アルファ4C2013年12月13日 01:12

アルファ4C
アルファ4C


03ボクスターのオーナーである浮沈子が、今、最も気になっているクルマが、アルファロメオ4Cである。

(【試乗記】「フェラーリ『458』の小型版だ!」 アルファ ロメオ「4C」(ビデオ付))
http://jp.autoblog.com/2013/12/07/2015-alfa-romeo-4c-review-first-drive-video/

ビデオ付だというから、観てみたら、静止画を背景に喋っているだけかと思う程で、最後にエンジン掛けて走り去ったので、動画だと分かるという酷い代物だ(よく見ると、虫が飛んでます)。

ユーチューブに、マシな動画があったので、口直しにどうぞ。

(Alfa Romeo 4C, first drive:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=-9yM85hPsgc

インタビューで、フロントトランクはないといっている。

エンジンは、完全にショボイということが分かる。

パワードリフトではない!。

このクルマに、そんなことを期待してはいけないのだ・・・。

カーボン製のボディ、たぶん日本では700万円台になるだろうその価格、軽量化されたボディ(日本に来るのは、1トンくらい)、そして、アシストなしのステアリング!。

マツダロードスターが、MRになって、カーボンボディを纏ったようなスペックであるな(意味不明な比較)。

イタ車は、去年の夏にジュリエッタに試乗した。

(伊対独)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/08/26/6555045

まあ、乗ればあんな感じなのだろう。

それに、ガチッとした剛性感と、音や足回りで演出されたスポーティさが加わるわけだ。

街中で走らせて面白い車ではないだろう。

見かけの印象が突出した車に過ぎない。

ビデオでは、240km位まで引っ張っているので、動力性能は03ボクスター(2.7リッター)と同様か、それ以上だろう。

トルクカーブも出てくるが、2000回転からは、ターボ特有のべったりとなる特性である。

回して面白いエンジンではなさそう。

エンジンで選ぶ車ではない。

さりとて、このクルマに重いエンジンを積めば、本質的なところで美点を失う。

動画を観ていると、ツインクラッチの変速も、あまりダイレクト感がない(こればかりは、乗ってみなけりゃ分からないが)。

このクルマは、これだけのクルマだ。

(アルファロメオ・4C)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%BB4C

(アルファ・ロメオ4C)
http://www.autocar.jp/firstdrives/2013/09/24/52698/

「1速でカバーできる範囲は非常に短い。しかもノイジーだ。しかし、その加速は力強い。あっという間に6500rpmのレブ・リミットに達してしまうため、正確なパドル操作でシフト・アップして上げる必要がある。」

「サウンドは騒がしく、ウエストゲートの叫び声が、シフト・チェンジするたびに聞こえてくる。」

「そのパワーをフルに使えば、充分に速いクルマだ。」

「エンジンはトップ・エンドの伸びは期待するほどでもなく、5500rpmを越えると鈍くなる。」

「英国のような環境では、4Cは少しオーバーギアかもしれない。」

なんとなく、言いたいことが伝わってくるようだな。

「かつて、ポルシェ911もアシストのないステアリングを採用しており、その素晴らしいフィーリングを誇っていたことを思い起こさせた。」とある。

そおかあ?。

まあいい。

「このアルファ・ロメオ4Cは、優れたドライバーズ・カーだ。しかし、万人向けのモデルでもない。2、3の欠陥は確かにある。また、何人かはポルシェ・ケイマンの方が熟成され完成されたクルマであると答えるだろう。毎朝、ビジネスに使うのであれば、ケイマンの方が向いているかもしれない。しかし、1年で200人しかいない英国人のオーナーは、そういった評価を気にしないだろう。彼らはケイマンをライバルとは考えないからだ。彼らはアルファ・ロメオ4Cのオーナーであることを望んでいるからだ。」

買いたい人だけが、買えばいいクルマ、ということだな。

ふーっ、ちょっとホッとした。

しかし、カーボンモノコックを見ると、マクラーレンMP4-12Cと同じ、バスタブ形状なので、今後、オープンモデルが登場する可能性は、否定できない(画像参照)。

と思って、検索したら、ビンゴであった!。

(【スパイショット】2015 アルファロメオ 4C スパイダー)
http://blog.livedoor.jp/motersound/archives/51812910.html

(Alfa 4C Spider: informazioni e prime foto spia:元記事)
http://www.autoblog.it/post/292957/alfa-4c-spider-informazioni-e-prime-foto-spia

イタリアにしても、下手な偽装だから、リーク目当てなのかもしれない。

エンジンルームも隠しているが、ひょっとすると、V6を積んでくるかもしれないな。

英国の記事は、ケイマンと比較していたが、こうなると、モロにエリーゼS辺りとの比較になるかな。

諸元比較(カッコ内はエリーゼS)
・全長 3,989mm(3,800mm)
・全幅 1,864mm(1,720mm)
・全高 1,183mm(1,130mm)
・ホイールベース 2,380mm(2,300mm)
・車両重量 895kg(924kg):4Cはクーペ
・最高出力 177kW(240PS)/6000rpm(162kw(220ps)/6800rpm)

4Cの方が、ひと回り大きい。

まあ、エキシージSだと、パワーに差があり過ぎる(257kw(350ps)/7,000rpm)。

(EXIGE S:SPEC)
http://www.lotus-cars.jp/our-cars/current-range/exige-specifications.html

エヴォーラとの間に入るモデルなんだろう。

最高出力を6000回転で出しているあたりが、このクルマの性格を現している。

エリーゼSほど我慢しないで乗れる、スポーツカーというところか。

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