近い! ― 2015年10月22日 21:19
近い!
この小惑星は、近いな。
(巨大小惑星、ハロウィーンの日に地球最接近 天文学者ら)
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_all&k=20151022033383a
「サッカー場程の大きさの小惑星「2015 TB145」は、時速12万6000キロという「異常に高い」速度で移動している。天文学専門サイト「アース・アンド・スカイ」には、初期の試算で直径約470メートルと掲載された。」
「約50万キロという、安全が十分に保たれる距離で地球のそばを通過する」
「最接近する時間は、米東部時間10月31日午前11時14分(日本時間11月1日午前0時14分)」
この時間、浮沈子はパラオにいる。
正確には、まだ飛行機の中だ。
まあ、何かあったら、地上でも大気圏内でも同じだけどな。
(ハロウィーンに小惑星が地球に大接近 愛称はグレート・パンプキン!)
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/1/11237.html
「研究チームは小惑星に「グレート・パンプキン」と愛称をつけ、その日を待っている。」
「「2015 TB145」は今月10日、ハワイ大学の観測施設が発見されたばかりの小惑星」
「これほど大きな天体の大接近が、次に観測されるのは2027年8月」
おかしいな。
だって、今年の10月まで見つかってなかったわけで、今後、同じくらいの天体は、いつ現れてもおかしくないってことじゃないのかあ?。
いい加減な記事は、載せないでもらいたいな。
まあ、分かっている範囲では、ということなんだろう。
(小惑星、ハロウィーンに地球に接近 月までの距離と同程度)
http://www.cnn.co.jp/fringe/35072320.html
「「今回の接近は、この天体の物理的特性を観測する絶好の機会になる」とNASAの専門家は期待する。」
そんなこと言ってる場合なんだろうか?。
(小惑星の命名法:仮符号の付け方参照)
http://moonstation.jp/ja/hayabusa/asteroid_name.html
「仮符号は、以下の3つの部分に分解できます。
1 最初の4文字(発見年:西暦4桁)
2 次の1文字(半月番号)
A:1月1日〜15日
B:1月16日〜31日
C:2月1日〜15日
D:2月16日〜29日
E:3月1日〜15日
F:3月16日〜31日
G:4月1日〜15日
H:4月16日〜30日
J:5月1日〜15日
K:5月16日〜31日
L:6月1日〜15日
M:6月16日〜30日
N:7月1日〜15日
O:7月16日〜31日
P:8月1日〜15日
Q:8月16日〜31日
R:9月1日〜15日
S:9月16日〜30日
T:10月1日〜15日
U:10月16日〜31日
V:11月1日〜15日
W:11月16日〜30日
X:12月1日〜15日
Y:12月16日〜31日
3 順序符号
上の半月番号の期間内の何番めに発見されたかを示す順番
・その期間内に発見された1番目から25番目までの小惑星には、I(アイ)を除く25個のアルファベットを順番に割り当てます。例えばAは1番目、Yは24番目ということになります。
・26個以上発見された場合、今度はまたAへと戻りますが、その後ろに1という数字をつけます。例えば、A1となった場合には26番目、B1となれば27番目、…Z1となれば50番目となります。
・51個以上発見された場合、数字は2となります。51番目はA2,52番目はB2、…となります。
・このようにして、25個ずつ、アルファベットを繰り返しながら数字を増やし、小惑星の順番通りに仮符号を作っていきます。」
少々ややっこしいが、2015TB145というのは、今年(2015年)の10月1日から15日までに発見された小惑星のうち、25×145+2番目の星ということになる。
「小惑星番号:
仮符号がつけられた小惑星は、あくまで「仮」であり、その後のより詳細な観測によって、前に発見された小惑星と同じであると認定されたり、実は彗星など別の天体であった、ということになる可能性もあります。」
「何回かの観測によって、その天体の軌道が決定され、これまでに発見されていない天体であると小惑星センターで認定された時点で、「小惑星番号」が付与されます。この時点で、小惑星は1つの新しい天体として登録されたことになります。」
「小惑星の場合、正式に呼ぶ場合には次のようになります。」
「・小惑星 25143 イトカワ (1998 SF36)
・Asteroid 25143 Itokawa (1998 SF36) …英語の場合」
まだ見つかったばかりで、仮符号状態ということになる。
48万キロとか言ってるが、これって宇宙的距離としてはめちゃくちゃ近い。
しかも、400m位の大きさといえば、重量も大きい(比重2(ケレスの比重)とした場合、6万7千トンくらい)。
