仮想ルート達 ― 2017年04月23日 19:53
仮想ルート達
チェンジルートっていうんだろうか。
開発などの試験的な運用や、アプリケーションの導入などの目的から、仮想的にルートっぽい振る舞いをする領域を与えて、その中でそれらしき操作を可能とする。
もちろん、親のシステムの本物の領域では振る舞えないし、ルートディレクトリとかも、実際はユーザー領域だったりする。
十分なメモリーやマシンパワー(計算能力:グラフィック含む)があれば、複数の領域を異なる仮想ルートに割り当てて、ぐりぐりと動かすことも可能だ。
偽物のルート環境とは言え、そこでは、独自のふるまいをアプリケーションにさせることが出来る。
レグザタブレット上で、このところ弄っているが、デビアンノールートとグヌールートデビアンを両方立ち上げてみた。
裏では、もちろん、アンドロイドが動いている。
グヌールートデビアンは、日本語環境が構築できず、いろいろ弄っているうちにGUI環境が立ち上がらなくなったので、一度アンインストールしてから入れなおした。
アンドロイドのアプリ管理機能から行ったが、ややファイルが残る(デスクトップなど)
しかし、安定してGUI環境を立ち上げるコツをつかんだ。
アンドロイドを起動してから、十分時間をおいてXサーバーとCUIを起動するというのがミソだ(1分かからずにXサーバーに繋がる)。
こっちの環境は、日本語が使えない代わりに、ブラウザが起動して、ネットサーフィンが出来る。
ブラウザーの中では日本語が見られる。
なんと、動画まで見られる。
もちろん、音声と映像はバラバラだが。
音声ファイルなら、十分に再生可能だ。
浮沈子は、そういうのが目的ではないから、深みにはまらないようにしようと考えている。
グヌーノールートデビアンは、あくまで英語環境のテキストベースでのお勉強だ。
アンドロイドに付いているコンソールで、十分実用になる。
日本語表示とか、日本語入力環境が欲しくなれば、デビアンノールートでいい。
なかなか使えそうな感じなんだが、残念なことにブラウザーが繋がらない。
VLCも入れてみたが、動かなかった(詳しくないんで)。
2個、仮想ルート環境を立ち上げて、それでも足りないところは、親のアンドロイドを使えば何とかなる・・・。
そういう使い方じゃあないんだけどな。
それもこれも、リナックスタブレットが出回れば、全て解決される話だ。
ウブンツタッチがお蔵入りしたことは、実に悲しい。
巷では、企業ニーズに応える形で、ウインドウズタブレット(キーボード付き)が流行りらしい。
安いノートパソコン代わりだ。
アンドロイドタブレットが売れなくなった分、ウインドウズタブレットが売れていくんだろう。
ちょっと違うような気もするけどな。
それでも、十分対応できるだろう。
業務で使う分には十分だ。
コンテンツを見たり、チェックボックスを選択するならタブレットでもいいが、ドキュメントを書くのには従来のタブレットは不向きだ。
もちろん、平文ならキーボードを付ければ打てる。
しかし、印刷用に見栄えを良くするには、それなりのアプリが必要だしな。
まあ、ワードも使えるからいいか。
リッチコンテンツを見たりするには、ウインドウズタブレットは、逆に不向きかもしれない。
パワー食うしな。
さすがに、3つのOSを立ち上げると、レグザタブレットも固まる。
CPUが悲鳴を上げ、1Gしかないメモリーを食い合う。
やっと、それらしい環境が出来た。
この2週間余りというもの、ヘンタイなリナックス環境を作るのに、いろいろ苦労を重ねてきた。
後は、ルートを取るか、真っ新な環境に、カーネル含めて本当のリナックスを入れるかだな。
デュアルブートという手もある。
ドライバーが揃っている適当な奴があれば、やってみてもいいけど。
まあ、止めといた方が無難だろう。
浮沈子の環境では、グヌールートデビアンで2G、デビアンノール-トで1.49Gを使用している。
アプリ領域全体で5.15Gだから、大半を占めている(67.8パーセント)。
動画を3.49G入れているので、合わせて8.64G。
消費量が9.18だから、その他を合計しても0.54Gということになる。
例によって、足し算しても合わない。
ざっくりと、そんな感じだ。
32Gのうち、解放されているのは27.29Gだけ。
フォーマットして減っているにしても、3GくらいはOSに持っていかれているんだろう。
こうしてみると、32Gというのは、十分なストレージということになるな。
16Gでも不安はない。
リナックスのテキスト環境を持ち運ぶのには、十分過ぎる。
隔離領域からは、SDカード(sdcard)として、ユーザーに解放された内部ストレージがアクセス可能だ。
仮想ルートの他にも、コンテナとかドッカーとか、仮想マシンというのがあるらしいが、詳しいことは分からない。
汎用機では、昔から使っていた。
仮想化技術は、コンピューターの高可用性を維持するために使われていたし、開発環境にも使っていたな。
コンピューターは、億単位の値段が付いていたし、何百人ものオペレーターが1台のメインフレームをタイムシェアリングしていた。
今日のように、コンピューターが手のひらに乗ったり、一人で10台(10枚?)を所有するなどというのは、現実的な話とは思われなかった。
その10台のうちの1台を、さらに仮想化してどーする?。
チェンジルートは、昔から使われた最も簡便な仮想化の方法だそうだ。
