最近の三大話 ― 2016年08月25日 01:12
最近の三大話
最近、ハマった話が3つある。
シン・ゴジラ(映画)、核廃棄物(特に、地層処分)、そして深海掘削船(ちきゅう)。
さて、これらを組み合わせると、ある仮説が生じてくる・・・。
(国際深海科学掘削計画(IODP) > 科学テーマ:テーマ2. 生命圏フロンティア ~深部生命、生物多様性、生態系の環境影響力~)
http://www.jamstec.go.jp/iodp/j/science/
「地も球で最(たぶん、「地球で最も」)大きな生態系の探査により、深部生命圏の起源と限界、環境変化に伴う微小動物相の進化、そして人類の起源に対する見識を提供する。」
いきなり、誤植かよ!?(一応、訂正を求めるメールは出しましたが:8月25日訂正済:→「海底下生命圏の探査により、」)。
まあいい。
地球の地底には、最も大きな生態系があって、重量比では全生物の半分が岩石圏に生息するという。
ホントかあ?。
(地層処分)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E5%B1%A4%E5%87%A6%E5%88%86
「原子力発電所から発生する使用済み燃料の再処理の際に発生する高レベル放射性廃棄物やTRU廃棄物の最終処分方法の一つである。放射性物質の濃度が高く、半減期の長い放射性物質を含むため、人が触れるおそれのない深部地下にこれを埋設すること」
(TRU廃棄物)
https://ja.wikipedia.org/wiki/TRU%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9
「原子番号がウランの92番よりあとの元素を構成する核種(超ウラン元素)を含む放射性廃棄物」
要するに、臭いものには蓋をしようということだな(そうなのかあ?)。
埋めてしまって、忘れたいわけだ。
そして、シン・ゴジラ登場!。
(【ネタバレ「シン・ゴジラ」】巨大不明生物ゴジラの細胞生理学的考察)
https://note.mu/hamaji/n/nc3833e26ab1d
つまり、ゴジラは、極限環境微生物と共生することで、強大なパワーを得たわけだ。
その原因は、どうやら、核廃棄物らしい・・・。
ほらね、地層処分した核廃棄物が、一定の年限(数万年)を経て、地下生命圏の微生物を突然変異させ、未来のシン・ゴジラ(新・シン・ゴジラ?)を誕生させるというストーリーだ。
(長寿命核種の分離変換技術に関する研究開発の現状と今後の進め方
平成12年3月31日原子力委員会原子力バックエンド対策専門部会)
http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/nuclear/rw/docs/library/rprt/rprt04-0.pdf
これを読むと、何をやっても、高レベル廃棄物はなくならず、少なくとも数百年は人間から遠ざけておかなければならないとされている。
つまり、どの道、未来の人類は地層処分された核物質を引き継ぐことになる(このことは、すでに確定していて、今更避けることはできない)。
ああ、正確に言えば、引き継ぐことはない。
忘れられ、やがて、そんなもんはなかったことになる。
そして、未来の人類(あるいは、その後継)の目の前に、ゴジラが現れるというわけだ。
ギャオーッ!。
高レベル廃棄物を減容化できたとしても、高々3分の1とか5分の1にできるだけだ。
1000分の1とかには、理論上も無理らしい。
やっぱ、岩石圏の生物群を放射化して、ゴジラに寄生する生物にするしかないのか・・・。
放射能(放射性物質)を食って生きる生物もできるかもしれないな。
生体濃縮されて、いつまで経っても放射能は減らない(なんか、違うような気もするんだがな)。
体内で、核融合するやつが現れるかもしれない(重粒子で核融合出来たら、ノーベル賞間違いないな)。
何万年か前に残してくれた放射性物質が、新たな生命を育む。
何事も、前向きに考えればいいのかもしれない(そうなのかあ?)。
遠慮せずに、じゃんじゃん放射性破棄物出して、どんどん埋めればいいじゃん!?。
地球の生態系は、現代の人類が理解しているよりも、ずっと奥深いに違いない。
現代人類が目の敵にしている二酸化炭素だって、昔は地球上に満ち溢れていたわけだし、酸素(分子)なんて猛毒は、昔の地球(30億年くらい前)には殆どなかったわけだしな。
二酸化炭素は海洋に溶け込み、植物を育み、酸素は細胞の構造を変化させ、そのエネルギーを利用する生物を繁栄させた。
放射線が多少増えたって、そう簡単に生物圏がイカレルことはない(たぶん)。
おそらく、人類は、その慣れの果てを拝むことはできない。
やっぱ、ゴキブリとハイブリッドするしかないのかあ?。
幸い、浮沈子は、そんなキモイ未来を見ることはない。
未来の人類は(仮に生き残っていたとして)、現代文明をどのように眺めることになるのかな。
火を用いて文明を築いたように、原子核エネルギーを用いて、何かを築くことが出来るんだろうか。
火は、災いと共に、大きな利便性を生み出した。
21世紀になっても、火事で亡くなる方は後を絶たない。
自動車事故(概ね、内燃機関で動く)で亡くなる方も多い。
しかし、火のない生活に戻ろうとは、誰も言わない。
核エネルギーの開放が、それと同じかどうかは分からない。
人類が火を手に入れてから何十万年かが経ったのだろうが、そのくらい時間をかけなければ、文明の選択の結果は出ないだろう。
原子力の火が灯ってから、まだ70年くらいしか経っていないのに、結論を出すのは早過ぎるような気がするな。
やっぱ、ゴジラが出るまでは、分かりっこないのだ・・・。
最近、ハマった話が3つある。
