エクソマーズ打ち上げ ― 2016年03月15日 01:45
エクソマーズ打ち上げ
打上の生中継を見ていた。
延々と、挨拶が続いて、1時間くらいして、あっという間に上がった。
打上の映像は、解像度も悪く、轟音がしたかと思ったら、雲に吸い込まれておしまい。
成功したのかどうかも分からない。
スペースXとは、大違いだな。
エンターテイメント性に欠けるな。
ロシアには、そういう文化がないんだろうか。
(EXOMARS 2016 LIFTOFF:動画出ます)
http://www.esa.int/spaceinvideos/Videos/2016/03/ExoMars_2016_liftoff
実質的には、30秒くらいの中継だな。
(Robotic Spacecraft Blast Off On Russia-Europe Mission Seeking Life On Mars)
http://www.ndtv.com/world-news/robotic-spacecraft-blast-off-on-russia-europe-mission-seeking-life-on-mars-1286986
(European-Russian Spacecraft Blasts Off in Search of Life on Mars)
http://gadgets.ndtv.com/science/news/european-russian-spacecraft-blasts-off-in-search-of-life-on-mars-813463
(火星の生命探す欧露共同プロジェクト、ロケット打ち上げ成功)
http://www.afpbb.com/articles/-/3080338
「ロシア宇宙庁(Roscosmos、ロスコスモス)は、グリニッジ標準時(GMT)14日午前9時31分(日本時間午後6時31分)に打ち上げが「無事完了した」と発表した。」
こういうものは、やっぱりAFPですかね・・・。
今のところ、順調にいってるんだろうが、フォボス・グルントは地球周回軌道離脱が出来なかったわけだから、安心するのは早計かもしれんな。
詳細な飛行計画は良く分からない。
(ExoMars 2016 Mars Mission Proton-M Successful Rocket Launch HD:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=-QOextiOEgw&ebc=ANyPxKqEsUURsAiuPr-FMuEXH8rwb_dX_jBci-9f2RY-ey2SY2K5nUgcoac-xxUyzj1k1Cc7yLdRsA1xXKYVWUqdUADIdsn7fQ
これが、一番きれいに撮れてるやつだな。
小鳥2羽が飛んできたのが分かる。
(EXOMARS 2016: LAUNCH TO MARS:動画出ます)
http://www.esa.int/spaceinvideos/Videos/2016/02/ExoMars_2016_launch_to_Mars
打ち上げ前から流していた動画だが、これによると、打ち上げ後、10時間半経ってから、4段目と衛星とを切り離すとある。
6時半頃の打ち上げだったから、15日の早朝ということになる。
フォボス・グルントの際には、ソフトウェアのバグが根本的な原因ということだったが、今回は大丈夫なんだろうな。
(フォボス・グルント)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%88
「フレガート上部ステージを惑星ミッション用に改良した主推進装置 (MDU) を2回噴射し、最初の噴射で高度を4,710 kmまで上げ、2回目の噴射で地球周回軌道から離脱する予定であった。」
「ところが、衛星はソフトウエアの問題かハードウエア (星センサ) の問題により姿勢を崩したため、この2回の噴射は実施されなかった。」
「ソフトウエアの問題(プログラミングのエラー)が原因であったと結論付けられた。」
(フレガート (ロケット))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%88_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)
「惑星探査機用のエンジンとして使われていたものをベースに、人工衛星や宇宙探査機をパーキング軌道からより高い軌道へ移動させる上段エンジンとして利用するために設計された。」
今回は、プロトンMで打ち上げている。
(プロトン-M)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%B3-M
「プロトン-Mは3段構成であり、そのすべてが四酸化二窒素と非対称ジメチルヒドラジンを利用した液体燃料エンジンである。」
「第1段は他の2段と同様の直径の中央酸化剤タンクの周囲に、それぞれがエンジンを持つ6つの燃料タンクが取り付けられて構成されるという特徴的な構造となっている。」
「第2段は伝統的な円筒形設計となっている。3基のRD-0210と1基のRD-0211エンジンが推進力を発揮する。」
「2段目は1段目との分離数秒前に点火を行うため、排気を逃がせるように1段目と2段目は閉まった段間ではなく網構造で繋がれている。」
「第3段も従来型の円筒型設計」
「一般的に、プロトン-Mはブリーズ-Mを上段に搭載することが多い。プロトン-Mはブリーズ-M、貨物接続部、貨物などから構成される軌道用ユニットを弾道軌道に近い軌道に投入する。」
「3段目の分離後、軌道用ユニットは短時間滑降し、その後ブリーズ-Mが燃焼を行い軌道傾斜角51.5°、近地点170km、遠地点230kmの宇宙待機軌道への軌道投入を達成する。」
今回も、ブリーズーMが使用されたようだな。
(Бриз-М)
http://www.khrunichev.ru/main.php?id=49
ロシア語は、さっぱりだが、同じ記号(?:キリル文字)がCGの動画に出てくるロケットの胴体周囲に書いてある。
(火星探査機「エクソマーズ2016」、ロケットに搭載 14日打ち上げへ)
http://sorae.jp/030201/2016_03_04_exomars-2016.html
「欧州とロシアが共同開発した火星探査機「エクソマーズ2016」が2月29日、打ち上げを行う「プロトンM」ロケットの上段「ブリーズM」に搭載された。」
記事の画像を見ると、衛星とブリーズーMが結合されている(たぶん)。
今は、この状態で飛んでいるということになる。
このブリーズというヤツは、過去にトラブルを起こしている。
(ブリーズ (ロケット))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)
「標準的なプロトン-M/ブリーズ-Mでのミッション設定において、打ち上げから衛星分離までに掛かる全ての時間はおよそ9.3時間である」
「上段にブリーズ-Mを使ったプロトンでの打ち上げは宇宙機を地球離脱軌道に投入することもできる」
以下は、ブリーズロケットの不具合と思われるものだ。
「2006年2月28日:失敗:通信衛星Arabsat-4Mを搭載していたが、ブリーズ-Mの不調により衛星が予定外の軌道に投入された。その後このブリーズ-Mは2007年2月19日に突如爆発し、1000個以上のスペースデブリが生じた」
「2011年2月1日:失敗:ロコットでGeo-IK-2衛星を搭載してプレセツク宇宙基地から打ち上げたが、ブリーズ-KMの再着火に失敗」
「2011年8月17日:失敗:Ekspress-AM4衛星を搭載して打ち上げたが、ブリーズ-Mが第四回目の燃焼をしているとき、通信が途絶した」(爆発したんじゃね?)
