ソーラー・インパルス2 ― 2014年04月12日 11:56
ソーラー・インパルス2
(新型ソーラープレーン『ソーラー・インパルス 2(Solar Impulse 2)』初公開。2015年世界一周飛行に挑戦)
http://blog.livedoor.jp/aircraftchannel/archives/4744882.html
この飛行機には、プロトタイプの1号機がある。
(ソーラー・インパルス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B9
「スイス連邦工科大学ローザンヌ校で進行中の有人ソーラープレーンプロジェクト」
「最初の単座航空機はスイスの機体番号コードで HB-SIA とされ、自力で離陸でき、最長36時間連続航行可能とすることを目標として製作された。2010年7月7日から8日にかけて、9時間の夜間飛行を挟んで連続26時間の飛行を成功させた」
これが1号機だな。
「このプロトタイプ機の経験に基づいてやや大きめの2号機 (HP-SIB) が製作されており、20日から25日をかけて世界一周する計画である。」
これが2号機だ。
1号機が与圧されていなかったのに対して、2号機は与圧されていて高度12000mの巡航を可能にしている。
72mにも及ぶ主翼は747ジャンボを上まわる。
一人乗りとなっているが、ゆくゆくは複座にして無着陸での世界一周を目指すという。
まあ、実験機の域を出ない、究極の道楽である。
リブリーザーで太平洋横断潜水をやるようなもんかあ?(誰もやりません!)。
1台じゃあ無理だから、とっかえひっかえしてやれば、かなりの長時間のダイビングが可能だ。
もっとも、長期の酸素毒性の影響が出て、肺を痛める恐れがあり、お勧めは出来ない。
(酸素中毒)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E7%B4%A0%E4%B8%AD%E6%AF%92
「長時間の影響:
肺
長時間の酸素加圧下の環境で呼吸困難と胸の痛みが発生する。
眼(網膜症)
長時間の酸素加圧下の環境での呼吸時に発生する、眼の変化が特徴である。」
「肺への酸素中毒は、胸の痛みや呼吸困難を伴う肺の損傷をもたらす。眼に対する酸化的損傷は、近視や網膜の部分的な剥離を引き起こす可能性がある。肺や眼への損傷は、特に新生児の治療の一環として行われる酸素補給の際に最も発生する可能性が高く、また、高圧酸素療法中にも同様な損傷が懸念される。
酸化的損傷は、体の任意の細胞で発生する可能性があるが、影響を受けやすい三大臓器への影響が最初に懸念される。また、酸化的損傷は、赤血球の破壊(溶血)、肝臓への損傷(肝炎)、心臓(心筋)、内分泌腺(副腎、生殖腺、甲状腺)、または腎臓(腎炎)に関与する可能性があり、細胞へ一般的な損傷を与え得る。
異常な状況下では、他の組織への影響が観察されることがある。それは宇宙飛行時における高酸素濃度は、骨の損傷に影響するかもしれないことが疑われている。」
酸素分圧がどの程度以上になると発現するのかとか、累積的な値がどの程度になると出てくるのかなど、詳細については書かれていない。
まあ、どうでもいいんですが。
ソーラー・インパルス2の与圧されたキャビンでは、そんな心配はなかろう。
どうせなら、自動操縦装置も付けて、ソロで世界一周をすればいいのに。
それが出来るということは、この手の飛行機を上空に滞空させて、インターネットの中継とか地上の監視を行わせることが出来るということに他ならない。
原理的には何年でも滞空させておくことが出来る。
しかも、人工衛星などと違って、搭載している観測機などを随時交換できるわけだ。
これは、21世紀の新たな軍事技術であり、商業的にも成り立つ可能性がある。
放出しっぱなしの気球などと異なり、完全に管理下に置いて運用することが可能だ。
参画している企業は、もちろんそんなことは分かりきっているに違いない。
能天気に世界初とかいって、浮かれているわけではなかろう。
(SOLAR IMPULSEのページ)
http://www.solarimpulse.com/en/
(The Construction of Solar Impulse 2:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=oNMBPJpaimc
このプロジェクトリーダーのベルトラン・ピカールというのは、あの、オーギュスト・ピカールの孫にして、あの、ジャック・ピカールの息子という、スイスが世界に誇る探険家一家の家系にある。
(ベルトラン・ピカール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB
「ピカール一家
ベルトラン・ピカールの祖父オーギュスト・ピカール教授(物理学)は著名な気球飛行家、深海探検者。気球による高度記録を達成。父のジャック・ピカールは有人潜水深度記録を作った海洋探検者。」
本人も、半端ない冒険野郎だ。
「1999年3月1日から21日にかけての20日間弱の飛行で気球による初の無着陸世界一周飛行を達成した(FAI公認世界記録としては世界一周最短時間記録370時間24分)。」
きしょうめ、こいつは浮沈子と同い年だ。
まあいい。
そのうち、太平洋潜水横断で、一泡吹かせてやる。
あ、CCRだから、泡出ないか・・・。
