続々・またまた地球外生命探査の話だが、このネタの真相は意外に深いかもしれない2019年11月21日 22:46

続々・またまた地球外生命探査の話だが、このネタの真相は意外に深いかもしれない


先週火曜日(11月12日)以来、9日振りにフィットネスで汗を流す。

まだ、風邪は治っていないが、爆食爆睡を続けていれば、とんでもないことになりそうな予感がして、無理して出かけた。

筋トレは、1クールだけにしようと思ったんだが、始めてみると結構快適にホイホイとこなしてしまって、1クールでは物足りなくなった。

で、2周目に入っても、腹筋以外は何のことはなく終わってしまう。

腹筋だけは辛かったな。

1クール30回ずつ10回刻みでやるんだが、2クール目の20回辺りからキツくなった。

最後の10回は、必死だ・・・。

9月頃は、2クールをダブルでこなしていたわけだからな。

腹筋、背筋とも、120回やってたわけで、とても信じられない。

プールだって、1000mずつ2回泳いでたしな。

今は、300mだけ。

水に浸かったと思ったら、もうおしまい。

夕方から、もう1回、プールだけに行く。

これも、300mだけ。

それでも、何とか65kg台に戻す。

まだ、壁の外だが、頑張って壁の内側に戻らなくてはならない。

まあ、どうでもいいんですが。

筋力が落ちていなかったのは意外だったな。

メニューをこなすのに抵抗はない。

まあ、元々、怪我したくないからウエイトは少なめだ。

回数も、無理のない範囲に留めている。

ダイエットに伴う筋肉量の減少を抑えるのが目的だからな。

ムキムキになるためではない。

それでも、肩の可動範囲を維持したり、ダブルタンク担いで坂を上ったりするのには、ある程度の筋力が必要だ。

体重は、今期瞬間最低体重から3.6kgリバウンドしたが(今日の最低体重は65.7kg)、脂肪や水分が増えただけで、筋肉量は維持できている感じだ。

まあいい。

さて、本題の地球外生命探査の話だ。

太陽系内なら、探査機飛ばして直接観測したり、ゆくゆくはサンプルリターンも可能だろうが、系外惑星の生命体探査となると、実際にそこに行くわけにはいかないから、電磁波観測を中心とした間接的な話になる。

オウムアムアみたいに、他の星系からやってくる天体にランデブーしたりドッキングすれば、もう少しましな情報が得られるかもしれない。

太陽系全体に観測網を広げ、接近する系外天体を補足するシステムとかも構築される可能性がある。

軍事力を誇示したい見栄張り国家がばら撒くスペースデブリの観測網よりは、人類の知見を広げる役には立つだろう。

系外惑星の観測に、ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡が使われる話は、このシリーズの第一回にちょこっと触れた。

ちゃんとした記事が上がっていたので、引用する。

(太陽系外惑星をもっと知りたい!ジェイムズ・ウェッブ望遠鏡とは?)
https://blog.miraikan.jst.go.jp/topics/20170417post-739.html

「2018年に打ち上げられる予定のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で、惑星の大気の化学組成や、惑星の温度、表面の気圧を分析できるようになる」(2019年1月追記:この記事の公開後、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の打ち上げは2021年以降に延期になりました。)

ウィキによれば、今のところ2021年3月30日となっている。

「①惑星にカットされた分、光が弱くなる→恒星に対する惑星の相対的な大きさがわかる」

「②特定の波長の光が、惑星大気中に含まれる分子に吸収されてそこだけ減る(吸収線が現れる)→その物質が大気中にあることがわかる」

「系外惑星大気の観測自体はすでにハッブルなどでも行われていますが、ハッブルは可視光での観測が主でした。」

「水蒸気、二酸化炭素、メタンなど注目すべき分子の吸収帯は赤外にあるので、赤外線で調べる必要があります。」

JWSTは、赤方偏移している遠方の銀河を観測することが第一義だが、その光学特性が系外惑星の大気組成を知る上でも効果的ということになる。

地球近傍の系外惑星を網羅的に調査する作業は、現在、TESSが行っている。

(NASA探査機、1年かけて南天全体を観測。208枚の画像から作られたパノラマ画像)
https://sorae.info/astronomy/20191108-tess.html

「太陽系に比較的近い系外惑星を2年かけて全天から捜索」

「現在は北天に対して同様の観測を続けているTESSのデータは、2021年打ち上げ予定の「ジェイムズ・ウェッブ」宇宙望遠鏡が観測を実施する系外惑星の絞り込みなどにも利用される予定です。」