「2012年8月6日:失敗:ブリーズ-Mの3回目の噴射が途中で止まり、Telkom-3とEkspress-MD2通信衛星の打上げに失敗。推進薬が残っていたブリーズ-Mは、2012年10月16日に突如爆発しスペースデブリを飛散させた。」
「2012年12月8日:失敗:ブリーズ-Mの4回目の噴射が4分早く終了したため、予定していた静止軌道へYamal 402通信衛星を投入できなかった。この失敗により、プロトン-M/ブリーズ-Mの構成による打ち上げは16ヶ月間のうちに3回の失敗を重ねたこととなり、また3回の失敗はいずれもブリーズ-Mの異常に起因するものであった」
なんか不安だ。
衛星切り離しの前に、当然、火星に向かう準ホーマン軌道に投入するために噴射するんだろうが、どうなることやら・・・。
打上の生中継を見ていた。
延々と、挨拶が続いて、1時間くらいして、あっという間に上がった。
打上の映像は、解像度も悪く、轟音がしたかと思ったら、雲に吸い込まれておしまい。
成功したのかどうかも分からない。
スペースXとは、大違いだな。
エンターテイメント性に欠けるな。
ロシアには、そういう文化がないんだろうか。
(EXOMARS 2016 LIFTOFF:動画出ます)
http://www.esa.int/spaceinvideos/Videos/2016/03/ExoMars_2016_liftoff
実質的には、30秒くらいの中継だな。
(Robotic Spacecraft Blast Off On Russia-Europe Mission Seeking Life On Mars)
http://www.ndtv.com/world-news/robotic-spacecraft-blast-off-on-russia-europe-mission-seeking-life-on-mars-1286986
(European-Russian Spacecraft Blasts Off in Search of Life on Mars)
http://gadgets.ndtv.com/science/news/european-russian-spacecraft-blasts-off-in-search-of-life-on-mars-813463
(火星の生命探す欧露共同プロジェクト、ロケット打ち上げ成功)
http://www.afpbb.com/articles/-/3080338
「ロシア宇宙庁(Roscosmos、ロスコスモス)は、グリニッジ標準時(GMT)14日午前9時31分(日本時間午後6時31分)に打ち上げが「無事完了した」と発表した。」
こういうものは、やっぱりAFPですかね・・・。
今のところ、順調にいってるんだろうが、フォボス・グルントは地球周回軌道離脱が出来なかったわけだから、安心するのは早計かもしれんな。
詳細な飛行計画は良く分からない。
(ExoMars 2016 Mars Mission Proton-M Successful Rocket Launch HD:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=-QOextiOEgw&ebc=ANyPxKqEsUURsAiuPr-FMuEXH8rwb_dX_jBci-9f2RY-ey2SY2K5nUgcoac-xxUyzj1k1Cc7yLdRsA1xXKYVWUqdUADIdsn7fQ
これが、一番きれいに撮れてるやつだな。
小鳥2羽が飛んできたのが分かる。
(EXOMARS 2016: LAUNCH TO MARS:動画出ます)
http://www.esa.int/spaceinvideos/Videos/2016/02/ExoMars_2016_launch_to_Mars
打ち上げ前から流していた動画だが、これによると、打ち上げ後、10時間半経ってから、4段目と衛星とを切り離すとある。
6時半頃の打ち上げだったから、15日の早朝ということになる。
フォボス・グルントの際には、ソフトウェアのバグが根本的な原因ということだったが、今回は大丈夫なんだろうな。
(フォボス・グルント)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%88
「フレガート上部ステージを惑星ミッション用に改良した主推進装置 (MDU) を2回噴射し、最初の噴射で高度を4,710 kmまで上げ、2回目の噴射で地球周回軌道から離脱する予定であった。」
「ところが、衛星はソフトウエアの問題かハードウエア (星センサ) の問題により姿勢を崩したため、この2回の噴射は実施されなかった。」
「ソフトウエアの問題(プログラミングのエラー)が原因であったと結論付けられた。」
(フレガート (ロケット))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%88_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)
「惑星探査機用のエンジンとして使われていたものをベースに、人工衛星や宇宙探査機をパーキング軌道からより高い軌道へ移動させる上段エンジンとして利用するために設計された。」
今回は、プロトンMで打ち上げている。
(プロトン-M)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%B3-M
「プロトン-Mは3段構成であり、そのすべてが四酸化二窒素と非対称ジメチルヒドラジンを利用した液体燃料エンジンである。」
「第1段は他の2段と同様の直径の中央酸化剤タンクの周囲に、それぞれがエンジンを持つ6つの燃料タンクが取り付けられて構成されるという特徴的な構造となっている。」
「第2段は伝統的な円筒形設計となっている。3基のRD-0210と1基のRD-0211エンジンが推進力を発揮する。」
「2段目は1段目との分離数秒前に点火を行うため、排気を逃がせるように1段目と2段目は閉まった段間ではなく網構造で繋がれている。」
「第3段も従来型の円筒型設計」
「一般的に、プロトン-Mはブリーズ-Mを上段に搭載することが多い。プロトン-Mはブリーズ-M、貨物接続部、貨物などから構成される軌道用ユニットを弾道軌道に近い軌道に投入する。」
「3段目の分離後、軌道用ユニットは短時間滑降し、その後ブリーズ-Mが燃焼を行い軌道傾斜角51.5°、近地点170km、遠地点230kmの宇宙待機軌道への軌道投入を達成する。」
今回も、ブリーズーMが使用されたようだな。
(Бриз-М)
http://www.khrunichev.ru/main.php?id=49
ロシア語は、さっぱりだが、同じ記号(?:キリル文字)がCGの動画に出てくるロケットの胴体周囲に書いてある。
(火星探査機「エクソマーズ2016」、ロケットに搭載 14日打ち上げへ)
http://sorae.jp/030201/2016_03_04_exomars-2016.html
「欧州とロシアが共同開発した火星探査機「エクソマーズ2016」が2月29日、打ち上げを行う「プロトンM」ロケットの上段「ブリーズM」に搭載された。」
記事の画像を見ると、衛星とブリーズーMが結合されている(たぶん)。
今は、この状態で飛んでいるということになる。
このブリーズというヤツは、過去にトラブルを起こしている。
(ブリーズ (ロケット))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)
「標準的なプロトン-M/ブリーズ-Mでのミッション設定において、打ち上げから衛星分離までに掛かる全ての時間はおよそ9.3時間である」
「上段にブリーズ-Mを使ったプロトンでの打ち上げは宇宙機を地球離脱軌道に投入することもできる」
以下は、ブリーズロケットの不具合と思われるものだ。
「2006年2月28日:失敗:通信衛星Arabsat-4Mを搭載していたが、ブリーズ-Mの不調により衛星が予定外の軌道に投入された。その後このブリーズ-Mは2007年2月19日に突如爆発し、1000個以上のスペースデブリが生じた」
「2011年2月1日:失敗:ロコットでGeo-IK-2衛星を搭載してプレセツク宇宙基地から打ち上げたが、ブリーズ-KMの再着火に失敗」
「2011年8月17日:失敗:Ekspress-AM4衛星を搭載して打ち上げたが、ブリーズ-Mが第四回目の燃焼をしているとき、通信が途絶した」(爆発したんじゃね?)
