パラオのレック ― 2016年04月15日 21:19
パラオのレック
浮沈子の手元には、デイドリームのテックチームが作成した小冊子がある(画像参照)。
(デイドリーム・テックチーム)
http://palau-tecdive.com/staff-2
テックチームの渾身の小冊子だ。
「パラオに眠る歴史として、また新たなダイビングの魅力のひとつとして、皆様にほんの入り口ですがご紹介させていただきたいと思います。」
ということで、もちろん全部ではないが、以下に掲載されている沈船等をリストアップしてみる。
名称:全長:沈没年月日等
・あまつ丸:
160.5m:1944年3月30日沈没
・てしお丸:
97.8m:1944年3月30日座礁、数年後に沈没
・那岐山丸(なぎさんまる):
110m:1944年3月30日沈没
・若竹:
85.25m:1944年3月30日大破
・第一号輸送艦:
96m:1944年7月27日沈没
・零式三座水上偵察機:
10m:戦後直後に日本軍によって沈められたと言われる。
・雷山丸(らいざんまる):
97.8m:1944年3月30日沈没
・隆興丸(りゅうこうまる)
97.8m:1944年3月30日沈没
・大型発動艇:
14.8m:-
・零戦:
9m:-
この冊子には、陸上の戦跡についても、ページが割かれている。
(ペリリュー)
・九五式軽戦車
・日本海軍航空隊司令部跡
・ペリリュー飛行場
・海軍短二十糎砲
・零戦五二型
(アルモノグイ州)
・砲台(4基)
・旧朝日村パイナップル工場跡
(コロール:アサヒ球場裏手)
・特二式内火艇
冊子の後半では、テクニカルダイビング、レックダイバースペシャルティ、サイドマウントダイバースペシャルティの紹介(宣伝)に続き、レックだけを潜る専用ツアーの告知もされている。
2016年4月スタート(今じゃん!?)。
ブルーコーナー、ブルーホール、ジャーマンチャンネル、ウーロンチャンネルといった、オサカナいっぱい見れて良かった的、いかにもパラオ的ダイビングのイメージが強いというか定着しているというか、それしかない状況が変わりつつあるのかもしれない。
イントラがあとがきで書いているように、チュークに勝るとも劣らない沈船が沈むスポットである(浮沈子は、チューク行ったことないので分かりませんが)。
この冊子に掲載されている沈船は、ほんの一部に過ぎない(石廊丸や、今日潜ったヘルメットレック、ハファダイレックなどもある)。
小冊子の表紙には、DAYDREAM ADVENTURE MAGAZINE Vol.01とある。
今後も継続して、情報発信が行われることを予感させる。
ネット上での告知も着々と準備が進んでいるようだ。
しかし、百聞は一見に如かず。
来て潜ってみるのが一番である。
久しぶりにヘルメットレックを潜ったが、やっぱ沈船はいいな。
比較的透視度も良く、落ち着いて楽しめた。
もちろん、CCR(対応機種については、要問合せ:インスピレーション系は少なくともOK)で潜れば、言うことはない。
サメとかカメとか、マンタとかジンベイとか、さんざん見て、なんかこう、もっとデカくて見応えのあるヤツはないのかと、お悩みのダイバーにはうってつけだろうな。
ショップの企画ツアーなどで、わいわい来るのもいいが、同好の士を誘って、レック三昧というのも面白いかもしれない。
パラオの歴史が、また1ページというところか。
今日の夕食は、デイドリーム系列のフィッシャーマンに繰り出して、バラフエダイの包焼を頂く。
パラオのダイビングについても、話の花が咲いた。
我が国のダイビングが、世界に冠たるマクロ天国と化している現状を見ると、そう簡単にレックダイビングの時代が訪れるような気はしないが、究極の極小被写体から、とてもレンズには納まりきれない沈船へと、興味が移る方もいるかもしれない。
どこを切っても、金太郎飴のようなダイビングではなく、パラオの生簀の中で泳ぐような豪快なダイビングの延長線上に、レックの巨大な影が浮かんでくるような感じになればいいな。
どんな楽しみ方も許容する、パラオの実力を、存分に生かしてもらいたいものだ。
水中戦跡ということで、難しく考えることはない。
常識的なマナーを守ればいいだけだ。
とっていいのは写真だけ、持ち帰っていいのは思い出だけ。
水中生物にダメージを与えない配慮と同様に、レックの構造物にも触れない、蹴らない、墜落しないことを守ればいい(浮沈子は、たまに、軽く蹴ってしまうんだがな:←もっとスキルに磨きを掛けましょう!)。
レックスペシャルティも、サイドマウントも大切なスキルだが、中性浮力、トリム、フィンワークという、ダイビングの三大スキルがしっかりできていることが重要だ。
オープンサーキットなら、安定した呼吸の維持、CCRならミニマムボリューム・・・。
さて、明日は、またまたDD前での特訓となった。
ボートの故障がいつ直るかが問題だな(テック用の、小さいボートのことです)。
DD前も、透視度(の無さ)といい、手軽さといい、トレーニングダイブには持って来いなんだがな・・・。