リナックスのお勉強をするのに、どこでもリナックス環境を構築するには手頃な手段だ。
アンドロイドのように、カーネルがリナックスだから、簡単にできるんだろう。
ⅰOSとかじゃだめなのかな(ジャイルブレーク(脱獄)という言葉は聞いたことあるけどな)。
BSD系の仮想化技術も、ジャイルというらしいから、そこから来ているのかもしれない。
仮想化は、自ら監獄に入るようなもんだな。
しかし、アンドロイド上で仮想ルートを作るというのは、アプリケーションの幅を広げることだ。
軽いテキストベースの処理を、簡単なプログラムで高速に処理してくれる。
(知らぬはエンジニアの恥。今さら聞けない【コンテナ/仮想化技術】11選)
http://paiza.hatenablog.com/entry/2014/10/21/%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AC%E3%81%AF%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%81%A5%E3%80%82%E4%BB%8A%E3%81%95%E3%82%89%E8%81%9E%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%90%E3%82%B3%E3%83%B3
自由と速度を求めるアプリケーション開発者と、セキュリティと管理の簡素化を求めるシステム管理者のせめぎあいの歴史だ。
ここに登場する仮想化技術の中で、何が生き残っていくんだろうか。
ハードウェア技術とソフトウェア技術が、時代とともに変化していって、その中での最適解を求め続けるんだろう。
仮想化に終わりはないのだ。
人間が行っているシステム管理をAIが行うようになり、管理コストが激減すれば、また、異なるパラダイムが登場するかもしれない。
ハードウェアのコストが、3桁単位で安くなってきた歴史を考えると、ソフトで救済するより、そのノードを切り離して、捨ててしまうというのが主流になるかもしれないのだ(再起動すらしない)。
ユーザー環境は分散されているので、どこかのノードで実行されているしな。
メタルの交換も、ロボットが行う。
その先にあるのは、ハードウェアにソフトが焼かれた世界だ。
膨大なソフトウェアを焼き付けたロムの流通で動く。
今のサーバなんて、指の先に乗るかもしれない。
そして、それを組み込んだデバイスをコンセントに差すだけ。
電源は必要だしな。
あとは、無線で飛ばす。
全てがIoT化して、世界はチップの中に埋もれていくのだ・・・。
チェンジルートっていうんだろうか。
開発などの試験的な運用や、アプリケーションの導入などの目的から、仮想的にルートっぽい振る舞いをする領域を与えて、その中でそれらしき操作を可能とする。
もちろん、親のシステムの本物の領域では振る舞えないし、ルートディレクトリとかも、実際はユーザー領域だったりする。
十分なメモリーやマシンパワー(計算能力:グラフィック含む)があれば、複数の領域を異なる仮想ルートに割り当てて、ぐりぐりと動かすことも可能だ。
偽物のルート環境とは言え、そこでは、独自のふるまいをアプリケーションにさせることが出来る。
レグザタブレット上で、このところ弄っているが、デビアンノールートとグヌールートデビアンを両方立ち上げてみた。
裏では、もちろん、アンドロイドが動いている。
グヌールートデビアンは、日本語環境が構築できず、いろいろ弄っているうちにGUI環境が立ち上がらなくなったので、一度アンインストールしてから入れなおした。
アンドロイドのアプリ管理機能から行ったが、ややファイルが残る(デスクトップなど)
しかし、安定してGUI環境を立ち上げるコツをつかんだ。
アンドロイドを起動してから、十分時間をおいてXサーバーとCUIを起動するというのがミソだ(1分かからずにXサーバーに繋がる)。
こっちの環境は、日本語が使えない代わりに、ブラウザが起動して、ネットサーフィンが出来る。
ブラウザーの中では日本語が見られる。
なんと、動画まで見られる。
もちろん、音声と映像はバラバラだが。
音声ファイルなら、十分に再生可能だ。
浮沈子は、そういうのが目的ではないから、深みにはまらないようにしようと考えている。
グヌーノールートデビアンは、あくまで英語環境のテキストベースでのお勉強だ。
アンドロイドに付いているコンソールで、十分実用になる。
日本語表示とか、日本語入力環境が欲しくなれば、デビアンノールートでいい。
なかなか使えそうな感じなんだが、残念なことにブラウザーが繋がらない。
VLCも入れてみたが、動かなかった(詳しくないんで)。
2個、仮想ルート環境を立ち上げて、それでも足りないところは、親のアンドロイドを使えば何とかなる・・・。
そういう使い方じゃあないんだけどな。
それもこれも、リナックスタブレットが出回れば、全て解決される話だ。
ウブンツタッチがお蔵入りしたことは、実に悲しい。
巷では、企業ニーズに応える形で、ウインドウズタブレット(キーボード付き)が流行りらしい。
安いノートパソコン代わりだ。
アンドロイドタブレットが売れなくなった分、ウインドウズタブレットが売れていくんだろう。
ちょっと違うような気もするけどな。
それでも、十分対応できるだろう。