「2012年8月6日:失敗:ブリーズ-Mの3回目の噴射が途中で止まり、Telkom-3とEkspress-MD2通信衛星の打上げに失敗。推進薬が残っていたブリーズ-Mは、2012年10月16日に突如爆発しスペースデブリを飛散させた。」
「2012年12月8日:失敗:ブリーズ-Mの4回目の噴射が4分早く終了したため、予定していた静止軌道へYamal 402通信衛星を投入できなかった。この失敗により、プロトン-M/ブリーズ-Mの構成による打ち上げは16ヶ月間のうちに3回の失敗を重ねたこととなり、また3回の失敗はいずれもブリーズ-Mの異常に起因するものであった」
なんか不安だ。
衛星切り離しの前に、当然、火星に向かう準ホーマン軌道に投入するために噴射するんだろうが、どうなることやら・・・。
火星生命探査 ― 2016年03月15日 12:39
火星生命探査
エクソマーズが、とりあえず地球軌道を離れ、火星に向かって旅立ったようだ。
(EXOMARS ON ITS WAY TO SOLVE THE RED PLANET'S MYSTERRIES)
http://www.esa.int/Our_Activities/Space_Science/ExoMars/ExoMars_on_its_way_to_solve_the_Red_Planet_s_mysteries
「The Breeze-M upper stage, with ExoMars attached, then completed a series of four burns before the spacecraft was released at 20:13 GMT (21:13 CET).」
ブリーズMと衛星の切り離しは、日本時間で今朝の5時13分ということになる。
少し、時間がかかったが、まあ、4回の噴射が無事に行われて良かった。
「・・・the spacecraft is in good health.」
「The orbiter’s solar wings have also now unfolded and the craft is on its way to Mars.」
衛星の状態は健全、太陽電池も無事に展開して、火星に向かってまっしぐらというところか。
この後のイベントとしては、高利得アンテナ(菅笠状のやつ)を展開して、遠距離通信の高速化を確保するというのがあるが、それは2週間後ということになる。
その頃には、スペースXの打ち上げも迫っていて、それどころじゃないな。
火星に到着するのは、10月中頃ということだが、7か月なんてあっという間で、忘れてしまっているかも知れないな。
「The Trace Gas Orbiter (TGO) and Schiaparelli will travel to Mars together before separating on 16 October at distance of 900 000 km from the planet.」
「Then, on 19 October, Schiaparelli will enter the martian atmosphere, descending to the surface in just under six minutes.」
小型着陸機のスキアパレッリは、10月16日に切り離されて19日に突入する。
「Meanwhile, on the same day, TGO will enter an elliptical four-day orbit around Mars, taking it from about 300 km at its nearest to around 96 000 km at its furthest point.」
「After a year of complex ‘aerobraking’, manoeuvres during which the spacecraft will use the planet’s atmosphere to lower its orbit slowly to a circular 400 km, its scientific mission to analyse rare gases in the atmosphere will begin.」
スキアパレッリは短命な探査(2日くらい)だが、周回衛星は、19日に減速噴射を行って、火星軌道に投入される。
遠点96000km、近点300kmくらいの楕円軌道だが、1年かけて火星大気のブレーキで、高度400kmの円軌道にゆっくり降りてくるらしい。
ガスの分析は、それからなんだそうだが、こっちは、やたらに気が長い話だ・・・。
まあ、先のことはともかく、打ち上げと衛星の切り離しが無事に済んだ。
やれやれというところか。
エクソマーズが、とりあえず地球軌道を離れ、火星に向かって旅立ったようだ。
(EXOMARS ON ITS WAY TO SOLVE THE RED PLANET'S MYSTERRIES)
http://www.esa.int/Our_Activities/Space_Science/ExoMars/ExoMars_on_its_way_to_solve_the_Red_Planet_s_mysteries
「The Breeze-M upper stage, with ExoMars attached, then completed a series of four burns before the spacecraft was released at 20:13 GMT (21:13 CET).」
ブリーズMと衛星の切り離しは、日本時間で今朝の5時13分ということになる。
少し、時間がかかったが、まあ、4回の噴射が無事に行われて良かった。
「・・・the spacecraft is in good health.」
「The orbiter’s solar wings have also now unfolded and the craft is on its way to Mars.」
衛星の状態は健全、太陽電池も無事に展開して、火星に向かってまっしぐらというところか。
この後のイベントとしては、高利得アンテナ(菅笠状のやつ)を展開して、遠距離通信の高速化を確保するというのがあるが、それは2週間後ということになる。
その頃には、スペースXの打ち上げも迫っていて、それどころじゃないな。
火星に到着するのは、10月中頃ということだが、7か月なんてあっという間で、忘れてしまっているかも知れないな。
「The Trace Gas Orbiter (TGO) and Schiaparelli will travel to Mars together before separating on 16 October at distance of 900 000 km from the planet.」
「Then, on 19 October, Schiaparelli will enter the martian atmosphere, descending to the surface in just under six minutes.」
小型着陸機のスキアパレッリは、10月16日に切り離されて19日に突入する。
「Meanwhile, on the same day, TGO will enter an elliptical four-day orbit around Mars, taking it from about 300 km at its nearest to around 96 000 km at its furthest point.」
「After a year of complex ‘aerobraking’, manoeuvres during which the spacecraft will use the planet’s atmosphere to lower its orbit slowly to a circular 400 km, its scientific mission to analyse rare gases in the atmosphere will begin.」
スキアパレッリは短命な探査(2日くらい)だが、周回衛星は、19日に減速噴射を行って、火星軌道に投入される。
