一つである。生身では決して到達することのできない速度、意のままに操れる乗り物、そして、快適さ。

バイクとかでもいいんだが、快適さということになると、クローズドボディのクルマに軍配が上がる。できれば、空も飛べて、水上や水中にも行きたいが、現実には一台で全部というわけにはいかない。

ピンクのロールス・ロイスでも、見つけてくるかなあ。

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