業務で使う分には十分だ。
コンテンツを見たり、チェックボックスを選択するならタブレットでもいいが、ドキュメントを書くのには従来のタブレットは不向きだ。
もちろん、平文ならキーボードを付ければ打てる。
しかし、印刷用に見栄えを良くするには、それなりのアプリが必要だしな。
まあ、ワードも使えるからいいか。
リッチコンテンツを見たりするには、ウインドウズタブレットは、逆に不向きかもしれない。
パワー食うしな。
さすがに、3つのOSを立ち上げると、レグザタブレットも固まる。
CPUが悲鳴を上げ、1Gしかないメモリーを食い合う。
やっと、それらしい環境が出来た。
この2週間余りというもの、ヘンタイなリナックス環境を作るのに、いろいろ苦労を重ねてきた。
後は、ルートを取るか、真っ新な環境に、カーネル含めて本当のリナックスを入れるかだな。
デュアルブートという手もある。
ドライバーが揃っている適当な奴があれば、やってみてもいいけど。
まあ、止めといた方が無難だろう。
浮沈子の環境では、グヌールートデビアンで2G、デビアンノール-トで1.49Gを使用している。
アプリ領域全体で5.15Gだから、大半を占めている(67.8パーセント)。
動画を3.49G入れているので、合わせて8.64G。
消費量が9.18だから、その他を合計しても0.54Gということになる。
例によって、足し算しても合わない。
ざっくりと、そんな感じだ。
32Gのうち、解放されているのは27.29Gだけ。
フォーマットして減っているにしても、3GくらいはOSに持っていかれているんだろう。
こうしてみると、32Gというのは、十分なストレージということになるな。
16Gでも不安はない。
リナックスのテキスト環境を持ち運ぶのには、十分過ぎる。
隔離領域からは、SDカード(sdcard)として、ユーザーに解放された内部ストレージがアクセス可能だ。
仮想ルートの他にも、コンテナとかドッカーとか、仮想マシンというのがあるらしいが、詳しいことは分からない。
汎用機では、昔から使っていた。
仮想化技術は、コンピューターの高可用性を維持するために使われていたし、開発環境にも使っていたな。
コンピューターは、億単位の値段が付いていたし、何百人ものオペレーターが1台のメインフレームをタイムシェアリングしていた。
今日のように、コンピューターが手のひらに乗ったり、一人で10台(10枚?)を所有するなどというのは、現実的な話とは思われなかった。
その10台のうちの1台を、さらに仮想化してどーする?。
チェンジルートは、昔から使われた最も簡便な仮想化の方法だそうだ。
リナックスのお勉強をするのに、どこでもリナックス環境を構築するには手頃な手段だ。
アンドロイドのように、カーネルがリナックスだから、簡単にできるんだろう。
ⅰOSとかじゃだめなのかな(ジャイルブレーク(脱獄)という言葉は聞いたことあるけどな)。
BSD系の仮想化技術も、ジャイルというらしいから、そこから来ているのかもしれない。
仮想化は、自ら監獄に入るようなもんだな。
しかし、アンドロイド上で仮想ルートを作るというのは、アプリケーションの幅を広げることだ。
軽いテキストベースの処理を、簡単なプログラムで高速に処理してくれる。
(知らぬはエンジニアの恥。今さら聞けない【コンテナ/仮想化技術】11選)
http://paiza.hatenablog.com/entry/2014/10/21/%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AC%E3%81%AF%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%81%A5%E3%80%82%E4%BB%8A%E3%81%95%E3%82%89%E8%81%9E%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%90%E3%82%B3%E3%83%B3
自由と速度を求めるアプリケーション開発者と、セキュリティと管理の簡素化を求めるシステム管理者のせめぎあいの歴史だ。
ここに登場する仮想化技術の中で、何が生き残っていくんだろうか。
ハードウェア技術とソフトウェア技術が、時代とともに変化していって、その中での最適解を求め続けるんだろう。
仮想化に終わりはないのだ。
人間が行っているシステム管理をAIが行うようになり、管理コストが激減すれば、また、異なるパラダイムが登場するかもしれない。
ハードウェアのコストが、3桁単位で安くなってきた歴史を考えると、ソフトで救済するより、そのノードを切り離して、捨ててしまうというのが主流になるかもしれないのだ(再起動すらしない)。
ユーザー環境は分散されているので、どこかのノードで実行されているしな。
メタルの交換も、ロボットが行う。
その先にあるのは、ハードウェアにソフトが焼かれた世界だ。
膨大なソフトウェアを焼き付けたロムの流通で動く。
今のサーバなんて、指の先に乗るかもしれない。
そして、それを組み込んだデバイスをコンセントに差すだけ。
電源は必要だしな。
あとは、無線で飛ばす。
全てがIoT化して、世界はチップの中に埋もれていくのだ・・・。
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