遠点96000km、近点300kmくらいの楕円軌道だが、1年かけて火星大気のブレーキで、高度400kmの円軌道にゆっくり降りてくるらしい。
ガスの分析は、それからなんだそうだが、こっちは、やたらに気が長い話だ・・・。
まあ、先のことはともかく、打ち上げと衛星の切り離しが無事に済んだ。
やれやれというところか。
報道姿勢 ― 2016年03月15日 14:06
報道姿勢
ロイターの記事を読んで、浮沈子は首をかしげる。
(北朝鮮「核弾頭・弾道ミサイル実験を近く実施」、金第1書記が表明)
http://jp.reuters.com/article/northkorea-missile-idJPKCN0WG2JX
「米韓の専門家らは、北朝鮮は大陸間弾道ミサイルへの搭載が可能な核弾頭小型化にはまだ成功していないとの見方で一致している。」
浮沈子が読んだ限りで、米国がそのような見解を明らかにしたのは、最近では一度もない。
証拠がないといっているだけだし、いわゆる専門家は、可能性ではなく、蓋然性が高いと評価している。
専門家からの発言で、小型化に成功していないというのは、読んだこともない。
ロイターは、何を根拠に書いているんだろうか?。
それとも、何か下心があるのかあ?。
(ロイター)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC
「ロイターニュースは投資家に都合の悪いニュースをボツにする」
「単に編集上の判断に基づくもの」
「アメリカ同時多発テロ事件の報道でテロリストという言葉を使わなかったことやパレスチナ問題でのイスラエルに対する厳しい姿勢などから、反アメリカで左に傾いていると保守系メディアから批判されることもある」
通信社のポジショニングが問題になるのは、意見を表明できるメディアから見ての話だから、当然としても、事実誤認ということになれば由々しき事態だ。
浮沈子は、エボラ関係で、この通信社を参照することが多かったが、ややアバウトな感じがしないでもなかったな。
それは、ニュースを追いかける際には、必然的に付きまとうものだし、仕方ないともいえるが、記者の質的な問題も抱えているような気がする。
浮沈子の認識では、北朝鮮の核兵器の小型化が進んでいるというのは、既に世界の常識で、専門家の中で正面切ってそのことを否定できる方は皆無だ。
ここでいう小型化というのは、もちろん、運搬手段としてのミサイル(大陸間弾道弾等)に搭載できるかどうかということである。
もちろん、直接的な証拠はない。
だから、米国は実証されていないといっている。
しかし、仮にそうだったとしても、対応できるといっているわけだ。
韓国の当局者も、議会答弁などでは小型化を示唆している。
(北朝鮮は小型化した核弾頭をすでに保有しているのか)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/pyonjiniru/20160310-00055259/
「2011年6月に当時国防長官だった金寛鎮・現大統領安全担当室長が国会の国防委員会で「北朝鮮が核兵器の小型化に成功したとみている」と証言」
まあ、どうでもいいんですが。
ロイターの誤報をそのまま伝えているメディアもある。
(金正恩氏「核弾頭を搭載できる弾道ミサイル、近く発射実験」)
http://www.huffingtonpost.jp/2016/03/14/northkorea-nuclear-warhead_n_9465198.html
「ロイターによると、米韓の専門家らは、北朝鮮は大陸間弾道ミサイルへの搭載が可能な核弾頭小型化にはまだ成功していないとの見方で一致しているという。」
誤った認識は、こういう風に拡大再生産されていくわけだな。
困ったもんだ・・・。
ハフポストも、いろいろ問題があるメディアだが、二次報道の難しさもある。
水爆の成功や、今回報道されている再突入技術の獲得については、専門家の間でも見解が分かれるかもしれない。
水爆の方は、とにかく、威力が出せなければ意味ないしな。
再突入については、浮沈子も良く分からないが、技術情報は公開されているようなので、あとは実験的に確認することになるんだろう。
念のため、政府当局のコメントというのは、自国民等に対しての報道効果を考えて、往々にして事実を隠ぺいすることが多い。
それは、どこの国でも同じだし、程度の差はあっても、統治する側の共通の性格だ。
ただ、素人から見ても、あんまりだと思うことはある。
俗にいう、国民をバカにしているというヤツだ。
(金正恩氏「核・ミサイル実験、早期に断行する」)
http://mainichi.jp/articles/20160315/k00/00e/030/137000c
「韓国当局は、2月の事実上の長距離弾道ミサイル発射実験の状況から、この時点で北朝鮮は再突入技術を持っていないと分析している。」
再突入を目的としていない宇宙ロケットを分析して、その技術がないというのは、余りにもアホな話だ。
こういう話を、そのまま報道する毎日新聞社の姿勢も疑われる。
当局が発表したということは事実だし、それを事実の報道といえば聞こえはいいが、受け取る側に誤解を与えかねない。
それとも、この記事は、韓国政府がいかに自国民をバカにしているかを伝えるための報道なのかあ?。
まあいい。
限られた情報と、際限のない憶測から、真実をつかみ取っていくというのはシンドイ作業だ。
そこには、政治的な思惑や、駆け引きも混入している。
そもそも、北朝鮮の報道機関の情報自体が、情報戦の一部なので、最初からバイアスが掛かっている。
時事通信が、先月取材した特集を見つけた(ググったら、引っかかっただけですが)。
(北朝鮮 核ミサイルの脅威)
http://www.jiji.com/jc/v4?id=201603northkoreanuclearmissile0001
一部の専門家は、北朝鮮が核兵器を持ち、なおかつ、拡散させたり使えなくさせる政策に転じるしかないだろうと予想しているようだ。
そのための有効な圧力を、掛け続けていくしかない。
米国は、それを分かってるんだろうな。
それでいて、核を放棄しなければ交渉には応じられないという姿勢を取っている。
つーことは、交渉する気がないということに他ならない。
浮沈子なんかは、さっさと外科的に解決しちまった方がいいと思っているが、現実の世界は、妄想のようにはいかない。
核兵器を持った北朝鮮に、核の傘を持った(と錯覚している?)韓国が対峙し、我が国が傍観する(?)。
米中ロが絡んで、封じ込め続けるというシナリオなんだろう。
韓国は、他人ごとではないので、北朝鮮の体制が許せないかもしれないが、他の国は、所詮よその国の話で、どーでもいーのだ。
粛清されようが、搾取されようが、痛みを感じることはない。
飛び道具が飛んでこなければ、それでいいということになってしまう。
それでいいのかあ?。
国際社会は、そろそろ、北朝鮮に核兵器の保有を断念させるという幻想を捨てて、現実的な選択を行う必要がある。
核持ちの北朝鮮と未来永劫付き合うか、朝鮮半島を火の海にするか。
そういう事態になっている中で、ロイターの誤報は、見過ごすことは出来ないな。
(北朝鮮、再突入に「成功」金正恩氏が表明:追加)
http://www.sankei.com/photo/daily/news/160315/dly1603150014-n1.html
ロイターの記事を読んで、浮沈子は首をかしげる。
(北朝鮮「核弾頭・弾道ミサイル実験を近く実施」、金第1書記が表明)
http://jp.reuters.com/article/northkorea-missile-idJPKCN0WG2JX
「米韓の専門家らは、北朝鮮は大陸間弾道ミサイルへの搭載が可能な核弾頭小型化にはまだ成功していないとの見方で一致している。」
浮沈子が読んだ限りで、米国がそのような見解を明らかにしたのは、最近では一度もない。
証拠がないといっているだけだし、いわゆる専門家は、可能性ではなく、蓋然性が高いと評価している。
専門家からの発言で、小型化に成功していないというのは、読んだこともない。
ロイターは、何を根拠に書いているんだろうか?。
それとも、何か下心があるのかあ?。
(ロイター)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC
「ロイターニュースは投資家に都合の悪いニュースをボツにする」
「単に編集上の判断に基づくもの」
「アメリカ同時多発テロ事件の報道でテロリストという言葉を使わなかったことやパレスチナ問題でのイスラエルに対する厳しい姿勢などから、反アメリカで左に傾いていると保守系メディアから批判されることもある」
