水中ロボット2015年11月19日 03:05

水中ロボット
水中ロボット


(第1回 ペンギンカメラの衝撃)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20110615/274126/

「ペンギンの背中に超小型カメラを装着し(つまりペンギンにカメラマンになってもらい)撮影したものなのだ。南極の氷の下、人間は長時間潜水できないし、潜水艇を用いても、ペンギンは素早すぎて追い切れない。ならば、いっそ、小型カメラをくっつけてしまえ、という発想でものにした貴重な映像だ。」

データロガーを生物にくっ付けて、一定時間後に回収して、中のデータを取り出しては、ああでもない、こうでもないと頭を抱える・・・。

それに、カメラをつけて、映像も記録して・・・。

そういう発想で見れば、画像記録付きデータロガー(バイオロギング)なのかもしれない。

しかし、浮沈子が見るところ、これは生体に括り付けたROVのようなもんだ。

(ROV)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/01/08/7180330

「遠隔操作無人探査機(えんかくそうさむじんたんさき、Remotely operated vehicle; ROV)は遠隔操作で動く水中探査機である。」

略語からして、適切ではない(別に、遠隔操作しているわけではないから)。

しかし、最終的には、映像(動画)を撮ってくるわけだから、そのプロセスはどうでもいいのだ。

須賀次郎氏のブログに、ROVの話があった後に、この記事を読んで、ピンときたわけだ。

ははあ、ROVの動力とか、コントロールを生物任せにするとこうなるんだな。

BOV(Biological operated vehicle)というわけだ。

まあ、どうでもいいんですが。

船上からコントロールするのではなく、ダイバーによって水中からコントロールされるという須賀氏のイメージにぴったりの映像がある。

(Thunder Tiger TTRobotix Seawolf - Deepsea Challenger Featured in 2015 DEMA Show)
https://www.youtube.com/watch?v=wSsWZNEUIdM

TTロボティクスといえば、ドローンの会社だな。

このシーウルフというROVが、どれほどのものかは分からないが、途中まででもダイバーを引っ張ってくれると有り難いな。

超音波で、ダイバーと交信し、近距離ならケーブルなしで運用できると有り難い。

自撮りとかも、やってくれるようになるだろう。

というか、浮沈子が以前に構想したロボットバディだ。

(バディ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/12/15/7517480

「水中でのダイバーの心強い味方、頼れる相棒、タフで元気で、安心できる真の友・・・。」

何でも自動化される世の中になってきた。

調査や研究についてはともかく、レジャーダイビングをサポートするロボットは、遠からず出現するだろう。

シーウルフで自撮りするのは時間の問題だし、小型化され、自分で泳いで行って、生物の背中に取り付いて、必要な記録をしたら戻ってくるようになるかもしれない。

水中ロボットかあ。

その芽は、確実に出てきている。

うらしまとかもあったしな。

(うらしま)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%BE

「将来的には最大深度6000m、航続距離3000kmを目指している。」

手軽に買ったりするわけにはいかないなあ。

最大水深1000m、航続距離30km位なら、小笠原でダイオウイカ狙えるかもしれない。

潜水艇より手軽で、ダイバーより融通が利くロボット。

カメラとか搭載して、自律航行し、オモシロ映像をゲットしてくる奴。

人間なんて、飽和潜水したって、どーせ1000m位までしか行けないし、遊びで潜るとしたら100mかそこいらだ。

簡単に水深を稼いで、見てきたような映像を持って帰れれば、ロボットで十分だろう。

当然、360度映像である。

水中グーグルストリートだな。

リアルタイムで流せれば、すごい話だ。

そのうち、そういうのも出てくるかもしれない。

そういう時代だろう、21世紀って!。

空気潜水で、60mまで安く行くとか、そういう話じゃないんじゃね?。

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