東京モーターショー2015「TNT次世代ステアリング用メカニカルクラッチユニット」2015年11月08日 19:46

東京モーターショー2015「TNT次世代ステアリング用メカニカルクラッチユニット」
東京モーターショー2015「TNT次世代ステアリング用メカニカルクラッチユニット」


前回の東京モーターショーでも展示されていた、ニッサンスカイラインQ50用に採用されていた電動ステアリングの部品である。

今回は、その乗り味の違いを、シミュレーターで体感させる展示があった。

15分も並んで待っていたが、後で見たらガラガラだったな。

ちょろい展示だし、だいたい、TNTがかかわっているのは、メカニカルクラッチの部分だけのはずなので、少しピントがずれてるんじゃなかろうか?。

まあいい。

電気が通じていて、正常作動しているときにはクラッチは「切れて」いて、ハンドルと車輪は物理的に離れているわけで、コンピューターが車輪を制御する。

路面からの情報も、センサーが感知してアクチュエイターを使って人工的な反力を作り出してドライバーに伝えている。

異常時や、電気が来なくなると、クラッチが「繋がって」機械的にハンドルが操作できるという仕掛けだ。

轍や、ハンドルを取られやすい低ミュー路などには、有効だろう。

もちろん、自動運転には欠かせない技術だが、グーグルカーのように、ハンドルが全くないクルマには無用の部品になる。

ビミョーだな。

過渡的技術だ。

高級車には取り入れられて、運転支援技術として生かされるかもしれないが、それほどの需要があるんだろうか?。

技術的には、面白いと思うがな。

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