通信社のポジショニングが問題になるのは、意見を表明できるメディアから見ての話だから、当然としても、事実誤認ということになれば由々しき事態だ。
浮沈子は、エボラ関係で、この通信社を参照することが多かったが、ややアバウトな感じがしないでもなかったな。
それは、ニュースを追いかける際には、必然的に付きまとうものだし、仕方ないともいえるが、記者の質的な問題も抱えているような気がする。
浮沈子の認識では、北朝鮮の核兵器の小型化が進んでいるというのは、既に世界の常識で、専門家の中で正面切ってそのことを否定できる方は皆無だ。
ここでいう小型化というのは、もちろん、運搬手段としてのミサイル(大陸間弾道弾等)に搭載できるかどうかということである。
もちろん、直接的な証拠はない。
だから、米国は実証されていないといっている。
しかし、仮にそうだったとしても、対応できるといっているわけだ。
韓国の当局者も、議会答弁などでは小型化を示唆している。
(北朝鮮は小型化した核弾頭をすでに保有しているのか)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/pyonjiniru/20160310-00055259/
「2011年6月に当時国防長官だった金寛鎮・現大統領安全担当室長が国会の国防委員会で「北朝鮮が核兵器の小型化に成功したとみている」と証言」
まあ、どうでもいいんですが。
ロイターの誤報をそのまま伝えているメディアもある。
(金正恩氏「核弾頭を搭載できる弾道ミサイル、近く発射実験」)
http://www.huffingtonpost.jp/2016/03/14/northkorea-nuclear-warhead_n_9465198.html
「ロイターによると、米韓の専門家らは、北朝鮮は大陸間弾道ミサイルへの搭載が可能な核弾頭小型化にはまだ成功していないとの見方で一致しているという。」
誤った認識は、こういう風に拡大再生産されていくわけだな。
困ったもんだ・・・。
ハフポストも、いろいろ問題があるメディアだが、二次報道の難しさもある。
水爆の成功や、今回報道されている再突入技術の獲得については、専門家の間でも見解が分かれるかもしれない。
水爆の方は、とにかく、威力が出せなければ意味ないしな。
再突入については、浮沈子も良く分からないが、技術情報は公開されているようなので、あとは実験的に確認することになるんだろう。
念のため、政府当局のコメントというのは、自国民等に対しての報道効果を考えて、往々にして事実を隠ぺいすることが多い。
それは、どこの国でも同じだし、程度の差はあっても、統治する側の共通の性格だ。
ただ、素人から見ても、あんまりだと思うことはある。
俗にいう、国民をバカにしているというヤツだ。
(金正恩氏「核・ミサイル実験、早期に断行する」)
http://mainichi.jp/articles/20160315/k00/00e/030/137000c
「韓国当局は、2月の事実上の長距離弾道ミサイル発射実験の状況から、この時点で北朝鮮は再突入技術を持っていないと分析している。」
再突入を目的としていない宇宙ロケットを分析して、その技術がないというのは、余りにもアホな話だ。
こういう話を、そのまま報道する毎日新聞社の姿勢も疑われる。
当局が発表したということは事実だし、それを事実の報道といえば聞こえはいいが、受け取る側に誤解を与えかねない。
それとも、この記事は、韓国政府がいかに自国民をバカにしているかを伝えるための報道なのかあ?。
まあいい。
限られた情報と、際限のない憶測から、真実をつかみ取っていくというのはシンドイ作業だ。
そこには、政治的な思惑や、駆け引きも混入している。
そもそも、北朝鮮の報道機関の情報自体が、情報戦の一部なので、最初からバイアスが掛かっている。
時事通信が、先月取材した特集を見つけた(ググったら、引っかかっただけですが)。
(北朝鮮 核ミサイルの脅威)
http://www.jiji.com/jc/v4?id=201603northkoreanuclearmissile0001
一部の専門家は、北朝鮮が核兵器を持ち、なおかつ、拡散させたり使えなくさせる政策に転じるしかないだろうと予想しているようだ。
そのための有効な圧力を、掛け続けていくしかない。
米国は、それを分かってるんだろうな。
それでいて、核を放棄しなければ交渉には応じられないという姿勢を取っている。
つーことは、交渉する気がないということに他ならない。
浮沈子なんかは、さっさと外科的に解決しちまった方がいいと思っているが、現実の世界は、妄想のようにはいかない。
核兵器を持った北朝鮮に、核の傘を持った(と錯覚している?)韓国が対峙し、我が国が傍観する(?)。
米中ロが絡んで、封じ込め続けるというシナリオなんだろう。
韓国は、他人ごとではないので、北朝鮮の体制が許せないかもしれないが、他の国は、所詮よその国の話で、どーでもいーのだ。
粛清されようが、搾取されようが、痛みを感じることはない。
飛び道具が飛んでこなければ、それでいいということになってしまう。
それでいいのかあ?。
国際社会は、そろそろ、北朝鮮に核兵器の保有を断念させるという幻想を捨てて、現実的な選択を行う必要がある。
核持ちの北朝鮮と未来永劫付き合うか、朝鮮半島を火の海にするか。
そういう事態になっている中で、ロイターの誤報は、見過ごすことは出来ないな。
(北朝鮮、再突入に「成功」金正恩氏が表明:追加)
http://www.sankei.com/photo/daily/news/160315/dly1603150014-n1.html
危ない窓枠 ― 2016年03月15日 21:40
危ない窓枠
人類は、既に火星に到達していた!。
まあ、よくある話だな。
(第三の選択)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E3%81%AE%E9%81%B8%E6%8A%9E
「1977年にイギリスのアングリア・テレビが製作し、1977年6月20日に放送されたドキュメンタリー風ドラマ番組である。」
「ジョドレルバンク天文台に勤務する「バランタイン博士」は死の直前にあるビデオテープを学者仲間に送付していたという。番組はこのビデオを入手するが再生できない。」
「アポロ飛行士の「ボブ・グローディン」(Bob Grodin)は、月面歩行中に奇怪な月面基地を見たと証言する。」
「番組の最後では、グローディン飛行士の助けによりスタッフがバランタイン博士のビデオの暗号解読と再生に成功する。そこには番組放送時から15年も前の1962年5月22日に行われた米ソ共同の探査機による火星着陸が映っており、(中略)さらに、ラストには、地中から人類の知らない「何者か」が出現するところが映し出されていた。」
英国版木曜スペシャルというか、矢追純一もビックリの話だ。
「日本ではフジテレビが1978年に放送し、日本テレビも矢追純一UFOシリーズのひとつとして1982年1月21日放送の木曜スペシャル『UFOと米ソ宇宙開発の陰謀!人類火星移送計画が極秘裡にすすめられている!?』と題して放送された。」
なんだ、絡んでたのか・・・。
浮沈子も、ネットでこの映像を観た。
(Alternative 3:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=gmNFzBVKqyE
英国調の発音って、なんか違和感あるな。
まあいい。
もちろん、怪しげなラストシーンも見た。
火星のモグラが地中を動いているのが分かる。
エクソマーズのCG動画よりも、こっちの方がリアリティがある。
しかし、今日見つけたのは、この上をいくやつで、ちょっとドキッとする。
(ISV Columbus:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=oFu3_9PZY7I
音声はなく、紙に書かれたキャプションが出るだけ。
宇宙船の円形の窓越しに、地球と月、さらに近づいてくる火星の映像が映る。
火星の地表近くのアップも出る(マリネリス渓谷とかも、ハッキリ分かる)。
着陸して、モグラが出てくれば拍手喝采なんだが、着陸する前に終わってしまう。
この記事に出ていて見つけた。
(火星生命探査機エクソマーズのイマサラ感! 「人類は40年前に“有人”火星探査を実現」 NASA元職員のリーク映像と赤い太陽計画とは?)