(新型ソーラープレーン『ソーラー・インパルス 2(Solar Impulse 2)』初公開。2015年世界一周飛行に挑戦)
http://blog.livedoor.jp/aircraftchannel/archives/4744882.html
この飛行機には、プロトタイプの1号機がある。
(ソーラー・インパルス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B9
「スイス連邦工科大学ローザンヌ校で進行中の有人ソーラープレーンプロジェクト」
「最初の単座航空機はスイスの機体番号コードで HB-SIA とされ、自力で離陸でき、最長36時間連続航行可能とすることを目標として製作された。2010年7月7日から8日にかけて、9時間の夜間飛行を挟んで連続26時間の飛行を成功させた」
これが1号機だな。
「このプロトタイプ機の経験に基づいてやや大きめの2号機 (HP-SIB) が製作されており、20日から25日をかけて世界一周する計画である。」
これが2号機だ。
1号機が与圧されていなかったのに対して、2号機は与圧されていて高度12000mの巡航を可能にしている。
72mにも及ぶ主翼は747ジャンボを上まわる。
一人乗りとなっているが、ゆくゆくは複座にして無着陸での世界一周を目指すという。
まあ、実験機の域を出ない、究極の道楽である。
リブリーザーで太平洋横断潜水をやるようなもんかあ?(誰もやりません!)。
1台じゃあ無理だから、とっかえひっかえしてやれば、かなりの長時間のダイビングが可能だ。
もっとも、長期の酸素毒性の影響が出て、肺を痛める恐れがあり、お勧めは出来ない。
(酸素中毒)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E7%B4%A0%E4%B8%AD%E6%AF%92
「長時間の影響:
肺
長時間の酸素加圧下の環境で呼吸困難と胸の痛みが発生する。
眼(網膜症)
長時間の酸素加圧下の環境での呼吸時に発生する、眼の変化が特徴である。」
「肺への酸素中毒は、胸の痛みや呼吸困難を伴う肺の損傷をもたらす。眼に対する酸化的損傷は、近視や網膜の部分的な剥離を引き起こす可能性がある。肺や眼への損傷は、特に新生児の治療の一環として行われる酸素補給の際に最も発生する可能性が高く、また、高圧酸素療法中にも同様な損傷が懸念される。
酸化的損傷は、体の任意の細胞で発生する可能性があるが、影響を受けやすい三大臓器への影響が最初に懸念される。また、酸化的損傷は、赤血球の破壊(溶血)、肝臓への損傷(肝炎)、心臓(心筋)、内分泌腺(副腎、生殖腺、甲状腺)、または腎臓(腎炎)に関与する可能性があり、細胞へ一般的な損傷を与え得る。
異常な状況下では、他の組織への影響が観察されることがある。それは宇宙飛行時における高酸素濃度は、骨の損傷に影響するかもしれないことが疑われている。」
酸素分圧がどの程度以上になると発現するのかとか、累積的な値がどの程度になると出てくるのかなど、詳細については書かれていない。
まあ、どうでもいいんですが。
ソーラー・インパルス2の与圧されたキャビンでは、そんな心配はなかろう。
どうせなら、自動操縦装置も付けて、ソロで世界一周をすればいいのに。
それが出来るということは、この手の飛行機を上空に滞空させて、インターネットの中継とか地上の監視を行わせることが出来るということに他ならない。
原理的には何年でも滞空させておくことが出来る。
しかも、人工衛星などと違って、搭載している観測機などを随時交換できるわけだ。
これは、21世紀の新たな軍事技術であり、商業的にも成り立つ可能性がある。
放出しっぱなしの気球などと異なり、完全に管理下に置いて運用することが可能だ。
参画している企業は、もちろんそんなことは分かりきっているに違いない。
能天気に世界初とかいって、浮かれているわけではなかろう。
(SOLAR IMPULSEのページ)
http://www.solarimpulse.com/en/
(The Construction of Solar Impulse 2:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=oNMBPJpaimc
このプロジェクトリーダーのベルトラン・ピカールというのは、あの、オーギュスト・ピカールの孫にして、あの、ジャック・ピカールの息子という、スイスが世界に誇る探険家一家の家系にある。
(ベルトラン・ピカール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB
「ピカール一家
ベルトラン・ピカールの祖父オーギュスト・ピカール教授(物理学)は著名な気球飛行家、深海探検者。気球による高度記録を達成。父のジャック・ピカールは有人潜水深度記録を作った海洋探検者。」
本人も、半端ない冒険野郎だ。
「1999年3月1日から21日にかけての20日間弱の飛行で気球による初の無着陸世界一周飛行を達成した(FAI公認世界記録としては世界一周最短時間記録370時間24分)。」
きしょうめ、こいつは浮沈子と同い年だ。
まあいい。
そのうち、太平洋潜水横断で、一泡吹かせてやる。
あ、CCRだから、泡出ないか・・・。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。