太古車2013年04月03日 09:47

太古車
太古車


いやはや、ユニークな表現である。

(太古車!)
http://blog.livedoor.jp/sekiyaag/archives/51862378.html

「通常使用には、部品供給、故障等の多少不安があり、一般店頭販売には、不向きで、現状販売で良ければお譲りします。といったような自動車のことです!」とある。

この方がお乗りになっているFC3C(RX-7の2代目FCのカブリオレ)は1987-1992年の生産である。

(マツダ・RX-7:2代目 FC3S型(1985-1991年)・カブリオレ(FC3C)(1987-1992年))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%80%E3%83%BBRX-7#2.E4.BB.A3.E7.9B.AE_FC3S.E5.9E.8B.EF.BC.881985-1991.E5.B9.B4.EF.BC.89.E3.83.BB.E3.82.AB.E3.83.96.E3.83.AA.E3.82.AA.E3.83.AC.28FC3C.29.EF.BC.881987-1992.E5.B9.B4.EF.BC.89

まあ、このクルマが太古車なら、83タルガ辺りは有史以前ということなんでしょうな。

この太古車という表現を見つけたのは、このページ。

(R35GT-R)
http://blog.livedoor.jp/oujoutouda/archives/24973497.html

「まあ1000万も出して1/10もしないような中古どころか太古車に追いつけないとなりゃ面白いはずがありません。」とある。

どんなクルマか知らないが、国産車であることはまちがいなかろう。リミッターという、良心的高速走行拒否装置が付いている。

太古車でも、これを解除すれば高速走行できる車は多い。

そもそも、それ以上のスピードがでるからこそ、リミッターを付ける意味があるわけで、浮沈子が乗っていた初代プリウスのように、130km辺りで限界になるようなクルマには必要ない。

現在、自主規制の280馬力というのは撤廃されているらしいが、リミッターはしっかり生きているという。

GT-Rは、サーキットだけ解除できる仕組みを備えているそうだ。合理的な方法である。

この手法を敷衍(ふえん)して、高速道路の速度規制に応用してはどうか。

出せるところは出せるが、出すと危険なところは、しっかりと抑制する。メリハリの利いた運用である。

そこのところをドライバー任せにして、講習と取締りで遵守させようという発想自体が前近代的というか太古の発想である。

21世紀なんだから、そこんとこ、しっかり検討してもらいたい。

えっ?、輸入車はどうするかだって?。

そりゃ、例外って常にあるんじゃない?。ヘタに義務付けたりしたら、非関税障壁だとか言われちゃうし。

ともあれ、古い車でもそこそこのスピードは出せたわけだが、現代のクルマとは安全性や環境性能は違う。維持も難しい。

道具として車を使うなら、中古車くらいまでが限界だ。

太古車に乗るのは、あくまで道楽と割り切って、文化事業に貢献する心意気で臨むべきである。

コメント

_ 魔王 ― 2013年04月03日 23:53

こんばんは
「太古車」なんて言葉でお越しいただいたとは光栄です。
車名は個人が特定されてしまいそうなので伏せますが、
お察しのとおり1989年式の国産車。
当時はバリバリのスポーツでしたが四半世紀を経た
今では交差点の発進で軽にさえ敗けます。

と、ある人が言ってました(笑)

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