近いと言ったって、10光年とか20光年は離れているからな(最近(さいちか)でも、4光年以上)。

どんだけ見つかるかは分からないし、もちろんトランジット法で見つかる確率は低い。

(太陽系外惑星の発見方法:トランジット法)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E7%B3%BB%E5%A4%96%E6%83%91%E6%98%9F%E3%81%AE%E7%99%BA%E8%A6%8B%E6%96%B9%E6%B3%95#%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88%E6%B3%95

「太陽サイズの主星から1au離れた位置にある惑星が、地球から見て主星の手前を横断する確率はわずか0.47%しかない。さらに、主星からより離れた惑星では、このような位置関係が実現する確率はより一層低くなる。」

惑星の大きさとか、大気組成を観測するには悪くない手法だがな。

「トランジット法の主な利点は、恒星の光度曲線における減光率から惑星の大きさを求められることにある。また、ドップラー分光法の観測と組み合わせて惑星の真の質量がわかれば、密度を求める事ができ、惑星に関して多くの物理的特徴が得られる。」

「また、トランジット法からは惑星の大気組成を求める事も出来る。惑星が恒星面を通過すると、恒星の光の一部は惑星の上層大気を通過する。その際の、恒星の高解像度のスペクトルを分析する事で、大気成分を特定出来る。この手法は「トランジット分光」と呼ばれている。」

「また、惑星の大気を検出出来れば、惑星の表面温度を求めることができる。2005年3月、2つの研究チームがスピッツァー宇宙望遠鏡を使って、惑星の表面温度の測定を行った。」

測定結果に70Kの差があるのが気に入らないけどな。

様々な観測装置、観測手法を組み合わせ、系外惑星の観測は、これからの地球外生命体探査の有力な手法となっていくに違いない。

3回に分けて書いてきた最近の報道に見る地球外生命体探査も、ひとまずこれでお終い。

相変わらず、浮沈子はその存在には懐疑的だ。

調べれば調べるほど、この地球が生命の誕生、その進化、生存に適していた例外的な環境である事が分かってくる気がする。

宇宙には、兆を超える系外惑星が存在するし、それらの中には生命を宿してもおかしくない星があるかも知れない。

その可能性を全面的に否定することは不可能だ。

観測可能な系外惑星にしたって、地球の近所の、天の川銀河のほんの片隅の話でしかない。

銀河全体、ましてや他の銀河系の系外惑星の観測など、夢のまた夢だし、実際にそこに赴いて探査することは事実上不可能だ。

人類の文明が、あとどのくらい続くかは分からないが、仮に大甘にみて1億年くらい持ったとしても、その間に地球外生命体を発見できるかどうかはビミョーだ。

1億年といえば、100万世紀だ。

100年の100万倍・・・。

やれやれ・・・。

JWSTの打ち上げは、当初の予定を何年も過ぎているけど、人類の文明の長さから見ればわずかの話に過ぎない。

エウロパの探査も、エンケラドゥスやタイタンの探査も、もちろん、火星やその月(ダイモスやフォボス)の話にしたって、数年とか十数年の遅れに過ぎない。

浮沈子的に見れば、どーせ見つかりっこない話だしな。

引っ張れるだけ引っ張って、打ち切りになる時期を先延ばしにしているようにも見える。

太陽系内の他の天体に、地球由来の生命(人工生命でもいいんですが)を播種できれば、もう、地球外生命体の探査自体の意味が薄れてくるかもしれないしな。

むしろ、この宇宙を我が物として考える人類の身勝手さを考慮すれば、その方が都合がいいかも知れない。

真の宇宙開発は、そこから始まるともいえる。

他の天体に、地球外生命がいるかもしれないとか、地球由来の生命体で汚染してはいけないとか、そういう心配なしに、バンバン出来るようになるだろう(そういうことかあ?)。

我々は孤独だ・・・。

だが、それがどーした?。

人類の文明が1億年くらい続けば、他の恒星系に進出する何らかの方法を見出すかもしれない。

他の銀河へ行くことができるかどうかはビミョーだがな。

数百億光年に及ぶ、茫漠たる無人の荒野が広がる。

尖閣諸島だとか、竹島だとか、南シナ海とか、何をみみっちい話をしているのか。

世界の指導者が、浮沈子のような妄想に憑りつかれてしまえば、アホらしくて戦争する気にもなれないと思うけどな(そんなあ!)。

その意味でも、地球外生命体など存在しない方が平和だろう。

来世紀の、木星圏への本格的な進出に備えて、せっせと技術や科学的知見の蓄積に励むべきだろう。

有人探査は当分無理だろうけどな。

放射線やら磁気エネルギーやらに満ち溢れているようだからな。

そんなところに、生命体が生まれても、どーしようもない気がするけどな・・・。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
kfujitoの徒然の筆者のペンネームは、
「○○子」です。
○○を記入してください。

コメント:

トラックバック