http://tocana.jp/2016/03/post_9177_entry.html
ユーチューブには、2012年6月にアップされたそうだが、良く撮れているな。
惜しむらくは、窓ガラスが曇っていて、ちょっと見にくいというところか。
よく見ると、窓枠のネジ(ネジ止めかよ!?)が外れていたりして、ちょっとショボイ宇宙船であることが分かる(ドリルで削ってしまった白い跡も!:画像参照)。
設定が1973年だからって、いいってもんじゃないだろう!?。
念のため、ISSの窓ガラスの写真を見てみる。
(SOICHI NOGUCHI USES A STILL CAMERA AT A WINDOW IN THE CUPOLA)
http://www.esa.int/spaceinimages/Images/2010/02/Soichi_Noguchi_uses_a_still_camera_at_a_window_in_the_Cupola2
なんと、ネジ止め!。
おまけに、左側の四角い窓ガラスの枠のうち、「B」と書いたシールのところのネジが、1個取れちゃってるし・・・。
よく見ると、他にも取れてるところがありそうな気が・・・。
大丈夫なのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
メモ紙が、宙に浮いているように映っているが、これは、2001年宇宙の旅の撮影テクニックを思い出す。
(The Underview on2001HOW WAS IT DONE?:How did Heywood Floyd's pen come to be floating in mid-air?)
http://www.underview.com/asohow.html#pen
「・・・but for the close ups it was glued lightly to a sheet of transparent acrylic, which was wiggled around gently in front of the camera.」
透明なアクリル板に軽く貼り付けて、くるくる回していたわけだ。
キャビンアテンダント(当時はスチューワーデス?)が、そのペンを空中から摘み上げるシーンは、あまりにも有名である(ちなみに、メーカー名が、パーカーと書いてあるらしい)。
(2001: A Space Odyssey-Strauss:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=UqOOZux5sPE
1分50秒あたりから出てくる。
(The Floating Pen in 2001: A Space Odyssey)
http://www.thingsinmovies.com/the-floating-pen-in-2001-a-space-odyssey/
この中では、ガラスと書いてある。
まあ、どっちでもいいんですが。
もちろん、離れている時には、糸に吊るしていたようだ。
宇宙物の映像は、現代ではCGの技術が発達して、どんなものでも撮れるようになってしまった。
見飽きた風景、見飽きた宇宙船、見飽きた無重力・・・。
見飽きた火星に、見飽きた火星生物、見飽きた火星の人(マーティアン)。
エクソマーズは旅立ったばかりだが、浮沈子は、火星生物なんて、いるわけないと確信している。
つーか、かつていたこともないだろう。
生命の材料は、宇宙から飛んできたかもしれないが、それがスープの中で生物になったのは、この地球だ。
無駄な火星探査機に、いくらつぎ込んでいるのか知らないが、火星モグラなんて見つけられっこない。
宇宙探査の予算を獲得するためには、こっそり地球の生命を持ち込み、火星環境で繁殖させて、あとから「あ、見つけた!」とかいって、大騒ぎするのが一番いい。
もちろん、大っぴらにやるわけにはいかない。
それは、一応禁じられていて、ランダーやローバーは、完全に滅菌されていることになっている(怪しいけどな)。
今回のスキアパレッリは、ただ2号機の着陸だけのために、試験運用されるということになっているらしいが、浮沈子は怪しいと思っている。
なんか、秘密で積んでないのかあ?。
微生物入りのカプセルとか、そういう奴?。
見た目は、パーカーのボールペンと同じカッコしててな・・・。
人類は、既に火星に到達していた!。
まあ、よくある話だな。
(第三の選択)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E3%81%AE%E9%81%B8%E6%8A%9E
「1977年にイギリスのアングリア・テレビが製作し、1977年6月20日に放送されたドキュメンタリー風ドラマ番組である。」
「ジョドレルバンク天文台に勤務する「バランタイン博士」は死の直前にあるビデオテープを学者仲間に送付していたという。番組はこのビデオを入手するが再生できない。」
「アポロ飛行士の「ボブ・グローディン」(Bob Grodin)は、月面歩行中に奇怪な月面基地を見たと証言する。」
「番組の最後では、グローディン飛行士の助けによりスタッフがバランタイン博士のビデオの暗号解読と再生に成功する。そこには番組放送時から15年も前の1962年5月22日に行われた米ソ共同の探査機による火星着陸が映っており、(中略)さらに、ラストには、地中から人類の知らない「何者か」が出現するところが映し出されていた。」
英国版木曜スペシャルというか、矢追純一もビックリの話だ。
「日本ではフジテレビが1978年に放送し、日本テレビも矢追純一UFOシリーズのひとつとして1982年1月21日放送の木曜スペシャル『UFOと米ソ宇宙開発の陰謀!人類火星移送計画が極秘裡にすすめられている!?』と題して放送された。」
なんだ、絡んでたのか・・・。
浮沈子も、ネットでこの映像を観た。
(Alternative 3:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=gmNFzBVKqyE
英国調の発音って、なんか違和感あるな。
まあいい。
もちろん、怪しげなラストシーンも見た。
火星のモグラが地中を動いているのが分かる。
エクソマーズのCG動画よりも、こっちの方がリアリティがある。
しかし、今日見つけたのは、この上をいくやつで、ちょっとドキッとする。
(ISV Columbus:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=oFu3_9PZY7I
音声はなく、紙に書かれたキャプションが出るだけ。
宇宙船の円形の窓越しに、地球と月、さらに近づいてくる火星の映像が映る。
火星の地表近くのアップも出る(マリネリス渓谷とかも、ハッキリ分かる)。
着陸して、モグラが出てくれば拍手喝采なんだが、着陸する前に終わってしまう。
この記事に出ていて見つけた。
(火星生命探査機エクソマーズのイマサラ感! 「人類は40年前に“有人”火星探査を実現」 NASA元職員のリーク映像と赤い太陽計画とは?)