浮沈子の手元には、デイドリームのテックチームが作成した小冊子がある(画像参照)。
(デイドリーム・テックチーム)
http://palau-tecdive.com/staff-2
テックチームの渾身の小冊子だ。
「パラオに眠る歴史として、また新たなダイビングの魅力のひとつとして、皆様にほんの入り口ですがご紹介させていただきたいと思います。」
ということで、もちろん全部ではないが、以下に掲載されている沈船等をリストアップしてみる。
名称:全長:沈没年月日等
・あまつ丸:
160.5m:1944年3月30日沈没
・てしお丸:
97.8m:1944年3月30日座礁、数年後に沈没
・那岐山丸(なぎさんまる):
110m:1944年3月30日沈没
・若竹:
85.25m:1944年3月30日大破
・第一号輸送艦:
96m:1944年7月27日沈没
・零式三座水上偵察機:
10m:戦後直後に日本軍によって沈められたと言われる。
・雷山丸(らいざんまる):
97.8m:1944年3月30日沈没
・隆興丸(りゅうこうまる)
97.8m:1944年3月30日沈没
・大型発動艇:
14.8m:-
・零戦:
9m:-
この冊子には、陸上の戦跡についても、ページが割かれている。
(ペリリュー)
・九五式軽戦車
・日本海軍航空隊司令部跡
・ペリリュー飛行場
・海軍短二十糎砲
・零戦五二型
(アルモノグイ州)
・砲台(4基)
・旧朝日村パイナップル工場跡
(コロール:アサヒ球場裏手)
・特二式内火艇
冊子の後半では、テクニカルダイビング、レックダイバースペシャルティ、サイドマウントダイバースペシャルティの紹介(宣伝)に続き、レックだけを潜る専用ツアーの告知もされている。
2016年4月スタート(今じゃん!?)。
ブルーコーナー、ブルーホール、ジャーマンチャンネル、ウーロンチャンネルといった、オサカナいっぱい見れて良かった的、いかにもパラオ的ダイビングのイメージが強いというか定着しているというか、それしかない状況が変わりつつあるのかもしれない。
イントラがあとがきで書いているように、チュークに勝るとも劣らない沈船が沈むスポットである(浮沈子は、チューク行ったことないので分かりませんが)。
この冊子に掲載されている沈船は、ほんの一部に過ぎない(石廊丸や、今日潜ったヘルメットレック、ハファダイレックなどもある)。
小冊子の表紙には、DAYDREAM ADVENTURE MAGAZINE Vol.01とある。
今後も継続して、情報発信が行われることを予感させる。
ネット上での告知も着々と準備が進んでいるようだ。
しかし、百聞は一見に如かず。
来て潜ってみるのが一番である。
久しぶりにヘルメットレックを潜ったが、やっぱ沈船はいいな。
比較的透視度も良く、落ち着いて楽しめた。
もちろん、CCR(対応機種については、要問合せ:インスピレーション系は少なくともOK)で潜れば、言うことはない。
サメとかカメとか、マンタとかジンベイとか、さんざん見て、なんかこう、もっとデカくて見応えのあるヤツはないのかと、お悩みのダイバーにはうってつけだろうな。
ショップの企画ツアーなどで、わいわい来るのもいいが、同好の士を誘って、レック三昧というのも面白いかもしれない。
パラオの歴史が、また1ページというところか。
今日の夕食は、デイドリーム系列のフィッシャーマンに繰り出して、バラフエダイの包焼を頂く。
パラオのダイビングについても、話の花が咲いた。
我が国のダイビングが、世界に冠たるマクロ天国と化している現状を見ると、そう簡単にレックダイビングの時代が訪れるような気はしないが、究極の極小被写体から、とてもレンズには納まりきれない沈船へと、興味が移る方もいるかもしれない。
どこを切っても、金太郎飴のようなダイビングではなく、パラオの生簀の中で泳ぐような豪快なダイビングの延長線上に、レックの巨大な影が浮かんでくるような感じになればいいな。
どんな楽しみ方も許容する、パラオの実力を、存分に生かしてもらいたいものだ。
水中戦跡ということで、難しく考えることはない。
常識的なマナーを守ればいいだけだ。
とっていいのは写真だけ、持ち帰っていいのは思い出だけ。
水中生物にダメージを与えない配慮と同様に、レックの構造物にも触れない、蹴らない、墜落しないことを守ればいい(浮沈子は、たまに、軽く蹴ってしまうんだがな:←もっとスキルに磨きを掛けましょう!)。
レックスペシャルティも、サイドマウントも大切なスキルだが、中性浮力、トリム、フィンワークという、ダイビングの三大スキルがしっかりできていることが重要だ。
オープンサーキットなら、安定した呼吸の維持、CCRならミニマムボリューム・・・。
さて、明日は、またまたDD前での特訓となった。
ボートの故障がいつ直るかが問題だな(テック用の、小さいボートのことです)。
DD前も、透視度(の無さ)といい、手軽さといい、トレーニングダイブには持って来いなんだがな・・・。
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