見つかってから20日程度で最接近ということは、避けようもないし、手も足も出ない。
海上に落ちれば大津波は間違いないし、陸上でも人口密集地なら大災害だ。
軌道計算に誤りのないことを祈るのみだな。
人類(その他の全ての生物含め)に出来ることは、それだけだろう。
ノアの箱舟は、どこを探してもないし。
悲惨なのは、ISSの乗組員だろう。
目の前で大惨事が起こるのを見なければならないし、下手をすれば、帰るところが無くなる。
進むも死、留まるも死、というところか。
彗星のような長円軌道というが、揮発成分がないので小惑星に分類されているんだろう。
「なお、小惑星番号は、「小惑星」という名前がついていますが、彗星や準惑星にも付与されます。」
最近では、はやぶさ2が向かっている小惑星に、竜宮とかいう怪しげな名前が付いたようだ。
(探査機「はやぶさ2」が目指す小惑星の名前は「リュウグウ」)
http://www.astroarts.co.jp/news/2015/10/05ryugu/index-j.shtml
「小惑星探査機「はやぶさ2」が2018年の到着を目指している小惑星 (162173)(仮符号 1999JU3)の名称が「Ryugu」(リュウグウ)に決定した。」(仮符号は、ミスプリを修正)
先ほどの命名規則によれば、この小惑星は1999年の5月1日から15日の間に見つかった小惑星(候補)の25×3+20番目の天体であることが分かる。
(リュウグウ (小惑星))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%82%B0%E3%82%A6_(%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F)
「発見日 1999年5月10日」
当たり!(はやぶさ2が、当たって欲しくはないですが・・・)。
どうやら、最後の数字は、右下に小さく添え字で書くのが正しい様だ。
(仮符号:小惑星)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E7%AC%A6%E5%8F%B7#.E5.B0.8F.E6.83.91.E6.98.9F
「仮符号の表記に添字が使えないなどの技術的理由がある場合には添字も他の文字と同じ大きさで表され、1950 FC1 などと表記される。」
もちろん、この天体は、1950年3月16日から31日までに発見された天体の25×1+3番目に当たる。
まあ、どうでもいいんですが。
いずれにしても、グレート・パンプキン(仮称)の近さは半端ではない。
画像の軌道図(変なもんが見えるのは、気のせいでしょう!)で、太陽からの距離が、仮に15cmくらいなら、50万キロというのは0.5mmということになる(合ってます?)。
かすってるなあ。
地球近傍で、未発見の天体にでもぶち当たって、方向が変わったりしたら大事だ。
浮沈子にとっては、青天の霹靂である。
(青天の霹靂)
http://kotowaza-allguide.com/se/seitennohekireki.html
「「霹靂」とは激しい雷鳴のこと」
落ちてきたりしたら、雷鳴どころではないだろう。
またまた、眠れない夜が続くな・・・。
(Earth Impact Effects Program:追加:衝突シミュレーター)
http://impact.ese.ic.ac.uk/ImpactEffects/
直径400mの密度2の隕石が、秒速35kmで真上から固い岩盤に衝突するとこうなる。
(上記の前提で入力した結果)
http://impact.ese.ic.ac.uk/cgi-bin/crater.cgi?dist=1000&distanceUnits=1&diam=400&diameterUnits=1&pdens=2000&pdens_select=0&vel=35&velocityUnits=1&theta=90&wdepth=&wdepthUnits=1&tdens=2750
「最終的なクレーターの直径 :8.6 キロ
最終的なクレーターの深さ :566 メートル」
この小惑星は、近いな。
(巨大小惑星、ハロウィーンの日に地球最接近 天文学者ら)
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_all&k=20151022033383a
「サッカー場程の大きさの小惑星「2015 TB145」は、時速12万6000キロという「異常に高い」速度で移動している。天文学専門サイト「アース・アンド・スカイ」には、初期の試算で直径約470メートルと掲載された。」
「約50万キロという、安全が十分に保たれる距離で地球のそばを通過する」
「最接近する時間は、米東部時間10月31日午前11時14分(日本時間11月1日午前0時14分)」
この時間、浮沈子はパラオにいる。
正確には、まだ飛行機の中だ。
まあ、何かあったら、地上でも大気圏内でも同じだけどな。
(ハロウィーンに小惑星が地球に大接近 愛称はグレート・パンプキン!)