http://tocana.jp/2016/03/post_9177_entry.html
ユーチューブには、2012年6月にアップされたそうだが、良く撮れているな。
惜しむらくは、窓ガラスが曇っていて、ちょっと見にくいというところか。
よく見ると、窓枠のネジ(ネジ止めかよ!?)が外れていたりして、ちょっとショボイ宇宙船であることが分かる(ドリルで削ってしまった白い跡も!:画像参照)。
設定が1973年だからって、いいってもんじゃないだろう!?。
念のため、ISSの窓ガラスの写真を見てみる。
(SOICHI NOGUCHI USES A STILL CAMERA AT A WINDOW IN THE CUPOLA)
http://www.esa.int/spaceinimages/Images/2010/02/Soichi_Noguchi_uses_a_still_camera_at_a_window_in_the_Cupola2
なんと、ネジ止め!。
おまけに、左側の四角い窓ガラスの枠のうち、「B」と書いたシールのところのネジが、1個取れちゃってるし・・・。
よく見ると、他にも取れてるところがありそうな気が・・・。
大丈夫なのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
メモ紙が、宙に浮いているように映っているが、これは、2001年宇宙の旅の撮影テクニックを思い出す。
(The Underview on2001HOW WAS IT DONE?:How did Heywood Floyd's pen come to be floating in mid-air?)
http://www.underview.com/asohow.html#pen
「・・・but for the close ups it was glued lightly to a sheet of transparent acrylic, which was wiggled around gently in front of the camera.」
透明なアクリル板に軽く貼り付けて、くるくる回していたわけだ。
キャビンアテンダント(当時はスチューワーデス?)が、そのペンを空中から摘み上げるシーンは、あまりにも有名である(ちなみに、メーカー名が、パーカーと書いてあるらしい)。
(2001: A Space Odyssey-Strauss:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=UqOOZux5sPE
1分50秒あたりから出てくる。
(The Floating Pen in 2001: A Space Odyssey)
http://www.thingsinmovies.com/the-floating-pen-in-2001-a-space-odyssey/
この中では、ガラスと書いてある。
まあ、どっちでもいいんですが。
もちろん、離れている時には、糸に吊るしていたようだ。
宇宙物の映像は、現代ではCGの技術が発達して、どんなものでも撮れるようになってしまった。
見飽きた風景、見飽きた宇宙船、見飽きた無重力・・・。
見飽きた火星に、見飽きた火星生物、見飽きた火星の人(マーティアン)。
エクソマーズは旅立ったばかりだが、浮沈子は、火星生物なんて、いるわけないと確信している。
つーか、かつていたこともないだろう。
生命の材料は、宇宙から飛んできたかもしれないが、それがスープの中で生物になったのは、この地球だ。
無駄な火星探査機に、いくらつぎ込んでいるのか知らないが、火星モグラなんて見つけられっこない。
宇宙探査の予算を獲得するためには、こっそり地球の生命を持ち込み、火星環境で繁殖させて、あとから「あ、見つけた!」とかいって、大騒ぎするのが一番いい。
もちろん、大っぴらにやるわけにはいかない。
それは、一応禁じられていて、ランダーやローバーは、完全に滅菌されていることになっている(怪しいけどな)。
今回のスキアパレッリは、ただ2号機の着陸だけのために、試験運用されるということになっているらしいが、浮沈子は怪しいと思っている。
なんか、秘密で積んでないのかあ?。
微生物入りのカプセルとか、そういう奴?。
見た目は、パーカーのボールペンと同じカッコしててな・・・。
さらば現実14 ― 2016年03月15日 23:41
さらば現実14
ようこそ、VRの世界へ!。
今日の話題は、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)。
CCRでも、シェアウォーターやインスピシリーズで、目の前に必要な情報を表示するというのが出ている。
LEDで、表示しているのは、今や当たり前だ。
ちょっと前までは、そんなものはなかった。
HMDは、もちろんVRにはなくてはならないものだが、それは、コンピューターのデバイス、表示装置として考えられていたわけで、HMDだけで完結するVRという発想はなかった(まあ、発想位はあったかもしれないけどな)。
この記事読んで、浮沈子がピンときたのは、VRは、コンピューターやゲーム機を超えて、AR(Augmented Reality)も取り込みながら、独自に進化していくんじゃなかろうかということだ。
(PC一体型HMDも登場。“VRに本気”のAMDが示す「スマホの次は没入感の時代」)
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/20160315_748317.html
「完全なリアリティを持つ世界を描くには、シンプルな2Dグラフィックスに比べ100万倍能力のあるGPUが必要になるだろう」
うーん、7桁かあ。
「PC内蔵の一体型HMD「Sulon Q」もお披露目:(画像参照)
内部にAMD FX-8800P(4 CPUコア/8 GPUコア搭載)を内蔵、Windows 10で動作する。だから当然、HMDにつきもののケーブルがない。」
「2眼のカメラも正面に備え、そこから得た実景に映像を重ねるAR的な使い方もできる。」
「2016年春出荷」
長い春になりそうな感じだな。
今の時点では、ゴッツイ見た目だが、スキーやダイビングのゴーグル位になるのに、それほど時間は掛からないだろう。
つば付きの帽子のようになって、つばの下からゴーグルが下りてきて装着するようになるかも知れない。
本体、カメラ、ディスプレイ一体型というのは、基本構成かも知れないな。
浮沈子的には、カメラの存在が大きいような気がする。
たとえば、手を前に出して、仮想空間でモノを掴んだり、離したりする時に、いちいちデバイスを使うというのはスマートではないだろう。
カメラで、手や指を認識させれば、それでバーチャルな世界でのアイテムを扱うことが出来る。
キーボードを打ったり、太鼓をたたいたり、光線銃をぶっ放したりするのだ。
まあ、多少は、外付けデバイスの力を借りなければならないかもしれないけどな。
この三位一体型デバイスは、一つのスタンダードになる可能性がある。
そのスタンダードか、それ未満かということだ。
もちろん、それ以上というのがあってもいい。
最近、面白いと思ったのは、これ。
(視覚はヴァーチャル、体はリアル。VRヘッドセットでジェットコースターに乗ろう)
http://www.gizmodo.jp/2016/03/vr_361.html
「ジェットコースターに乗りながらかけているのは、もうおなじみのVRヘッドセット。中では、そのジェットコースターの起伏に合わせた映像が流れる、という仕組みです。」
記事の中にある動画を見ていると、思わず身体が前後左右上下に動いてしまう。