シン・ゴジラ(映画)、核廃棄物(特に、地層処分)、そして深海掘削船(ちきゅう)。
さて、これらを組み合わせると、ある仮説が生じてくる・・・。
(国際深海科学掘削計画(IODP) > 科学テーマ:テーマ2. 生命圏フロンティア ~深部生命、生物多様性、生態系の環境影響力~)
http://www.jamstec.go.jp/iodp/j/science/
「地も球で最(たぶん、「地球で最も」)大きな生態系の探査により、深部生命圏の起源と限界、環境変化に伴う微小動物相の進化、そして人類の起源に対する見識を提供する。」
いきなり、誤植かよ!?(一応、訂正を求めるメールは出しましたが:8月25日訂正済:→「海底下生命圏の探査により、」)。
まあいい。
地球の地底には、最も大きな生態系があって、重量比では全生物の半分が岩石圏に生息するという。
ホントかあ?。
(地層処分)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E5%B1%A4%E5%87%A6%E5%88%86
「原子力発電所から発生する使用済み燃料の再処理の際に発生する高レベル放射性廃棄物やTRU廃棄物の最終処分方法の一つである。放射性物質の濃度が高く、半減期の長い放射性物質を含むため、人が触れるおそれのない深部地下にこれを埋設すること」
(TRU廃棄物)
https://ja.wikipedia.org/wiki/TRU%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9
「原子番号がウランの92番よりあとの元素を構成する核種(超ウラン元素)を含む放射性廃棄物」
要するに、臭いものには蓋をしようということだな(そうなのかあ?)。
埋めてしまって、忘れたいわけだ。
そして、シン・ゴジラ登場!。
(【ネタバレ「シン・ゴジラ」】巨大不明生物ゴジラの細胞生理学的考察)
https://note.mu/hamaji/n/nc3833e26ab1d
つまり、ゴジラは、極限環境微生物と共生することで、強大なパワーを得たわけだ。
その原因は、どうやら、核廃棄物らしい・・・。
ほらね、地層処分した核廃棄物が、一定の年限(数万年)を経て、地下生命圏の微生物を突然変異させ、未来のシン・ゴジラ(新・シン・ゴジラ?)を誕生させるというストーリーだ。
(長寿命核種の分離変換技術に関する研究開発の現状と今後の進め方
平成12年3月31日原子力委員会原子力バックエンド対策専門部会)
http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/nuclear/rw/docs/library/rprt/rprt04-0.pdf
これを読むと、何をやっても、高レベル廃棄物はなくならず、少なくとも数百年は人間から遠ざけておかなければならないとされている。
つまり、どの道、未来の人類は地層処分された核物質を引き継ぐことになる(このことは、すでに確定していて、今更避けることはできない)。
ああ、正確に言えば、引き継ぐことはない。
忘れられ、やがて、そんなもんはなかったことになる。
そして、未来の人類(あるいは、その後継)の目の前に、ゴジラが現れるというわけだ。
ギャオーッ!。
高レベル廃棄物を減容化できたとしても、高々3分の1とか5分の1にできるだけだ。
1000分の1とかには、理論上も無理らしい。
やっぱ、岩石圏の生物群を放射化して、ゴジラに寄生する生物にするしかないのか・・・。
放射能(放射性物質)を食って生きる生物もできるかもしれないな。
生体濃縮されて、いつまで経っても放射能は減らない(なんか、違うような気もするんだがな)。
体内で、核融合するやつが現れるかもしれない(重粒子で核融合出来たら、ノーベル賞間違いないな)。
何万年か前に残してくれた放射性物質が、新たな生命を育む。
何事も、前向きに考えればいいのかもしれない(そうなのかあ?)。
遠慮せずに、じゃんじゃん放射性破棄物出して、どんどん埋めればいいじゃん!?。
地球の生態系は、現代の人類が理解しているよりも、ずっと奥深いに違いない。
現代人類が目の敵にしている二酸化炭素だって、昔は地球上に満ち溢れていたわけだし、酸素(分子)なんて猛毒は、昔の地球(30億年くらい前)には殆どなかったわけだしな。
二酸化炭素は海洋に溶け込み、植物を育み、酸素は細胞の構造を変化させ、そのエネルギーを利用する生物を繁栄させた。
放射線が多少増えたって、そう簡単に生物圏がイカレルことはない(たぶん)。
おそらく、人類は、その慣れの果てを拝むことはできない。
やっぱ、ゴキブリとハイブリッドするしかないのかあ?。
幸い、浮沈子は、そんなキモイ未来を見ることはない。
未来の人類は(仮に生き残っていたとして)、現代文明をどのように眺めることになるのかな。
火を用いて文明を築いたように、原子核エネルギーを用いて、何かを築くことが出来るんだろうか。
火は、災いと共に、大きな利便性を生み出した。
21世紀になっても、火事で亡くなる方は後を絶たない。
自動車事故(概ね、内燃機関で動く)で亡くなる方も多い。
しかし、火のない生活に戻ろうとは、誰も言わない。
核エネルギーの開放が、それと同じかどうかは分からない。
人類が火を手に入れてから何十万年かが経ったのだろうが、そのくらい時間をかけなければ、文明の選択の結果は出ないだろう。
原子力の火が灯ってから、まだ70年くらいしか経っていないのに、結論を出すのは早過ぎるような気がするな。
やっぱ、ゴジラが出るまでは、分かりっこないのだ・・・。
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