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/1/11237.html
「研究チームは小惑星に「グレート・パンプキン」と愛称をつけ、その日を待っている。」
「「2015 TB145」は今月10日、ハワイ大学の観測施設が発見されたばかりの小惑星」
「これほど大きな天体の大接近が、次に観測されるのは2027年8月」
おかしいな。
だって、今年の10月まで見つかってなかったわけで、今後、同じくらいの天体は、いつ現れてもおかしくないってことじゃないのかあ?。
いい加減な記事は、載せないでもらいたいな。
まあ、分かっている範囲では、ということなんだろう。
(小惑星、ハロウィーンに地球に接近 月までの距離と同程度)
http://www.cnn.co.jp/fringe/35072320.html
「「今回の接近は、この天体の物理的特性を観測する絶好の機会になる」とNASAの専門家は期待する。」
そんなこと言ってる場合なんだろうか?。
(小惑星の命名法:仮符号の付け方参照)
http://moonstation.jp/ja/hayabusa/asteroid_name.html
「仮符号は、以下の3つの部分に分解できます。
1 最初の4文字(発見年:西暦4桁)
2 次の1文字(半月番号)
A:1月1日〜15日
B:1月16日〜31日
C:2月1日〜15日
D:2月16日〜29日
E:3月1日〜15日
F:3月16日〜31日
G:4月1日〜15日
H:4月16日〜30日
J:5月1日〜15日
K:5月16日〜31日
L:6月1日〜15日
M:6月16日〜30日
N:7月1日〜15日
O:7月16日〜31日
P:8月1日〜15日
Q:8月16日〜31日
R:9月1日〜15日
S:9月16日〜30日
T:10月1日〜15日
U:10月16日〜31日
V:11月1日〜15日
W:11月16日〜30日
X:12月1日〜15日
Y:12月16日〜31日
3 順序符号
上の半月番号の期間内の何番めに発見されたかを示す順番
・その期間内に発見された1番目から25番目までの小惑星には、I(アイ)を除く25個のアルファベットを順番に割り当てます。例えばAは1番目、Yは24番目ということになります。
・26個以上発見された場合、今度はまたAへと戻りますが、その後ろに1という数字をつけます。例えば、A1となった場合には26番目、B1となれば27番目、…Z1となれば50番目となります。
・51個以上発見された場合、数字は2となります。51番目はA2,52番目はB2、…となります。
・このようにして、25個ずつ、アルファベットを繰り返しながら数字を増やし、小惑星の順番通りに仮符号を作っていきます。」
少々ややっこしいが、2015TB145というのは、今年(2015年)の10月1日から15日までに発見された小惑星のうち、25×145+2番目の星ということになる。
「小惑星番号:
仮符号がつけられた小惑星は、あくまで「仮」であり、その後のより詳細な観測によって、前に発見された小惑星と同じであると認定されたり、実は彗星など別の天体であった、ということになる可能性もあります。」
「何回かの観測によって、その天体の軌道が決定され、これまでに発見されていない天体であると小惑星センターで認定された時点で、「小惑星番号」が付与されます。この時点で、小惑星は1つの新しい天体として登録されたことになります。」
「小惑星の場合、正式に呼ぶ場合には次のようになります。」
「・小惑星 25143 イトカワ (1998 SF36)
・Asteroid 25143 Itokawa (1998 SF36) …英語の場合」
まだ見つかったばかりで、仮符号状態ということになる。
48万キロとか言ってるが、これって宇宙的距離としてはめちゃくちゃ近い。
しかも、400m位の大きさといえば、重量も大きい(比重2(ケレスの比重)とした場合、6万7千トンくらい)。
見つかってから20日程度で最接近ということは、避けようもないし、手も足も出ない。
海上に落ちれば大津波は間違いないし、陸上でも人口密集地なら大災害だ。