映画館で、椅子がフライトシミュレーターのように、グリグリ動くようになるのも、時間の問題だろう。
ARと組み合わせて、実際のジェットコースターで見る景色の中に、戦闘機やビルディングや空母を出現させてもいい。
カメラを持っていれば、そんな芸当も可能だ。
そうして、この機能が、人体の中に、埋め込まれていく。
入れ歯のように・・・。
コンタクトレンズのように・・・。
バッテリーは、胸のあたりに、ペースメーカーのように埋め込まれる。
ちっと痛いけどな。
でも、1回入れれば、一生使える。
艦齢よりも長い寿命の、原子力燃料のようなもんだ。
入れ替える必要はない。
無線で駆動されるデバイスは、どんどん高性能化かつ低価格化するので、使い捨てになる。
100均の腕時計のようなものだ。
今日は、どれを着けて行こうかな・・・。
スイッチは、奥歯を咬めばいい(009かよ!?)。
(加速装置)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E9%80%9F%E8%A3%85%E7%BD%AE
「加速装置のスイッチは奥歯の内側に設けられ、舌によりこれを操作する。」
なんだ、舌で操作するんだ(知らなかったな)。
水滸伝の昔からある、空想科学装置だ。
最近では、もちろん、マトリックスにつかわれている(リンボーダンスするやつ)。
まあ、どうでもいいんですが。
2眼カメラ付きのVRか・・・。
今後の展開に、注目のガジェットだな。
(Samsung、ヘッドフォンから電気信号を耳の神経に送り、動きも体感できるVRハードを発表:追加)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160315_748277.html
「Samsung Electronicsは14日(米国時間)、ヘッドフォンに取り付けられた電極から耳の神経に電気信号を送ることで、ユーザーに“動き”も体験させられるVRハードウェア「Entrim 4D」を発表した。」
「あらかじめ映像内の動きから生成されたデータを元に、ヘッドフォンから電気信号を耳に送る。」
うーん、こっちも怪しいガジェットだなあ・・・。
ようこそ、VRの世界へ!。
今日の話題は、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)。
CCRでも、シェアウォーターやインスピシリーズで、目の前に必要な情報を表示するというのが出ている。
LEDで、表示しているのは、今や当たり前だ。
ちょっと前までは、そんなものはなかった。
HMDは、もちろんVRにはなくてはならないものだが、それは、コンピューターのデバイス、表示装置として考えられていたわけで、HMDだけで完結するVRという発想はなかった(まあ、発想位はあったかもしれないけどな)。
この記事読んで、浮沈子がピンときたのは、VRは、コンピューターやゲーム機を超えて、AR(Augmented Reality)も取り込みながら、独自に進化していくんじゃなかろうかということだ。
(PC一体型HMDも登場。“VRに本気”のAMDが示す「スマホの次は没入感の時代」)
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/20160315_748317.html
「完全なリアリティを持つ世界を描くには、シンプルな2Dグラフィックスに比べ100万倍能力のあるGPUが必要になるだろう」
うーん、7桁かあ。
「PC内蔵の一体型HMD「Sulon Q」もお披露目:(画像参照)
内部にAMD FX-8800P(4 CPUコア/8 GPUコア搭載)を内蔵、Windows 10で動作する。だから当然、HMDにつきもののケーブルがない。」
「2眼のカメラも正面に備え、そこから得た実景に映像を重ねるAR的な使い方もできる。」
「2016年春出荷」
長い春になりそうな感じだな。
今の時点では、ゴッツイ見た目だが、スキーやダイビングのゴーグル位になるのに、それほど時間は掛からないだろう。
つば付きの帽子のようになって、つばの下からゴーグルが下りてきて装着するようになるかも知れない。
本体、カメラ、ディスプレイ一体型というのは、基本構成かも知れないな。
浮沈子的には、カメラの存在が大きいような気がする。
たとえば、手を前に出して、仮想空間でモノを掴んだり、離したりする時に、いちいちデバイスを使うというのはスマートではないだろう。
カメラで、手や指を認識させれば、それでバーチャルな世界でのアイテムを扱うことが出来る。
キーボードを打ったり、太鼓をたたいたり、光線銃をぶっ放したりするのだ。
まあ、多少は、外付けデバイスの力を借りなければならないかもしれないけどな。
この三位一体型デバイスは、一つのスタンダードになる可能性がある。
そのスタンダードか、それ未満かということだ。
もちろん、それ以上というのがあってもいい。
最近、面白いと思ったのは、これ。
(視覚はヴァーチャル、体はリアル。VRヘッドセットでジェットコースターに乗ろう)
http://www.gizmodo.jp/2016/03/vr_361.html
「ジェットコースターに乗りながらかけているのは、もうおなじみのVRヘッドセット。中では、そのジェットコースターの起伏に合わせた映像が流れる、という仕組みです。」
記事の中にある動画を見ていると、思わず身体が前後左右上下に動いてしまう。
映画館で、椅子がフライトシミュレーターのように、グリグリ動くようになるのも、時間の問題だろう。
ARと組み合わせて、実際のジェットコースターで見る景色の中に、戦闘機やビルディングや空母を出現させてもいい。
カメラを持っていれば、そんな芸当も可能だ。
そうして、この機能が、人体の中に、埋め込まれていく。
入れ歯のように・・・。
コンタクトレンズのように・・・。
バッテリーは、胸のあたりに、ペースメーカーのように埋め込まれる。
ちっと痛いけどな。
でも、1回入れれば、一生使える。
艦齢よりも長い寿命の、原子力燃料のようなもんだ。
入れ替える必要はない。
無線で駆動されるデバイスは、どんどん高性能化かつ低価格化するので、使い捨てになる。
100均の腕時計のようなものだ。
今日は、どれを着けて行こうかな・・・。
スイッチは、奥歯を咬めばいい(009かよ!?)。
(加速装置)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E9%80%9F%E8%A3%85%E7%BD%AE
「加速装置のスイッチは奥歯の内側に設けられ、舌によりこれを操作する。」
なんだ、舌で操作するんだ(知らなかったな)。
水滸伝の昔からある、空想科学装置だ。
最近では、もちろん、マトリックスにつかわれている(リンボーダンスするやつ)。
まあ、どうでもいいんですが。
2眼カメラ付きのVRか・・・。
今後の展開に、注目のガジェットだな。
(Samsung、ヘッドフォンから電気信号を耳の神経に送り、動きも体感できるVRハードを発表:追加)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160315_748277.html
「Samsung Electronicsは14日(米国時間)、ヘッドフォンに取り付けられた電極から耳の神経に電気信号を送ることで、ユーザーに“動き”も体験させられるVRハードウェア「Entrim 4D」を発表した。」
「あらかじめ映像内の動きから生成されたデータを元に、ヘッドフォンから電気信号を耳に送る。」
うーん、こっちも怪しいガジェットだなあ・・・。
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