軌道計算に誤りのないことを祈るのみだな。
人類(その他の全ての生物含め)に出来ることは、それだけだろう。
ノアの箱舟は、どこを探してもないし。
悲惨なのは、ISSの乗組員だろう。
目の前で大惨事が起こるのを見なければならないし、下手をすれば、帰るところが無くなる。
進むも死、留まるも死、というところか。
彗星のような長円軌道というが、揮発成分がないので小惑星に分類されているんだろう。
「なお、小惑星番号は、「小惑星」という名前がついていますが、彗星や準惑星にも付与されます。」
最近では、はやぶさ2が向かっている小惑星に、竜宮とかいう怪しげな名前が付いたようだ。
(探査機「はやぶさ2」が目指す小惑星の名前は「リュウグウ」)
http://www.astroarts.co.jp/news/2015/10/05ryugu/index-j.shtml
「小惑星探査機「はやぶさ2」が2018年の到着を目指している小惑星 (162173)(仮符号 1999JU3)の名称が「Ryugu」(リュウグウ)に決定した。」(仮符号は、ミスプリを修正)
先ほどの命名規則によれば、この小惑星は1999年の5月1日から15日の間に見つかった小惑星(候補)の25×3+20番目の天体であることが分かる。
(リュウグウ (小惑星))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%82%B0%E3%82%A6_(%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F)
「発見日 1999年5月10日」
当たり!(はやぶさ2が、当たって欲しくはないですが・・・)。
どうやら、最後の数字は、右下に小さく添え字で書くのが正しい様だ。
(仮符号:小惑星)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E7%AC%A6%E5%8F%B7#.E5.B0.8F.E6.83.91.E6.98.9F
「仮符号の表記に添字が使えないなどの技術的理由がある場合には添字も他の文字と同じ大きさで表され、1950 FC1 などと表記される。」
もちろん、この天体は、1950年3月16日から31日までに発見された天体の25×1+3番目に当たる。
まあ、どうでもいいんですが。
いずれにしても、グレート・パンプキン(仮称)の近さは半端ではない。
画像の軌道図(変なもんが見えるのは、気のせいでしょう!)で、太陽からの距離が、仮に15cmくらいなら、50万キロというのは0.5mmということになる(合ってます?)。
かすってるなあ。
地球近傍で、未発見の天体にでもぶち当たって、方向が変わったりしたら大事だ。
浮沈子にとっては、青天の霹靂である。
(青天の霹靂)
http://kotowaza-allguide.com/se/seitennohekireki.html
「「霹靂」とは激しい雷鳴のこと」
落ちてきたりしたら、雷鳴どころではないだろう。
またまた、眠れない夜が続くな・・・。
(Earth Impact Effects Program:追加:衝突シミュレーター)
http://impact.ese.ic.ac.uk/ImpactEffects/
直径400mの密度2の隕石が、秒速35kmで真上から固い岩盤に衝突するとこうなる。
(上記の前提で入力した結果)
http://impact.ese.ic.ac.uk/cgi-bin/crater.cgi?dist=1000&distanceUnits=1&diam=400&diameterUnits=1&pdens=2000&pdens_select=0&vel=35&velocityUnits=1&theta=90&wdepth=&wdepthUnits=1&tdens=2750
「最終的なクレーターの直径 :8.6 キロ
最終的なクレーターの深さ :566 メートル」
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